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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 2月11日(月・祝) 11時から13時30分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、3月21日(木・祝)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)詳細はお問い合わせください

其の二百十七、立てる 大東流合気柔術 東京稽古会  



平成30年、最後の更新となりました。
今年一年、東京稽古会の動画ブログを読んでくださった方々に深く感謝申し上げます。
来年もより一層精進していく所存です。変わらぬご支援をお願いいたします。


さて、これまでに何度も繰り返して修練してきた手刀詰の鍛錬法を、いつもとは違う角度から取り上げていきましょう。


立てる1


大東流合気柔術の基本的な考え方として、剣の使い方をもとに身体操作するということがありますが、ここでもその思考法がカギとなってきます。

まずは動画を見てください。





相手の片手捕に対し、肩を詰めるように身体を前に出します。
同時に外に捌いて、相手の手首を外側から巻くようにして手刀を絡めます

すると、自分の小指側が相手の手首関節に触れますので、そこを斬り落とすように手刀を操作します。
この操作で相手は手首の関節のみならず、肘、肩、腰を崩されて膝から折れてしまいます。

言葉にすれば、これだけのことですが、これがなかなか思うようにはいかないんですね。


立てる2


冒頭にあげた「剣の使い方」ですが、相手の手首に手刀を絡めるというところに、その核心部分が反映されます。
と同時にここが一番分かりにくいところでもあります。絡める、外側から巻く、という表現が誤解を生みやすいんですよね。

表題に「立てる」とありますが、大事なことは剣を構えるときのように手刀を縦に使うことです。
さらにその手刀は、自分の体の中心にあることが必要になります。


立てる3


手刀を「立てる」ことで「小手先の動きを排する」ことが出来るようになります。
身体全体で手刀を使うことを念頭に置いて稽古に臨んでください。

来年も、東京稽古会でお会いしましょう。


Posted on 2018/12/27 Thu. 18:12 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  剣の理合 
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其の二百十五、正しく捕る 大東流合気柔術 東京稽古会  


これも、何度も取り上げてきた大東流合気柔術の初伝一カ条の技「逆腕捕」です。
今回は、逆腕捕の正しい捕り方を重点的に稽古するために、通常は胸捕で行うところを片手捕で行います。


正しく捕る


「正しい捕り方」とは、手の握り方、腕のとらえ方、斬り落とし方、などを総合的に見たものです。
正確な方法を身につけて、逆腕捕を効果的に行えるようになってください。

まずは、動画を見てみましょう。





片手を掴まれたところを、手刀を立てるように外側からからめていきます。
ここはいつも言うことですが、手だけを回すのではなく、体の動きと連動させることが重要です。
手刀が体の中心になるように操作しましょう。

しっかりと自分の正面に手刀を構えられたら、相手の手首は折れて、上体が崩れてくるはずです。
ここで、もう片方の手で、相手の手の甲を掴みます。
相手が崩れる前に手を伸ばすと、自分の体勢が弱くなるので注意してくださいね。
どうしても相手の身体が崩れにくいというときは、手刀で相手の親指を斬りこむようにしてみましょう。手首が折れ、上体が動き出すはずです。


正しく捕る4


次に、手のとらえ方です。
相手の小指球の膨らみに、自分の小指をひっかけるようにします。強く握りこむと外れてしまうので、あくまで「引っかける」ように。
さらに相手の親指の付け根のところに、自分の親指を密着させるようにします。
ちょうど、自分の手のひらで相手の手の甲を「包む」ようなイメージです。

初めのうちは余分な力が入ってしまいがちです。剣の柄を握る意識で、自分の手首が曲がらないように操作してください。


正しく捕る3


手をとらえたら、次は肘です。ちょうど肘関節のところ、二の腕側(肩に近いほう)を掴みます。
ここでも両手が自分の正面にあることを確認してくださいね。

相手のつま先を底辺とした三角形の頂点を「三角点」といいますが、そこに導くように腕を斬り落とします。
相手の手首を自分の腰骨のところにつけましょう。
これも、剣で斬り落とす時のことをイメージすると理解しやすいと思いますよ。


正しく捕る1


次回は、この操作を使っての後捕の形、「抱締捕」を解説します!

Posted on 2018/12/13 Thu. 19:05 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  姿勢  連動  中心 
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其の二百十二、当身で伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術では、身体構造の仕組みを利用して相手を崩していくという術理が使われます。
今回は、相手の身体を「伸ばす」ことで不自由な状態を作り、倒していきます。


当身で伸ばす4


その際に使われる、当身についても併せて解説していきますね。

動画を見てください。





相手が片手を掴んできます。
捕り手側はがっつり掴まれる前に外側に体を捌いてください。足で捌くと同時に手刀を相手の手首にかぶせるように操作します。
そうすると、親指が相手の小指球あたりに引っかかるような状態になります。
ここで力を入れて握りこむのではなく、そのまま引っかかった感じを保って手刀をやや外側に斬り払います。

そして、この手刀の動きと同時に反対側の腕で当身を打ちます。
相手の顔面に向けてまっすぐ腕を突き出してください。


当身で伸ばす6


この当身は、打撃によってダメージを与えるものではありません。
あくまでも相手の体勢を崩すためのものです。

ただ、だからと言って打つ方向が相手から外れていたり、当たっても痛みが全くないように打ったのでは意味がありませんよ。

稽古中はお互いが適度な緊張感をもってやり取りをすることが大事です。
捕り手側はしっかり「当てる」。受けるほうは当然、それをちゃんと「防ぐ」
その意識をもって稽古してくださいね。


当身で伸ばす3


この当身を打つことによって、手刀で斬り払った手首と顔の間の線が伸びます。
ただし、本当に伸ばしたいのはそこではなく、腰から脇腹にかけての線です。
これを伸ばされることによって、相手の体勢を崩すことができるんです。

そのために必要なのが、当身を自分の体の中心で打つことです。
コツとしては、拳を伸びていく相手の腕に沿うような軌道を描くように、さらに自分の正面が相手に向くように操作してください。


当身で伸ばす2


相手の体勢が崩れたら、裏(後ろ側)に踏み込んで倒します。

次回も、この「伸ばす」操作を使って相手を制していく動きを取り上げます。



Posted on 2018/11/22 Thu. 19:06 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  当身  中心 
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其の二百七、片手捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝技にある裏落(うらおとし)の基本動作です。

初伝一カ条では、受け側の攻撃は袖捕になります。道着の二の腕部分を掴んで攻撃されます。
今回は片手を握られますが、崩し方の基本原理は同じです。


片手捕裏落4


これまでにも何度か取り上げてきた形ですが、今回は特に、相手との接点をどう扱っていくかということについて考えてみようと思います。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってきます。片手捕ですね。
動画では最初、掛け手(かけて)で対応していますが、途中から相手につかませたまま対応しています。ここでは通常の片手捕で解説します。

掴まれた手首に力を入れず、柔らかく腕を伸ばしてください
そのまま、相手のあごに向けて当身を打ちつつ、相手に並ぶように側面に踏み込みます。

このとき、相手を腕で横に引っ張るようにしてはいけません。
そうではなく、体の動きに合わせて相手につかまれている接点が移動していくような意識で崩していきます。
小手先の動きでなく、全身の連動を使った操作ですね。


片手捕裏落1


初めはどうしても腕の力で何とかしようとしてしまいがちですが、何度もやっているうちに、連動が生みだす大きな効果を感じることができるはずです。

相手の接点を移動させることで、当然相手の体のバランスは崩れます。
さらに、相手の裏に接点を持っていきましょう。


具体的には相手の腰の下あたり。二本の足で支えている点を底辺とした、三角形の頂点に重心を誘導していきます。
これを大東流では裏と呼んでいます。

この時も腕だけを伸ばしたり、上半身を前傾させて接点を持って行ってはうまくいきません。
接点は常に、体の中心にある、ということを意識してください。


片手捕裏落2


接点を下げるには、身体全体を低くします。
手首から先を柔らかく脱力して使うことで、接点に大きな力が伝わり、その結果相手は大きく崩されていきます。

文章では、なかなか伝えづらいですね(*´~`*)
東京稽古会で、一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/10/18 Thu. 18:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  からだ  中心  連動  重心  当身  掛け手 
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其の二百六、手を合わせる 大東流合気柔術 東京稽古会  



「手を合わせる」といっても、「いただきます」や、「なんまんだぶ」のことではありません。
相手の掌に自分の手の甲をくっつけていく大東流合気柔術ならではの身体操作です。
このことが、ちょっと見ただけでは「ヤラセちゃうか」と思わせるくらい不思議な効果を生むんですね。


手を合わせる2


実際にこの動きを受けてみると、突然腰に大きな力がのしかかってくるように感じてしまいます。
その力の根拠が分からないままなので、対処することが出来ません。
まさに「為す術なく」という感じで崩されてしまうんですね。

動画を見ましょう。





片手を掴んできた相手の外側に捌きながら、手のひらを上に向けます。

このとき、相手を引っ張るようにせず、自分の手の甲を相手の掌の膨らんだ部分(掌底)に密着させるような意識をもって操作してください。

相手の外側に踏み込みながら腕を動かしましょう。
腕だけで操作すると、上手くいきません。連動が大事です。


手を合わせる3


しっかりと連動させると、相手の肘が曲がってくるはずです。
そうなったら、その肘から相手の腰に向かって力を流すようにしましょう。
ちょっと意味が分かりにくいかもしれませんね。

動画の中で先生が説明されていますが、相手の掌に「乗る」ような感覚が必要になります。
腕で押し込むのではなく、「乗る」んです。


手を合わせる1


さらに分かりにくくなりましたかね?
肩から先を脱力して、相手との接点に重心をかけていくようなイメージなんです。
このときに、相手の肘から腰にかけて意識を向けると、相手の体が崩れていきます。

まずはしっかりと身体を捌いて連動させること。次に密着と、脱力。
力づくでやると、稽古の目的が変わってきます。


手を合わせる4


少し難しいですが、最近はこの動きを自主稽古で良く取り上げてます。
東京稽古会に、参加してみませんか?




Posted on 2018/10/11 Thu. 18:41 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  連動  重心  合掌 
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