大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 3月20日(土・祝)11時00分から14時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
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其の二百八十六、自宅稽古 大東流合気柔術 東京稽古会 
東京稽古会では、一か所に集まっての稽古が出来ないこの期間、各自宅をオンラインで結んで、鍛錬を行っています。
週に3回の一人稽古ですが、大勢が一緒に行うことで意欲がわきます。
規則的に運動することで、生活にリズムも出ます。
初めての試みですが、数週間が経ち、うまく軌道に乗ってきました。
今日はその様子を紹介します。
自宅稽古では、初めに体幹トレーニングを行います。

以前このブログでも紹介した、
ストレッチ http://kobujutsu.jp/blog-entry-333.html
体軸バランス http://kobujutsu.jp/blog-entry-334.html
体幹トレーニング http://kobujutsu.jp/blog-entry-335.html
この三種を組み合わせることで古武術に必要な身体感覚を養成します。
脱力、軸の感覚、深層筋の活用など、古武術の動きに対してもメリットが大きい鍛錬法ですので、ぜひ取り入れてみてください。

そして、一本捕、逆腕捕といった型の動きを単独で修練できるよう、東京稽古会独自に体操法を考案して、行っています。
剣の動きを意識して操作を行うことで、身体の連動、中心の感覚、重心の移動…諸々の基本動作を反復練習します。
大東流合気柔術の稽古は通常、相対稽古といって、相手と向かい合って行うものです。
ただ、今回のようにいろいろな事情があって相対稽古が出来ない場合も起こり得ますよね。

工夫して、出来ることを見出す。
それもまた、古武術的な発想法です。
楽しんで、この時期を乗り越えましょう!
其の二百八十三、手刀 大東流合気柔術 東京稽古会 
東京稽古会では月に一回の本稽古で、大東流合気柔術の基本的な考えかたを学び、実際に修練し体感する稽古を行っています。
今回取り上げるのは、手刀の使い方です。

これまでにも何度か動きの中で言及してきた手刀の考え方ですが、今回は改めて、双方が手刀を使って行う修練方法のなかで、その理解をはかります。
まずは、動画を見てみましょう。
手刀とは、まず第一義には自分の手を刀とみなして操作する考え方です。
小指側を剣の刃、親指側を峰と仮想して、刀を使うように操作します。
これが大東流の「剣の理合」につながっていきます。
丹田を発した力が、腕の中心をとおって掌の真ん中にある「労宮(ろうきゅう)」というツボから放出されるイメージを持ってください。

指を柔らかく開き伸ばすことで、手の先全体からその力が出ていきます。
指先は力でガチガチにするのではなく、「芯を作って脱力」させましょう。これも、手刀を意識することで得られる古武術的な身体の使い方のひとつです。
その状態で、剣を振るように手刀を上段から斬り下ろしてください。
これが正面打ちです。

正面打ちを何度も繰り返して、脱力しながら手刀を使うことを修練してください。
それが出来たら、相対稽古です。
向かい合って、受け手が正面打ち、捕り手はそれを手刀で受けます。
この時、剣が直角に交差したり、相手の刀をはじき返すように受けるのではなく、相手の剣先に自分の剣先が添うように受けてみましょう。

また、動画の中でも解説していますが、腰を引かず、身体の中心は相手の方を向いていることが大事です。
目安として、両方の膝が相手の方を向いているかチェックしてみると分かり易いでしょう。

こうして、手刀を体の中心で使うことができると、一本捕をはじめとする、多くの型の要点が理解できるようになってきます。

毎日の稽古でも、手刀の概念を頭に入れながら、修練してみましょう!
稽古日誌 令和2年2月16日、18日、20日自主稽古、24日本稽古 
2月後半も大東流合気柔術 東京稽古会では週に2回の稽古を開催しています。
まずは2月16日(日)の自主稽古。

手刀詰鍛錬から、骨盤の上に垂直に乗る意識を中心に…

片手取・袖取の裏落、半座肘挫、居捕小手返、半座入身投と積み重ねました。

2月18日(火)の自主稽古。
平日稽古を火曜日に行うのは珍しいんですが、

肩を詰めることを主題に、居捕の両手取、立合の片手取、両手取といろいろなパターンで研究…

さらに衣紋締への対処を、抱締、背挫でやってみました。
形の稽古は、プロセスを完成していくのが楽しいですね。

さらに2月20日(木)の自主稽古。
この日は3人で少数精鋭でした。

片手取の対処を小手返と四方投。正面打ちを間合いで崩していく動きなどを。
稽古が終わったら、粛々とマットの上げ下ろしです。

2月24日(月・祝)は明大前、扶桑会館で初の本稽古でした。

天気もよく、熱のこもった修練となりました。

手刀について、初歩の考え方を確認した後、手刀詰。

基本中の基本だけに、理解していたつもりでも目からウロコだった人もいたようです。

その手刀の使い方をベースにして、小手返・・・

さらに応用して腕(かいな)の返しから裏落。

正面打一本捕、逆腕捕などを3時間にわたって反復練習しました。

感染症などの不安もありますが、正しい姿勢で日常を送りながら、着実に身を処していきましょう。
東京稽古会に参加希望の方は、ブログ内に設置のメールフォームにてお問い合わせください。
稽古日誌 令和2年2月11日二部稽古 新年会、13日自主稽古 大東流合気柔術 東京稽古会 
2月というのに、穏やかで暖かい日が続く東京です。
大東流合気柔術 東京稽古会では2月11日(月・祝)に二部稽古、さらに遅ればせながらの新年会を行いました


世田谷区総合運動公園は、抜けるような快晴でした

まずは午前中の一部稽古。

両手取の手刀詰で鍛錬したのちに、居捕逆腕捕、車倒をじっくりと。

休憩をはさんで午後から二部稽古です。

合気上鍛錬から、片手取四方投、小手返、肘返と・・・

接点を通じて体幹を崩すことを主題に研究しました。

稽古後は新年会

今回は先日の演武の反省会もかねて盛り上がりました。

毎回のことながら、楽しく食べ、飲み・・・
古武術を志す仲間たちと話の尽きない時間を過ごしました。

2日後の2月13日(木)は自主稽古。
明大前の扶桑会館(神社)にて修練です。

手刀の使い方を片手取、両手取、半座とバリエーションをつけて研究しました。

形だけでなく、じっくりと基本動作に取り組めるのも自主稽古の良さです。

2月後半も稽古に励みましょう

稽古日誌 令和二年1月16日、19日、23日自主稽古、26日本稽古 
大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌です
1月の後半も週に二回の修練を行っています。
まずは1月16日(木)の自主稽古。

昇級審査を控える会員のために、居捕10本、後捕5本を次から次へとかかり稽古風に・・・。
特訓のようにやってみましたが、しっかり課題も見つかったようです。

続いて1月19日(日)も自主稽古。

逆腕捕の握り手、崩し方、固めの習得を中心に二時間。

居捕胸捕、立襟捕、抜手捕、抱締捕の4本でした


1月23日(木)は審査前最後の自主稽古。
最後の追い込みでした。

胸捕、正面打を捌いて小手返を2種。
攻撃線を捌いて外す動きを修練した後、審査技に移ります。

一本捕、逆腕捕、立襟捕、抱締捕と、基本の崩し方、しっかりと手首を腰骨につける操作を最終確認しました。

そして1月26日(日)は令和2年最初の本稽古。
雨にはなりましたが、1月とは思えない暖かな日でした。

稽古ではいつもの基本的な動きを反復して修練。

そして、いよいよ審査です。

審査技は一カ条の立合10本、居捕10本、後捕5本、半座半立5本の計30本。
これは初段の審査と同じ本数です。

緊張からか少し抜けてしまったところもありましたが、無事に一級の認定を受けました。
自主稽古で真摯に取り組んだ結果が出たと思います。

次は黒帯への挑戦です。
東京稽古会では技術向上の道しるべとして昇級・昇段にも力を入れていきますよ~
