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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 新型コロナウィルス感染症拡大による外出自粛要請のため、未定です
詳細はお問い合わせください

其の二百八十九 四方投表 独習法 大東流合気柔術 東京稽古会  




東京稽古会では、自宅で出来る稽古法として、体幹トレーニング木刀を使っての基本動作・形の鍛錬を取り入れています。

活動自粛期間中はそれぞれの自宅をオンラインで結んでの稽古ですが、2か月近く継続することで古武術の身体感覚を失わずに過ごすことが出来ていると思います。



四方投げ9




今回は、大東流合気柔術でも代表的な形である四方投の動きをひとりで修練する体操法です。オンラインでの自宅稽古でも行っているものです。

前回、前々回取り上げた一本捕、逆腕捕と同じく、剣(短刀)を使うことで、大きな効果を生みます。

動画を見てみましょう。







短刀を使って行うこの鍛錬では、相手に剣を向け、自分の腰の力を剣を通じて伝えることを意識することが重要です。

両手首を掴まれたと仮定して、短刀を相手の喉元を突き上げるように立てます。
この時に腕の力を使って剣を持ち上げるようにするのではなく、身体全体の力を剣に集約するような操作をします。



四方投げ1



このあとのすべての動きに共通する考え方ですが、肩から先の腕を動かして短刀を操作しては、この鍛練の効果は出ません。
腕を脱力し、腰を中心に動いていくようにしてください。



四方投げ4



外側に踏み込み、内側の足を寄せ足。さらに内側の足で相手の裏に踏み込んだら、木刀を額の前に斬り上げて、180度体を転換します。

この間、短刀の刃は常に相手に向けて斬り込んでいるという意識を継続させます。



四方投げ3



さらに、腰と連動させるために短刀を自分の中心軸上で構えることが重要です。
一人稽古ですが、実際に手をとられたときの重みを仮想し、感じながら修練することで、実際に相手をつけたときにも通用する身体の動きをつかんでいきましょう。



四方投げ7



また、相手を付けずに稽古することのメリットとしては、抵抗を受けないことで姿勢を正しく保った状態で動けることです。骨盤の上に上体をまっすぐのせ、常に重力を垂直に感じながら操作しましょう。



四方投げ8



脱力と、姿勢古武術において非常に重要な感覚の養成に役立ててください。

次回は同じ四方投の裏を取り上げる予定です。





Posted on 2020/05/26 Tue. 15:13 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動  攻撃線  一本捕  転換 
tb: 0   cm: 0

其の二百八十八 逆腕捕独習法 大東流合気柔術 東京稽古会  



東京稽古会が行っている、一人でもできる古武術の修練法を紹介しています。



逆腕捕独習法9



今回は、逆腕捕をマスターするための要素を織り込んだ体操です。前回の一本捕と同じように、短刀を使うことで、その効果が高まります。



逆腕捕独習法1



ひとりで行う体操ではありますが、相手を想定しながら行うことで、古武術全般に応用の効く身体の動きを練り込んで行きます。

また、相対稽古とは違って抵抗がないので、力を入れずに正しい操作の道筋を反復できることもメリットの一つと考えられます。

では、さっそく動画を見てください。







1、相手が胸倉をつかんできたことを想定して、攻撃線を外しつつ、相手の肘に手刀を当て制します。

2、短刀を持った腕を、前方に伸ばし当身を入れます。この時、腕だけを伸ばすのではなく、全身で前に出る意識で行います。

さらに肘に当てた手刀と、伸ばした短刀は一直線に並ぶように操作してください。これで相手の肩が詰まり、抵抗が出来なくなります。



逆腕捕独習法10



3、胸をつかんでいる相手の手首を逆腕捕の掴み方で握ります。

小指を小指丘に引っかけ、親指の外側を包むように握ります。
これは、小指丘側を刃とし、親指側を峰と考えたとき、刀の柄を握り込んだ時の手の形と同様です。

つまり、短刀の柄の部分が相手の手であると仮想できるんですね。



逆腕捕独習法11



4、この状態で、相手の手首を斬り上げます。

重心を移動させ、足を踏み込みながら短刀を操作しましょう。
同時に肘に当てた手刀連動させてください。一人稽古ですが、相手の腕を操作していることを忘れずに行います。

5、短刀を斬り下げて、鼠径部(腰骨の下)に付けます。

この時も4と同様に両腕を連動させます。
相対稽古ではこの操作で相手の身体が崩れ、倒れます。



逆腕捕独習法12



6、腰に短刀をつけたまま、身体を開きます
相対稽古においては相手の肩がさらに地面近くに落ち、バランスが崩れます。

7、相手の脇に膝をつけるつもりで足を動かし、さらに脚幅を開いてスタンスを取ります。

身体を前傾させずに、相手を支えるためです。上半身は骨盤の上にまっすぐ乗せたままにしてください。



逆腕捕独習法2



8、腰を相手に向けて切ります。

短刀はしっかりと腰骨につけたままです。この操作で全身を使って相手の身体を極めます。

9、肘をつかんでいた(と想定していた)手刀を外して、とどめを打ちます。



キャプチャ1



10、残心しながら、元の位置に戻り、自然体に。

動画の中でも言っていますが、これはあくまでも一人で行うためにアレンジした体操法です。

大東流の形としては、最終的には流れるように、一筆書きで相手を制するところを理想としますので、この細切れに動きを止めるやりかたは、あくまでも考え方の整理としてとらえてください。



505キャプチャ2



ただ、こうして要点を意識化することで、あらためて技の理合いが見えてくることもあります。

特に短刀を使って、力の道筋を視覚化することは非常に有効な稽古法です。
ひとりで行う稽古の一環として活用することをお勧めします。



また、東京稽古会の自宅稽古では、初めに体幹トレーニングを行います。


以前このブログでも紹介した、
ストレッチ http://kobujutsu.jp/blog-entry-333.html




体軸バランス http://kobujutsu.jp/blog-entry-334.html




体幹トレーニング http://kobujutsu.jp/blog-entry-335.html




この三種を組み合わせることで古武術に必要な身体感覚を養成します。

脱力、軸の感覚、深層筋の活用など、古武術の動きに対してもメリットが大きい鍛錬法ですので、ぜひ取り入れてみてください。




Posted on 2020/05/10 Sun. 09:28 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  古武術  姿勢  連動  重心  攻撃線  一本捕  中心 
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其の二百八十六、自宅稽古 大東流合気柔術 東京稽古会  



東京稽古会では、一か所に集まっての稽古が出来ないこの期間、各自宅をオンラインで結んで、鍛錬を行っています。

週に3回の一人稽古ですが、大勢が一緒に行うことで意欲がわきます。
規則的に運動することで、生活にリズムも出ます。







初めての試みですが、数週間が経ち、うまく軌道に乗ってきました。
今日はその様子を紹介します。

自宅稽古では、初めに体幹トレーニングを行います。



キャプチャ3



以前このブログでも紹介した、
ストレッチ http://kobujutsu.jp/blog-entry-333.html




体軸バランス http://kobujutsu.jp/blog-entry-334.html




体幹トレーニング http://kobujutsu.jp/blog-entry-335.html




この三種を組み合わせることで古武術に必要な身体感覚を養成します。

脱力、軸の感覚、深層筋の活用など、古武術の動きに対してもメリットが大きい鍛錬法ですので、ぜひ取り入れてみてください。



キャプチャ2



そして、一本捕、逆腕捕といった型の動きを単独で修練できるよう、東京稽古会独自に体操法を考案して、行っています。

剣の動きを意識して操作を行うことで、身体の連動中心の感覚重心の移動…諸々の基本動作を反復練習します。

大東流合気柔術の稽古は通常、相対稽古といって、相手と向かい合って行うものです。
ただ、今回のようにいろいろな事情があって相対稽古が出来ない場合も起こり得ますよね。



キャプチャ1



工夫して、出来ることを見出す。

それもまた、古武術的な発想法です。
楽しんで、この時期を乗り越えましょう!





Posted on 2020/04/26 Sun. 17:15 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  連動  一本捕  重心 
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其の二百八十五 腰で斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の考え方を、修練を通して学んでいく東京稽古会の本稽古。

本稽古で基本の動きを習ったあとは、それを型の稽古に落とし込んで繰り返し練り込んでいくという方法で古武術の上達を目指しています。



腰で斬る6



今回の動きは、手刀を全身の連動で使うということを一つの主題としていますが、大東流の型としては、片手取小手返と呼ばれています。

まずは動画を見ましょう。







片手を掴んで攻撃してきた相手に対し、手刀を活かして肩を詰めます
前回、前々回から取り上げている手刀の概念をいま一度おさらいしておいてください。

柔らかく指を開き、掌から丹田の力を放出するような意識が重要です。

身体を捌きながら、手刀で外側から斬り込むようにします。相手の親指を斬っていくようなイメージを持ってください。



腰で斬る4



ここが今回の最大のテーマですが、肩から先の力で手刀を動かしてしまうと、相手の力とぶつかり合って、崩すことはできません。いわゆる、「小手先の動き」になってしまうんですね。
刀を振る時のように、足を使い、腰を動かして手刀を操作しましょう。

相手の身体の中心を、腰を使って斬るような意識で稽古してみてください。



腰で斬る2



手刀がうまく使えれば、相手の身体は体幹部分から崩れます。
続いて、斬り込んだ手の先を小手返しに捕ります。

小手返しのポイントは動画内で説明していますので、そちらを見てください。
それよりも注意したいのは、この小手を取りに行くときに、手先だけを伸ばさない、ということです。



腰で斬る5



先ほど今回の最大のテーマといいましたが、手刀を操作するときに小手先だけで動かしたのでは、力を伝えることができません。
ここでも同じように、腰と連動させるようにして、小手返しに手首を極めましょう。

この動きを習慣づけられるようになりましょう。
基本の考え方ですが、非常に効果的で、重要です。



腰で斬る1



もちろん小手返は、この手刀の操作法だけではなく、ほかにも様々な技法を組み合わせて行われますが、こうした一つ一つのアプローチを引き出しとして習得することで、総合的に技術向上へとつなげていきましょう。





Posted on 2020/04/19 Sun. 18:40 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  連動  攻撃線  丹田  小手返 
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其の二百八十四 真中を守る 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回も、大東流合気柔術の基本動作を体感しながら学ぶ本稽古の様子を一部公開していきます。

手刀を使って相手に力を伝えていく手刀詰」という動きを通して、古武術の操作法を習得していきましょう。



真中を守る5



カギとなる考え方は、「縦」に、「真中」で動かすことです。

動画を見てみましょう。







片手をつかんできた相手の攻撃線を外すように捌きながら、手刀を縦に斬り上げます。
相手の手首の外側に手刀があって、この手刀から出た力がしっかりと相手に伝わることで、相手の攻撃が無力化されていることを目指します。

次に相手の手首と肘を曲げるように手刀を操作して、肩から先を固めてしまいます。
その状態で、小手を乗りこえるように手刀を伸ばし、斬りおろすと、相手の腰が崩れます。

これが、手首の鍛錬法でもある、手刀詰です。



真中を守る4



今回は、この前半部分の動きを拡大してみていきますが、まず大事なことは、手刀を回さない、ということです。

映像を見ると、握られた手首を外側に回しているようですが、これは手刀を親指側に縦に斬り上げています。
その動きと、身体方向を変える動きが同時に行われることによって、手刀が回転しているように見えるんですね。



真中を守る2



次に、手刀を自分の顔の前に構えるようにします。
この時、手刀の刃の部分、つまり小指側が相手にしっかりと向いているようにしてください。

手刀から出る力を相手に伝えるためには、身体の真ん中に手刀があることが重要になります。
この手刀によって、自分の正面を守るような意識で構えましょう。



真中を守る1



最初は、真中の感覚が取りにくいかもしれません。
一度、両手を目の前で交差させるようにしてみると、思ったより深く構えないと真中を守ることができないのがわかります。

この位置で手刀を構えることで、力の伝わり方がかなり変わってきます。



真中を守る3



攻守を表裏一体に考えていくのも、この大東流という古武術の特徴です。
手刀詰めの鍛錬法を使って、そうした考え方を身につけていきましょう。



Posted on 2020/04/12 Sun. 20:12 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  攻撃線 
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