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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 3月21日(木・祝) 11時から13時00分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、3月31日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)詳細はお問い合わせください

其の二百十五、正しく捕る 大東流合気柔術 東京稽古会  


これも、何度も取り上げてきた大東流合気柔術の初伝一カ条の技「逆腕捕」です。
今回は、逆腕捕の正しい捕り方を重点的に稽古するために、通常は胸捕で行うところを片手捕で行います。


正しく捕る


「正しい捕り方」とは、手の握り方、腕のとらえ方、斬り落とし方、などを総合的に見たものです。
正確な方法を身につけて、逆腕捕を効果的に行えるようになってください。

まずは、動画を見てみましょう。





片手を掴まれたところを、手刀を立てるように外側からからめていきます。
ここはいつも言うことですが、手だけを回すのではなく、体の動きと連動させることが重要です。
手刀が体の中心になるように操作しましょう。

しっかりと自分の正面に手刀を構えられたら、相手の手首は折れて、上体が崩れてくるはずです。
ここで、もう片方の手で、相手の手の甲を掴みます。
相手が崩れる前に手を伸ばすと、自分の体勢が弱くなるので注意してくださいね。
どうしても相手の身体が崩れにくいというときは、手刀で相手の親指を斬りこむようにしてみましょう。手首が折れ、上体が動き出すはずです。


正しく捕る4


次に、手のとらえ方です。
相手の小指球の膨らみに、自分の小指をひっかけるようにします。強く握りこむと外れてしまうので、あくまで「引っかける」ように。
さらに相手の親指の付け根のところに、自分の親指を密着させるようにします。
ちょうど、自分の手のひらで相手の手の甲を「包む」ようなイメージです。

初めのうちは余分な力が入ってしまいがちです。剣の柄を握る意識で、自分の手首が曲がらないように操作してください。


正しく捕る3


手をとらえたら、次は肘です。ちょうど肘関節のところ、二の腕側(肩に近いほう)を掴みます。
ここでも両手が自分の正面にあることを確認してくださいね。

相手のつま先を底辺とした三角形の頂点を「三角点」といいますが、そこに導くように腕を斬り落とします。
相手の手首を自分の腰骨のところにつけましょう。
これも、剣で斬り落とす時のことをイメージすると理解しやすいと思いますよ。


正しく捕る1


次回は、この操作を使っての後捕の形、「抱締捕」を解説します!

Posted on 2018/12/13 Thu. 19:05 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  姿勢  連動  中心 
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其の二百十三、外から入る 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回(其の二百二、当身で伸ばす)に引き続き、相手を「伸ばして」崩しを入れていく大東流合気柔術の特徴的な操作です。
相手との接点を二つ作り、そこに張りを作ることで身動きの取れない状態にします。


外から入る1


ただ、はじめのうちはその操作がなかなか理解しづらいと思います。
どうやったら相手を伸ばせるのか、そのあたりを中心に解説していきますね。

まずは動画を見てください。





相手が片手の手首をつかんできます。
その力をまともに受けるのではなく、外側に捌いていなしながら、手刀相手の手首を斬りこむようにして前に出ます。

小手先をこね回してしまいがちですが、しっかりと体の中心で、手刀を縦に使うことを意識してください。

相手にぶつからないように手刀を使うことができたなら、腕が相手の顔面に向かって伸びているはずです。
全身で前に出ることで、相手は自分の手で顔のあたりを押さえられ、のけぞるような格好になっています。


外から入る2


これで一つ目の接点の位置が決まりました。
次に相手の帯を掴みます。

この時、帯を掴む場所が第二の接点となるんですが、二つの接点でできる直線を、まっすぐ両側に引き延ばすことで、相手の体には抵抗できない張りが生まれます。
ここがポイントです。

相手の顔に伸ばした手刀、そして相手の帯を掴んだ手。この二つをバラバラに動かすのではなく、同時に、また、均等な力で方向を合わせて動かしてみましょう。


外から入る3


動画でも触れていますが、直線を一本の棒であるとイメージして、その棒を傾けるようなイメージです。棒の両端を同時に、均等に動かします。
シーソーを動かすようなイメージといってもいいかもしれませんね。

こればっかりは、実際に動いてみないと伝えにくいんですが…。

次回はこの考え方を使った初伝一カ条の技「帯落」を解説します。



Posted on 2018/11/29 Thu. 18:34 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心 
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其の二百十二、当身で伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術では、身体構造の仕組みを利用して相手を崩していくという術理が使われます。
今回は、相手の身体を「伸ばす」ことで不自由な状態を作り、倒していきます。


当身で伸ばす4


その際に使われる、当身についても併せて解説していきますね。

動画を見てください。





相手が片手を掴んできます。
捕り手側はがっつり掴まれる前に外側に体を捌いてください。足で捌くと同時に手刀を相手の手首にかぶせるように操作します。
そうすると、親指が相手の小指球あたりに引っかかるような状態になります。
ここで力を入れて握りこむのではなく、そのまま引っかかった感じを保って手刀をやや外側に斬り払います。

そして、この手刀の動きと同時に反対側の腕で当身を打ちます。
相手の顔面に向けてまっすぐ腕を突き出してください。


当身で伸ばす6


この当身は、打撃によってダメージを与えるものではありません。
あくまでも相手の体勢を崩すためのものです。

ただ、だからと言って打つ方向が相手から外れていたり、当たっても痛みが全くないように打ったのでは意味がありませんよ。

稽古中はお互いが適度な緊張感をもってやり取りをすることが大事です。
捕り手側はしっかり「当てる」。受けるほうは当然、それをちゃんと「防ぐ」
その意識をもって稽古してくださいね。


当身で伸ばす3


この当身を打つことによって、手刀で斬り払った手首と顔の間の線が伸びます。
ただし、本当に伸ばしたいのはそこではなく、腰から脇腹にかけての線です。
これを伸ばされることによって、相手の体勢を崩すことができるんです。

そのために必要なのが、当身を自分の体の中心で打つことです。
コツとしては、拳を伸びていく相手の腕に沿うような軌道を描くように、さらに自分の正面が相手に向くように操作してください。


当身で伸ばす2


相手の体勢が崩れたら、裏(後ろ側)に踏み込んで倒します。

次回も、この「伸ばす」操作を使って相手を制していく動きを取り上げます。



Posted on 2018/11/22 Thu. 19:06 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  当身  中心 
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其の二百七、片手捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝技にある裏落(うらおとし)の基本動作です。

初伝一カ条では、受け側の攻撃は袖捕になります。道着の二の腕部分を掴んで攻撃されます。
今回は片手を握られますが、崩し方の基本原理は同じです。


片手捕裏落4


これまでにも何度か取り上げてきた形ですが、今回は特に、相手との接点をどう扱っていくかということについて考えてみようと思います。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってきます。片手捕ですね。
動画では最初、掛け手(かけて)で対応していますが、途中から相手につかませたまま対応しています。ここでは通常の片手捕で解説します。

掴まれた手首に力を入れず、柔らかく腕を伸ばしてください
そのまま、相手のあごに向けて当身を打ちつつ、相手に並ぶように側面に踏み込みます。

このとき、相手を腕で横に引っ張るようにしてはいけません。
そうではなく、体の動きに合わせて相手につかまれている接点が移動していくような意識で崩していきます。
小手先の動きでなく、全身の連動を使った操作ですね。


片手捕裏落1


初めはどうしても腕の力で何とかしようとしてしまいがちですが、何度もやっているうちに、連動が生みだす大きな効果を感じることができるはずです。

相手の接点を移動させることで、当然相手の体のバランスは崩れます。
さらに、相手の裏に接点を持っていきましょう。


具体的には相手の腰の下あたり。二本の足で支えている点を底辺とした、三角形の頂点に重心を誘導していきます。
これを大東流では裏と呼んでいます。

この時も腕だけを伸ばしたり、上半身を前傾させて接点を持って行ってはうまくいきません。
接点は常に、体の中心にある、ということを意識してください。


片手捕裏落2


接点を下げるには、身体全体を低くします。
手首から先を柔らかく脱力して使うことで、接点に大きな力が伝わり、その結果相手は大きく崩されていきます。

文章では、なかなか伝えづらいですね(*´~`*)
東京稽古会で、一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/10/18 Thu. 18:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  からだ  中心  連動  重心  当身  掛け手 
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其の二百五、手刀で詰める 大東流合気柔術 東京稽古会  


手刀を使って、相手に力を伝える修練です。

大東流合気柔術の核心的な考え方がいくつか含まれる身体操作法です。
東京稽古会では、前半部分を手刀詰」として、型の稽古をする前に行うことが多いですね。


手刀で詰める1


同時に受け手側は、手首の柔軟や可動域を広げる鍛錬にもなります。
お互いに、技のかかり具合を確認しながら、稽古することが大事です。

動画を見てみましょう。





相手が両手首をつかんできます。
それに対して、手刀で下から攻めるように構えます。
押し返すのではなく、相手の脇下に剣先を向けるぐらいの意識でやってみましょう。

こうして相手の動きを止めたら、片方の手刀を相手の手首の外側から斬りこむようにします。
このときに、必要以上に押し込んでは上手くいきません。あくまで「止める」意識です。

さらに、いつも言うことですが、手首だけを回すようにするのではなく、全身を連動させて手刀を操作してください。
これが剣の理合い」です。刀を使うように、動きましょう。


手刀で詰める2


片方の手刀で斬りこんだら、その手刀は保持したまま、もう片方の手刀も同じように操作します。
どうですか?両方の手刀が相手の中心に向いていますか?

大東流合気柔術の考え方に、「手刀を縦に使う」というものがあります。
剣の威力を発揮するためには「刃」の方を相手に向けますよね。
手刀を縦に操作することによって、自然と「刃」が相手の中心を攻めることになります。

ここまで出来たら、相手の手首を乗り越えるようにして、手刀を伸ばし、剣先を相手のヘソのあたりに向けます
これも、剣の使い方を応用したものです。


手刀で詰める3


押さえつけるようにしてしまう人がいますが、刀を使っていることをイメージして動かしてみましょう。全く効果が違ってくることが分かるはずです。

さらに、相手を掬い上げるようにして前後に斬り分けていきます。
このとき、手刀と手刀を擦り合わせるようにして操作しましょう。
自分の中心から力を出すことで、相手にぶつかることなく崩すことが出来ます。


手刀で詰める5


最後は駆け足になりましたが、自主稽古では頻繁に取り上げる操作法です。
東京稽古会で、やってみましょう(´∀`*)


Posted on 2018/10/04 Thu. 19:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  剣の理合  連動 
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