fc2ブログ

東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 11月23日(水・祝)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の四百三 手刀の基本 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回から数回にわたって取り上げるのは「手刀の使い方」というテーマである。



手刀の基本1



大東流合気柔術は「剣の理合」をもとにした体術であるとよく言われる。

その理合を最もよく体現しているのが、己の身体を「手刀」として操作する思考法だ。







まず、今回の動きでは手首をつかまれた際に手の先端を柔らかく開き、手刀を形作る。

この時上半身が硬直していては、力のある手刀とはならない。



手刀の基本5



自らの下丹田を発した力が指先まで満ち満ちて、さらにその先まで迸り出るような意識をもつことが重要である。

さらに肩から先をのびやかに使い、手首が曲がらないようにすることも肝要だ。




手刀の基本4



つまり、「腕を刀そのものであるように認識する」ことができるか?それが、手刀の使い方として最初に問われるのだ。

かくして手刀を作ることができたら、その手刀を全身の連動とともに外旋させ、相手の手首に斬り込むようにして腰を崩していく。


手刀の基本2



腰の崩しについてはこの動画では詳しくは触れなかったが、肘を出させる、腰に斬り込む、などいくつかの口伝がある。

それはまた、項を改めて述べることとしたい。









スポンサーサイト



Posted on 2022/09/24 Sat. 18:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  剣の理合  丹田 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌令和4年 5月26日 29日 6月5日 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術東京稽古会の稽古日誌です。
今回は5月下旬から6月上旬にかけての修練内容を記録していきます。



_20220526_225621.jpg



まずは5月26日(木)の稽古。



_20220526_230455.jpg



中心の力を伝える「いただきます」の形からの操作法で、相手の体勢を崩していきます。



_20220526_230806.jpg



これから夏が近づき、徐々に気温が上がっていく中での稽古となります。
熱中症や、集中力の途切れによって思わぬ怪我をする可能性もあります。

指導者側も適切な水分補給を促すなどしますが、やはり個々人が自分の体調を管理していくことが必要です。



_20220526_231134.jpg



自分自身の判断によって自分の身を守る。これも立派な武術的思考法です。



_20220526_231412.jpg









5月29日(日)は世田谷総合運動公園 体育館での稽古。



IMG_20220530_084633_066.jpg



上体を骨盤の上にまっすぐ乗せる身体の使い方をテーマに修練しました。



_20220529_225853.jpg



地球の中心から伸びる重力の線と自分の身体の軸を合致させることによるスムーズで力強い動き。
それが、東京稽古会が重視する「自然体であること」につながっていきます。



半身投a



概念としてそれを捉え直し、意識化したうえで実際に身体に練り込んでいく鍛錬ですが、頭ではわかっていても実技に落とし込むのは大変難しいものです。



_20220529_225803.jpg



まずは知ること。そして実行すること。
一夕一朝には成らない武術修行の奥行きです。



_20220529_225638.jpg









6月5日(日)は扶桑教太祠 本殿での稽古。



_20220605_195620.jpg



基本の型を冒頭に2つ修練しました。
一本捕と逆腕捕。



_20220605_192436.jpg



基本とはいいながら、非常に多くの要素を含む重要な技です。
これから継続して毎回行っていきます。



_20220605_192949.jpg



その後裏落、車倒。
さらに半座半立ちの形を複数。



_20220605_193936.jpg



この夏は昇級審査に挑む会員が多く控えています。



_20220605_194528.jpg



昇級昇段は最終目標ではありませんが、技術向上の手掛かりとして、気持ちの張りにもなります。

稽古会としても、お互いにサポートしあっていきます!



_20220605_195518.jpg



Posted on 2022/06/12 Sun. 17:36 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  古武術  大東流  手刀  丹田  一本捕 
tb: 0   cm: 0

其の三百八十三 腰で捌く 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回も大東流合気柔術の身体操法の根幹に与る「自然体」について述べていく。



腰で捌くサムネ3



なお動画の中で実技している動きについては、実際の剣での攻撃に対する回避法を展示しているわけではない。
あくまで体捌きの練習法の一環として行っている「約束稽古」であるのでご承知いただきたい。







さてこの動きについて特筆したいのは、上半身と下半身への意識の向け方の違いだ。
前回も解説した通り、下半身は股関節、膝、踝を緩めて沈み、上半身は天井から吊り上げられるようなつもりで立つ。



腰で捌く2



すると一つの身体の中で、二つの力が拮抗するところが現れる。
それが身体の中心であり、骨盤周りである。古武術丹田と呼ばれる領域もそこに存在する。



腰で捌く1



この身体の中心は、上半身と下半身のバランスによって生まれるのであるから、自ずと全身は一体となる。
「身体の中心を移動させる」という概念はこの意識によって修練しやすくなる、というのが現在われわれ東京稽古会が採用している思考法だ。



腰で捌く3



腰で動く、中心で動くということは自然体による体捌きの核心でもある。
決して一朝一夕に成ることではないが、さりとて鍛錬を始めなければたどり着かない境地でもある。

倦まず稽古を続けていきたい。





Posted on 2022/05/08 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  丹田 
tb: 0   cm: 0

其の三百八十一 摺足 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回からは大東流合気柔術の根幹ともいえる考え方を取り上げる。
それは、「自然体のまま動く」という思考要素だ。




摺足サムネ2



東京稽古会では、毎日の稽古の冒頭に必ず10分程度をかけて基本稽古を行う。
その基本稽古では、最初に自然体を作り、その自然体を維持したまま十数種類の身体操法に取り組む。







自然体の作り方を端的に言うと、重力を最も自然に受ける姿勢となり、身体の力みをとることである。
下半身を脱力することで、重みが自分の真下にかかる状態に入る。



摺足2



同時に上半身を真上から吊り上げられているような意識で骨盤の上に乗せ、上半身と下半身が丹田を中心に均衡するように立つ。

これで自分の中心軸が地球にかかる重力と一致する感覚を知り、様々な姿勢に身体が変化しても、その感覚を保ったままで動くのだ。



摺足3



「自然体を維持したまま」と言葉にすれば簡単なことのように聞こえるが、単独での身体操法であっても、厳密にそれを行うのは大変難しい。まして相手をつけたうえでの相対稽古においてはなおさらだ。

大東流に限らず、相手とのやり取りの中で自然体を維持することが本当にできたならば、その術者は達人と呼ばれる領域に達しているだろう。



摺足1



我々東京稽古会では日々の稽古の中でその訓練に勤しんでいる。
自然体の維持は、古武術修行の大きな目標であると同時に、日常生活の中でいかに生きていくかという問題にも深くかかわっていくテーマなのだが、そのことについてはまた稿を改めて述べてみたい。




Posted on 2022/05/01 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  丹田 
tb: 0   cm: 0

其の三百四 裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手の攻撃をテコとし、無力化して制する。
連綿と続く日本古武術の継承者であり、合気道の源流としても知られる大東流合気柔術の精髄といえる思考法。



裏落4



今回取り上げる「裏落(うらおとし)」という形は、いろいろな要素を持つが、その中でも崩しにかかわる動きに焦点を当てる。
鍵となるのは「張り」を作って無力化する操作だ。







動画の中にあらわれているのを見て取った諸兄もあるかとも思うが、この「張る」という考え方を成立させるのは、筋力に頼ったパワーではない。
試しに相手との接点を、掴ませている状態から、こちらが掴んでいるように変更して同じ技を行ってみればよくわかる。



裏落3



体幹部分が動くほどに崩せるのは、技の掛け手の身体が程よく脱力し、受け手の体が硬直していないことが前提となる。
相当程度に体格の差があっても、、相手の体の筋肉がこわばり、いわゆる力の入った状態では、かんたんに崩すことは至難の業だ。



裏落2



そのために、大東流では相手に掴ませている部分を脱力し、力の入れどころをあいまいにする戦略をとる。
そうすることで、接点と当身によってできた物理的な距離感が「張り」として作用し、無力化することが可能になる。



裏落5



筋力に頼らず、相手の攻撃を利用することで体幹を崩し、制圧していく。
古武術ではあるがむしろ革新的ともいえる考え方が、今もなお大東流が武術各派の関心を集める理由ではないだろうか?

東京稽古会では、大東流の身体操作法を初心者にもわかりやすく習得できる稽古を行っている。
参加方法はブログ内に設置のメールフォームから問い合わせください。


Posted on 2020/09/06 Sun. 10:03 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  丹田  当身 
tb: 0   cm: 0

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top