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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月22日(火・祝) 10時45分から12時45分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週1~2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百四十、一カ条居捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、一カ条小手返の居捕の解説です。

前回の立合い技では、小手(手首から肘)の関節を逆に取ることで体幹を崩していくというところに重点を置きましたが、今回は双方が座ったままの状態で行う居捕です。



一カ条居捕小手返2



その場合の動き方について見ていきましょう。

まずは動画から。







相手が両手首をつかんでくるところを全身で受け止めます。
さらに手刀を喉元に向け、力を返しながら肘に相手の重心を乗せるようにしていきます。

前回同様、ここが一番わかりにくく、かつ難しい操作だと思います。
重要な点は、相手の攻撃を跳ね返さず受け止めること、さらには柔らかく手刀を使って相手に力を返していくようにすることです。

これは、合気上の鍛錬などを重ねる中で会得する必要がありますよ。



一カ条居捕小手返4



ここから先、手首を小手返にとって、小手を斬り落としていく動きについては、前回解説したことと同様の過程ですが、大きく異なるところがあります。

それは、双方が座ったままで技を行っている点です。



一カ条居捕小手返1



立合の場合は、全身を連動させる際に足を動かして、腰を切ることが比較的容易です。
ですが、居捕においては重心の移動、膝行を使って細かく適正な位置に自分の身体を置かなければなりません。



一カ条居捕小手返5



手刀を動かすときには、膝を進め、腰を回して下半身の動きと連動した操作を行います。上半身だけで行うと、小手先の動きとなり、相手の体幹部には届きません。
突き込むとき、斬り下ろすとき、すべて同様です。



一カ条居捕小手返3



この操作が身についてくると、どの技においても全身の連動が効くようになります。
稽古を重ねて、古武術的な体の使いかたを修得しましょう。




Posted on 2019/06/06 Thu. 20:31 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  重心  居捕  合気上  体重移動  正座 
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其の二百三十二、順に詰める 大東流合気柔術 東京稽古会  




手首と肘を極めて、そのまま腰を崩し、倒してしまう操作法です。
大東流合気柔術では小手詰という形がこれに該当しますが、今回はこの小手詰を使って相手に力をどのように伝えるかを修練しました。



順に詰める2



前回解説した手刀詰の発展形と思ってもらえば良いかもしれません。

それでは動画を見てください。







受け手が正面打を打ってきます。捕り手はそれを捌いて受け止め、さらに体重移動して相手との間合いを取ります

手刀詰でも同じ動きをしましたが、間合いを取ることで相手を前のめりにさせ、こちらの有利な位置に立ちます。

手首を逆腕に捕ります。最初は難しいですが、コツは手を相手につけたまま掴んでいくことです。手を離して掴もうとすると上手くいきません。



順に詰める3



ここからが、今回の肝(キモ)です。

小手を取った手刀で、相手の指先を天井に向けるようにします。さらに肘に当てた手をすべらせ、手首の近くに置きつつ手首を極めます。

手首が決まったら、慌てずに自分の身体を相手の肘に向けます。両手で力んで肘を詰めようとすると、手首が緩みます。
手首を決めたままの状態で、肘を詰めてください。



順に詰める4




それが出来たら、次は肩です。同じように、手首と肘を緩めないようにして、肩を詰めてください。

手首、肘、肩が詰まったら、その三点が詰まった状態を崩さないようにして、腰を崩します。



順に詰めるサムネ



最初は手首だけ、あるいは腕だけを動かしてしまいがちですが、慣れてくるとほとんど肩から先は動かしません。動画でも言っているように、目線を動かすことで、体の中心に狙うポイントをとらえていくような意識で行ってみてください。

稽古を重ねていくと、徐々にこの感覚が取れるようになっていきますよ。








Posted on 2019/04/11 Thu. 18:37 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  体重移動 
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其の二百三十、一カ条居捕絞返 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回解説した「腰車」と同じような動作を行うのがこの絞返(しぼりがえし)
大東流合気柔術では、居捕と立合で上半身の操作が同じという形がいくつかあります。

「同じような」と言いましたが、立った状態と正座(跪坐)の状態では自ずと異なるところがあります。
今回はその点を中心に解説してみます。

動画を見てください。









受け手は衣紋締で攻撃してきます。しっかり踏み込んで肘を曲げて押し込みます。
捕り手は相手の手首に顎を当て、頸動脈が絞まるのを防いでください
それと同時に相手の攻撃線の外側に、膝行して捌きます。さらに外側の膝を立て、当身を入れてください。

居捕の場合、この膝行での捌きがすべての動作の基盤となります。
また、捌くだけにとどまらず、膝に体重を乗せ、重心を移動することで膝行と同様の効果を上げることもあります。

一番陥りがちな弱点は、重心の移動をせずに上半身の力だけで技を行おうとしてしまうことです。稽古する時は、常にそのことを念頭に置いてください。



一カ条居捕絞返2



この捌きによって、相手の体勢が崩れます。顎と相手の手首の接点で相手を攻める考え方ですが、決して顎で相手を押すのではないですよ。
身体の方向を変えることで、相手との接点に全身の力が加わるように操作しましょう。

相手が崩れたら、自分の中心手刀を上げ、相手の肘に当てます。さらにもう一方の手で反対の腕の袖を取ります。
この操作は立合の腰車と同じですね。立合ではこの後、千鳥の体捌きで腰を切り、相手を大きく崩しました。



一カ条居捕絞返6



ところが居捕では、腰の方向を変えるのが立合いほど容易ではありません。
そのために、ここでは「膝の立て替え」を行って体の転換を行います。
180度、体の向きを変えるんですね。



一カ条居捕絞返1



この体の転換に追随させるようにして、上半身の向きを変えると、相手を不思議なほど軽々と倒すことができてしまいます。



一カ条居捕絞返5



解説を読んだだけでは、感覚がつかみづらいかもしれません。
練習方法としては、肩から先の力を出来るだけ抜いて技をかけてみることがあります。自分の重心に相手を乗せることができるように、稽古してみましょう。




Posted on 2019/03/28 Thu. 18:25 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  攻撃線  居捕  転換  体重移動 
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其の二百二十一、一カ条立合裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回は立合の裏落の解説です。他流にも似た技はありますが、大東流合気柔術では相手の裏(重心の後ろ側)に踏み込んで落とすように崩し、倒します。
この時に相手との接点を扱う方法に特徴があるんですね。

それでは、動画を見ていきましょう。





受け手の攻撃は袖捕です。道着の二の腕あたりを掴んで身体の中心を押し込みます。
捕り手側はその攻撃をまともに受けるのではなく、攻撃線を外すように側面に踏み込んでいきます。

この初動で相手を崩せるかどうかで技の成否が決まります。
いくつかポイントがありますので、覚えてください。


一カ条立合裏落1


一つは自分の手で相手を引っ張らないこと。小手先の力では相手は崩れません。
次に、低い体勢で動くこと。棒立ちで踏み込まず、しっかり腰を落としましょう。
さらに、踏み込む位置が重要です。相手の重心が後ろにかかるところにまで移動してください。
この3点を同時に行うことで相手を崩していきます。

続いて中段横に当身を打って相手の腰を崩します。
相手の袖をとった接点が緩まないようにしてください。引っ張るのではないですよ。


一カ条立合裏落2


さらに相手の裏に踏み込みます。
動画にもあるように、ここでも袖の接点が緩まないよう注意してください。
これは実際に稽古するのが一番わかりやすいんですが、考え方として、相手に掴ませているところに余計な負荷をかけない、ということが重要です。
姿勢を正しくとり、自分の重心の上にまっすぐ乗った状態で技を行いましょう。


一カ条立合裏落4


相手の腰に打った当身は引かずに、裏への踏み込みと同時に相手に密着させます
ここで、肩甲骨から手先までを一本にして、腕を反します。
動画で詳しく解説していますが、ここで重要なのは相手に触れている接点が、この「腕の反し」によって全体として動かされることです。
そうすることで、相手はつま先立ちになります。


一カ条立合裏落5


ここまで来たら、手刀を相手のかかとに向けて突きこむようにします。
相手を自分の足元、真下に落とすようにしてください。
前回の車倒と同じように、膝で相手が起き上がらないように押さえます。
とどめを打って、残心。

接点を緩めないこと、接点を相手に密着させて動かすこと
繰り返し稽古して、感覚を掴んでください。


Posted on 2019/01/24 Thu. 18:53 [edit]

category: 一カ条

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  重心  当身  攻撃線  体重移動 
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其の二百二十、一カ条立合車倒 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回は立ち合いの車倒です。東京稽古会ではここからが4級の審査技になります。
一本捕、逆腕捕とはまた異なる大東流合気柔術ならではの考え方が出てきますので解説していきますね。

まずは、動画を見てください。





受け手の攻撃は横面打ちです。
斜め前に踏み込んで、捕り手のこめかみのあたりを垂直に斬り落とします。
水平に振り回さず、側面から正面打を打つ感覚で行いますよ。

捕り手はその攻撃を手刀で受けますが、この時、相手の横面打ちを払いのけるようにするのではなく、手刀を合わせて相手の攻撃を「乗せる」ような気持ちで受けてください。相手を前のめりにさせるようなイメージですね。


一カ条立合車倒


それと同時に足を踏み込んで中段突きを打ちます。この当身で相手が前に出てくる動きを止めます。

しっかりと踏み込んで打つことで、自分の体勢がやや低くなっているはずです。
このことが後々効いてきます。


一カ条立合車倒4


次に中段に当身した腕を、相手の顎につけます。当身を打った力が緩まないように、腕を伸ばしたまま、相手の体をなでるように動かしてください。

この時、相手との接点は、手刀を受けた手首と顎です。
捕り手の体勢が低くなり、受け手の体重を「乗せる」ことができていたら、上出来です
寄せ足をして自分の重心を一本にしつつ、全身で受け手の接点を持ち上げましょう。
大事なことは全身を連動させて行うことです。腕だけで持ち上げると、上手くいきません。


一カ条立合車倒2


こうなると、相手はつま先立ちになり、無力化された状態になります。
手首と顎の接点を運ぶように体重移動し、重心を横に動かします。
ここでも、全身の連動に留意してください。手だけ、足だけの動きではせっかく崩した相手の体勢が生き返ってしまいます。


一カ条立合車倒5


顎に当てた手刀を相手の肩に移し、相手の裏に体重移動して斬り落とします。腰を崩す意識で行いましょう。
彼我の体勢にもよりますが、ここでも私はできるだけ寄せ足をして、自分の重心を一本にすることを心がけています。
そうすることで、相手を倒す動きに強い威力が加わるからです。

倒れた相手が起き上がらないように、背中に膝を当てます。とどめを刺して、残心。


一カ条立合車倒3


膝で強く押さえつけるようなことはしないでくださいね。力を不必要に入れると、自分の体勢が崩れます。端正に、美しい所作で技を終えるのが大東流です。

次回は、立合の裏落です。お楽しみに!




Posted on 2019/01/17 Thu. 19:16 [edit]

category: 一カ条

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  中心  連動  正面打  重心  当身  体重移動  合気柔術 
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