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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 新型コロナウィルス感染症拡大による外出自粛要請のため、未定です
詳細はお問い合わせください

其の二百八十、体幹トレーニング(体軸バランス) 大東流合気柔術  




大東流合気柔術 東京稽古会の体幹トレーニング、今回は「体軸バランス」です。

身体の軸を保つことで、ブレない動きが可能になります。正しい姿勢を維持することができるようになると、相手に力を効果的に伝えられます。



バランス1



重心の移動と、丹田の意識(ドローイン)は、普段の古武術の鍛錬にも役立ちます。

では早速、動画を見てください。







丹田の意識(ドローイン)

両膝をついて、膝立ちになり、骨盤と上半身の関係性を意識します。
そのまままっすぐに立ち上がり、骨盤の幅に足を開いて立ちます。これが、自然体です。



バランス9



次に、腹式呼吸で鼻から息を吸いながら丹田(へその下)を膨らませます。口から細く息を吐きながら丹田を背中の方に引き込むように軽くへこませていきます。

背中をそらさず、背中に下腹部を近づけていくような感覚で。
その状態を維持して、呼吸を続けてください。



バランス2




②開脚バランス

自然体のまま、両手で手刀を作って、骨盤から体側を撫でるようにまっすぐ上に伸ばします。真上から引っ張られるような意識で。

そのままゆっくりと右足に体重を乗せていきます。体軸が右側に移った状態で、左足を浮かせましょう。



バランス10



左足を外側に引き上げ、元の位置に戻します。この時に上半身がぐらつかないように、骨盤の筋肉を使う意識で、ゆっくりと行いましょう。
これを10回。

ぐらつく場合はドローインを意識します。

反対側も同じように行ってください。



バランス3



③縦スクワット

自然体から、両足を一直線上に乗せるように縦に並べます。

骨盤が床と平行を保つように意識しながら、エレベーターが上下するように膝を曲げて上体を下げ、さらに膝を伸ばして上体を上げます。



バランス8



勢いで上下せず、出来るだけゆっくりと重心を感じながら行ってください。

上半身は前や後ろに傾かないように、骨盤の上にまっすぐに乗せたまま行いましょう。
これを10回。

足を入れ替えて、逆側も同様に。



バランス4



④一本足バランス

自然体から、腕を床と平行になるように上げます。掌は下向き。
右足に重心を乗せ、さらに骨盤を前に倒すように上体を前傾させます。
同時に左足を後ろに上げましょう。



バランス5



頭の先からかかとまでが一直線になるように、上体と左足を傾け、制止します。
この時、両腕は地面と平行を保ったまま。
軸となる右足の膝は、曲げないでください。

この姿勢で8~10秒。



バランス6




膝を曲げず、背中を丸めないこと。出来る人は、背中が床と平行になるところまで傾けてもよいでしょう。

どの種目を行う際にも、丹田(ドローイン)を意識してください。



バランス7



体軸バランスで軸の感覚が出来てくると、普段から美しい姿勢で過ごすことができるようになります。

古武術だけでなく、日常生活にも活かすことのできる体操法として、やってみてもいいですね。

次回は<体幹トレーニング>です。












Posted on 2020/03/15 Sun. 13:26 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  重心  丹田  体重移動  姿勢  手刀 
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其の二百七十九、体幹トレーニング(ストレッチ) 大東流合気柔術  





大東流合気柔術 東京稽古会では古武術の身体づくりの一環として体幹トレーニングを取り入れています。
畳一帖あれば出来る、一人でもできる効果の高いトレーニング方法を公開します。



ストレッチ1




古武術に使える体幹トレーニングは三本の柱を組み合わせて行います。

1)ストレッチ:全身の血流を循環させる。鍛錬の準備をする。
2)体軸バランス:体軸の感覚、正しい姿勢の意識を高める。
3)体幹トレーニング:体幹の筋肉を鍛える。

この三つを15~20分ほどかけて行います。

それでは、動画を見てください。








ストレッチだけでなく、体幹トレーニング全般に言えることですが、正しい姿勢で行うことが重要です。ポイントは、骨盤と上体の関係性。

お盆の上にコップを乗せているところを想像してください。お盆が骨盤、コップが上半身です。



ストレッチ2



骨盤が傾けば上半身も同じ関係性で傾きます。これが自然な形です。骨盤と上体は常に自然体の形を意識してください。

ストレッチを正しく行うことで、怪我をしにくい身体の状態を作ることができます。



ストレッチ4



①体側の筋肉を伸ばす

正座の状態から、膝をついて膝立ちになります。これが骨盤が地面と平行になっている状態。上半身も安定している。肩を落として頭が骨盤の真上に乗るように。
この自然体の感覚を常に持つことが大事です。

両手を上に上げる。指先まで柔らかく伸ばして、真上に引き上げられるようなイメージで。



ストレッチ5



手刀の刃の部分を前に向ける。
右手の四本の指先を、左手の小指球に引っかける。強く掴んではいけません。
そのまま右腕の重みを乗せるように体を傾けます。引っ張るのではなく、重みに従うように。

伸ばしたら、脱力して呼吸します。8~10秒。息を止めないように。

骨盤は地面と平衡を保ったまま。



ストレッチ3



手刀の意識を持つことで、柔らかく体を伸ばす動きが出来てきます。
この体幹トレーニングを古武術に活かすことができるメリットがそこにあります。

古武術の、「芯を作って脱力する」意識の鍛錬にもつながるんですね。身体をフニャフニャにするのではなく、張りは残したまま、力を抜くイメージをもってやってみてください。



ストレッチ6



②首から肩周りの筋肉を伸ばす

頭の後ろで両手を組んで重みをかけ、首を前に倒します。首肩回りの筋肉が伸びたら、脱力。
呼吸をしながら、さらに筋肉が伸びていることを感じる。8~10秒。
脱力しても伸びが弱い場合は、まだ力が入っていると考える。

骨盤は地面と平行に。腰から曲げるのではなく、肩甲骨の下あたりから前に倒す意識で。



ストレッチ12



③お尻の筋肉を伸ばす(大臀筋)

腰を地面につけて足を延ばす。骨盤は地面と平行に。
左膝の上に右足のくるぶしを乗せ、左膝を立てる。右足のひざ下部分は地面と平行になるように。
右足のひざ下部分に胸を近づけていきます。この時、骨盤と上半身の関係がまっすぐになるように。背中を曲げてはいけません。

右側のお尻の筋肉が伸びたら、脱力。呼吸をしながら8~10秒同じポーズで。



ストレッチ7



続いて、立てた左膝を外側に倒して、くるぶしをお尻につけます。
右膝と左胸をくっつけるようにすると、再びお尻の筋肉が伸びます。
脱力して呼吸する。8~10秒。同じように反対側の足でも行います。

背中が曲がらないように気をつけましょう。骨盤と上半身の関係性を意識してください。



ストレッチ8



④股関節を伸ばす(内転筋)

両足の裏をくっつけて、股関節の方に引き込む。この時に座骨が床についていることが望ましいですが、無理はしないでください。

この状態で、太ももの外側を床につけるように足を開きます。
さらに、骨盤を前に倒します。この時、上半身だけを倒すのではなく、骨盤ごと前に傾けていく意識を持ってください。無理をせず、太ももの内側の筋肉が伸びていることを感じられれば良いでしょう。
脱力して、呼吸します。そのまま8~10秒静止してください。



ストレッチ9



⑤足の後ろ側を伸ばす(腓腹筋、ハムストリングス)

両手両膝を床につけ、右膝のかかとに左足を乗せます。
右足のかかとを地面につけて膝を伸ばし、さらにお尻を引き上げてください。

かかとから尾てい骨までが一直線になるように。同じように頭の先から尾てい骨までもまっすぐに。頭を下げすぎないようにしましょう。

辛い場合は、手を突く位置を膝から離してもかまいません。
脱力して、呼吸。8~10秒。反対の足も同様に行ってください。



ストレッチ10



⑤骨盤の中を伸ばす(腸腰筋)

正しい姿勢を維持するのに重要な、骨盤の中にある腸腰筋という筋肉の柔軟性を高めます。

右膝を立て、左足を引きます。右足に重心をかけながら、左手をまっすぐに上に伸ばします。手刀の意識を忘れずに。刃を前に、柔らかく指先まで伸ばしてください。
この時、骨盤が床と平行であることを意識してください。また、上半身は骨盤の上にまっすぐ乗るようにしましょう。

左腕を右側に倒します。骨盤は平衡を保ったまま、さらに後ろの壁を見るように右側に上体をひねりましょう。

骨盤の中を意識しながら、脱力。呼吸して9~10秒静止します。反対側も同様に行ってください。



ストレッチ11



ストレッチは、痛みを感じない程度に、気持ち良いところで伸ばし続けることが大切です。
呼吸をしながら、無理なく行ってください。
次回は<体軸バランス>を紹介します。







Posted on 2020/03/14 Sat. 11:33 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  丹田  体重移動 
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其の二百四十、一カ条居捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、一カ条小手返の居捕の解説です。

前回の立合い技では、小手(手首から肘)の関節を逆に取ることで体幹を崩していくというところに重点を置きましたが、今回は双方が座ったままの状態で行う居捕です。



一カ条居捕小手返2



その場合の動き方について見ていきましょう。

まずは動画から。







相手が両手首をつかんでくるところを全身で受け止めます。
さらに手刀を喉元に向け、力を返しながら肘に相手の重心を乗せるようにしていきます。

前回同様、ここが一番わかりにくく、かつ難しい操作だと思います。
重要な点は、相手の攻撃を跳ね返さず受け止めること、さらには柔らかく手刀を使って相手に力を返していくようにすることです。

これは、合気上の鍛錬などを重ねる中で会得する必要がありますよ。



一カ条居捕小手返4



ここから先、手首を小手返にとって、小手を斬り落としていく動きについては、前回解説したことと同様の過程ですが、大きく異なるところがあります。

それは、双方が座ったままで技を行っている点です。



一カ条居捕小手返1



立合の場合は、全身を連動させる際に足を動かして、腰を切ることが比較的容易です。
ですが、居捕においては重心の移動、膝行を使って細かく適正な位置に自分の身体を置かなければなりません。



一カ条居捕小手返5



手刀を動かすときには、膝を進め、腰を回して下半身の動きと連動した操作を行います。上半身だけで行うと、小手先の動きとなり、相手の体幹部には届きません。
突き込むとき、斬り下ろすとき、すべて同様です。



一カ条居捕小手返3



この操作が身についてくると、どの技においても全身の連動が効くようになります。
稽古を重ねて、古武術的な体の使いかたを修得しましょう。




Posted on 2019/06/06 Thu. 20:31 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  重心  居捕  合気上  体重移動  正座 
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其の二百三十二、順に詰める 大東流合気柔術 東京稽古会  




手首と肘を極めて、そのまま腰を崩し、倒してしまう操作法です。
大東流合気柔術では小手詰という形がこれに該当しますが、今回はこの小手詰を使って相手に力をどのように伝えるかを修練しました。



順に詰める2



前回解説した手刀詰の発展形と思ってもらえば良いかもしれません。

それでは動画を見てください。







受け手が正面打を打ってきます。捕り手はそれを捌いて受け止め、さらに体重移動して相手との間合いを取ります

手刀詰でも同じ動きをしましたが、間合いを取ることで相手を前のめりにさせ、こちらの有利な位置に立ちます。

手首を逆腕に捕ります。最初は難しいですが、コツは手を相手につけたまま掴んでいくことです。手を離して掴もうとすると上手くいきません。



順に詰める3



ここからが、今回の肝(キモ)です。

小手を取った手刀で、相手の指先を天井に向けるようにします。さらに肘に当てた手をすべらせ、手首の近くに置きつつ手首を極めます。

手首が決まったら、慌てずに自分の身体を相手の肘に向けます。両手で力んで肘を詰めようとすると、手首が緩みます。
手首を決めたままの状態で、肘を詰めてください。



順に詰める4




それが出来たら、次は肩です。同じように、手首と肘を緩めないようにして、肩を詰めてください。

手首、肘、肩が詰まったら、その三点が詰まった状態を崩さないようにして、腰を崩します。



順に詰めるサムネ



最初は手首だけ、あるいは腕だけを動かしてしまいがちですが、慣れてくるとほとんど肩から先は動かしません。動画でも言っているように、目線を動かすことで、体の中心に狙うポイントをとらえていくような意識で行ってみてください。

稽古を重ねていくと、徐々にこの感覚が取れるようになっていきますよ。








Posted on 2019/04/11 Thu. 18:37 [edit]

category: 正面打

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  体重移動 
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其の二百三十、一カ条居捕絞返 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回解説した「腰車」と同じような動作を行うのがこの絞返(しぼりがえし)
大東流合気柔術では、居捕と立合で上半身の操作が同じという形がいくつかあります。

「同じような」と言いましたが、立った状態と正座(跪坐)の状態では自ずと異なるところがあります。
今回はその点を中心に解説してみます。

動画を見てください。









受け手は衣紋締で攻撃してきます。しっかり踏み込んで肘を曲げて押し込みます。
捕り手は相手の手首に顎を当て、頸動脈が絞まるのを防いでください
それと同時に相手の攻撃線の外側に、膝行して捌きます。さらに外側の膝を立て、当身を入れてください。

居捕の場合、この膝行での捌きがすべての動作の基盤となります。
また、捌くだけにとどまらず、膝に体重を乗せ、重心を移動することで膝行と同様の効果を上げることもあります。

一番陥りがちな弱点は、重心の移動をせずに上半身の力だけで技を行おうとしてしまうことです。稽古する時は、常にそのことを念頭に置いてください。



一カ条居捕絞返2



この捌きによって、相手の体勢が崩れます。顎と相手の手首の接点で相手を攻める考え方ですが、決して顎で相手を押すのではないですよ。
身体の方向を変えることで、相手との接点に全身の力が加わるように操作しましょう。

相手が崩れたら、自分の中心手刀を上げ、相手の肘に当てます。さらにもう一方の手で反対の腕の袖を取ります。
この操作は立合の腰車と同じですね。立合ではこの後、千鳥の体捌きで腰を切り、相手を大きく崩しました。



一カ条居捕絞返6



ところが居捕では、腰の方向を変えるのが立合いほど容易ではありません。
そのために、ここでは「膝の立て替え」を行って体の転換を行います。
180度、体の向きを変えるんですね。



一カ条居捕絞返1



この体の転換に追随させるようにして、上半身の向きを変えると、相手を不思議なほど軽々と倒すことができてしまいます。



一カ条居捕絞返5



解説を読んだだけでは、感覚がつかみづらいかもしれません。
練習方法としては、肩から先の力を出来るだけ抜いて技をかけてみることがあります。自分の重心に相手を乗せることができるように、稽古してみましょう。




Posted on 2019/03/28 Thu. 18:25 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  攻撃線  居捕  転換  体重移動 
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