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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 9月20日(月・祝)14時00分から17時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百四十八 対片手取 大東流合気柔術 東京稽古会  




小手返は武術を知らない人にとっても比較的ポピュラーな技だろう。
アクション映画などでも、手首を捻るようにして痛みを与えて取り押さえるような場面を何度か見た記憶があると思う。



対方手取サムネ



大東流合気柔術にも当然その技の体系があり、手首関節をとって倒すというところは変わらない。

ただ私個人としては小手返の操作法そのものよりも、その技をかけるに至るまでの過程大東流の特徴なり優位性を感じている。
以降、何回かに亘ってそうした観点から解説してみたい。







対峙した相手の圧力をどのように無力化するかということが最初の課題になる。
ここでは片手を掴んできた相手の攻撃にどう対処するか、その方法が問われる。



対片手取4



この時に大東流が使うのが剣の理合い」だ。
腕の力を使わず、剣を構えるように手刀を張り、相手の肩口から詰め込んで、腰の動きを止める。



対方手取3



瞬時にこれを行い、相手が次の攻撃を仕掛けられない状態にしておいてから、小手返しの操作へと移っていく。

剣を使うように全身を動かすということの本義についてはこれまでにも何度も言及している。
「脱力」「姿勢」「中心力の発揮」など、基本的な要素の複合であるが、これを体得するのが至難の業でもある。



対片手取2



次回以降もそうした剣の動きにまつわる私個人の見解を述べるつもりだ。
東京稽古会での修練で大東流の技術に対する認識は日々改まるが、現時点での到達点を記すことに、いくばくかの意義があると信じたい。





Posted on 2021/09/12 Sun. 10:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  小手返  剣の理合 
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稽古日誌 令和三年 6月10日、13日、17日 大東流合気柔術 東京稽古会  



東京稽古会の日々の修練を紹介する稽古日誌。
大東流合気柔術をどのように身につけ、練り込んでいるかを記録していきます。

まずは6月10日(日)、世田谷区総合運動場体育館での稽古。



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鎌手詰、小手詰の相対稽古から。手刀の考え方を使って手首関節を攻めます。
これは基本稽古の手首鍛練を一人で行う時にも重要な思考法です。



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そのあと、手刀の理解を深めるために剣の扱いを時間をかけて修練しました。
抜刀、納刀、素振りの仕方…。

大東流合気柔術の基本が、剣の理合」の中に凝縮されています。



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青眼の構えも、まだ人それぞれですね…





続いて6月13日(日)、扶桑教大嗣(たいし)本殿での稽古。



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正面打を受け流して、崩し制する操作。



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同じく正面打を受け流しつつ搦投・・・



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倒されると腕は外れず、身動きが取れません。



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さらに横面打を受け流して倒し、肘挫。



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複雑な固め方ですが、しっかり腰を攻めます!



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続いて片手取からの肩を詰めて一本担。



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手刀を使い、全身と連動させるところに秘伝があります。



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さらに腰の攻めを切返で修練。



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真下に沈むことで相手は崩れます。



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同じ動きを後捕の両肩捻でも修練します。



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千鳥足の捌きで腰のパワーを伝えることが重要。



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最後は両手取を崩して天地投。



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今日の修練全般を通してのテーマは「脱力」でした。



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多くの型を修練しながら、大東流の思考法を少しづつ練り込んでいきます。






6月17日(木)は、世田谷総合運動場での稽古。
緊急事態宣言の延長で、この日まで夜20時までの短縮営業です。



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脱力しての手刀詰。相手の腕に手刀を置くだけで、腰に崩しをかけていきます。



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しかし、なかなかこれがつかめない。

木剣を振り、腕の力を使わずに剣を動かす感覚を取ります。
さらに剣を持たずに手刀を打ち込む修練…



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そののちに改めて手刀詰に挑みます。
徐々に肩から先の力が抜けてきているのがわかるでしょうか?



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非常に難しかったと思いますが、大東流の核心に近づく稽古になりました!



Posted on 2021/07/02 Fri. 12:15 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  正面打  一本捕  剣の理合 
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其の三百三十 四方投 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術の技術体系のなかでも、今回取りあげる四方投げは多くの核心的な思考法を内包している。



四方投2



手刀の使い方、体幹の運用法、脱力など、細かく上げていけばキリがないが、今回の動画では特に剣の理合に基づいて、相手の身体に斬り込んでいくことに焦点を当てた。







すなわち、剣を構えるように差し出した両腕で、相手の肩を詰め続けて斬り倒す方法だ。



四方投3



実際には、この動画で示したよりもややコンパクトに操作する。



四方投4



言わば受け手の身体の真横で鋭く体を転換するようなイメージだ。



四方投1



また、腕を足捌きと連動させて動かすことを強調するために手刀の振りも大き目にしている。



四方投5



剣で斬り込むように入っていく、その要素を分かりやすく修練するために、本来のキレを弱めているのだが、そこはまた、機会を改めて取りあげてみたい。



Posted on 2021/03/07 Sun. 09:40 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  剣の理合  転換 
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其の三百二十八 斬り込む 大東流合気柔術 東京稽古会   




大東流は徒手で行う体術であるが、その動きは剣の理合を使った思考法に基づいている。



斬り込む3



分かり易く言うと、仮想的に剣を使った身体操作で、相手に力を伝えていく技術の体系なのだ。







今回取り上げたこの動きはその最たるものと言える。
相手に掴まれ、押さえられた両腕で、あたかも剣を使うように、突きを入れ、斬り進む。



斬り込む1



そうすることで相手の身体に強い力が伝えられ、こちらの重心に寄りかからせるような状態にしてしまう。



斬り込む2



ここで「剣の理合」が有効となるのは、通常、刀を使うときには小手先の力ではなく、全身の連動によって操作されるからだ。



斬り込む4



稽古の中で、小手先で手刀を操作した時と、剣を振るように動かしたときとの技の効きの違いを試してみてほしい。
剣の理合の大きな威力を体感できるはずだ。




Posted on 2021/02/21 Sun. 09:48 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  古武術  中心  連動  重心  剣の理合 
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其の三百二十一 横面打 大東流合気柔術 東京稽古会  




【謹んで新年のご挨拶を申し上げます。】

本年も大東流合気柔術 東京稽古会は日本古武術の継承発展を目指し、たゆまぬ鍛練を重ねていく所存です。
皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。



今年もまた、大東流の基本的な操作を、その思考法を解題しつつ取り上げていく。
令和三年の初回となる今回は「横面打」であるが、他武術の諸流派から当稽古会に参加する人には、修正するのに相当の時間を要してしまう、ある種の動きの「癖」がある。



横面打サムネ1



「癖」とは、剣を水平に振り回すように、相手の頭部を横薙ぎに斬る、という動きだ。
合気道などでは手刀を頭の横に振りかぶるようにして、大きく外側に踏み込むために必然的に腕が水平に振られることになる。







しかし、この動画でも詳しく説明している通り、大東流においては剣は縦に使うことを原則としている。
横面打ちであってもその例外ではなく、相手の攻撃線をわずかに外したところに捌き、正面打ちを側頭部を狙って斬り下ろす。

攻撃は中心線を通して発することによって、その効力を発揮するという考え方だ。



横面打2



捕手側も同じく、相手の中心を取るように捌きながら、自分の中心から手刀を発して迎え、受け止める。
いずれの側も、手刀を身体の外側に大きく出して操作することはない。

裏を返せば、手刀によって結ばれる相手との接点は、常に自分の中心の力が発揮できる範囲に収まっているということでもある。



横面打1



今回取り上げた動きは、その思考法をよく体現している。
中心で、無理なく扱うことで、柔らかく脱力した効果的な技となる。基本動作ではあるが、核心的なアイデアである。

今年も、こうした基本を積み重ねて稽古していきたい。





Posted on 2021/01/03 Sun. 09:42 [edit]

category: 横面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  攻撃線  正面打  剣の理合  中心線 
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