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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 3月22日(日) 16時00分から19時00分まで
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百七十七、沈む 大東流合気柔術 東京稽古会  




攻めてきた相手を無力化する際に、目安となる操作法があります。
今回取り上げる、相手の重心を乗せて浮かせてしまう大東流合気柔術の動きもその一つです。



沈む2



こうすることで相手のかかとが浮き上がり、踏ん張りがきかない状態を作り出すことができます。

動画を見てみましょう。







両手をつかんできた相手の力を中心で受け止めます。
この時に腕で押し返したり、上体をそらして押し負けてはいけません。

体幹部分で相手を受け止め、下半身で力を吸収するようにしてください。



沈む5



次に、手刀を活かして相手の肩に切っ先を向けます。
これも手で押し込んでは、だめです。相手の力を跳ね返した時点で、この操作は失敗します。

ここで相手の肩に力が伝わったら、手刀を立てます。
手首の動きだけで操作するのではなく、これまでにやってきた剣の理合を意識してください。

相手の身体を斬るつもりで、手刀縦にすり上げるようにしてみましょう。
こうすれば、相手の身体は浮き上がり、無力化されます。



沈む4



・・・上手く行きませんか?
おそらく、最初はなかなか力が伝わりづらいと思います。

どうしても、腕の力が先行してしまうんですね。
剣の理合を意識する、と書きましたが、そのためには全身の連動が必要になってきます。



沈む3



なかでも、今回特に意識してほしいのが沈む動きです。
膝の緊張を抜き、真下に沈むことで、相手の重心を乗せ、手刀の力を十分に届けることができるんですね。

相手の動きを受け止めたら、わずかに沈みます。と同時に手刀を摺り上げてみてください。



沈む6



次回も、この動きを使って相手を崩す動きを研究してみます。










Posted on 2020/03/01 Sun. 14:52 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  剣の理合 
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其の二百七十五、剣で突く 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流の基礎概念となる、手刀の使い方を繰り返し取り上げていますが、今回はその応用として、自分の腕ではなく、相手の身体を剣に見たてて操作していく考え方です。



剣で突く1



これもやはり手刀を使うときの基本を踏襲することが必要です。
特に肩から先を動かさずに操作する点は重要です。

まずは、動画を見てください。







片手を捕ってきた相手の手首を外側から斬り込むように、手刀で制します。
いつも言うことですが、小手先で動かさず、剣を使う意識で斬りましょう。

すると相手の小手が自然と自分の手の内に入ってきますので、それを剣の柄を握るように両手で保持します。

これが、相手の腕を剣と見立てる、という考え方ですね。



剣で突く5



ここまでの操作を、間違いなく行うことが出来ていれば、相手の腰が崩れているはずです。

手刀を手先で回したり、剣の握りを力任せに行うと、崩れは起きず、その後の動作が力づくのものになってしまいます。



剣で突く2



次に握った剣の先を仮想します。
小手の先端、つまり肘ということになりますが、その延長上に刀の切っ先があるイメージを持ってください。

そして、その切っ先を地面に突き込むように動かしていきます。



剣で突く4



剣を突き込むときの形を思い浮かべてください。
決して手先で突くのでなく、身体全体が前に出るはずです。

最初に述べた、肩から先を動かさずに操作する、という考え方がここに生きてきます。



剣で突く3



剣の使い方を体術に応用する大東流合気柔術の考え方、次回もその動きを取り上げていきますよ。



Posted on 2020/02/16 Sun. 17:27 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  連動  剣の理合 
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其の二百七十四、腰で運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回は、古武術の考え方を分かりやすく体感できる操作法をやってみましょう。
筋肉を使った力に頼らないで、軽々と人を運んでいく、そんな動きです。



腰で運ぶ6



主な構成要素としては、手刀の概念と、なんばです。

動画を見てください。







両手をつかんできた相手の手首の外側に手刀を向け、縦に斬り上げるようにして肩を詰めます。

この時に相手の力に対抗するようにしてぶつかってしまうと、いけません。
その時点で腕力に頼った技になってしまいますね。

身体の向きを相手の攻撃線の外にはずします。
膝の方向と手刀の方向を合わせてください。



腰で運ぶ4



刀を構えるように手刀を操作すると、相手の肩が動きます。
さらに身体の向きを相手の中心に合わせると、手刀によって相手の腕~肩にロックがかかります。

つまり、手首で相手を極めている状態です。これを両手に対して行います。



腰で運ぶ5



ここまで、手刀の使い方で相手の上半身を詰めました。
次に、この状態の相手を腰に乗せて運んでいきます。

動画で再三言っているように、この時に腕を伸ばして相手を動かそうとすると、せっかく作った肩の詰めが外れます。

そうするともう、あとは腕力で動かしていくほかありません。

そうではなく、肩から先を全く動かさないまま、腰に相手を乗せるようにしてみましょう。
いわゆる「なんば」の動きを使って、腰と肩の位置をそろえるようにして前に出ていってください。



腰で運ぶ7



こうすることで、相手の体幹がうまく腰に乗って、無理なく運んでいくことができますよ。

東京稽古会では、こうした古武術の核心的な操作法を、分かりやすく修練しています。
興味のある方は、ブログ内に設置したメールフォームからお問い合わせください。




Posted on 2020/02/09 Sun. 12:52 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  剣の理合  中心  攻撃線 
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其の二百七十二、手刀で崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




強く掴まれた手首をはずす「手ほどき」から、流れを切らずに手刀を使って相手を崩し、制していきます。

大東流合気柔術では一カ条の居捕、抜手捕という形になりますが、この動きも手刀の考え方をもとに整理していくことで、核心が見えてきます。



手刀で崩す4



動画を見てみましょう。







双方が座った状態で受け手が両手首を掴んできます。
取られた方は、腕で押し返さず、手刀を活かしてください。相手の肩を詰めるように剣の先を向けましょう。

この手刀を効かせたまま、片方の掴まれた手首をはずしていきます。
前回前々回と解説した通り、刀で相手の掌を斬り込むように、また、肘の曲がる方向を調節して縦に剣を使いながら操作してみましょう。



手刀で崩す1



この時に注意したいのが、手をほどく操作に気を取られて、もう一方の手刀が死んでしまう(活かされない)ことです。
相手に向けた手刀は技の最後まで、攻めの意識を保ち続けなくてはいけません。

片手が外れたら、その手刀で相手の首筋に向けて当身を打ちます。
同時に、掴まれている腕を柔らかく伸ばし、相手の身体に張りを作ります



手刀で崩す2



この手を引っ張ったり、あるいは当身のために前のめりになったりしてしまいがちですが、これも剣を使うように、腰を安定させた状態で操作することが重要です。

続いて、自分の身体の中心で手刀を使いつつ、掴まれた手刀を峰が下になるように振り上げます。
同じく首に当てた手刀を斬り込むように下に向け、体を転換

相手を逆腕捕にとって制します。



手刀で崩す6



と、最後を端折って書きましたが、やはり実際に身体の動きは体感することによってしか伝えずらいですね。

一点だけ。
大きく体を動かしているその時に、手刀を横に回すのではなく、縦に使うこと。
ここが最も大事なところです。



手刀で崩す7



これはつまり、腕の力(膂力)で制するのではなく、剣の理合いで脱力する中で大きな力を伝えていくという、古武術的身体操作法の核心となります。

東京稽古会で、体感してみませんか。
問い合わせはブログ内に設置のメールフォームにてどうぞ。



Posted on 2020/01/26 Sun. 10:09 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  居捕  剣の理合  転換 
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其の二百七十一、縦に外す 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回に引き続き、相手から掴まれた手首をほどく動きについて考えていきます。

掴み手の切れ目に、手刀の峰、すなわち親指側を当て、剣を使う要領で斬り込むようにして外していくというのがその第一段階でした。



縦に外す3



ただ、それだけではなかなか上手くいかないという人も多いと思います。
力が入って押したり引いたり、相手とのぶつかり合いになってしまう場合が多いんですね。

そういう時に、身体の構造からみた、合理的な動きを加味してみます。

動画を見ましょう。







剣の使い方を意識して、自分の手刀を動かしていくのですが、最初はそこが理解しにくいかもしれません。

これまでにも何度か剣の使い方を取り上げてきましたが、その中に「縦に使う」ということがあったのを覚えているでしょうか?

これは簡単に言うと、肘が曲がる方向に合わせて手刀を動かす、ということです。



縦に外す1



人間の肘は一方向にしか曲がりません。
動画でも言っているように、剣は肘の曲がる方向に振り上げ、伸びる方向に振り下ろします
親指側が曲がる方向、小指側が伸びる方向です。

単純な考え方ですが、手刀の曲げ伸ばしを、この肘関節の自然な動きに合致するよう、角度を合わせてみてください。

無駄な力を使うことなく、相手との無用の衝突を避けながら操作することができるはずです。



縦に外す2



さらに、角度を変える時に相手との引っ掛かりを感じてしまうことがあると思います。
その時は、腕だけで操作しようとするのではなく、身体の向きを含めた、全身の連動を使うことを意識してみましょう。

これもいつも言っていることですが、剣を使うときには、肩から先だけで動かしません。
全身で操作すること。これは手刀の場合にも当てはまりますよ。



縦に外す5



古武術の身体操法を、東京稽古会で体感してみませんか?
参加お問い合わせはブログ内に設置のメールフォームまでどうぞ。













Posted on 2020/01/19 Sun. 17:28 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  剣の理合 
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