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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 9月27日(日)11時00分から14時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百六 合わせて張る 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手の筋肉を伸張させ、身体に張りを作ることで無力化する操作法を紹介してきたが、
今回はその動きを使って、少々「お遊び」的なことをやってみよう。



合わせて張る3



決して実践に使えるような類の技術ではないが、身体の構造や、力の出し具合、微妙な方向性・バランスをつかむためには役に立つ。

なにより、普段の身体の動きの常識とは違う反応を観察できるところにその面白さがある。







「張り」を作るために必要なのは、これまでも触れてきた通り脱力して操作することだ。相手の身体に緊張が出ると、こちらの思った反応を作り出すことは難しい。

そのために、初動では「掛け手」を使う。こちらから掴みに行くのではなく、相手に重心を崩させるように誘いをかける。



合わせて張る1



そうして体勢を崩した相手を、今度は自分の身体を柔らかく伸ばすように使うことで、無力化していく。

相手の身体を伸ばすためには、まずは自分から。
この辺りに古武術たる大東流の面目が躍如している感があって面白い。



合わせて張る4



初動で重心を崩し、脱力して準備が出来たら、次は接点同士のバランスをとり、伸ばす方向の調整を行いながら相手の身体を伸ばしていく。



合わせて張る2



精妙な感覚が要求される操作ではあるが、天才でもない以上、これも稽古を重ねるほか会得する道はない。

東京稽古会では一般からの参加者も受け入れています。ブログ内の問い合わせメールフォームからどうぞ。





Posted on 2020/09/20 Sun. 09:44 [edit]

category: 掛け手

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  重心  当身  掛け手  手刀 
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其の三百五 当身で張る 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、車倒(くるまだおし)を、当身と張り」の観点から研究してみたい。

車倒は横面打で攻撃してきた相手を仰向けに倒してしまう形であるが、前がかりに来る身体に対し、後ろに重心をかけさせるのは相当に難しい。



当身で張る1



無論、形の修練であるので、初めのうちはある程度、お互いの動きに合わせる形で稽古を進めていく必要があるが、それでも思うように相手の身体をコントロールするには時間がかかる。







動かしづらい相手を「運ぶ」ために、大東流身体を伸ばし、張るという戦略をとる。

動画にあるように、横面打を受けた手刀と、下腹部に伸ばした当身によって、脇腹から腕にかけての部分に筋肉の伸張を作ってしまうのだ。

当身の方向がずれると、この操作は上手くいかない。



当身で張る2



また更に、相手の横面を受ける手刀の位置も重要で、出来るだけ手首に近い位置で接点を作った方が良い。

もうお分かりかと思うが、接点が手首に近いほど相手の身体は大きく広がり、そのために張りが強くなるからだ。



当身で張る3



これまで、当身で身体に張りを作る動きを数回にわたって紹介してきたが、原理的にはどれも同じで、自分の身体を柔らかく伸ばすことで、相手の身体が緊張できない状態を作り出し、結果的にそれが相手を無力化していく。



当身で張る4



口で言うほどその操作は簡単ではなく、柔(やわら)の修行は生涯追及しうる深いものだが、初心者のうちからそうした奥深い形の稽古に取り組めるのもまた、大東流の魅力といえるのではないだろうか。

東京稽古会への参加問い合わせは、ブログ内に設置のメールフォームよりどうぞ。






Posted on 2020/09/13 Sun. 09:06 [edit]

category: 横面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  重心  当身 
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其の三百四 裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手の攻撃をテコとし、無力化して制する。
連綿と続く日本古武術の継承者であり、合気道の源流としても知られる大東流合気柔術の精髄といえる思考法。



裏落4



今回取り上げる「裏落(うらおとし)」という形は、いろいろな要素を持つが、その中でも崩しにかかわる動きに焦点を当てる。
鍵となるのは「張り」を作って無力化する操作だ。







動画の中にあらわれているのを見て取った諸兄もあるかとも思うが、この「張る」という考え方を成立させるのは、筋力に頼ったパワーではない。
試しに相手との接点を、掴ませている状態から、こちらが掴んでいるように変更して同じ技を行ってみればよくわかる。



裏落3



体幹部分が動くほどに崩せるのは、技の掛け手の身体が程よく脱力し、受け手の体が硬直していないことが前提となる。
相当程度に体格の差があっても、、相手の体の筋肉がこわばり、いわゆる力の入った状態では、かんたんに崩すことは至難の業だ。



裏落2



そのために、大東流では相手に掴ませている部分を脱力し、力の入れどころをあいまいにする戦略をとる。
そうすることで、接点と当身によってできた物理的な距離感が「張り」として作用し、無力化することが可能になる。



裏落5



筋力に頼らず、相手の攻撃を利用することで体幹を崩し、制圧していく。
古武術ではあるがむしろ革新的ともいえる考え方が、今もなお大東流が武術各派の関心を集める理由ではないだろうか?

東京稽古会では、大東流の身体操作法を初心者にもわかりやすく習得できる稽古を行っている。
参加方法はブログ内に設置のメールフォームから問い合わせください。


Posted on 2020/09/06 Sun. 10:03 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  丹田  当身 
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其の三百三 中心を打つ 大東流合気柔術 東京稽古会  




身体の中心から発した力を相手に柔らかく伝え、制する。
大東流合気柔術の核となる思考法を習得し、体現していくのが我々の会が目指すところだけれども、なかなか一朝一夕にはいかない。



中心を打つ1



身体の使い方が西洋化してしまった現代日本人にとって、この動画で取り上げているような動きは、感覚ではわかったようでも実際に自分の体を使って表現する段になると、相当な難しさを感じてしまう。







今回の操作は、当身を使って相手の体の動きを止め、さらに相手が自分を攻撃してくる力を上手く利用することで逆に無力化していくという、すぐれて日本古武術的な考え方に則っている。



中心を打つ5



個々の動きについては、動画内で解説している通りなのでそちらに譲るが、実際に修練してみてどうしてもうまくいかないという場合には、この大東流「柔(やわら)」の術であるということを思い出していただきたい。



中心を打つ3



筋力を使わず、のびやかに自らの丹田の力を末端へほとばしり出す。
そんなイメージをもって鍛練に臨まれることをお勧めする。



中心を打つ2



今回、相手の体に「張り」を作って無力化していくという概念が出てきたが、次回以降、その思考法を発展させた動きを取り上げてみるつもりだ。

東京稽古会への参加については、ブログ内に設置してあるメールフォームから問い合わせください。



Posted on 2020/08/30 Sun. 09:58 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  丹田 
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其の三百二 下から崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術における当身の意味と、その使い方について前回、前々回の2回にわたって取り上げた。

では、それを使って具体的にはどういうことが出来るのか?



下から崩す4



まずは、シンプルに相手に向けて打突を入れることで体幹を崩していく動きを紹介しよう。







動画で取り上げた動きの前半は、いわゆる胸取の逆腕捕だが、最後の崩し落とす部分が違う。
本来は相手の手首を二か条にとって極め落とすが、今回はそれをせず、純粋に当身による崩しを「運ぶ」形で制している。



下から崩す1



動画を一見すると、肘に当てた手刀で関節の逆を取って押し倒しているように見えるかもしれないが、実際にやってみると、それだけでは相手の大きな抵抗を受けてしまう。なかなか簡単に倒せるものではない。



下から崩す3



受け手の足先に注目してほしい。

当身の直後、受けのかかとが浮き上がるようにつま先立ちになっている。
これが、相手を無力化した何よりのポイントで、こうなってしまうと反撃をすることもできず、ただ自分の体重を支えるのに手いっぱいになってしまう。



下から崩す



そのために必要なのが、下から攻め込むこと。さらに両手を一直線上に伸ばすように使うことだ。
このことが、自分の中心の力をもってして、受け手を崩す。

きわめて古武術的な、身体運用法といえる。

東京稽古会への問い合わせは、ブログ内のメールフォームからどうぞ。




Posted on 2020/08/23 Sun. 09:25 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動  攻撃線  当身  中心線 
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