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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は2月23日(金・祝)13時30分から16時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

扶桑会のYouTubeチャンネルでは「メンバー限定動画」の配信を始めました。一般公開の動画ではカットしている口伝や、道場でしか見せないコツを取り上げています。
興味のある方は 「Aiki-Kobujutsu」チャンネルホームページ にアクセスして「メンバーになる」から購読手続きしてください!
【扶桑会がTV放送されました!】 縦に使う1 
NHKWorld「J-arena」(↑上の画像をクリックすると無料視聴できます) 
 

【関連商品】 縦に使う1 扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク   
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【稽古日誌】令和6年2月8日 12日 15日 大東流合氣柔術 扶桑会  




大東流合氣柔術扶桑会の稽古日誌、今回は2月中旬の修練内容です。

まずは2月8日(水)の稽古から。


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真下に沈む意識で、相手を乗せる考え方で技をかけていきます。



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実はこの日から10日余り、事情があって私自身が稽古を休みました。
山に籠って修行を行うために、外部とは一切連絡が取れない状況でしたが、会の運営は有段者を中心に自主的に行ってもらいました。
都合三回ほど、いつもの指導者が不在の中での修練です。



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この日もテーマを決めてしっかりと取り組んでくれたようです。
こうしたことも、会全体として成長していくきっかけにしてもらえれば、と思います。



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続いては2月12日(月・祝)、公共施設での稽古です。



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攻撃の種類を変えながら、小手返しの習熟をテーマに修練しました。

正面打ち、中段突き、両手取り…それぞれの攻撃に対して捌き方が異なります。



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一方、手首から先を固定することによって全身に力を伝え、崩していくという根幹部分はどの攻撃法であっても同じです。



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この日の稽古では、終盤に基礎鍛錬の重要性を強調してまとめたということで、大変意義のあるものだったと感じます。



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最後は2月15日(木)の修練です。
この日までは、いつも受け手をしてくれている会員が教授代理として指導に回ります。



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肘の外側と内側を攻めて崩しをかける動き。
どちらもそれぞれ触る位置と、力の方向が異なります。



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単純に形を繰り返すだけではなく、大東流の技法を要素に落とし込んで、分類整理しながら理解しやすいように修練できたと思います。
稽古内容を吟味して組み立てていくのも、大事な訓練です。



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この経験を活かして、今後もさらに成長していってくれることを望みます。



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Posted on 2024/02/22 Thu. 22:48 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  小手返 
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【動画解説】其の四百七十四 回って制する 大東流合氣柔術 扶桑会  




前回は軸を作って後方の相手に素早く向かい合うという動きを解説した。

その動きの原理を使って、今回は実際に相手に対して力を発揮し、制するまでの一連を見てみよう。



立襟捕2



相手は後ろから首のところにある衣服をつかむ。
道着の場合、この部分を立ち襟(たちえり)と呼ぶ。

掴んだ後は引きずり落とすなり、固定したまま空いた方の手で攻撃を加えてくる心づもりだ。







この時、相手の(掴んだ)腕の内側に入るように回転する。
これが外側に回った場合でも慌てることはない。その時は別の崩しをかければよい。

いずれにせよ、前回の動画解説で述べたように、「軸に落下する」ような意識で体を一本にして体を回転させるのだ。



立襟捕4



さて、「体の転換」で相手と向かい合ったとき、大事になってくるのはここでも「軸」の安定性である。

相手の攻撃をけん制するために伸ばした腕を顎に当て、相手が立ち襟をつかんでいる手を手刀で「はさむ」。
この時に自分の軸を中心にして、体を前後に開くのだ。



立襟捕3



これは決して、腕の力で押したり引っ張ったりするのではない。
むしろ腕は脱力し、柔らかく相手を接触させた状態で、腰の操作によって相手の身体に張りを作る。

この口伝を「押し引き」というが、これを力による作用と勘違いしないことが重要なのだ。



立襟捕1



たとえるならば、弓を引くような動作といえようか。
腰を回転させることで、接点の間の距離を広げる。その操作においても、振り向くときに作った軸を使うのである。

これも筋力によらない柔らかい力が要求される操作だ。
稽古の中で会得していってもらいたい。









Posted on 2024/02/17 Sat. 19:00 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  転換 
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【動画解説】其の四百七十三 軸で回る 大東流合氣柔術 扶桑会  




「体の転換(たいのてんかん)」とは、体の向きを変更することをいう大東流合気柔術の術語である。

武術における転換とは、向きを変えることによってより安定した力を発揮できる状態を作るという意味を含んでいる。
ただ顔の方向が変わればいいというものではない。



軸で回る1



つまり、転換を行った後でも自分の身体が体術的に十分な状態であるかどうかが問われるということだ。
今回の動画では、「軸」の概念を使って転換の前後でも対応力に差が出ないように動くことを目指した。







これまでの動きでは腰の位置を移動させることによって、体全体を一つの塊として動かす意識を高めてきた。

ただ、今回の動きにおいては後ろにいる相手に対していかに素早く、かつバランスを崩すことなく(自然体のままで)向き直ることができるかということが主眼である。



軸で回る2



腰の位置はその場で180度向きを変えればよいのであるから、腰の片側に一本の軸を通して、その軸を支点として回転することが効率がいい。



軸で回る5



この時、軸に対して力を入れ、地面を蹴るようなイメージで動いてしまうと、見かけ上のスピードは出るかもしれないが、どうしても力のバランスが偏ってしまう。

簡単に言うとグラついてしまうのだ。



軸で回る3



それを避けるため、今回の動画では、軸に取った足を股関節から一瞬緩めて、沈み込むような意識をとりながら動くことを提唱している。

言葉では伝わりずらいかもしれないが、膝、くるぶしを柔らかく使い「地球の中心に落ちる」意識で、その落下感を利用して体を方向変換するのだ。

こうすることで、古武術的な瞬間の動きが可能になる。実際に稽古の中で体感していただければ、幸いである。





Posted on 2024/02/10 Sat. 19:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  連動  中心  転換 
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【稽古日誌】令和6年2月1日 4日 大東流合氣柔術 扶桑会  




大東流合氣柔術 扶桑会の稽古日誌。今回は2月初旬の稽古内容について記録していきます。

まずは2月1日(木)の稽古から。



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手首を取って2カ条から3カ条に変化する操作。

仮に一つの技が効かなかったとしても、次から次に変化して相手を制していく大東流の特徴がよく出た動きです。



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さらには小手の内側と外側を極める4カ条の操作。

手先の力でこね回してしまいがちですが、それでは力が伝わりません。



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むしろ手首から先はゆったりとさせて、身体全体の力が接点に集中するように施術します。

上手くいったら飛び上がるほど効きますが、不思議と「イやな」痛みではないんです。
この辺りにも、古武術大東流の秘密が隠されているように思います。



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続いて2月4日(日)の稽古。

この日は公共の運動施設で修練させていただきました。



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大東流合氣柔術は初動で相手の動きを無力化することにその特徴があります。

いわゆる「詰める」動きがその代表的なもので、両手取り、片手取りなどをその接点を通じて相手に力を返していくような意識で、肩や肘、手首関節などを固定してしまう操作を行います。



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一方で、相手の攻撃を敢えて受け止めず、その力の線を延長させるような形で崩しをかける技術の体系も存在します。

こちらはやや上級者向けとなりますが、この日の稽古ではその二つの手法に取り組んでみました。



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相手に手首をつかませるように見せかけながら、そのまま誘導して体勢を崩すなど、慣れない動きでしたが新鮮な気持ちで修練できたと思います。



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単純に末端だけを使った動きでは、相手は乗ってきません。
心理的な面も含めた、「相手と一体化する」意識が重要になってきます。

どちらの手法においても、共通する点があることに気づいてくれたのではないでしょうか。



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Posted on 2024/02/06 Tue. 19:37 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  重心  攻撃線 
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【動画解説】其の四百七十二 腰が先 大東流合氣柔術 扶桑会  




今回は相手の目の前から「消える」ように感じさせる動きについて解説してみたい。

これもやはり、腰、肚の意識がポイントとなる身体操作だ。



腰が先4



まずは空間上にある自分の腰の位置を感得するところから始める。

日常生活の中で自分の身体の位置、在り場所を意識化することはほとんどない。
その空間認知は無意識下で自動的に行われている。

そこを敢えて意識化してとらえるのだ。







たとえば歩いているときであれば、足の運動に連れて腰が平行移動していく感覚や、微妙に上下する感覚が得られるだろう。

次に足の運動によって腰の位置が変わるのではなく、腰の空間座標が移動することによって、上半身と下半身がそれに追随するというように認識を「ずらす」。



腰が先2



今回の動画で取り上げた動きを、上に述べたような思考の転換とともに行ってみると良い。



腰が先3



修練を重ねることにより腰、肚を中心に自分の身体を動かしていく感覚を養成していくと、上半身にかかる慣性力や、下半身が地面を蹴る際にかかる筋力的な負担が軽減し、身体が一つの塊になったように感じられる。

扶桑会では、この身体が一塊になる感覚を「一本になる」と呼称している。



腰が先5



動画の最後に紹介した「三角飛び」はまさにその「一本になる」感覚の養成を行うものであり、扶桑会の稽古の中では重要メニューとして必ず毎回行っている。

皆さんも日々の訓練に取り入れてみてはいかがだろうか。







Posted on 2024/02/03 Sat. 19:00 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  連動 
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【稽古日誌】令和6年1月21日本稽古 25日 28日 大東流合氣柔術 扶桑会  




大東流合氣柔術 扶桑会の稽古日誌。今回は1月下旬の稽古内容について記していきます。

まずは1月21日(日)。この日は今年最初の本稽古でした。



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大東流の基本的な考え方、核心技法を重点的に修練する本稽古ですが、この日のテーマは「千鳥足」です。

その場にいながらにして腰の位置を変え、身体を捌いて力の方向を変える身体操作です。



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両足のつま先が180度近く開くことから「千鳥足」の呼称がついたと推察されますが、実際の操作では足の形にとらわれてはいけません。

重要なことは腰の方向がしっかりと変えられるかどうかにあります。



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手を変え品を変えて様々な方向から研究を行いましたが、若干時間切れの感もありました。

「千鳥足」とその周辺技法については、今後も継続的に取り上げていこうと思います。



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続いては1月25日(木)の稽古です。
この日は初級者のための形稽古を多めにし、その分回数をこなす修練内容としました。



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扶桑会においては、形を習得し、古武術の理解を深めていくのと同等に重視しているのが「受身」の習熟です。

この日、稽古後の感想では、会員それぞれが思わぬ転倒やアクシデントにあった時、とっさの受身で危険回避したという体験談を次から次に聞かせてくれました。



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自転車で転んだ、坂道で滑った、階段から落ちた…。いずれも大事に至らず、何事もなかったかのように次の行動に移れたということです。

考えてみれば、「護身」という概念として、受身ほど「即効性のある技術」はないと言えるでしょう。



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一般的な生活者として、「でんぐりがえり」のように身体を回転させることを日常的に行っている人は稀です。

扶桑会の稽古では毎回、前受身、後ろ受身、横受身、前方回転受身、後ろ回転受身を反復修練しています。
身体を大きく回転させることは神経機能の強化や平衡感の調整につながり、身体感覚は必ず研ぎ澄まされて行きます。

慣れないうちは恐怖感があるかもしれませんが、経験者が丁寧にわかり易く指導します。

安全に受身の練習をしてみたい方は、扶桑会の稽古に参加してはいかがでしょうか。



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最後は28日(日)の稽古。

この日は体捌きについて研究しました。



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いつもやっている基本的な技も、体の捌き方を少し変えることで、全く違う動きになることを体感します。



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手先の動きに注目しがちですが、手首や肘の関節を捕る時点においては、相手はすでに崩れているのです。



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そのためには、接触点を丁寧に扱い、全身の動きで身体の捌きを使うことが必要となります。

当然力任せに振り回すのではなく、柔らかく繊細な感覚を忘れてはいけません。



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古武術としての大東流合氣柔術の、核心部分に迫るような稽古になりました。



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Posted on 2024/02/01 Thu. 17:28 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  連動  受身 
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【動画解説】其の四百七十一 肚で投げる 大東流合氣柔術 扶桑会  




このところ末端の力を使わず、肚(丹田)から力を発するという身体操作法を連続して取り上げている。

無論、大東流の動きのどれをとっても、小手先の力だけで完結するものはないのであるが、今回紹介するのは、その中でもより中心からの力、また手先足先の脱力が求められる操作法となる。



肚で投げる4



と言っても内容的には新奇なものではなく、座った状態で両手を掴まれたところを手刀を使って詰め上げ、投げ倒すという、いわゆる「合気上げ」の鍛錬である。

この日は冒頭で受身の訓練も行ったため、膝行しながら次々に相手を変えて合気投げを連続していくという形で稽古してみたのがこの動画である。







このように前後左右あらゆるところからの攻撃に、常に動きながら対処することは良い修練になる。

ともすれば静止した状態から始めがちな合気上げの稽古であるが、準備の整わない状況を敢えて作ることで、肩に力を入れず、肚から力を出し続ける感覚を磨いていく。



肚で投げる3



熟練者はさらに、相手が来るのを待つだけでなく、自分の方から膝行して相手に近づいていく動きも加味してみると良い。

そうすることで、自分の骨盤の上に上半身を垂直にのせた状態を維持するというポイントの重要性がはっきりするだろう。



肚で投げる1



前のめりになったり、後ろに傾いたりしてしまうと、必然的に小手先の力を出さざるを得なくなる。

力を発揮するためには、自然体を崩さないことがいかに大事であるかを理解するのにも良い訓練法である。



肚で投げる6



受けを取る側は、自部が投げられる方に爪先を向け、柔らかく身体を使って大きく受身を行うこと。

複数組で修練する場合には、他の組の受け手と衝突しないように注意しながら訓練してください。






Posted on 2024/01/27 Sat. 19:02 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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【稽古日誌】令和6年1月11日、14日、18日 大東流合氣柔術 扶桑会  




大東流合氣柔術 扶桑会の稽古日誌、今回は1月中旬の修練の内容について記します。

扶桑会は毎年一つの文字を選んで稽古場所に掲げます。
稽古の中で大事にしたい心構えや考え方を目に見えるようにしておこうという試みです。

今年は「今」を選びました。



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「一大事と申すは今日唯今の心なり」とは、禅の世界でよく語られる教えですが、神道にも「中今」という概念があります。

過去にこだわらず、先々にとらわれず、今この瞬間だけに心の焦点を当てること。
古武術の修行とは究極を言えばその境地にたどり着くことだと考えています。

あらゆる雑念を排し、純粋に「今」に没入して稽古をやり通すことができるか否か?
この一年をかけて取り組んでいきたいと思います。



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さて、1月11日(木)の稽古です。
この日は湾岸地域にある民間体育施設での稽古となりました。



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いつもの稽古場とは東京の西と東に大きく分かれるため、通うのに負担がある人もいると思いますが、それをものともせず集まった会員さんたちと熱気高く修練しました。



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柔術としての大東流は、合気道や柔道などとは違い、投げ落として終わりではありません。
昨年までの反省点として、痛みを伴う関節固定などを省略してしまうことも多かったことがありました。

しっかりと固め、極めを施して動きを奪い、技を完成させることを心がけていきます。



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続いて1月14日(日)の稽古。

重心移動を使った固定方法や、相手の自由を奪うための位置取りなどをテーマに修練しました。



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力ずくで押さえ込んだ場合、相手の反発する力に負けた時点で逆転を許してしまいます。

全身の連動を使って、筋肉の力ではない理合で固めることを目指さなければなりません。



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また、関節の捕り方、身体のどこに密着させると効果が出るのか、ディティールの部分も重要です。

全体を大きくとらえながら、細かいところへの目配りも忘れずに。



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まさに日常生活でも求められる教訓ではないでしょうか?

大東流の口伝は、古武術以外にも活かすことのできる含意の宝庫です。



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最後は1月18日(木)の稽古。

基本の形を修練した後、この日は二カ条の動きで手首を制する鍛錬に取り組みました。



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身体の位置取り、捌き、指の使い方…。

理屈はわかっていても相手を前にすると、自分の思う様に動けないのが実際です。



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想定と違ったことが起きても、小手先の力で無理やりにこね回さないことを意識して稽古をするのが大事です。



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少しずつ、感覚をつかんでいってください!



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Posted on 2024/01/22 Mon. 20:28 [edit]

category: 稽古日誌

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【動画解説】其の四百七十 まわる 大東流合氣柔術 扶桑会  




今回も、肚を「力の出所」にする身体操作について、引き続き解説していきたい。



まわる3



これまで剣を振る動きと膝行で足運びをする場合に、身体の中心から「肚から動く」という意識を持つことによって、大東流合氣柔術の様々な操作に応用できる感覚が養成できることを見てきた。

特に前々回「其の四百六十八 肚で動く」では足と腕を同時に操作する鍛錬法で、強引に肚を使って動く意識付けを行った。







それでは前方後方に複雑に動き回る膝行であればどうなるだろうか?
慣れない動きであるがゆえに、どうしても足先に推進力を頼ったり、上半身による反動を使って身体を進めてしまいがちだ。



まわる5



ここで有効なのは「力は出すものだ」という古武術ならではの思考法である。

どのようなスポーツであっても、あるいは日常生活、仕事においても、私たちは口癖のように「力を入れる」と口にする。
たとえば「力を入れて頑張ろう」、「もっと力を入れなさい」という具合に。



まわる1



今回の動きが特にわかり易いのは、「力を入れる」場合、その部位としては足先と上半身の胸から上になることだ。
実際に試してもらえると良いが、明らかにその部分にしか意識がいかないことに気付かれると思う。

反対に「力を出す」という意識を持ちながら、前後左右への膝行を行ってみてほしい。



まわる4



身体の中心である丹田(肚)の辺りを起点として、放射状に力が発揮される感覚に導かれて、滑るように身体が移動していくはずだ。

ちょっとした意識の違いが、実際の操作においてかくも大きな効果を生む。
「力を出す」という概念については、今後も引き続き研究を重ねていきたい。








Posted on 2024/01/20 Sat. 19:00 [edit]

category: 基本動作

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【稽古日誌・動画解説】其の四百六十九 令和6年1月8日 稽古初め 大東流合氣柔術 扶桑会  




大東流合氣柔術 扶桑会、令和6年最初の稽古日誌です。
今回は一年の古武術修行の始動となる稽古初めについて、その内容を記していきます。

同時に「稽古初め」と題してYouTube動画も公開しましたので、そちらにも若干の解説を加えてみたいと思います。



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1月8日(月・祝)、神道扶桑教世田谷太祠にて、「稽古初めの儀」が執り行われました。

扶桑教は中世から続く富士山信仰「富士講」の流れを汲む教派神道です。
世田谷太祠にはその大教庁(本部)が置かれています。

この日は厳粛な雰囲気の中、古式の神道作法に則って神事が進められました。



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神道に限らず、古来から伝わる儀礼や祭式は、現代になってその継承が危ぶまれているものも多くあります。
それらは単純な形式を保存しているのではなく、所作や動きの「形」の中に込められた精神性を伝承していると、私は強く感じています。

一つの儀礼、祭式が失伝するということは、そこに込められた古(いにしえ)の人々の子孫への思いが忘れられてしまうことにほかなりません。







古武術という、現代においては軽視されがちな伝統技術に携わる我々にとっても、こうした現状は共通の課題です。
今を生きている人間は、数えきれないほどの多くの先人の命を受け継いでここに存在しているのだということを、心にとめておくべきであると思います。



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稽古初めでは、毎年恒例となっている神前奉納演武も行いました。

一年の初めに、これまでの蓄積と、これから目指す武術の方向を神前で披露します。



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動画の中でも見ていただけますが、今年は古式の柔術技を多く取り入れた演武としました。
また、神前での所作をこれまで以上に意識しています。



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現代武道でも、厳格な所作を行うところもありますが、私たち扶桑会では、その所作の意義を知り、さらにその精神性を体現することを目指します。



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相手とつながり、そのつながりを失わないように技を終える。
その意識は周囲の環境への配慮を失わない心得に通じ、ひいては実生活において自他の関係性を良好に保つことへと転じていきます。



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令和6年も、心楽しく充実した稽古に邁進していく所存です。

本年も、大東流合氣柔術 扶桑会の動画解説ブログ、稽古日誌をよろしくお願いいたします。



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Posted on 2024/01/13 Sat. 19:13 [edit]

category: 稽古日誌

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tag: 大東流  合気柔術  古武術 
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