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東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 11月23日(水・祝)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の四百十二 放させない 大東流合気柔術 東京稽古会  




私たちの古武術動画を見た人の反応の中で多く見られるものの一つに
「何故、つかんでいる手を放さないのか」というものがある。

大東流合気柔術に馴染みのない人にとっては、無理のない反応といえるかもしれない。



放させないサムネ2



実際に今回の操作のように、両手をつかんできた相手の手首に手刀を搦めつけるとき、掴んだ側がなかなか自由に手を放すことは出来ない。







動画の中で触れている通り、それは自分から「掴みに行こう」という意思を持っている意思を持っているからであり、さらにはその意思を出来るだけ変容させないように、掴まれた部分を柔らかく使っているからだ。



放させない1



もっと言えば、相手が掴んできた指を、より自分の手首に食い込ませるようなイメージで脱力を行うと効果的な操作となる。



放させない2



これらはやはり体感してみないとわかりづらいと思うのだが、人は「反発してこない」動きに対して、追随していく傾向があることを想起してもらいたい。
大東流合気柔術には、こうした心理的な規制を利用した操作系が豊富にある。



放させない3



一見しただけでは理解できないことも世の中には多く存在している。
理解できないことを一概に切り捨てるのではなく、虚心坦懐に向き合うことが本質に迫る秘訣であると考えている。






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Posted on 2022/12/03 Sat. 19:02 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術 
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稽古日誌 令和4年11月3日、6日、10日、13日 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌です。

2か月ほど更新できなかったのですが、今回11月上旬の稽古内容から再開していこうと思います。



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まずは11月3日(水・祝9世田谷総合運動公園体育館での稽古です。
これは両手をつかまれてからの手刀詰。



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袖取りをとらえて小手詰めで制する。



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上半身を脱力することで生まれる柔らかい力を意識した稽古でした。



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続いて11月6日(日)、扶桑教太祠本殿での稽古。



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初動の重要性について研究しました。



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跳ね返さず、受け入れる。



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体の捌きももちろん重要です。


じっくりと基本動作に取り組んだ一日となりました。



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11月10日(木)の稽古でも引き続き初動について研究。



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特に正面打ちや胸取にたいする対処について時間をかけました。



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相手と接触する瞬間にどういう体の状態でいるか。



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大東流合気柔術の根幹をなす考え方は、ことが起こった時にどう身を処すかという、日常生活の戒めにもつながります。



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そして11月13日(日)、扶桑教太祠での稽古では、大阪琢磨会より小林清泰先生をお招きして指導していただきました。



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久琢磨先生の薫陶を受けた小林先生に普段とは一味違う技の考え方を教わります。



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また、この日は冒頭で、四段の昇段審査を行いました。



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無事に認定を受け、今後の稽古にその成果を活かしていきたいと思います。



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Posted on 2022/12/02 Fri. 09:29 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術 
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其の四百十 両手刀詰 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手が両手首をつかんだ瞬間に制圧する。

今回は大東流合気柔術手刀詰という操作法を取り上げて解説してみたい。



両手刀詰サムネ1



古武術である大東流では相手の攻撃を受け入れることで活路を見出していく操作が数多くあるが、なかでもこれはその代表的なものといえるだろう。







普段は片手取りから操作していくことが多いが、今回は両手首をつかまれたところから動き始めている。
両手取りであっても基本的な部分は変わらないのだが、初動の「ぶつかり」を避けるところが少し難しいかもしれない。



両手刀詰4



動画で紹介しているように、掴まれた瞬間に両方の手刀を使って相手の腕の外側を斬り上げるのがポイントだ。

仮にそのタイミングを逸した場合には、次善の策として片手取りの手刀詰めと同じ方法論で崩しをかける。
すなわち、一方の手刀で相手の肩を詰め、比較的自由に動かせる側の手刀で片方ずつ処理していく。



両手刀詰3



冒頭で「相手の攻撃を受け入れることで活路を見出す」と述べたが、手刀で斬り上げる際に、相手がのばしてきた腕にぶつかるように操作するとうまくいかない。

いったん相手の手が伸びてくる方向に引き込むようなイメージで、摺り上げるように手刀を斬り上げてみてほしい。



両手刀詰2



かつ、手首をつかんで相手が力を籠めようとするその一瞬をとらえて動き出すようにすることが肝心である。
誤解を生むといけないので補足するが、掴まれた瞬間から動き出すというのではなく、常に流動している身体の動きを、その一瞬に手刀を斬り上げる動きに変化させていくのだ。



両手刀詰5



大東流合気柔術では、滞らず、ぶつからず。
基本的なことだが、大変難度の高いこのことを念頭に置きながら稽古していただきたい。






Posted on 2022/11/26 Sat. 20:00 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術 
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其の四百九 親指で引く 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回は大東流合気柔術 初伝一カ条の肘返(ひじがえし)という形を使って手刀の使い方を解説する。

手刀を使って「引きつける」動作を行う場合、親指側、つまり手刀の峰を使うことで大きな力を発揮するという実例を見ていこう。



峰で引く4



受け手側の攻撃は、胸取り。当然ながらこの攻撃は単発ではない。

次の一手でさらなるダメージを与えようとする意図を持っている。







この時に登場するのが親指=手刀の峰だ。

相手の腕をなでるようにして自分の胸まで親指を引き付けてくる。すると相手の胸取りの手首はぴたりと自分の身体に密着する。



峰で引く2



これは、腕の筋肉の力で引きつけるのとはまた少し異なる強さを発揮して、相手の手首を固定してしまう。

そのうえで腰を少し前方に進めると、胸倉を掴んできだ相手はもう次の手を出すどころではなくなるのだ。



峰で引く3



同じように相手の肘の裏に親指を当てて固定する場合にも、抗いがたい大きな力を出すことが可能になる。

手首と肘の直線を接点の上に乗せ、相手の体重が手首関節に集中することで、たまらず腰を浮かせてしまう。



スクリーンショット 2022-11-09 125336



正しい姿勢で脇を締め、肩甲骨を含む背中全体の力が親指に集約されることで、この「引きつける」力が出る。

この肩に限らず、様々な場面で有効な「親指で引きつける」感覚を、日常の稽古の中で修得してほしい。






Posted on 2022/11/19 Sat. 19:00 [edit]

category: 胸捕

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其の四百八 親指ではずす 大東流合気柔術 東京稽古会  




人体の一部である手(腕)を刀(剣)に見立てて古武術の操作に適用する考え方であるが、そのうちに親指の部分を使うものもある。
いわゆる「峰」である。



峰ではずすサムネ2



今回は大東流合気柔術の初伝一カ条「抜手捕」という形を例にとって動きを説明しているのだが、これもやはり剣を操作するように動くことでその効果を発揮できる。







相手につかまれた手首に対して、全身を連動させて身体を開くと同時に手刀を峰の方に振り出す。



峰ではずす3



腕の力が強いと、なかなか簡単に外れるものではない。

それを肩から先を脱力することによって、相手からすると拍子抜けするように外れていく。



峰ではずす1



単純に力を抜くのではなく、身体の芯には力を通すイメージを持って稽古することが肝要だ。
まさに、剣を使う時のような心持でなければならない。



峰ではずす5



この時に忘れてはいけないのは、「峰」を使うということで親指の方ばかりを活かそうとしないことである。

あくまでも手刀は表裏(刃と峰)一体。全体を使って操作することを心がけてほしい。











Posted on 2022/11/12 Sat. 19:00 [edit]

category: 両手捕

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