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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 11月23日(月・祝)14時00分から17時00分まで
開催場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百十四 交叉取小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  




たびたび言うことではあるが、大東流合気柔術では腕力に頼ってはいけない。
端的に、それでは技がかからない。



交叉取小手返1



相手は攻撃するつもりで掴んだり打ってきたりするわけであるから、こちらもそれに応じた気構えや対応をとるのは当然だ。
だからと言って、その対応が腕力に任せたものになったのでは思う結果は得られない。







「力は入れない。力は出すもの」というのが、稽古中に再三出てくる言葉であるが、それはまさに至言である。

この小手返の操作においてもしかり。
掴みかかってきた腕の力に、こちらも力を入れて跳ね返そうとした途端、相手の抵抗を受ける。
抵抗は力のぶつかり合いとなって腕の動きがそこで止まる。



交叉取小手返2



そのぶつかりに対応しようとさらに力が入り、さながら力比べの様相を呈する。
これでは合気柔術を標榜することはできない。



交叉取小手返3



今回取り上げた操作法の初動において、まさにその「力を出す」という思考法を使っている。
相手の攻撃にぶつからない方向に、手刀を差し出す。

その操作一つで、以降の動きに腕力を使わずとも相手を制するきっかけを作り出している。  



交叉取小手返4



大東流合気柔術の核となるこの考え方だが、詳細に興味がある方は、ぜひ稽古会に参加してみてほしい。






Posted on 2020/11/15 Sun. 09:26 [edit]

category: 交叉捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  小手返 
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其の三百十三、親指を攻める 大東流合気柔術 東京稽古会  




手首の関節をとって相手を投げ倒す小手返
大東流合気柔術に限らず、徒手武術では代表的な操作法だが、初心者が往々にして陥りやすい難所がある。



親指を攻める4



それは、小手先の動きに気を取られすぎてしまうこと。
型の名前が「小手返」だからと言って、小手先の動きにとらわれると、相手は倒せない。







この技は小手(手首関節)を接点にとっていて、その部分を攻めているように見えがちであるが、実際はそうではなく、相手の体幹(腰)に崩しをかけている



親指を攻める3



接点である小手への攻めは重要であり、動画で示したように、そこには正確な位置や操作が求められるが、最終目的は手首をひねることではない。
気ばかり焦って、手元ばかりを凝視しながら技をかけようと奮戦しても、相手の身体は盤石のままだ。



親指を攻める1


また、手を持ち替え、指のかけ方が気になって姿勢が前に前に傾いてしまうこともある。
こうなると、相手から返し技で反撃を食うことになりかねない。

小手返は、小手を攻める技ではない」ということを心にとめて修練する必要がある。



親指を攻める2



名の印象に引きずられてその本質を見誤るというのは、武術だけでなく日常の生活においても起こりがちだ。
だからこそ、こうした古武術の修行を通じて、さまざまな出来事に対処する心構えを養成していってほしい。






Posted on 2020/11/08 Sun. 09:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  小手返 
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其の三百十二 搦める 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術には相手の身体の一部分を使って、その自由を奪ってしまう、いわゆる「搦め」という技法がある。



搦める3



筋肉や骨格、身体の構造を利用して一見不可解にも思えるような状態を作り出していく操作なのではあるが、成功させるにはいくつかの条件を満たさなければならない。







今回動画で取り上げたような場合では、正面打ちで攻めかかってきた相手の攻撃の道筋を妨げることなく導くことも、その一つだ。



搦める2



そのために、正面打ちの攻撃線を外しながら受けることが初動の必須事項となる。



搦める1



それも、大きく自分の位置を変えて受けるのではなく、出来る限り相手に近いところで捌く必要がある。
そうすることで、次の動きの効果が高まる。



搦める4



害意を持った相手から大きく距離をとるのではなく、「寄り添う」ように立ち位置をとる古武術の考え方は、現代のトラブル対処法としても示唆的であるといえよう。

Posted on 2020/11/01 Sun. 09:11 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  攻撃線  正面打  姿勢  手刀 
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其の三百十一 攻撃を外す 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術において、もっとも肝要なのは初動であると誰もが教わる。

何事によらず、異常が発生したその最初の瞬間にどう対処するかが問われることは論を待たないが、それが一番難しく、また適確性を求められるものだ。



攻撃を外す2



初伝一カ条の一本捕は、相手が正面打ちに来た手刀を受け止め、崩し倒す形だが、やはり最初の捌きによって相手の体勢を崩すところにその秘伝がある。







その内容については動画を参照してもらいたいが、相手の攻撃がどのようなものであっても、それをその場に「居着いた」まま受けたのでは、その先の動きが滞る。



攻撃を外す1



今回の場合は、相手の打撃を外し、ずらすというところに初動の正確性が求められている。
それも、ただ相手から離れればよいというのではなく、言うまでもなく次の操作に移る際に有利な体勢を取ることと同義でなければならない。



攻撃を外す4



適切な位置で、正しい姿勢で、その攻撃にふさわしい力の加減で柔らかく受け止めることを目指すのが、当会における初動の理想形だ。



攻撃を外す3



最初に述べた通り、それが一番難しいことなのではあるが。



Posted on 2020/10/25 Sun. 14:24 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  連動  攻撃線  正面打  一本捕 
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其の三百十 逆腕捕 大東流合気柔術 東京稽古会  




修行を続けていると、大東流合気柔術が元来、非常に実戦に向いた武術だと実感することが多い。



逆腕捕3



「元来」といったのは、その普及の過程で体系立てて技を整理する必要があり、また修行者にとって理解の便宜を図るために形稽古の体裁を整えていく中で、幾分かその荒々しい野性味が放逸してしまったに違いないからだ。







今回の「逆腕捕」は、修行者が早い段階で出会う技であり、手首関節の極めを使って体幹部分を制する、きわめて柔術的な技だといえる。

ただ、これが形の稽古となると、一つ一つの動きを分解して、言わば段取りを踏むように操作の行程を行っていくようなきらいがないとは言えない。



逆腕捕2



古武術として、あくまで実地に使うための術として修めるからには、やはり相手の攻撃に流動的に対処できなければならず、その訓練を稽古の中に取り入れていくことが必要だ。



逆腕捕4


例えば胸捕の場合、完全に胸倉をつかまれてから技を発動するようでは、やはり「段取り」に陥ってしまう。

今回の動きのように、相手が手を伸ばしてくるその勢いそのものを捉え、流れの中で取り押さえていくように稽古してみることも大事だ。



逆腕捕1



もちろん、流れの中にあっても、正確な動き、慌てずに正しい姿勢を保つことなど、形稽古において留意する点と何も変わらない。

こうした稽古を相互に繰り返して、古武術の神髄をつかんでいきたい。





Posted on 2020/10/18 Sun. 09:36 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  連動 
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