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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 12月23日(日) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、1月14日(月・祝)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加可能です)詳細はお問い合わせください

其の二百十四、伸ばして張る 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条に帯落(おびおとし)という技があります。
相手が奥襟をつかんで首を絞めに来たところを、掴まれた接点を利用して身体を「伸ばして」しまい、仰向けに倒します。


伸ばして張る3


前回まで2回にわたり、「伸ばす」ことで相手の自由を奪うという操作を取り上げました。
その操作法を生かして、形に応用させていきます。

早速、動画を見ましょう。





冒頭に書いた通り、相手が奥襟をつかんで頸動脈を絞めに来ます。
注意してほしいのは、受け側の攻撃は相手を押し込むように肘が伸びた状態になっていることです。

これが受け側が肘を曲げ、引き込むように攻撃してきた場合は、対処法が変わり「腰車」で肘を攻めていくことになります。
複雑になるので深くは立ち入りませんが、ここは、受け側は肘を伸ばして押し込むようにするということを覚えてください。

相手の攻撃に対して、真正面から受けずに体を捌きます
千鳥足を使って腰を切り、半身になってください。この時に当身を入れることで相手の腰を引けさせます。


伸ばして張る1


半身になったら、相手に近いほうの腕を、顎につけていくように伸ばします。
最初のうちは、相手の腰から顎までの線をなぞるように、相手の体に沿って伸ばすようにしてみましょう。

この時、腕を伸ばすと同時に、身を沈めるように低くなります
ちょうど、天秤が振れるように、同じバランスで操作してください。
ここが、相手を「伸ばす」ための重要ポイントです。


伸ばして張る2


相手の顎に当てた手を、力づくで押し込んでしまいがちですが、そうするとうまくいきません。
大事なことは、相手が掴んでいる自分の奥襟と、手が当たっている顎の間の線を伸ばし、「張り」を作ることです。

うまく張りを作れたら、先ほど沈んだ分、体勢を元に戻します。この時自分の腕の角度は変えないことに留意してくださいね。


伸ばして張る4


身体の中心線を伸ばされた相手は、つま先立ちになります。
さらに帯を掴んで、顎との接点の間を均等な力で張ります。この操作は前回(其の二百十三、外から入る)解説したことと同じですよ。

伸ばして張りを作ることで、相手を制する。
東京稽古会で、大東流合気柔術の独特な身体操作を体験してみませんか?

Posted on 2018/12/06 Thu. 18:59 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  中心線  当身 
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其の二百十二、当身で伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術では、身体構造の仕組みを利用して相手を崩していくという術理が使われます。
今回は、相手の身体を「伸ばす」ことで不自由な状態を作り、倒していきます。


当身で伸ばす4


その際に使われる、当身についても併せて解説していきますね。

動画を見てください。





相手が片手を掴んできます。
捕り手側はがっつり掴まれる前に外側に体を捌いてください。足で捌くと同時に手刀を相手の手首にかぶせるように操作します。
そうすると、親指が相手の小指球あたりに引っかかるような状態になります。
ここで力を入れて握りこむのではなく、そのまま引っかかった感じを保って手刀をやや外側に斬り払います。

そして、この手刀の動きと同時に反対側の腕で当身を打ちます。
相手の顔面に向けてまっすぐ腕を突き出してください。


当身で伸ばす6


この当身は、打撃によってダメージを与えるものではありません。
あくまでも相手の体勢を崩すためのものです。

ただ、だからと言って打つ方向が相手から外れていたり、当たっても痛みが全くないように打ったのでは意味がありませんよ。

稽古中はお互いが適度な緊張感をもってやり取りをすることが大事です。
捕り手側はしっかり「当てる」。受けるほうは当然、それをちゃんと「防ぐ」
その意識をもって稽古してくださいね。


当身で伸ばす3


この当身を打つことによって、手刀で斬り払った手首と顔の間の線が伸びます。
ただし、本当に伸ばしたいのはそこではなく、腰から脇腹にかけての線です。
これを伸ばされることによって、相手の体勢を崩すことができるんです。

そのために必要なのが、当身を自分の体の中心で打つことです。
コツとしては、拳を伸びていく相手の腕に沿うような軌道を描くように、さらに自分の正面が相手に向くように操作してください。


当身で伸ばす2


相手の体勢が崩れたら、裏(後ろ側)に踏み込んで倒します。

次回も、この「伸ばす」操作を使って相手を制していく動きを取り上げます。



Posted on 2018/11/22 Thu. 19:06 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  当身  中心 
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其の二百七、片手捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝技にある裏落(うらおとし)の基本動作です。

初伝一カ条では、受け側の攻撃は袖捕になります。道着の二の腕部分を掴んで攻撃されます。
今回は片手を握られますが、崩し方の基本原理は同じです。


片手捕裏落4


これまでにも何度か取り上げてきた形ですが、今回は特に、相手との接点をどう扱っていくかということについて考えてみようと思います。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってきます。片手捕ですね。
動画では最初、掛け手(かけて)で対応していますが、途中から相手につかませたまま対応しています。ここでは通常の片手捕で解説します。

掴まれた手首に力を入れず、柔らかく腕を伸ばしてください
そのまま、相手のあごに向けて当身を打ちつつ、相手に並ぶように側面に踏み込みます。

このとき、相手を腕で横に引っ張るようにしてはいけません。
そうではなく、体の動きに合わせて相手につかまれている接点が移動していくような意識で崩していきます。
小手先の動きでなく、全身の連動を使った操作ですね。


片手捕裏落1


初めはどうしても腕の力で何とかしようとしてしまいがちですが、何度もやっているうちに、連動が生みだす大きな効果を感じることができるはずです。

相手の接点を移動させることで、当然相手の体のバランスは崩れます。
さらに、相手の裏に接点を持っていきましょう。


具体的には相手の腰の下あたり。二本の足で支えている点を底辺とした、三角形の頂点に重心を誘導していきます。
これを大東流では裏と呼んでいます。

この時も腕だけを伸ばしたり、上半身を前傾させて接点を持って行ってはうまくいきません。
接点は常に、体の中心にある、ということを意識してください。


片手捕裏落2


接点を下げるには、身体全体を低くします。
手首から先を柔らかく脱力して使うことで、接点に大きな力が伝わり、その結果相手は大きく崩されていきます。

文章では、なかなか伝えづらいですね(*´~`*)
東京稽古会で、一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/10/18 Thu. 18:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  からだ  中心  連動  重心  当身  掛け手 
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其の百九十六、縦に絡める 大東流合気柔術 東京稽古会  


腕を剣に見立てて操作する大東流合気柔術の技法の続きです。

今回は相手の腕をくっつけ、絡めてしまうような動きです。
初伝一ヶ条では「搦投」という型になりますが、その基本形を修練してみましょう。


縦に絡める4


この動きの中に前回解説した「縦に使う」動きが入って来るんですね。

動画を見てください。





相手が手刀を使って、上段から打ちかかってきます。正面打ちです。
捕り手側はそれを手刀で受け止めます。
同時に当身。相手の顔面に突きを打ちます。

すると相手は、当身に対して防御の手を差し出しますので、その手を捕り、脇につけるようにしましょう。
さらに正面打ちを受けた手刀を斬り落とすようにします。

このとき、相手の腕を引っ張り落とすようにするのではなく、打って来た正面打ちの軌道を素直になぞるように落としてください。


縦に絡める3


すると、当然ですが相手の腕は、小指側を下向きにした形になります。
手刀は小指側を刃と見立てますからね。

こうすることで、相手の腕を(剣に見立てて)「縦に使う」わけです。

相手の腕を脇の下で交叉させます。縦に使うことで、絡みはきつくなり、相手は爪先立ちになります。
そのまま倒し、固めます。


縦に絡める2


相手の腕を強く掴んだり、捻じったりすると、小指側で絡めることが出来なくなり、上手く絡みません。

さらに絡めを強めるために、いくつかの操作のコツがあるのですが…それは稽古会でお伝えしますね!



Posted on 2018/08/02 Thu. 18:50 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  手刀  正面打  当身 
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其の百七十八、胸捕小手詰 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回から4度にわたって、胸捕への対処法を解説していきます。
胸捕は読んで字のごとく、胸倉を掴まれる動きですが、相手の腕が一直線にこちらの顔面近くに向かってきますから、「上段突き」のかたちに似ています。

いわゆるパンチですね。


胸捕小手詰1


稽古では女性や初心者も多いので、最初から上段突きでやり始めると受け損なって顔面にモロに入ったりします。
いきなりそんなことしてくる道場はイヤですよね。

そんなわけで護身術的な考え方を学ぼうとするときに、この胸捕は便利なんです。

前置きが長くなりましたが、動画を見ていきましょう。





パッと見が複雑そうな動きですが、これも今までやってきた操作の発展形です。
こちらに向かってくる相手の手を、捌いて流します。
動画では「掴ませないように」という表現をしていますが、これは「突きを外す」と同じ意味です。


胸捕小手詰4


捌く方向は相手の突きの内側です。
これを外に捌くと技が変わってきますよ。

内に捌くと身体が半身になりますね。相手に近い方の腕で肘打ちをするような形になると、自然に相手の手首のあたりを捕ることが出来ます。


胸捕小手詰5


手首を逆腕捕にとって、相手の肘をロックするように手前に引き込みながら、刀を立てるように手首を上に向けます。
こうすることで相手の小手(橈骨と尺骨で構成された上腕部分)が極まります。

お辞儀をするように小手を沈めると、相手はたまらず崩れ落ちます。


胸捕小手詰2


逆腕捕の手首を、剣を立てる要領で上に向けるところが難しいかもしれませんが、あとはこれまでやってきた動きです。
東京稽古会で、やってみましょう。

Posted on 2018/03/29 Thu. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  当身  攻撃線  剣の理合 
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