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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 7月7日(日) 15時半から17時半まで、18時から19時まで
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古は随時開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百三十一、届かせる 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術では、接点を通じて相手の体幹部分を崩していくという考え方があります。
たとえば手首を掴まれたり、胸倉をつかまれたとき、まさにその相手の攻撃してきた部分を使って崩し、倒してしまうんですね。



届かせる2



客観的に見るととても不思議な動きですが、きちんと言葉で説明のつく操作です。
もちろん、説明できることと「出来る」ことの間には大きな違いがあるんですが。

動画を見ましょう。







相手に片手の手首を掴まれます。この手首の接点を通じて相手を崩す、いわゆる「手刀詰」ですね。
今回はこの動きを、「相手に力を届ける」という観点で解説して行きます。

手刀詰は基本の鍛錬法として稽古でも頻繁に行いますが、手首ばかりを痛めつけるようになってしまい、相手の腰を崩せないことが多いんですね。



届かせる1



それは、自分の手刀が固く、また性急に下に向けてしまうことで、力が届いていないことが原因です。

動画にあるように、相手の手首に手刀を絡みつけ、次に肘を詰め、さらに肩まで力を届かせるようにしてください。
それまで、手刀で相手の手首を斬り落とす動きをしてはいけません。



届かせるサムネ



また、相手を手で押してしまうと、これも肩に力が届きにくくなります。
相手の攻撃線を外すように捌き、間合いを取ることで、相手がこちらにもたれかかるようにしてみましょう。

手刀で攻める気持ちを抑え、柔らかく、体の中心で手刀を操作する意識を持ってください。



届かせる4



動画を見ると…私の動きもかなり硬いですね
説明することと、「出来る」ことは違う…実感しています



Posted on 2019/04/04 Thu. 18:26 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  攻撃線 
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其の二百三十、一カ条居捕絞返 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回解説した「腰車」と同じような動作を行うのがこの絞返(しぼりがえし)
大東流合気柔術では、居捕と立合で上半身の操作が同じという形がいくつかあります。

「同じような」と言いましたが、立った状態と正座(跪坐)の状態では自ずと異なるところがあります。
今回はその点を中心に解説してみます。

動画を見てください。









受け手は衣紋締で攻撃してきます。しっかり踏み込んで肘を曲げて押し込みます。
捕り手は相手の手首に顎を当て、頸動脈が絞まるのを防いでください
それと同時に相手の攻撃線の外側に、膝行して捌きます。さらに外側の膝を立て、当身を入れてください。

居捕の場合、この膝行での捌きがすべての動作の基盤となります。
また、捌くだけにとどまらず、膝に体重を乗せ、重心を移動することで膝行と同様の効果を上げることもあります。

一番陥りがちな弱点は、重心の移動をせずに上半身の力だけで技を行おうとしてしまうことです。稽古する時は、常にそのことを念頭に置いてください。



一カ条居捕絞返2



この捌きによって、相手の体勢が崩れます。顎と相手の手首の接点で相手を攻める考え方ですが、決して顎で相手を押すのではないですよ。
身体の方向を変えることで、相手との接点に全身の力が加わるように操作しましょう。

相手が崩れたら、自分の中心手刀を上げ、相手の肘に当てます。さらにもう一方の手で反対の腕の袖を取ります。
この操作は立合の腰車と同じですね。立合ではこの後、千鳥の体捌きで腰を切り、相手を大きく崩しました。



一カ条居捕絞返6



ところが居捕では、腰の方向を変えるのが立合いほど容易ではありません。
そのために、ここでは「膝の立て替え」を行って体の転換を行います。
180度、体の向きを変えるんですね。



一カ条居捕絞返1



この体の転換に追随させるようにして、上半身の向きを変えると、相手を不思議なほど軽々と倒すことができてしまいます。



一カ条居捕絞返5



解説を読んだだけでは、感覚がつかみづらいかもしれません。
練習方法としては、肩から先の力を出来るだけ抜いて技をかけてみることがあります。自分の重心に相手を乗せることができるように、稽古してみましょう。




Posted on 2019/03/28 Thu. 18:25 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  攻撃線  居捕  転換  体重移動 
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其の二百二十九、一カ条立合腰車 大東流合気柔術 東京稽古会  




東京稽古会の審査形解説です。今回から三級技を取り上げていきますよ。
その前に、大事なことなので、もう一度おさらいしておきますね。

大東流合気柔術の形は、相手の攻撃や崩れ方に応じて、また、彼我の体格差などに応じて変化します。決して固定化された動きではありません。



一カ条立合腰車2



動画ではポイントを止めて解説していますが、これはあくまでも形の習得のための基本の考え方を示したものです。
技の理解が進めば、身体の動きはどんどん簡略化されて行きます。ポイントは集約され、あたかも「一筆書き」のように切れ目を見つけられない一つの連続体になっていくんですね。

そこを目指して、はじめは「楷書」のお手本を丁寧になぞるところから始めて行きましょう。

では、立合腰車(こしぐるま)の解説動画を見てください。







受け手の攻撃は衣紋締めです。
奥襟と前襟をつかみ、肘を張って押し込むように頸動脈を絞めます。

捕り手は顎を引き、頸動脈に腕が当たらないようにブロックします。
稽古とは言え、気を抜いていると血流が止まり危険ですので、必ずこの操作を行ってくださいね。



一カ条立合腰車3



相手の攻撃線を外すように外側に捌きます。同時に当身。相手の絞めを緩めます。
次に相手の肘に手刀を当て、やや持ち上げるようにします。



一カ条立合腰車5



この時に、手刀が自分の中心で操作できるように体の向きを修正します。



一カ条立合腰車6



同時に反対の手で相手の袖をつかみ、千鳥の足さばきで腰を切ります。
腰と連動して上体が回転し、肘をとられた相手が大きく崩れます。
つまり、腕の力で相手を崩すのではなく、相手の重心を腰に乗せて、体全体で操作していくんですね。

これは大東流の主要な考え方ですので、意識して稽古してください。



一カ条立合腰車4



相手が崩れたら、自分の腰を相手に密着させるように前進します。
腰の上を転がすように相手の肘をまっすぐ斬り落とし、倒します。

とどめを刺して、残心。



一カ条立合腰車1



最後は駆け足になりましたが、全身を連動させる操作で崩すという点を忘れないでくださいね。
次回は同じ考え方を居捕で行う「絞返(しぼりがえし)」を解説しますよ。




Posted on 2019/03/21 Thu. 18:15 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  攻撃線  連動  重心  入身  居捕 
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稽古日誌 平成31年3月14日自主稽古  



平日の自主稽古、今日もいつもの道場で2時間の修練でした



_20190314_212049.jpg



捕り手が座り、受け手が立って攻撃をする半座の体勢からの手刀詰に始まり、小手詰の研究。


相手にどのように力を伝えていくか、手首だけを攻めるのではなく、相手の身体の中心を崩すための方法を探りました。


DSC04625.jpg



続いては居捕の抱締と、立合での帯落。

相手の攻撃線を外す位置に動くという主題を修練。


最後に正面打ちを受けての巻詰で締めました。



DSC04630.jpg



文字面を見ると難しいことをやっているようですが、そこはいつものメンバーで和気藹々とした稽古になりました。


次回は休日の自主稽古です




Posted on 2019/03/17 Sun. 00:04 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 中心  正面打  攻撃線 
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其の二百二十八、手刀を向ける 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回の「攻撃を防ぐ」の考え方を、もう少し分かりやすくした動きを解説していきます。

相手の攻撃を受けないようにしながら、自分を有利な位置に立たせる点に変わりはありません。動きが直接的ですので、シンプルに理屈が見えてくるとよいのですが。

動画を見ましょう。







相手が片手を掴んできます。これはもう一方の手で攻撃してくることが前提です。
そうでなければ、ただ変わった感じの握手をしたいだけの輩ですからね。

次の攻撃があることを想定して、まずはそれを止める操作を行います。
今回は、掴まれた腕の手刀を相手が攻撃してくる方に向けます。ただ漫然と向けるのではなく、手を柔らかく張り、相手の手のひらに手刀を密着させてください。
いつも言うことですが、手先だけを動かすのではなく、全身で手刀を操作する意識を持ってくださいね。



手刀を向ける2



上手く相手の体に力が伝わったら、手刀を掴んでいる方の肩がピクリと動くのが感じられるはずです。最初のうちはその感覚が分かりづらいとは思いますが、稽古を続けていくうちに「つながり」を感じ取れるようになってきます。

相手に力が到達したら、そのまま相手の腕に添うようにして踏み込みます。
手刀は相手に向けたまま、しっかりと張りを作ったままの状態にします。
この時に相手の掌から手刀が離れてしまうと、たちまち相手は楽になり、先ほど作った「つながり」もなくなってしまいますよ。



手刀を向ける



相手に近づくように踏み込むということは、前回の「攻撃を防ぐ」で解説した通り、相手の「攻撃の陰に入る」のと同じ考え方です。
相手の攻撃から一番遠いところに立つわけですからね。
こうすることで相手は肩を詰められたまま、つま先立ちになってしまいます。

なかなか上手くいかない、という人は、手刀を肩から先の力で操作していることが大半です。全身で手刀を操作する意識を大事にしてください。
脇を絞め、自分の膝の上で手刀を操作するようにするのが上達の近道ですよ。



手刀を向ける3



今回、補助的に手刀以外の手を使いましたが、どうしても両手で相手の手首を痛めつけようとする動きになってしまいがちでした。大事なことは相手の身体全体を動かすことだったんですが、その部分が見えにくくなってしまったかもしれません。



手刀を向ける4



反省して、次の稽古に生かしていきます




Posted on 2019/03/14 Thu. 18:54 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  攻撃線  中心 
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