fc2ブログ

東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 10月16日(月・祝)16時00分から19時00分まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百九十七 座礼 大東流合気柔術 東京稽古会  




自然体に適った所作の美しさについて述べてきたが、それはただ単に美しいから是であるということではない。



座礼2



所作として美しいこと、自然体に適った動きというのは「強い」のだということも、この古武術の修行の中でとらえるべき考え方である。







一例としてここでは正座をした状態からお辞儀をする、いわゆる「座礼」を取り上げたが、稽古の中で扱う様々な形においても、それは等しく当てはまる。



座礼4



また同時に、自然体であるということがそうした動きの中のある一時点にとどまるものではなく、全体を通して維持されていなければならないということにも注意してほしい。



座礼3



たとえばこの座礼で相手に力を伝える場合において、一見すると体を前に折り曲げるその時に背筋を伸ばしているようにとらえる人もいるかもしれないが、実は一番重要なのは、相手が肩に手を置くその瞬間に自然体をとれているかということが最も大事なのである。



座礼1



この時に相手の重心を自分の持つ重力の軸の上に合致させ、自分の腰に乗せてしまう。

そうして相手との一体がなされたときにはじめて、動画にみられるような大きな力の発揮が実現するのだ。







スポンサーサイト



Posted on 2022/08/13 Sat. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 古武術  重心  大東流  合気柔術  中心  正座 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和4年7月28日 31日本稽古 8月4日 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌です。今回は7月下旬から8月初めにかけての記録です。

まずは7月28日の稽古から。

  

_20220728_233101.jpg



最近入会した会員にとって、はじめは形の手順を覚えるだけでも難しく感じるものです。
それに加えて古武術的な身体の使い方を学ぶわけですから、頭と身体がついていかないことも多いと思います。



_20220728_232229.jpg



そうした初心者に対して経験者は自分の持っている知識を伝えていきます。
できるだけわかり易く、自分の持っている感覚を言葉に変え、身体操作に変換していきます。



_20220728_231847.jpg



こうして意識化された武術鍛錬の集積が、これまで長く続いてきた古武術の伝承の核心です。



_20220729_074653.jpg










つづいて7月31日。この日は7月の本稽古でした。



_20220731_220230.jpg



自然体をどのようにして実現し、体を運用する中で維持していくのか?

この日はそうしたことをテーマに研究しました。



_20220731_214647.jpg



立ち方、座り方、乗せる動き、三角飛びでの運足法、正面打ちを多種の捌き方で捕り制する方法…



_20220731_215645.jpg



どの動きにも、自然体を保ったまま相手の身体に力を伝えていくことが要求されます。



_20220731_223530.jpg



この日は4級審査を開催。
技術の内容はもちろんのこと、演武開始から終了まで気持ちの統一を崩さないことや礼法に重きを置いて審査しました。



_20220731_215423.jpg



古武術の真髄は「所作」にあらわれる。

東京稽古会の重視する考え方に沿った、良い稽古となりました。



_20220731_213503.jpg









最後は8月4日(木)の夜稽古。



_20220805_073106.jpg



連日の猛暑が少し和らいだこの日。
心なしか皆の動きも軽快でした。



_20220804_230442.jpg



形の稽古は決まった動きを繰り返すと思われがちですが、決してそうではありません。



_20220804_225811.jpg



同じ動きであっても、攻撃を受けるたびに工夫を重ね、形が持っている核心に迫っていきます。
それは経験が浅い修行者でも、熟練の者でも同様です。



_20220804_230006.jpg



薄紙を積み重ねるように、自分の古武術に対する認知が厚みを増していく…
そんな喜びが日々の鍛錬から見出せるように。

私も精進します。



_20220804_235648.jpg









Posted on 2022/08/08 Mon. 20:12 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  中心  正面打  正座 
tb: 0   cm: 0

其の三百九十六 自然体とは 大東流合気柔術 東京稽古会  




昔の日本人の写真などをみると、それが市井に生きる一般の人であったとしても、そのたたずまいを「美しい」と感じられる。
武士階級や芸道などに通じる職業、あるいは肉体労働の従事者などであればなおさらのことだ。



自然体とはサムネ2



ただ、立ったり座ったりするだけの所作であっても、そこに美しさを内包した振る舞いができることは素晴らしいことだ。

私たち大東流合気柔術 東京稽古会では、所作の美しさを取り戻すことが武術者としての一つの務めであると考えている。







その美しさの発する源はどこかといえば、地球が運行する法則に合致していることである。

言い換えればすなわち、「自然体であること」。



自然体とは2



地球上にあるあらゆるものが、引力の影響を受けている。
私たちは自分の生活においてそれをどのように受け入れ、恩恵を得るかということを念頭に、人生を営んできたはずだった。



自然体とは3



今ここでは地球の引力一つを取り上げたが、それだけではなく、己を取り巻く環境そのものを深く洞察して認識し、その真理に対して合致していくということが、古来から日本人が選び取ってきた生活態度であったはずなのだ。



自然体とは1



「自然を征服する」という思想のもとに機械化を押しすすめてきたこの百年余りの日本。
西洋文明の受入によって失われた日本人古来の身体感覚を、古武術の身体操作の修行を通じて取り戻していきたい。








Posted on 2022/08/06 Sat. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  重心  正座 
tb: 0   cm: 0

其の二百五十九、動きを追う 大東流合気柔術 東京稽古会  




座って行う鍛錬法です。
全身の連動脱力の感覚を養成します。



動きを追う4



大東流合気柔術では、この操作法のように双方が座って両手を取らせ、上半身の力を使わずに崩していく合気上」の鍛錬法もありますが、これもその一変形です。

動画を見てください。







座って両手首を押さえられます。
取られた手首に力を入れて動かそうとすると、相手の抵抗を受けて、力のぶつかり合いが起きます。
そうなってしまうと、強く押し込んできている相手の身体は、よほどの体格差や力の差がない限り動かせません。

腕で動かそうとせずに、身体の重心を移動させるような意識で、膝ごと一方向に動かしてみてください。
そうすると、強く押し込んできていた相手の身体が若干ですが動くはずです。



動きを追う2


ここで大事なことは、肩から先の力を抜くことです。脱力が出来ていると、下半身の動きが接点を通じて相手に伝わります。
腕に力が入っていると、引っかかるように相手の力を感じて動かせなくなってしまいます。



動きを追う1



相手の身体が動いたら、その動きを注意深く追うようにして、さらに自分の身体を動かしてみましょう。ここでも、上半身の力を使うのではなく、足~腰を動かしていく意識が必要です。

慣れてきたら、相手に手首を押さえられると同時に崩しをかけていく修練をしてみてください。
相手にしっかりと手を取らせることがコツですよ。



動きを追う6



この動きは様々な技に応用することができます。
東京稽古会で、体験してみませんか?


 





Posted on 2019/10/29 Tue. 12:12 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  重心  居捕  合気上  正座  連動 
tb: 0   cm: 0

其の二百四十、一カ条居捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、一カ条小手返の居捕の解説です。

前回の立合い技では、小手(手首から肘)の関節を逆に取ることで体幹を崩していくというところに重点を置きましたが、今回は双方が座ったままの状態で行う居捕です。



一カ条居捕小手返2



その場合の動き方について見ていきましょう。

まずは動画から。







相手が両手首をつかんでくるところを全身で受け止めます。
さらに手刀を喉元に向け、力を返しながら肘に相手の重心を乗せるようにしていきます。

前回同様、ここが一番わかりにくく、かつ難しい操作だと思います。
重要な点は、相手の攻撃を跳ね返さず受け止めること、さらには柔らかく手刀を使って相手に力を返していくようにすることです。

これは、合気上の鍛錬などを重ねる中で会得する必要がありますよ。



一カ条居捕小手返4



ここから先、手首を小手返にとって、小手を斬り落としていく動きについては、前回解説したことと同様の過程ですが、大きく異なるところがあります。

それは、双方が座ったままで技を行っている点です。



一カ条居捕小手返1



立合の場合は、全身を連動させる際に足を動かして、腰を切ることが比較的容易です。
ですが、居捕においては重心の移動、膝行を使って細かく適正な位置に自分の身体を置かなければなりません。



一カ条居捕小手返5



手刀を動かすときには、膝を進め、腰を回して下半身の動きと連動した操作を行います。上半身だけで行うと、小手先の動きとなり、相手の体幹部には届きません。
突き込むとき、斬り下ろすとき、すべて同様です。



一カ条居捕小手返3



この操作が身についてくると、どの技においても全身の連動が効くようになります。
稽古を重ねて、古武術的な体の使いかたを修得しましょう。




Posted on 2019/06/06 Thu. 20:31 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  重心  居捕  合気上  体重移動  正座 
tb: 0   cm: 0

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top