fc2ブログ

扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は2月23日(金・祝)13時30分から16時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

扶桑会のYouTubeチャンネルでは「メンバー限定動画」の配信を始めました。一般公開の動画ではカットしている口伝や、道場でしか見せないコツを取り上げています。
興味のある方は 「Aiki-Kobujutsu」チャンネルホームページ にアクセスして「メンバーになる」から購読手続きしてください!
【扶桑会がTV放送されました!】 縦に使う1 
NHKWorld「J-arena」(↑上の画像をクリックすると無料視聴できます) 
 

【関連商品】 縦に使う1 扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク   
【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu

【動画解説】其の四百五十七 肩車 大東流合氣柔術扶桑会  




今回は相手の攻撃の「下に潜り込む」操作によって、崩しをかけていく考え方について解説してみよう。

援用する形としては大東流二カ条立合の「肩車」を取り上げるが、突きや横面打ちなど遠間からの打撃に対しては同じ考え方で対応できる。



肩車1



正面打ちを打ってきた相手の小手を下から斬り上げて受ける。
手刀で跳ね返すのではなく、相手の正面打ちの軌道に下から合わせるように打ち上げ、柔らかく接触させる。

これを「結び」と言って、この時に相手の身体の芯と繋げてしまうことが最上だが、これは稽古を積まなければなかなかに難しい。







最初のうちはまず受け止めて、そのまま相手との間合いを空けるようにやや外側に身体を開いてみる。
接触している部分は動かさずに、身体全体で捌くことが重要だ。

これが上手くいけば相手の重心がやや前にかかり、攻撃の力は半減する。
簡易的に「結び」が出来た状態だ。



肩車3



次に相手の肘に手刀を当て、両手を柔らかく身体と一体化させたまま前に出る。

決して押し返すような力の使い方をせず、相手の身体と地面の隙間に自分を滑り込ませるような意識で前進する。
下半身を柔らかく使い、相手の身体を自分の中心に乗せたような感覚がとれれば、相手は無力化しているはずだ。



肩車4



以上が「潜り込む」操作の要諦だが、これを流動的な状況の中で出来るかどうかは、相手との境界をいかに曖昧にするかという点にかかっていると感じる。



肩車2



敵と自分を「分かつ」のではなく、身体的にも心理的にも同一化していくことで勝機を得る。

これこそが日本古武術である大東流合氣柔術に保存されている稀有な思考法ではないだろうか。









スポンサーサイト



Posted on 2023/10/21 Sat. 19:00 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  重心  正面打 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和5年 8月20日 24日 27日本稽古 大東流合気柔術 扶桑会  




大東流合氣柔術 扶桑会の稽古日誌です。
今回は8月下旬の稽古の内容を記録していきます。

まずは8月20日(日)。この日は扶桑会の行事として二段審査を開催しました。



PSX_20230820_191525.jpg



大阪琢磨会から小林清泰先生をお招きし、立会をお願いしたうえでの審査です。

大東流の二カ条は合計30本。
一カ条からは難易度も格段に上がります。



2段審査1



継続した鍛錬の成果を見せて、無事に審査合格。2段認定となりました。

世界中どこの国においても、人間の言語読解能力の平均値は小学校6年生から中学校1年生のレベルだそうです。
それは、日常生活においてそのレベルの読解力があれば一通りのやり取りが支障なくこなせるから。

つまり、「とりあえず出来る」ところまで能力が上がった時、人は「それ以上のレベルに上げていく努力をしなくなる」という、興味深い分析があるのです。



二段審査2



これは武術の世界においても同じことがいえると考えます。

段位を上げて、一通りのことができるようになったとき、さらに切実にその上のレベルを目指す意識を持てるかどうか?
あくなき向上心は、もっと道の奥深くを見てみたいという真摯な思いから発します。



PSX_20230820_191852.jpg



これからも変わることなく、古武術探求の心を持ち続けてもらいたいと思います。



PSX_20230820_192503.jpg












続いては8月24日(木)。



PSX_20230824_231238.jpg



この日は基本に立ち返り、攻撃を受けたときに自分がどういう心構えで対応するかを中心に稽古しました。

掴まれた部分を全身で操作して、三角点に導き崩す動き。



PSX_20230824_231816.jpg



突き出された腕の内または外に体を捌いて、そこから崩しをかけていく動き。

シンプルな動きほど古武術の核心的な考え方が明確に現れます。



PSX_20230824_232240.jpg














最後は8月27日(日)。
この日は8月の本稽古でした。



PSX_20230828_093151.jpg



相手の攻撃を体捌きをもってかわす動きから始めました。

全身を一体化させて動けるかどうか、簡単なようで難易度は高いです。



PSX_20230828_093327.jpg



さらに木刀や短刀を使って負荷を上げていきます。
人間の体の動きに、目で見える脅威の強さが大きく影響することを実感します。

平常心の維持こそが、達人への道なのです。



PSX_20230828_095845.jpg



さらに手刀の使い方を研究したのち、この日は総伝技の研究も行いました。

相手に掴まれたところを、そのまま掴ませておいて、厳しい関節の固めに入ります。
琢磨会に伝わる、昭和のはじめ武田惣角の円熟期の技です。



PSX_20230828_092226.jpg



基本から「幻の技」総伝まで。

これからも扶桑会では、奥行深く大東流合気柔術の探求に取り組んでいきます。



PSX_20230828_100845.jpg










Posted on 2023/09/05 Tue. 20:40 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  連動  正面打  武田惣角 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和5年6月4日 8日 11日 大東流合氣柔術扶桑会  




大東流合気柔術扶桑会の稽古日誌、今回は6月初旬から中旬にかけての内容を記録していきます。

先ずは6月4日(日)、扶桑教世田谷太祠 本殿での稽古です。



PSX_20230604_213029.jpg



手刀を使った操作を中心に修練。
手先の力で動かしがちですが、全身一体となって手刀から力を発揮しなければ相手は動いてくれません。

さらに突き詰めていくならば、相手との接点を全身でとらえる感覚が重要になってきます。



PSX_20230604_214317.jpg



またこの日は「ゆっくり、丁寧に、正確に」動くことも併せて意識して取り組みました。

一つ一つ、崩しが効いているか。早い動きでごまかしていないか。



PSX_20230604_212821.jpg



技全体として大きな動きに見えても、それらは細部の正確な操作の積み重ねで実現していくものです。

毎回の稽古で、忘れがちなところを再確認していきたいと思います。



PSX_20230604_220314.jpg










続いては6月8日(木)、世田谷総合運動場体育館での稽古。

相手の攻撃を重心移動で崩す動きから修練を始めました。



PSX_20230608_220922.jpg



最初はどうしても腕の力で引っ張り込んだり、持ち上げようとしてみたり・・・。なかなかうまくいかないのは接点を何とかしようとこだわっているからです。

いつも言う言葉ですが、「帯の上ではなく、帯の下を使う」ことが大事です。



PSX_20230608_221701.jpg



つまり、上半身の力を使うかわりに、下半身を動かすべし、という口伝です。

「技は足でかける」という別の口伝もありますが、言っていることは同じです。



PSX_20230608_222708.jpg



自分の身体を適切なところに置き、地球の重力を自然に受けられる姿勢で物事にあたる。

重心を使う」という古武術の思考法は日常にも十分に活用できます。



PSX_20230608_223433.jpg











最後は6月11日(日)。雨が降って少し蒸し暑い午後でした。

水分補給をしっかり行いながら、横面打ち、肩取りへの対処法を修練。



PSX_20230611_185225.jpg



肩取りで前から攻撃を受けた場合と後ろからつかまれた場合では、技そのものに大きな違いがなくても、初動の意識が異なります。

ただ技の手順を追っているだけでは見えにくい部分にも、しっかりと焦点を当てることが必要です。




PSX_20230611_184439.jpg



横面打ちも同様。

相手を乗せるのか、間合いを作って引き込むのか、すれ違って力をいなすのか・・・。

対応する意識に目を向けながら修練します。



PSX_20230611_182834.jpg



身体にも、頭脳にも。たくさん汗をかきながら梅雨時の修練を続けていきましょう!



PSX_20230611_185501.jpg














Posted on 2023/06/15 Thu. 17:02 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  連動  重心  正面打 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 4月23日 29日本稽古 30日二部稽古 大東流合気柔術扶桑会  




大東流合氣柔術扶桑会の稽古日誌、今回は4月下旬の稽古の様子を記します。

まずは4月23日(日)の稽古。



PSX_20230423_204300.jpg



この日は扶桑会にとっての重要イベント、昇段・昇級審査を開催しました。



初段審査2



競技(優劣をつける試合形式の結果発表)のない古武術において、審査という形をとって演武を行うことは、現時点での修行の到達地点を自他共に確認する大切な節目であると私は捉えています。



昇段審査1



他者と競い合うことなく、己の最大限の力を発揮することに焦点を置き、努力することによって得られる成果を真摯に求めること。

今の時代に、試合形式を規定してこなかった古武術の思想性が、独自な価値を示しているように思えてなりません。



PSX_20230423_204424.jpg



唯ひたすらに、己の向上のみを目指して進むことには、競争に勝る以上の謙虚さと自己研鑽が要求されます。



PSX_20230423_205348.jpg



今回の審査会に参加した会員の皆さんもまた、そうした思いを新たにされたのではないかと感じています。



PSX_20230423_210225.jpg









続いては4月29日(土)の本稽古。

5月の大型連休の初日にあたる、この日の主題は「手刀の使い方」でした。



スクリーンショット 2023-04-30 110552



これまでに幾度も取り上げてきた技法ですが、今回は特に「摺り上げ」、「縦に使う」、「掴ませたままにする」という具体的な要素について研究しました。



スクリーンショット 2023-04-30 111234



いつもより長く、4時間にわたっての修練でしたが、工夫を凝らした操作法に笑いの絶えない稽古となりました。



スクリーンショット 2023-04-30 110710



難しい思考法や思うままにならない操作法は「楽しくやる」というのが扶桑会のポリシーです。



PSX_20230429_212212.jpg











本稽古の翌日、4月30日(日)は3時間×2回の二部稽古でした。



PSX_20230430_215706.jpg



正面打ちへの対処法を一カ条から四カ条まで多彩に修練。



PSX_20230430_232717.png



それぞれの動きの本質をとらえるための稽古です。

一本捕、小手詰、脇詰、内小手。



PSX_20230430_220945.jpg



単に相手との接点における形の違いだけでなく、全身の動き、思考法に至る対応の違いを系統立てて学びました。



PSX_20230430_221245.jpg



ここまで三時間。この日はこの後もう一回3時間の稽古が待ち受けています。



PSX_20230503_073636.jpg



軽く軽食をとった後、後半稽古の始まり。



美佳子 半座



前半の内容を踏まえつつ、後半はそれぞれが自分の習熟度に応じて技を選び、最後に演武を披露するという形式をとりました。



山田さん



「自分の最大を発揮する」という目標を明確化したことで、緊張感の中にも伸びやかな動きが展開されます。



柳川さん4



心地よい疲労感と達成感で、6時間の長丁場を終えることができました。

この成果を踏まえて、演武形式の稽古をこれからも折に触れて継続していきたいと思っています。



PSX_20230501_204029.png











Posted on 2023/05/03 Wed. 23:45 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  古武術  中心  正面打 
tb: 0   cm: 0

其の四百二十五 全身で乗る 大東流合気柔術 扶桑会  




今回は相手に攻撃をさせ続けるということに重点を置いた動きを解説してみたい。



全身で乗るサムネ



大東流合気柔術は一見すると、力強く相手の身体の一部を動かし、崩し制するように思われることが多い。
しかし、実際にはその逆であって、むしろ如何に相手に違和感を与えないかのように力を伝達するかというところに工夫を凝らしている。







動画で紹介した動きも、最初に打ちかかってきた相手は捕り手の脳天に対し、しっかりと手刀を打ち込んでいる。
これを柔らかく受け止め、瞬時に自分の体幹部分と接続させてしまうのだ。



全身で乗る1



技は「初動でほぼ決まる」とよく言うが、この「結び」の段階で相手に反発を感じさせてしまうと、次の動きで崩すことは不可能となる。

攻撃側は、あたかも自分が相手に打ち込んだ手刀が到達し、そのまま体を斬り続けているような感覚で重心を前方に乗せ続ける。
このような状態を作り上げられた時に肘の急所に対する手刀の攻めが効果を発揮する。



全身で乗る2



さらにその手刀の攻めもまた、上半身を使った力技では、相手に抵抗の気持ちを生んでしまう。

動画を確認してもらえばわかると思うが、肘に当てた手刀はほとんど動いていない。
その代わりに膝と踝の緊張をゆるめ、自分の体重が手刀の一点にかかるように操作している。



全身で乗る4



実際に相手をつけてやってみると、これがなかなか頭で考えているようにはいかないものだ。

色々と工夫して稽古してみていただきたい。












Posted on 2023/03/11 Sat. 19:00 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  重心  正面打 
tb: 0   cm: 0

其の四百二十 一筆で倒す 大東流合気柔術 扶桑会  




今回は、柔術技法における「一筆書き」ということについて述べてみたい。

私どもが普段稽古しているのは、書道になぞらえれば「楷書」ともいうべき方法である。
すなわち、「止め、はね、はらい」を着実に行って一つの文字を書き上げるように、部分的な動作をしっかりと連続させ、一つの技を形成していく。



八の字4



楷書に対し、一画一画を流れるように形作っていくのが行書であり、
全体を一筆で書き上げていく草書となるとその流麗さに比して技術的な難易度は格段に上がる。

私も「下手の横好き」で筆をとることがあるが、やはり楷書の域を脱して行書・草書に達するには、余程の習熟を経なければ難しいと実感できる。







筆の運び、勢いの緩急、全体の中での部分の調和。
書道における技術的留意点はそのまま大東流の柔術技法にも当てはめられる。



一筆1



話が横道にそれたので、動画解説に戻ろう。

今回、「一本捕」を一筆書きの要領で流れるように行ってみたのであるが、楷書的な柔術技法にしても、行書・草書的な合気柔術技法であっても、初動の「乗せる」という操作が重要であることには変わりがない。



一筆3



「乗せる」とは、攻撃してきた相手を自分の腰(体幹)と繋げてしまうことであり、そこで無力化してしまうことだ。

その上で、柔術的技法で行う一つ一つの操作をほぼ同時的に、なおかつ簡潔に最小の動きを用いて行うことで「一筆書き」の技が成立する。



一筆4



上記説明した一連の動きは、相手の攻撃の意思を妨げることなく、自分の優位なところに導くようにして制する手法であるが、「合気之術」という境地にまで達すると、この「乗せる」動きが相手を物理的・心理的に支配するような形で発動されるという。











Posted on 2023/02/04 Sat. 19:00 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  一本捕  正面打  古武術 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和4年9月15日、19日本稽古、25日 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌。今回は9月中旬から下旬にかけての記録です。

まずは9月15日(木)、世田谷総合運動公園体育館での稽古。



_20220915_220917.jpg



基本の形から修練を始め、その変化・応用へと段階を追って進みます。

この日は立襟捕など、後ろからの攻撃に対する考え方を取り上げました。



_20220915_215711.jpg



正面からの攻撃と違って、後ろから接触された場合にどう臨むか。

予期しない攻撃に対して反応するために必要なものは何か?



_20220915_220348.jpg



そうした「心構え」的なものを練り上げていくのも、古武術修行の現代的な意義です。



_20220915_215346.jpg














9月19日は9月の本稽古。

この日は「正面打」をテーマに、大東流合気柔術の基本的思考法について学びました。



_20220920_133144.jpg



正面打ちの打ち方、受け方に始まった稽古は、「受け」が「攻め」そのものに転じることや、身体の中心を使うこと、全身を柔らかく運用することなど、大東流の核心的な思考法を身体操作に置き換えていく刺激的なものでした。



_20220920_132724.jpg



一カ条から、二カ条、四カ条まで、正面打ちという動きを使って様々なバリエーションの形に取り組みます。



_20220920_132611.jpg



最後は同じ思考法で「胸取」にも応用が可能であることを確認。



_20220920_132232.jpg



今後の稽古に活かしてほしい、重要な術理を学べた本稽古となりました。



_20220920_133445.jpg

















最後は9月25日(日)の稽古。

この日は相手の攻撃してきた身体の部分を「盾」にして使う考え方から稽古を始めました。



_20220925_204642.jpg



これは胸をつかんできた相手の腕の陰から攻め込んでいく動き。



_20220925_204830.jpg



お互いの動きをどう感じ、どう修正すればよいかを話し合うことが、充実した修練につながります。



_20220925_205452.jpg



さらにその考え方を使って、片手取りの四方投げなど。

変化応用は基本の考え方のベースによって理解度が深まります。



_20220925_205406.jpg



この日は帯の色が同じ人同士がそれぞれの習熟度に合わせて自由練習にも取り組みました。

お互いが切磋琢磨して技術向上を目指していきます。



_20220925_210635.jpg






Posted on 2022/09/26 Mon. 19:46 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  連動  一本捕  正面打 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和4年8月18日、21日、25日、28日本稽古 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌。今回は8月後半の記録です。

まずは8月18日(木)の稽古から。



_20220819_002527.jpg



この日は基本の動きの後、四カ条の裏落、抱首などの動きを修練。
普段はあまり馴染みのない操作法が出てきますが、考え方は変わりません。



_20220819_002353.jpg



技の難易度が上がるにつれて重要なことは、受手側の攻撃が中途半端にならないことです。
攻める気持ちがない者を制することは出来ません。大東流合気柔術の思考法の根幹がそこにあります。



_20220819_212837.jpg



受け手に一定の技量がなければ、難しい技を充分に習練することは出来ないのです。
相互に上達を図りながら、稽古をしていくことが重要です。



_20220819_002824.jpg









続いては8月21日(日)。



_20220821_182413.jpg



この日は相手が後ろから攻撃してきたときの対処法、「後捕」を中心に習練しました。



_20220821_182653.jpg



正面から攻めてくる場合に対して、相手が何をしてくるかわからない「後捕」。
その初動は、相手の攻撃を瞬時に想定して、それを無効化するものでなくてはなりません。



_20220821_182310.jpg



形の稽古とは言え、そうした意識を充分に持ったうえで修練することが必要です。

東京稽古会では、単純な形の反復ではなく、そうした心構えの部分を大事にして稽古を重ねていきます。



_20220821_183030.jpg



この日の稽古後には、扶桑教さんから甘いスイカの差し入れをいただきました。
本殿の畳の上でスイカ。夏らしい光景です。



1662300902456.jpg







8月25日(木)も、扶桑教太祠 本殿での稽古です。



_20220826_001640.jpg



相手の攻撃を押し返すのではなく、全身を使って乗せてしまう動きを研究しました。



_20220826_001947.jpg



一カ条車倒、立襟捕、2カ条半座手刀詰などなど…。



_20220826_210404.jpg



稽古の最後には、大東流合気柔術の核心技法でもある合気上げの秘伝ともいえる考え方を伝えました。
東京稽古会独自である重要な秘伝です。

これまで、技がかからなかった会員も、突然相手の身体が動いて、びっくりの経験でした。



_20220826_205933.jpg









最後は8月28日(日)、8月の本稽古です。



_20220829_072956.jpg



相手の手首を攻める操作、受け手からすれば手首を強くする鍛錬法を連続して行うために。




_20220829_072618.jpg



四カ条合掌捕、一カ条小手返、三カ条手鏡、二カ条小手詰と、順を追って修練します。



_20220829_073910.jpg



各個の操作法を使って流れるように動き、相手の身体の中心を制していきます。



_20220829_072221.jpg



とどまらず、こだわらず、柔らかく。
大東流らしい考え方を再確認した稽古となりました。



_20220828_231546.jpg














Posted on 2022/09/05 Mon. 20:15 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  正面打  一本捕  小手返  合気上 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和4年8月7日 11日 13・14日夏合宿 大東流合気柔術東京稽古会  




大東流合気柔術東京稽古会の稽古日誌。
今回は夏合宿を含む8月前半の稽古の記録です。

まずは8月7日(日)の稽古。



_20220807_192047.jpg



正面打、胸取を捌いて制する技を中心に、間合いの取り方、重心の移動を研究しました。



_20220807_191245.jpg



基本の動きではありますが、そこには数多くの技法が重層的に含まれます。



_20220807_190939.jpg



初心者からベテランまで、常に自分の未踏領域を研究する心を持って稽古していきたいものです。



_20220807_192312.jpg












続いては8月11日(木・祝)の稽古。3時間の拡大版で修練しました。



_20220811_194952.jpg



大東流の基本的な身体操作である「手刀」の使い方をテーマに。

いつも行う手刀詰にも片手取、両手取、立合、半座などいくつもの別法があります。



_20220811_223010.jpg



力づくで動くのではなく、剣を使うように柔らかく、鋭く。



_20220811_195931.jpg



そうした精確な動きが、攻めの厳しさにつながります。古武術習得に必要な、大事な修練となりました。



_20220811_195218.jpg










続いては夏合宿です。

今年はお盆のさなか、8月13~14日の実施となりました。



_20220814_184733.jpg



今年のテーマは、正面打。一カ条から四カ条まで大東流の体系的な考え方を研究します。



_20220814_184239.jpg



普段の稽古ではなかなか取り組めない技にもじっくりと時間をとって・・・



_20220814_183539.jpg



初級技との違いを知ることで、技の本質を理解することにもつながっていきます。



_20220814_182741.jpg



また、合宿ならではの稽古として当会に伝わる秘伝書を解読しての総伝技の研究も行いました。

武田惣角先生直伝の技術を、当時大変貴重だった写真に収めた、非常に重要な書物です。



_20220814_182448.jpg



大変興味深い稽古をすることができました。



_20220814_185518.jpg



稽古の後は、久しぶりの懇親会を兼ねての夕食。

夜半まで楽しい話が続きました。



_20220814_192738.jpg



東京稽古会では一年に一度の合宿を恒例としています。

来年もまた有意義な合宿ができますように。



_20220814_193747.jpg














Posted on 2022/08/22 Mon. 20:25 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  姿勢  中心  正面打  一本捕  武田惣角  合気柔術  古武術 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和4年7月28日 31日本稽古 8月4日 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌です。今回は7月下旬から8月初めにかけての記録です。

まずは7月28日の稽古から。

  

_20220728_233101.jpg



最近入会した会員にとって、はじめは形の手順を覚えるだけでも難しく感じるものです。
それに加えて古武術的な身体の使い方を学ぶわけですから、頭と身体がついていかないことも多いと思います。



_20220728_232229.jpg



そうした初心者に対して経験者は自分の持っている知識を伝えていきます。
できるだけわかり易く、自分の持っている感覚を言葉に変え、身体操作に変換していきます。



_20220728_231847.jpg



こうして意識化された武術鍛錬の集積が、これまで長く続いてきた古武術の伝承の核心です。



_20220729_074653.jpg










つづいて7月31日。この日は7月の本稽古でした。



_20220731_220230.jpg



自然体をどのようにして実現し、体を運用する中で維持していくのか?

この日はそうしたことをテーマに研究しました。



_20220731_214647.jpg



立ち方、座り方、乗せる動き、三角飛びでの運足法、正面打ちを多種の捌き方で捕り制する方法…



_20220731_215645.jpg



どの動きにも、自然体を保ったまま相手の身体に力を伝えていくことが要求されます。



_20220731_223530.jpg



この日は4級審査を開催。
技術の内容はもちろんのこと、演武開始から終了まで気持ちの統一を崩さないことや礼法に重きを置いて審査しました。



_20220731_215423.jpg



古武術の真髄は「所作」にあらわれる。

東京稽古会の重視する考え方に沿った、良い稽古となりました。



_20220731_213503.jpg









最後は8月4日(木)の夜稽古。



_20220805_073106.jpg



連日の猛暑が少し和らいだこの日。
心なしか皆の動きも軽快でした。



_20220804_230442.jpg



形の稽古は決まった動きを繰り返すと思われがちですが、決してそうではありません。



_20220804_225811.jpg



同じ動きであっても、攻撃を受けるたびに工夫を重ね、形が持っている核心に迫っていきます。
それは経験が浅い修行者でも、熟練の者でも同様です。



_20220804_230006.jpg



薄紙を積み重ねるように、自分の古武術に対する認知が厚みを増していく…
そんな喜びが日々の鍛錬から見出せるように。

私も精進します。



_20220804_235648.jpg









Posted on 2022/08/08 Mon. 20:12 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  中心  正面打  正座 
tb: 0   cm: 0

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top