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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 1月26日(日) 9時30分から11時30分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週1~2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百六十四、並んで崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回の操作法を形に応用していきます。
大東流合気柔術、一ヵ条の四方投です。四方投には表と裏がありますが、こちらは裏となります。



並んで崩す2



攻撃を受けたら、相手の隣に並ぶように踏み込んで転換しつつ手刀を振りかぶり、相手の裏(背中)側を斬り落とします。これが四方投の裏ですが、複雑に見える操作のなかでも、初動にそのもっとも重要なポイントがあります

まずは、動画を見てください。







両手首を掴んできた相手の力を受け止めます。前回も言いましたが、ここで力んで撥ね返すようにしては、技はかかりません。
小手先で反発するのではなく、しっかりと全身の力を使って相手の肩を詰めてください。



並んで崩す4



攻撃を中心で受け止めたら、それを維持しながら相手の横に体捌きします。
このときに、手刀で肩を詰めたときの感覚を失わないように、中心で構え続けます。



並んで崩す6



こうすることで、相手の肩がさらに詰まります。
動画では最初から相手のかかとが浮いていますが、初めはそうなっていなくても、うまく横に捌きを入れることで、相手の自由を奪うように崩していくことが出来ます。

意識してほしいのは、相手の肩を詰めることです。
足を捌くこと、あるいは手首の接点に気を取られるあまりに、「崩しをかける」という一番大事な点が忘れられがちです。



並んで崩す3



崩しが出来たら、これも中心手刀を振りかぶりながら、転換します。
腕をくぐるようにするのではなく、あくまでも手刀相手を攻め続ける意識で操作してください。

最後に、相手の裏(背中)を斬り落として、倒します。
初動で詰めた相手の肩を、最後まで緩めないようにすること。



並んで崩す1



この動きが、躊躇なくできるようになると、古武術の操作法にかなり精通出来てると言えますよ。
東京稽古会への参加お問い合わせは、ブログ内のメールフォームへどうぞ。




Posted on 2019/12/01 Sun. 10:57 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  重心  転換 
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其の二百五十六、中心で動かす 大東流合気柔術 東京稽古会  




なんばの動きから接点と手足の方向を合わせる考え方へと進めてきましたが、今回はさらにその接点を自分の中心で扱うことに焦点を当てていきます。



中心で動かす5



これも大東流合気柔術に特徴的な思考法ですが、中心をどう捉えていくかを含めて様々な派生形、発展形があります。
まずは、基本の形をこの動きで練習してみましょう。

動画を見てください。







相手が両手首を掴んできます。
押し返さず、受け止めて手刀を張り、相手の肩を詰めます。

次に自分の手刀を交差させるように前で合わせるようにします。
手だけを使わず、足を出して腰と連動させるようにしてください。



中心で動かす6



そうすると相手の肩はさらに詰まります。
そのまま体の方向を変えるように転換します。
前で合わせた自分の手刀を、前で構えたまま向きを変え、手を下ろすようにすると、相手は崩れます。

このとき重要なのが、手を前で交差させることによって自分の中心で相手をとらえているということです。
腰を前に出して、体の中心からはずれているように見えますが、そうではないんですね。自分の芯が向いている方に中心があるといえばいいでしょうか。
いずれにしても、稽古の中で体感すると、理解できると思います。



中心で動かす4



さらに、手の力を使わずに相手を運びます。
肩から先に力が入ってしまうと、とたんに抵抗を感じて、腕力で振り回すことになってしまいがちです。

最初は、無理に倒そうとせず、脱力しながら体の向きを変えることに専念してください。
徐々にコツがつかめてくると思いますよ。



中心で動かす2



東京稽古会では、こうした考え方を稽古を通して研究しています。
参加希望の方はメールフォームにてお問い合わせください。








Posted on 2019/10/06 Sun. 08:39 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  転換 
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其の二百五十、詰めたまま入る 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術の術理に、初動で有利に立つということがあります。
その方法は多岐にわたりますが、「肩を詰める」という操作は中でも重要です。



詰めたまま入る4



これまでもその「肩を詰める」を何度も取り上げてきましたが、今回は手刀の使い方に焦点を当てて見ていきましょう。

動画を見てください。







片手取に捕ってきた相手の攻撃線を外すように外側に捌きながら、手刀を構えます。
手刀を向ける先は、相手の攻撃、すなわち自分の手首を握っていない方の手です。

この操作で、相手の肩が詰まっているかどうかが、まず最初の関門です。



詰めたまま入る5



手先で押し返したりせず、全身で相手を止める意識で操作してください。
前回、「其の二百四十九、伸ばして合わせる」でやった「脱力」も大事な要素です。

次に、相手の腕の外側に入るように身体を進めます。
ちょうど相手と背中合わせになるような気持ちで体を転換してください



詰めたまま入る1



この時、気を付けてほしいことがあります。

先ほど、初動で手刀を相手に向け、攻撃を止めました。
体を転換させる際に、その手刀の力の方向を変えないようにしながら、動く必要があります。



詰めたまま入る2



自分が動くとなるとどうしても、その動きに気を取られて接点の意識がおろそかになりがちですが、ここで重要なのは相手を攻め続けることです。

ここでは、手刀で詰めた相手の肩への圧力を失わないように操作し続けてください。



詰めたまま入る3



初めのうちはどうしても手首を引っ張るように動かしてしまうと思います。
考え方としては、構えた刀を相手に向け続けるようにして、相手の裏に入ることです。

東京稽古会で、修練してみませんか?
お問い合わせは上のメールフォームからどうぞ。












Posted on 2019/08/25 Sun. 11:08 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  攻撃線  連動  転換 
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其の二百三十、一カ条居捕絞返 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回解説した「腰車」と同じような動作を行うのがこの絞返(しぼりがえし)
大東流合気柔術では、居捕と立合で上半身の操作が同じという形がいくつかあります。

「同じような」と言いましたが、立った状態と正座(跪坐)の状態では自ずと異なるところがあります。
今回はその点を中心に解説してみます。

動画を見てください。









受け手は衣紋締で攻撃してきます。しっかり踏み込んで肘を曲げて押し込みます。
捕り手は相手の手首に顎を当て、頸動脈が絞まるのを防いでください
それと同時に相手の攻撃線の外側に、膝行して捌きます。さらに外側の膝を立て、当身を入れてください。

居捕の場合、この膝行での捌きがすべての動作の基盤となります。
また、捌くだけにとどまらず、膝に体重を乗せ、重心を移動することで膝行と同様の効果を上げることもあります。

一番陥りがちな弱点は、重心の移動をせずに上半身の力だけで技を行おうとしてしまうことです。稽古する時は、常にそのことを念頭に置いてください。



一カ条居捕絞返2



この捌きによって、相手の体勢が崩れます。顎と相手の手首の接点で相手を攻める考え方ですが、決して顎で相手を押すのではないですよ。
身体の方向を変えることで、相手との接点に全身の力が加わるように操作しましょう。

相手が崩れたら、自分の中心手刀を上げ、相手の肘に当てます。さらにもう一方の手で反対の腕の袖を取ります。
この操作は立合の腰車と同じですね。立合ではこの後、千鳥の体捌きで腰を切り、相手を大きく崩しました。



一カ条居捕絞返6



ところが居捕では、腰の方向を変えるのが立合いほど容易ではありません。
そのために、ここでは「膝の立て替え」を行って体の転換を行います。
180度、体の向きを変えるんですね。



一カ条居捕絞返1



この体の転換に追随させるようにして、上半身の向きを変えると、相手を不思議なほど軽々と倒すことができてしまいます。



一カ条居捕絞返5



解説を読んだだけでは、感覚がつかみづらいかもしれません。
練習方法としては、肩から先の力を出来るだけ抜いて技をかけてみることがあります。自分の重心に相手を乗せることができるように、稽古してみましょう。




Posted on 2019/03/28 Thu. 18:25 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  攻撃線  居捕  転換  体重移動 
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其の二百二十五、一カ条居捕肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回は一カ条居捕肘返(ひじがえし)です。
東京稽古会では、立合一本捕からこの肘返までの8本が4級の審査技となります。
大東流合気柔術の一カ条はこのほかに17本、計25本の形があり、東京稽古会ではそれらを一通り習得すれば初段に認定されます。

先は長いですが、着実に進んでいきましょう!

では動画を見ます。





受け手が胸を捕ってきますので、その手首を押さえて外に捌きます。
攻撃線を外す操作ですね。
ただ攻撃を避けるのではなく、反対の手で二次攻撃をしてくる、それを防ぐような気持ちで行うと、有効です。


一カ条居捕肘返1


相手の肩が内側に折れたら、踏み込んで当身を打ちます。さらに相手の体勢は崩れて、二次攻撃を無効にすることが出来ました。

当身を打った腕を、身体の中心に置いたまま、外側に膝を開きます。
こうすると、受け手の肘が自然と曲がるはずです。
腕の力で、相手の肘を動かそうとしても、抵抗されてそう簡単には曲がりません。
身体全体で操作することで、拍子抜けするほど楽に動かすことができるんですね。


一カ条居捕肘返4


その体勢のまま、膝行して前進します。
相手の肘はさらに曲がります。こうなると、受け手は肩の力を十分に出せません。

間を置かず、相手の肘と手首の間(小手)を詰めるような意識で自分の手刀を引き付けます。
同時にやや沈み込みながら、受け手の小手を自分の腰の上に乗せるように操作してください。動画では「肘を出すように」と表現していますね。

この辺りは稽古していく中でコツを掴んでいく以外ありませんが、操作の基本として覚えていてほしいのは、手刀を体の中心で操作する」ということです。


一カ条居捕肘返3


胸の前で相手の手首を固定している手刀と、相手の肘に当てている手刀
この二つを自分の中心で一直線になるように構え、動かすことを意識してください。

ここがずれると、力ずくの美しくない動きになってしまいますよ。

肘から先を詰められた相手は、たまらず腰を浮かせます。
軽くなった相手を豪快に投げ飛ばします。後ろに体を転換させましょう。
ここでも同様に、構えた手刀中心に置いたままです。
すると、相手の体は自然と前方へ飛んでいきます。


一カ条居捕肘返5


動きが複雑に見えるかもしれませんが、意識すべき点をひとつずつ積み重ねていけば、技の本質が理解できてきますよ。繰り返し、修練しましょう


Posted on 2019/02/21 Thu. 18:29 [edit]

category: 一カ条

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  攻撃線  居捕  転換  当身 
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