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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月25日(日)16時00分から19時00分まで
開催場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の二百九十四 居捕肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



 
大東流合気柔術では、関節や体の構造を研究し利用することで、通常では生み出せない力の伝達を行います。今回はここ数回にわたって取り上げてきた肘についての考え方を統合して、ひとつの形を習得していきます。



肘返6



一カ条の居捕肘返という形ですが、肘を利用して力を伝え崩す過程が分かり易くあらわれています。

動画を見ましょう。







胸倉をつかんでくる相手の手首に親指の付け根をあて、胸と密着させます。
前回、「挟んで斬る」や、前々回の「曲げて斬る」でやった考え方ですね。

足を進めて当身を打ちます。両手が一直線上に乗るように出ることで、威力を増します。



肘返1



続いて、相手の肘を曲げるように腕の方向を変え、さらに前進。
肘が曲がる方向に、身体全体で出ることで、無理なく相手に力を伝えます。



肘返3



ここまで崩したら、相手の肘と手首が一直線になるように手刀の峰側(親指の付け根)を引き寄せます。
相手の腕を挟んで、手刀が一直線上に乗っている状態です。「いただきますの形」を前後に分離させる考え方ですね(「其の二百九十三 挟んで斬る」)。



肘返2


わずかに身を沈め、構えた手刀を立てるようにすると、相手の腰が持ち上がります。
引き落とすのではなく、真下に沈むように。

相手はこれで無力化しますので、足を立て替え、180度転換して、投げます。



肘返5



複雑に見える動きの連続ですが、肘を攻めて力を伝えていく、ひとつ一つは単純な動きの複合体です。

東京稽古会では、こうした多岐にわたる考え方の習得を通じて、大東流そのものを理解していきます。積み上げた一つ一つの要素を、複合させ、派生させながらより深いところにある武術の神髄に迫っていきましょう。
 
 









Posted on 2020/06/28 Sun. 15:25 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  当身  転換 
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其の二百八十九 四方投表 独習法 大東流合気柔術 東京稽古会  




東京稽古会では、自宅で出来る稽古法として、体幹トレーニング木刀を使っての基本動作・形の鍛錬を取り入れています。

活動自粛期間中はそれぞれの自宅をオンラインで結んでの稽古ですが、2か月近く継続することで古武術の身体感覚を失わずに過ごすことが出来ていると思います。



四方投げ9




今回は、大東流合気柔術でも代表的な形である四方投の動きをひとりで修練する体操法です。オンラインでの自宅稽古でも行っているものです。

前回、前々回取り上げた一本捕、逆腕捕と同じく、剣(短刀)を使うことで、大きな効果を生みます。

動画を見てみましょう。







短刀を使って行うこの鍛錬では、相手に剣を向け、自分の腰の力を剣を通じて伝えることを意識することが重要です。

両手首を掴まれたと仮定して、短刀を相手の喉元を突き上げるように立てます。
この時に腕の力を使って剣を持ち上げるようにするのではなく、身体全体の力を剣に集約するような操作をします。



四方投げ1



このあとのすべての動きに共通する考え方ですが、肩から先の腕を動かして短刀を操作しては、この鍛練の効果は出ません。
腕を脱力し、腰を中心に動いていくようにしてください。



四方投げ4



外側に踏み込み、内側の足を寄せ足。さらに内側の足で相手の裏に踏み込んだら、木刀を額の前に斬り上げて、180度体を転換します。

この間、短刀の刃は常に相手に向けて斬り込んでいるという意識を継続させます。



四方投げ3



さらに、腰と連動させるために短刀を自分の中心軸上で構えることが重要です。
一人稽古ですが、実際に手をとられたときの重みを仮想し、感じながら修練することで、実際に相手をつけたときにも通用する身体の動きをつかんでいきましょう。



四方投げ7



また、相手を付けずに稽古することのメリットとしては、抵抗を受けないことで姿勢を正しく保った状態で動けることです。骨盤の上に上体をまっすぐのせ、常に重力を垂直に感じながら操作しましょう。



四方投げ8



脱力と、姿勢古武術において非常に重要な感覚の養成に役立ててください。

次回は同じ四方投の裏を取り上げる予定です。





Posted on 2020/05/26 Tue. 15:13 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動  攻撃線  一本捕  転換 
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其の二百七十二、手刀で崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




強く掴まれた手首をはずす「手ほどき」から、流れを切らずに手刀を使って相手を崩し、制していきます。

大東流合気柔術では一カ条の居捕、抜手捕という形になりますが、この動きも手刀の考え方をもとに整理していくことで、核心が見えてきます。



手刀で崩す4



動画を見てみましょう。







双方が座った状態で受け手が両手首を掴んできます。
取られた方は、腕で押し返さず、手刀を活かしてください。相手の肩を詰めるように剣の先を向けましょう。

この手刀を効かせたまま、片方の掴まれた手首をはずしていきます。
前回前々回と解説した通り、刀で相手の掌を斬り込むように、また、肘の曲がる方向を調節して縦に剣を使いながら操作してみましょう。



手刀で崩す1



この時に注意したいのが、手をほどく操作に気を取られて、もう一方の手刀が死んでしまう(活かされない)ことです。
相手に向けた手刀は技の最後まで、攻めの意識を保ち続けなくてはいけません。

片手が外れたら、その手刀で相手の首筋に向けて当身を打ちます。
同時に、掴まれている腕を柔らかく伸ばし、相手の身体に張りを作ります



手刀で崩す2



この手を引っ張ったり、あるいは当身のために前のめりになったりしてしまいがちですが、これも剣を使うように、腰を安定させた状態で操作することが重要です。

続いて、自分の身体の中心で手刀を使いつつ、掴まれた手刀を峰が下になるように振り上げます。
同じく首に当てた手刀を斬り込むように下に向け、体を転換

相手を逆腕捕にとって制します。



手刀で崩す6



と、最後を端折って書きましたが、やはり実際に身体の動きは体感することによってしか伝えずらいですね。

一点だけ。
大きく体を動かしているその時に、手刀を横に回すのではなく、縦に使うこと。
ここが最も大事なところです。



手刀で崩す7



これはつまり、腕の力(膂力)で制するのではなく、剣の理合いで脱力する中で大きな力を伝えていくという、古武術的身体操作法の核心となります。

東京稽古会で、体感してみませんか。
問い合わせはブログ内に設置のメールフォームにてどうぞ。



Posted on 2020/01/26 Sun. 10:09 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  居捕  剣の理合  転換 
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其の二百六十四、並んで崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回の操作法を形に応用していきます。
大東流合気柔術、一ヵ条の四方投です。四方投には表と裏がありますが、こちらは裏となります。



並んで崩す2



攻撃を受けたら、相手の隣に並ぶように踏み込んで転換しつつ手刀を振りかぶり、相手の裏(背中)側を斬り落とします。これが四方投の裏ですが、複雑に見える操作のなかでも、初動にそのもっとも重要なポイントがあります

まずは、動画を見てください。







両手首を掴んできた相手の力を受け止めます。前回も言いましたが、ここで力んで撥ね返すようにしては、技はかかりません。
小手先で反発するのではなく、しっかりと全身の力を使って相手の肩を詰めてください。



並んで崩す4



攻撃を中心で受け止めたら、それを維持しながら相手の横に体捌きします。
このときに、手刀で肩を詰めたときの感覚を失わないように、中心で構え続けます。



並んで崩す6



こうすることで、相手の肩がさらに詰まります。
動画では最初から相手のかかとが浮いていますが、初めはそうなっていなくても、うまく横に捌きを入れることで、相手の自由を奪うように崩していくことが出来ます。

意識してほしいのは、相手の肩を詰めることです。
足を捌くこと、あるいは手首の接点に気を取られるあまりに、「崩しをかける」という一番大事な点が忘れられがちです。



並んで崩す3



崩しが出来たら、これも中心手刀を振りかぶりながら、転換します。
腕をくぐるようにするのではなく、あくまでも手刀相手を攻め続ける意識で操作してください。

最後に、相手の裏(背中)を斬り落として、倒します。
初動で詰めた相手の肩を、最後まで緩めないようにすること。



並んで崩す1



この動きが、躊躇なくできるようになると、古武術の操作法にかなり精通出来てると言えますよ。
東京稽古会への参加お問い合わせは、ブログ内のメールフォームへどうぞ。




Posted on 2019/12/01 Sun. 10:57 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  重心  転換 
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其の二百五十六、中心で動かす 大東流合気柔術 東京稽古会  




なんばの動きから接点と手足の方向を合わせる考え方へと進めてきましたが、今回はさらにその接点を自分の中心で扱うことに焦点を当てていきます。



中心で動かす5



これも大東流合気柔術に特徴的な思考法ですが、中心をどう捉えていくかを含めて様々な派生形、発展形があります。
まずは、基本の形をこの動きで練習してみましょう。

動画を見てください。







相手が両手首を掴んできます。
押し返さず、受け止めて手刀を張り、相手の肩を詰めます。

次に自分の手刀を交差させるように前で合わせるようにします。
手だけを使わず、足を出して腰と連動させるようにしてください。



中心で動かす6



そうすると相手の肩はさらに詰まります。
そのまま体の方向を変えるように転換します。
前で合わせた自分の手刀を、前で構えたまま向きを変え、手を下ろすようにすると、相手は崩れます。

このとき重要なのが、手を前で交差させることによって自分の中心で相手をとらえているということです。
腰を前に出して、体の中心からはずれているように見えますが、そうではないんですね。自分の芯が向いている方に中心があるといえばいいでしょうか。
いずれにしても、稽古の中で体感すると、理解できると思います。



中心で動かす4



さらに、手の力を使わずに相手を運びます。
肩から先に力が入ってしまうと、とたんに抵抗を感じて、腕力で振り回すことになってしまいがちです。

最初は、無理に倒そうとせず、脱力しながら体の向きを変えることに専念してください。
徐々にコツがつかめてくると思いますよ。



中心で動かす2



東京稽古会では、こうした考え方を稽古を通して研究しています。
参加希望の方はメールフォームにてお問い合わせください。








Posted on 2019/10/06 Sun. 08:39 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  転換 
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