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東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 11月23日(水・祝)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の四百一 入身投 大東流合気柔術 東京稽古会  




初伝一カ条「入身投」。大東流合気柔術に特徴的な、自分が坐位で、相手が経った姿勢で攻撃をしてくる、いわゆる「半座半立」の形である。



入身投サムネ3



この操作にも、実は「沈む」動きが大きく関係している。







初動で大切なのは相手の攻撃(両手取り)を受けた時、それを押し返さずに自分の腰に乗せたまま前方に膝行することである。
これを力で対抗すると、必ず失敗する。



入身投3



自然体であることを要諦とする合気柔術にあって、立った状態で前傾して攻撃を加えてくる相手は、制しやすいのである。
逆説的に聞こえるかもしれないが、動画で行われている操作をみてもらうとわかるはずだ。



入身投



前方に重心移動したら、その場で180度転換をして相手と背中合わせになり、手刀を前方に斬り落として投げる。
この転換の際に、一瞬立ち上がるのであるが、「沈む」動きはここで用いられる。

腰に乗せた相手の重心を、一瞬沈むことで体の崩れを誘い、それに乗じて大きな方向転換を行うのだ。



入身投1



地球の引力に合致した真下への沈み込みである必要があるのは言うまでもないが、やはり腕力に任せて振り回そうとするとうまくいかない。

脱力を心がけて、鍛錬してほしい。









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Posted on 2022/09/10 Sat. 18:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  重心  転換 
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其の三百九十五 中心で攻める 大東流合気柔術 東京稽古会  




両方の手刀を合わせて(合掌して)自分の中心の力を発揮する考え方を、数回にわたって取り上げてきた。
今回はその応用を紹介する。



中心で攻める4



動きとしては大東流合気柔術の四方投ということになるが、最後を投げ落とさず、立極めにしてしまう。







これは実際にやってみればわかることではあるが、立った状態で固め続けるには、腕の力を使っていては難しい。

少なくとも数秒間の間、相手の自由を奪うためには、部分的な身体の出力では維持できないのだ。



中心で攻める3



動画を見て感じ取られる方がいるかもしれないが、立極めに捕っている間、捕り手側は小指を受けての母指球にひっかけているだけである。

このことによって、手首や腕の筋力ではない、中心からの力が発揮される。



中心で攻める2



さらに、合掌こそしていないものの、相手との接点にある手刀の位置が自分の中心線の上にあり続けていることに注目していただきたい。



中心で攻めるサムネ2



足の捌きや、180度転換など、さまざまに体は動くために分かりにくいかもしれないが、相手との接点は常に自分の中心にある。
合掌によって中心の感覚を知ることでより精度の高い操作となるよう、修練してほしい。









Posted on 2022/07/30 Sat. 18:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  転換 
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其の三百六十二 両手取切返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術の修練の過程では、現代人が常識としている意識の転換が要求される。
そのことをこのところ何度かにわたって繰り返し述べてきた。



両手取切返3



今回の動きについていうと、「両手を掴まれたときに腕の力を使わず、脚を動かして身体全体で対処する」ということだ。







「身体全体で動く」という点についてはイメージしやすいが、「腕の力を使わない」」というところがやはり難しい。
稽古のときに、苦労するのもまさにその部分だ。



両手取切返5



どうしても、肩から先の筋力で相手を動かしたくなる。
だがそれは、相手の体重を自分の腕で支えていることにほかならない。



両手取切返1



肩から先の筋力で対応するということは、自分の腕の力で相手を動かすということだから、相手の全体重が自分の腕にかかってしまう。
古武術として、効率の悪い力の使い方なのだ。



両手取切返2



ここで意識を転換し、相手の重心を自分の体幹の上に乗せてしまう。
すると、驚くほどの力を発揮することが出来るようになる。

そのために、「両腕の筋力を使わない」という思考を自分のものにするための修練を積むのだ。




Posted on 2021/12/19 Sun. 10:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  重心  転換 
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其の三百六十一 前に置く 大東流合気柔術 東京稽古会  




人間、どうしても変えることのできない癖(へき)というものがある。
日常の嗜好や、ちょっとしたモノの見方に至るまで、習慣やこだわりに捉えらえて全く自由ではない。



前に置く2



大東流合気柔術の修行は、そうした日常生活の執着にまで目を向けさせてくれるから面白い。
今回取り上げたこの動きなども、さしずめその代表的なものと言えるだろう。







両手を掴んできた相手の身体に対し、腕の力を完全に空しくして、ただ下半身の動作によって意思を伝達していく。
動画の後半を見てもらえれば良くわかると思うが、これがまさに意識の転換を要求していて、難しい。



雨に置く1



現代人は長年の習慣から、「動かそう」という意思は、腕や手先の操作によって達成されるのものだと考えてしまう。
良し、悪しをいうのではなく、我々はそういう思考のもとに生活してきている。



前委に置く4



比較的長く修練してきている会員でも、その考え方から脱するのは至難の業だ。
まさに、「こだわりを捨てる」ことにほかならないからだ。



前委に置く3



一方で、素直に口伝を呑み込んで、ただ言われたとおりに脚だけを動かせば、あっけないほどに力は伝わる。

かくして大東流合気柔術は意識の転換を要求する。そのことを実感するために、とても良く適した鍛練法である。






Posted on 2021/12/12 Sun. 10:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  転換 
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其の三百六十 並んで極める 大東流合気柔術 東京稽古会  




掴んだ手首を何故か離すことが出来なくなり、自分の意志とは裏腹に固め、極められてしまう。
そうした大東流合気柔術の一見不可解にも見える動きを数回にわたって取り上げてみる。



並んで極める3



前回は居捕合気上」の変化応用について考察したが、今ここでは両者立った状態で両腕の手首を掴む攻撃を受けるところから開始する。

掴まれた手首をそのままに相手の隣に並ぶように体を転換すると、肩が詰まったように搦めとられ、動けなくなってしまう。







相手に「掴ませたままにする」というのが、大東流合気柔術ならではの考え方であり、またそれを習得するのが困難なところだ。

だが、考えてみれば元より攻撃を仕掛けようと意志をもって掴みかかってきたのは相手側だ。



並んで極める4



心理的に見れば攻撃の意志があるものにとって、それを瞬時にまた自在に切り替えるということはなかなか出来ないものである。
技をかける方は、その心の動きを理解したうえで攻撃を受けた部分を操作していく。



並んで極める1



つまり「違和感を感じさせないように」掴ませ続けるのだ。



並んで極める2



言葉にすれば容易に思える思考法であるが、これを実地に移すのはかなり難度が高い。
脱力、手刀の使い方についての理解、全身の連動などが統合されて成立する非常に精緻な操作法なのだ。

東京稽古会ではその理論的な裏付けを都度行いながら、体感的に修練を重ねていく。







Posted on 2021/12/05 Sun. 10:07 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  居捕  合気上  転換 
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