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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 5月26日(日) 10時半から12時半まで
場所は BumB東京スポーツ文化館 柔道場  です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、6月9日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)詳細はお問い合わせください

其の二百三十五、手刀で止める 大東流合気柔術 東京稽古会  




どんなことでも、まず最初の一歩が大事ということが言えると思うんですが、大東流合気柔術でも、「初動」がとても重要なんです。

今回取り上げるのも、その「初動」の一つです。正面から両手を掴まれたときの対応の仕方を取り上げてみます。



手刀で止める



改めて見てみると単純な動きですし、ごく当然のことを言っているようですが、大東流の核心ともいえる考え方です。

動画を見てください。







相手が両手首をとってきます。
これに対して、腕の力で押し返すのはあまりいい考えではありません。
どんなに腕の力が強かったとしても、体全体で押してくる相手に対しては分が悪い。

また、全身で押し返したとしても、しょせん力比べにしかなりません。
そのまま押し合いへし合いしていても、事態は打開できませんよね。

大東流ではこういう時、まず真下に沈みます
若干膝を緩め、歩幅を開いて相手の力を受け止めてください。



手刀で止める2



同時に、掴まれた手の指を柔らかく開き、指先を相手の喉元のあたりに向けます。
これを手刀を生かす」と言います。

自分の肘から先が、刀になったという風にイメージしてみてください。
その刀を相手の体の中心に向け、ピタリと構えてみましょう。

このとき脇を絞め、肩を落としてください。
そう、まさに刀を正眼に構えているような意識です。

こうすることで、相手の重心の下に入り、とにもかくにも押してくる力を止めるんですね



手刀で止める1



最初はなかなかうまく止められないと思います。
その場合は相手の重心前足に乗り切ってしまう前に、手刀を構えてみてください。
少し早めのタイミングで、上記の操作をしてみましょう。

ただ、この操作で相手を止められたからと言って、問題が解決するわけではありません。
次回から、止めた後の動きについても解説していきますので、お楽しみに。


Posted on 2019/05/02 Thu. 19:26 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  重心 
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其の二百三十、一カ条居捕絞返 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回解説した「腰車」と同じような動作を行うのがこの絞返(しぼりがえし)
大東流合気柔術では、居捕と立合で上半身の操作が同じという形がいくつかあります。

「同じような」と言いましたが、立った状態と正座(跪坐)の状態では自ずと異なるところがあります。
今回はその点を中心に解説してみます。

動画を見てください。









受け手は衣紋締で攻撃してきます。しっかり踏み込んで肘を曲げて押し込みます。
捕り手は相手の手首に顎を当て、頸動脈が絞まるのを防いでください
それと同時に相手の攻撃線の外側に、膝行して捌きます。さらに外側の膝を立て、当身を入れてください。

居捕の場合、この膝行での捌きがすべての動作の基盤となります。
また、捌くだけにとどまらず、膝に体重を乗せ、重心を移動することで膝行と同様の効果を上げることもあります。

一番陥りがちな弱点は、重心の移動をせずに上半身の力だけで技を行おうとしてしまうことです。稽古する時は、常にそのことを念頭に置いてください。



一カ条居捕絞返2



この捌きによって、相手の体勢が崩れます。顎と相手の手首の接点で相手を攻める考え方ですが、決して顎で相手を押すのではないですよ。
身体の方向を変えることで、相手との接点に全身の力が加わるように操作しましょう。

相手が崩れたら、自分の中心手刀を上げ、相手の肘に当てます。さらにもう一方の手で反対の腕の袖を取ります。
この操作は立合の腰車と同じですね。立合ではこの後、千鳥の体捌きで腰を切り、相手を大きく崩しました。



一カ条居捕絞返6



ところが居捕では、腰の方向を変えるのが立合いほど容易ではありません。
そのために、ここでは「膝の立て替え」を行って体の転換を行います。
180度、体の向きを変えるんですね。



一カ条居捕絞返1



この体の転換に追随させるようにして、上半身の向きを変えると、相手を不思議なほど軽々と倒すことができてしまいます。



一カ条居捕絞返5



解説を読んだだけでは、感覚がつかみづらいかもしれません。
練習方法としては、肩から先の力を出来るだけ抜いて技をかけてみることがあります。自分の重心に相手を乗せることができるように、稽古してみましょう。




Posted on 2019/03/28 Thu. 18:25 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  攻撃線  居捕  転換  体重移動 
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其の二百二十九、一カ条立合腰車 大東流合気柔術 東京稽古会  




東京稽古会の審査形解説です。今回から三級技を取り上げていきますよ。
その前に、大事なことなので、もう一度おさらいしておきますね。

大東流合気柔術の形は、相手の攻撃や崩れ方に応じて、また、彼我の体格差などに応じて変化します。決して固定化された動きではありません。



一カ条立合腰車2



動画ではポイントを止めて解説していますが、これはあくまでも形の習得のための基本の考え方を示したものです。
技の理解が進めば、身体の動きはどんどん簡略化されて行きます。ポイントは集約され、あたかも「一筆書き」のように切れ目を見つけられない一つの連続体になっていくんですね。

そこを目指して、はじめは「楷書」のお手本を丁寧になぞるところから始めて行きましょう。

では、立合腰車(こしぐるま)の解説動画を見てください。







受け手の攻撃は衣紋締めです。
奥襟と前襟をつかみ、肘を張って押し込むように頸動脈を絞めます。

捕り手は顎を引き、頸動脈に腕が当たらないようにブロックします。
稽古とは言え、気を抜いていると血流が止まり危険ですので、必ずこの操作を行ってくださいね。



一カ条立合腰車3



相手の攻撃線を外すように外側に捌きます。同時に当身。相手の絞めを緩めます。
次に相手の肘に手刀を当て、やや持ち上げるようにします。



一カ条立合腰車5



この時に、手刀が自分の中心で操作できるように体の向きを修正します。



一カ条立合腰車6



同時に反対の手で相手の袖をつかみ、千鳥の足さばきで腰を切ります。
腰と連動して上体が回転し、肘をとられた相手が大きく崩れます。
つまり、腕の力で相手を崩すのではなく、相手の重心を腰に乗せて、体全体で操作していくんですね。

これは大東流の主要な考え方ですので、意識して稽古してください。



一カ条立合腰車4



相手が崩れたら、自分の腰を相手に密着させるように前進します。
腰の上を転がすように相手の肘をまっすぐ斬り落とし、倒します。

とどめを刺して、残心。



一カ条立合腰車1



最後は駆け足になりましたが、全身を連動させる操作で崩すという点を忘れないでくださいね。
次回は同じ考え方を居捕で行う「絞返(しぼりがえし)」を解説しますよ。




Posted on 2019/03/21 Thu. 18:15 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  攻撃線  連動  重心  入身  居捕 
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稽古日誌 平成31年3月3日 自主稽古  



冷たい雨の降りしきる雛祭りの日曜日、自主稽古でした。


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手首の鍛錬法として、掛け手から相手の肩を詰めるように腕を動かす操作をひとしきり行ったあと、
居捕での手刀詰、外小手と続けました。

この一連の操作を、相手にどうやって力を伝えるか、また、その力をいかに持続させて伝えながら崩すことができるか、という考え方を中心に研究しました。

簡単に言えば、手首を通して相手の肩を詰め、その詰めを維持したまま腰を崩していく…ということですね。
肩の詰めが外れた瞬間、「あ~抜けた!」という声に笑い声が上がり、盛り上がってました



_20190303_212153.jpg


続いて立ち合いで帯落。

相手を引き込んで崩す動き、千鳥の重心の置き方など、いろんな課題を発見しながら少しづつ技をものにしていきました。
動きが複雑に見える分、技を全体でとらえることがコツですよ。




_20190303_212526.jpg



繰り返し稽古することで、身につけていきましょう!



Posted on 2019/03/04 Mon. 19:51 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  重心 
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其の二百二十六、肩を下げる 大東流合気柔術東京稽古会  



大東流合気柔術 東京稽古会では、ほぼ月に一回、本稽古を開催しています。
並行して大体週に一回のペースで自主稽古も行っていますが、本稽古では大東流のエッセンスとなる身体操作を様々な角度から紐解きながら修練しています。

本稽古で学んだ身体の使い方を、自主稽古で形の習得に落とし込んでいくという過程で、効果的な大東流の習得を目指す、というのが東京稽古会の考え方です。



肩を下げる



今回の身体操作は、一月の本稽古で行ったものです。
大東流の基本中の基本といえる合気上鍛錬法」の一つのアプローチです。

動画を見てください。







双方座ったままで、受け手側が両手を上から取り、押してきます。
手を押さえつけるというよりも、体の中心(腰)に向けて押し込んでいくような意識でやりましょう。

ここで、相手の手を肩から先、つまり腕の力で持ち上げようとしても、相手とぶつかるばかりで決して持ち上がりません。
相手の全体重を小手先の力で何とかしようということですから、当然ですね。



肩を下げる1




大東流では、相手の力とぶつからず、重心を自分の上に乗せてしまうことで無力化する方法をとります。
そうすることで、相手が自然と自分の方に引き付けられてくるというイメージでしょうか。

その「自分の上に乗せる」という操作を、今回は「肩を下げる」という方法で修練しています。
この方法の利点は、腕の力で対抗しようとする思考を捨てることができるところです。
肩甲骨ごと下に落としてしまえば、腕の力を使うことが難しくなりますよね。



肩を下げる3



このほかにも、相手を自分の上に乗せる方法はいくつかあります。
また、重心の下に入ったのちに、相手を自分に引き付ける操作にも、様々な考え方があり、それらを都度応用・駆使しながらこの「合気上鍛錬」を行っています。



肩を下げる2



これからの本稽古でも、その多岐にわたる方法を取り上げていくつもりです。
興味のある方は東京稽古会に参加してみませんか

Posted on 2019/02/28 Thu. 18:41 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  重心  合気上  中心 
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