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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 1月14日(月・祝) 11時から13時まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、2月11日(月・祝)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)詳細はお問い合わせください

其の二百十八、一カ条立合一本捕 大東流合気柔術 東京稽古会  



新年あけましておめでとうございます。
今年、大東流合気柔術東京稽古会は5年目を迎えることが出来ました。これもひとえに皆様のご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。
私自身、修行の年浅い未熟者ですが、愚直に稽古に励んで参ります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


東京稽古会の動画ブログ、これが今年初めての更新です。
今回からは、東京稽古会で行っている昇級審査の形を解説していきますよ。
まずは立合の一本捕です。


一カ条立合一本捕アイキャッチ


「形」は、相手の攻撃の仕方や彼我の体格差などに応じて変化していきます。ここでは、稽古するための基礎となる考え方を示しています。
つまり「形」とは言えど、あまりガチガチに動きをなぞろうとせず、柔軟に対処する気構えが必要なんですね。
あくまで現在の東京稽古会ではこの動きを採用していますが、今後(私の)大東流への理解が深まれば、より効果的な方法に改良されていくこともありますので、ご了承の上読み進めて下さい。

前置きが長くなりました。動画を見ましょうか。





受け手の攻撃は正面打ちです。
しっかりと踏み込んで相手の中心線を斬り下ろしてください。小手先で斬るのではなく、腰を入れた動きでないと、上手く技になっていきませんので注意してくださいね。

捕り手はその攻撃を真正面で受けず、足を動かして捌きます。攻撃線を外すのがその目的です。わずかにずれるだけでも、自分を有利な位置に立たせることができます。
ここでは、相手の肘と手首を制します。特に肘を掴むことで、相手の上腕部が自由に動かないようにしてください。


一カ条立合一本捕1


この初動における留意点はまだあります。一つは後ろに下がって攻撃を受けないこと。
大東流の一カ条では、わずかでも良いので前に踏み込んで対処することが求められます。さらに、相手との接点にもたれかかるような前傾姿勢にならないようにしましょう。

次に相手を崩しにかかります。具体的には相手の脇腹を伸ばしていくような意識で前に出ます。この時に相手の腕が、相手の視野を遮るように操作しましょう。

いつも言うことですが、小手先の動きで腕だけを操作しても効果が薄いです。
全身を連動させることで、相手は腰から崩れていきますよ。


一カ条立合一本捕2


当身を打って相手の腰を引けさせたら、手刀を使って手首を斬り落とします
この時どうしても手首を掴んで引っ張りまわしてしまいがちです。掴まずに、斬ってください。
重心を移動させることも忘れずに。一本捕は「相手の腕を一本にする」と同時に、「自分の体を一本にする」という風に考えると分かりやすいかもしれません。


一カ条立合一本捕5


ここまでの操作でしっかりと崩すことができたなら、相手は倒されているはずです。
手首を鼠径部につけて、肘を固定しつつ、自分の膝を相手の脇につけてください。
腕を下に押し込んではいけませんよ。むしろ自分の足元に相手の肩を引き入れるような意識で、身体の中心を相手の腰に向けます。

とどめを刺すように手刀で当身を打ったら、残心
演武の最後まで気を抜かず、相手の状態を見極める気持ちで行ってください。


一カ条立合一本捕3


冒頭にも言いましたが、これらの手順はあくまで基礎となる操作法です。相手との距離が近くなった時、遠くなった時、自分と相手との角度や高低差などで、それぞれの局面での動きは変わってきます。
その都度、微修正を加えながら、稽古していきましょう!



Posted on 2019/01/03 Thu. 18:10 [edit]

category: 一カ条

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  正面打  中心  当身  攻撃線  重心  連動 
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其の二百十六、抱締捕 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条にある後捕の形「抱締捕」です。
「だきしめ」ではなくて「だきじめ」ですので。どうでもいいですが。


抱締捕2


後捕は相手が見えない状況で、どうやって効率的に自分を有利にし、相手を崩すかというところがミソです。
動きを分解して考えていくと、とてもよく考えられていて感心しますよ。

動画を見てください。





後から、体ごと抱えられるように腕を回して締め付けられます。
身動きが取れないので、まずは相手の手を切ります

力任せにせず、相手が自分に近づいていることを利用して、当身をいれます。
後ろ頭で頭突き、かかとで足先を踏みつけ、手の甲を拳骨で打ち下ろします。
合計三発の当身のうちどれかが当たればラッキーです。

相手がひるんだすきに手の甲の「合谷」と呼ばれるツボを親指で掴んで、体ごと沈みます。これで相手は手を放します。
手で引っ張るのではなく、腰を落として体全体で切り離しましょう。


抱締捕4


身体ごと沈むことで、相手の重心は前にかかり、こちらの背中にくっつくようになっていますね。これが狙いです
さらに相手の出足とは逆の方の足を前に踏み出します。しっかりと踏み込んで重心を移動させると、相手の体勢はさらに崩れます。

こちらは相手の両手を掴んでいますが、その手も相手の崩れに応じて開きます。
すると相手は、あたかもその掴まれている接点にすがりつくように、そこでバランスを取ろうとします。


抱締捕3


踏み込んだ側の手だけを離し、相手の崩れを保持したまま、体を転換します。
接点の位置は引っ張るのでも、押し込むのでもなく、動かさないようにしましょう。
相手が体勢を戻さないように向き直ったら、逆腕捕の要領で斬り落として、固めます。

体を転換するときは、相手にとっての三角点(バランスを崩しやすい位置)を意識しましょう。相手からすれば、頼っていた杖が急に取り払われたようになって、たまらず倒れてしまうんですね。


抱締捕1


相手が自分の自由を奪おうと密着してきた。それを逆に利用して、どうにもならない状況に陥らせる…うまく考えたもんだと、思いませんか?





Posted on 2018/12/20 Thu. 19:10 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  重心  当身  転換  からだ 
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其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条、後捕の三回目です。

形の稽古は、相手の攻撃方法を定め、それに対応する身体操作で崩していく道筋を反復訓練するものです。


両肘返4


受け手はその前提で、正しく、またしっかりとした攻めの意識をもって形を始めることが大切ですよ。

動画を見てください。





受け手側が後ろから、肘のやや上を掴んで、持ち上げるようにします。
相手のかかとを上げ、つま先立ちにすることが目的です。
そうすることで、捕り手側は力を出せなくなります。連行術の一つですね。

そのままではマズいので、捕り手側は全身を沈めるようにして重心を下げます
この時に、肩から先は柔らかく脱力させることが重要です。
指を張り、しっかりと手刀を作ってください。
この操作がうまくできれば、相手はバランスを崩し、背中の方に引き付けられるはずです。


両肘返2


次に、相手を腰の上に乗せるように腕(かいな)を反し、肘を立てていきます
この操作も、肩から先の力だけで行ってしまうと相手との接点が切れてしまいます。

重心を低く置き、体全体で相手の下から攻める意識を持ってください。
また、持ち上げようとするあまり、姿勢を崩してしまう人が多いのですが、背中はまっすぐに伸ばすように。
そうすることで、相手に力が効率的に伝わります。

肘に乗せると同時に、相手の方を振り向くようにします。上半身だけでなく、しっかりと腰を切ることで、相手は大きく崩れるはずです。


両肘返1


さらに、外側の足に重心をかけ、内側の足を相手の裏側に踏み込みます。
この時、足だけではなく、上半身も一体にして攻めてくださいね。
前回の「両肩捻」でも出てきた全身の連動がポイントです。

上半身と下半身で挟むようにして崩したら、もう相手はどうにも身動きが取れません。後ろに投げ倒して、残心。


両肘返3


難易度の高い操作がいくつか出てきますが、これは稽古を積み重ねる中で、必ず克服できます
習得できるように、一緒に研究していきましょう!


Posted on 2018/11/08 Thu. 18:26 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  連動  重心 
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其の二百七、片手捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝技にある裏落(うらおとし)の基本動作です。

初伝一カ条では、受け側の攻撃は袖捕になります。道着の二の腕部分を掴んで攻撃されます。
今回は片手を握られますが、崩し方の基本原理は同じです。


片手捕裏落4


これまでにも何度か取り上げてきた形ですが、今回は特に、相手との接点をどう扱っていくかということについて考えてみようと思います。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってきます。片手捕ですね。
動画では最初、掛け手(かけて)で対応していますが、途中から相手につかませたまま対応しています。ここでは通常の片手捕で解説します。

掴まれた手首に力を入れず、柔らかく腕を伸ばしてください
そのまま、相手のあごに向けて当身を打ちつつ、相手に並ぶように側面に踏み込みます。

このとき、相手を腕で横に引っ張るようにしてはいけません。
そうではなく、体の動きに合わせて相手につかまれている接点が移動していくような意識で崩していきます。
小手先の動きでなく、全身の連動を使った操作ですね。


片手捕裏落1


初めはどうしても腕の力で何とかしようとしてしまいがちですが、何度もやっているうちに、連動が生みだす大きな効果を感じることができるはずです。

相手の接点を移動させることで、当然相手の体のバランスは崩れます。
さらに、相手の裏に接点を持っていきましょう。


具体的には相手の腰の下あたり。二本の足で支えている点を底辺とした、三角形の頂点に重心を誘導していきます。
これを大東流では裏と呼んでいます。

この時も腕だけを伸ばしたり、上半身を前傾させて接点を持って行ってはうまくいきません。
接点は常に、体の中心にある、ということを意識してください。


片手捕裏落2


接点を下げるには、身体全体を低くします。
手首から先を柔らかく脱力して使うことで、接点に大きな力が伝わり、その結果相手は大きく崩されていきます。

文章では、なかなか伝えづらいですね(*´~`*)
東京稽古会で、一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/10/18 Thu. 18:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  からだ  中心  連動  重心  当身  掛け手 
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其の二百六、手を合わせる 大東流合気柔術 東京稽古会  



「手を合わせる」といっても、「いただきます」や、「なんまんだぶ」のことではありません。
相手の掌に自分の手の甲をくっつけていく大東流合気柔術ならではの身体操作です。
このことが、ちょっと見ただけでは「ヤラセちゃうか」と思わせるくらい不思議な効果を生むんですね。


手を合わせる2


実際にこの動きを受けてみると、突然腰に大きな力がのしかかってくるように感じてしまいます。
その力の根拠が分からないままなので、対処することが出来ません。
まさに「為す術なく」という感じで崩されてしまうんですね。

動画を見ましょう。





片手を掴んできた相手の外側に捌きながら、手のひらを上に向けます。

このとき、相手を引っ張るようにせず、自分の手の甲を相手の掌の膨らんだ部分(掌底)に密着させるような意識をもって操作してください。

相手の外側に踏み込みながら腕を動かしましょう。
腕だけで操作すると、上手くいきません。連動が大事です。


手を合わせる3


しっかりと連動させると、相手の肘が曲がってくるはずです。
そうなったら、その肘から相手の腰に向かって力を流すようにしましょう。
ちょっと意味が分かりにくいかもしれませんね。

動画の中で先生が説明されていますが、相手の掌に「乗る」ような感覚が必要になります。
腕で押し込むのではなく、「乗る」んです。


手を合わせる1


さらに分かりにくくなりましたかね?
肩から先を脱力して、相手との接点に重心をかけていくようなイメージなんです。
このときに、相手の肘から腰にかけて意識を向けると、相手の体が崩れていきます。

まずはしっかりと身体を捌いて連動させること。次に密着と、脱力。
力づくでやると、稽古の目的が変わってきます。


手を合わせる4


少し難しいですが、最近はこの動きを自主稽古で良く取り上げてます。
東京稽古会に、参加してみませんか?




Posted on 2018/10/11 Thu. 18:41 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  連動  重心  合掌 
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