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東京稽古会への入会・一般参加について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
一般参加が可能な本稽古は 1月23日(日)16時30分から19時30分まで開催します
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
東京稽古会への入会または本稽古参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百六十三 正面打切返 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回は正面打で攻撃を受けた場合に、切返で制していく動きを取り上げる。
これもまた、大東流合気柔術らしく上半身を脱力させるところにその妙味がある。



正面打切返1



相手の打ち込んできた正面打を、手刀で受けとめる。
毎度のことだが、この時に攻撃線をずらし、自分に優位な立ち位置で受けることが重要だ。







次にあばら骨に向けて当身を入れながら、相手と横並びになる。
相手の手刀を受けた接点は自分の中心にあること。



正面打切返2



さて、ここから相手の身体を崩すべく攻め込んでいくのだが、この動きがうまくいかない。
接点に近い腕の力で押し込もうとしてしまうのだ。



正面打切返3



肩から先の力を使ってしまうと、自分が踏みしめている地面からの力は、切り離されて無効になってしまう。
全身を一つの塊として力を発揮するためには、上体を脱力することが必須だ。



正面打切返4



ここのところは、日常の稽古でも常に意識を喚起してはいるのだが、実際に移すことが難しい。
「やわら」の真髄に至れば、拍子抜けするほどあっけなく相手は崩れてくれる。

たゆまぬ修練によって、その境地を進んでいってほしい。




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Posted on 2021/12/26 Sun. 10:00 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  攻撃線  正面打  一本捕 
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其の三百三十八 手鏡 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術の術理として、このところ重点的に東京稽古会が取り組んでいるものの中に「脱力」が挙げられる。



手鏡4



今回の操作法も、その「脱力」が考え方の中心をなすが、実際に何を遂行すればそこに至るかというところは言葉や文章で説明するだけでは感得しがたいものある。







あえて言語化を試みるとするならば、それは、肩から先の力を極力使わないということになる。
脱力は、身体から力を発しないということではなく、むしろ力は十全に発揮しなければならない。



手鏡3



ただ、その発する仕方に極意があるのだ。



手鏡2



肩から先の力、すなわち「小手先」の力で術に臨んだのでは決して古武術の妙技に達することはない。



手鏡5



どのように力を発するか?
「脱力」の要素をめぐっての考察を、東京稽古会での修練を通じて重ねていただきたい。



Posted on 2021/07/04 Sun. 12:23 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術 
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其の三百三十七 重心で斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術の核心技法を、東京稽古会では「要素」と呼んで修練している。
そうした要素は、様々な形の中に偏在しており、相関しあって一つの技として成立していく。



重心で斬る1



この「小手返」も、いくつもの要素が複合しているのだが、今回は重心の移動によって崩すことを核として捉えてみよう。







まず、正面打を受ける際に相手の外側に重心を移して中心線を外す。
次に受けた手刀を使って身体を開くように反対側に重心移動しながら斬り落とす。



重心で斬る2



この操作によって相手の重心を崩し、さらに大きく逆側に身体を開きながら小手返に斬る。
肩から先の動きでは、このように崩すことは出来ない。



重心で斬る6



あくまで重心の移動を使うことで全身を連動させ、体幹部分の力を伝えることが重要だ。
今回の「要素」は、以上のように説明できる。



重心で斬る5



もちろんこの要素だけでは、形を完遂することは難しい。
脱力、手刀の使い方、さまざまな別要素の修練も同時に必要になるが、それはまた稿を改めて紹介する。


Posted on 2021/05/23 Sun. 10:38 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  正面打  小手返 
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其の三百十二 搦める 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術には相手の身体の一部分を使って、その自由を奪ってしまう、いわゆる「搦め」という技法がある。



搦める3



筋肉や骨格、身体の構造を利用して一見不可解にも思えるような状態を作り出していく操作なのではあるが、成功させるにはいくつかの条件を満たさなければならない。







今回動画で取り上げたような場合では、正面打ちで攻めかかってきた相手の攻撃の道筋を妨げることなく導くことも、その一つだ。



搦める2



そのために、正面打ちの攻撃線を外しながら受けることが初動の必須事項となる。



搦める1



それも、大きく自分の位置を変えて受けるのではなく、出来る限り相手に近いところで捌く必要がある。
そうすることで、次の動きの効果が高まる。



搦める4



害意を持った相手から大きく距離をとるのではなく、「寄り添う」ように立ち位置をとる古武術の考え方は、現代のトラブル対処法としても示唆的であるといえよう。

Posted on 2020/11/01 Sun. 09:11 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  攻撃線  正面打  姿勢  手刀 
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其の三百十一 攻撃を外す 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術において、もっとも肝要なのは初動であると誰もが教わる。

何事によらず、異常が発生したその最初の瞬間にどう対処するかが問われることは論を待たないが、それが一番難しく、また適確性を求められるものだ。



攻撃を外す2



初伝一カ条の一本捕は、相手が正面打ちに来た手刀を受け止め、崩し倒す形だが、やはり最初の捌きによって相手の体勢を崩すところにその秘伝がある。







その内容については動画を参照してもらいたいが、相手の攻撃がどのようなものであっても、それをその場に「居着いた」まま受けたのでは、その先の動きが滞る。



攻撃を外す1



今回の場合は、相手の打撃を外し、ずらすというところに初動の正確性が求められている。
それも、ただ相手から離れればよいというのではなく、言うまでもなく次の操作に移る際に有利な体勢を取ることと同義でなければならない。



攻撃を外す4



適切な位置で、正しい姿勢で、その攻撃にふさわしい力の加減で柔らかく受け止めることを目指すのが、当会における初動の理想形だ。



攻撃を外す3



最初に述べた通り、それが一番難しいことなのではあるが。



Posted on 2020/10/25 Sun. 14:24 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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