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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 1月24日(日)14時00分から17時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百十 逆腕捕 大東流合気柔術 東京稽古会  




修行を続けていると、大東流合気柔術が元来、非常に実戦に向いた武術だと実感することが多い。



逆腕捕3



「元来」といったのは、その普及の過程で体系立てて技を整理する必要があり、また修行者にとって理解の便宜を図るために形稽古の体裁を整えていく中で、幾分かその荒々しい野性味が放逸してしまったに違いないからだ。







今回の「逆腕捕」は、修行者が早い段階で出会う技であり、手首関節の極めを使って体幹部分を制する、きわめて柔術的な技だといえる。

ただ、これが形の稽古となると、一つ一つの動きを分解して、言わば段取りを踏むように操作の行程を行っていくようなきらいがないとは言えない。



逆腕捕2



古武術として、あくまで実地に使うための術として修めるからには、やはり相手の攻撃に流動的に対処できなければならず、その訓練を稽古の中に取り入れていくことが必要だ。



逆腕捕4


例えば胸捕の場合、完全に胸倉をつかまれてから技を発動するようでは、やはり「段取り」に陥ってしまう。

今回の動きのように、相手が手を伸ばしてくるその勢いそのものを捉え、流れの中で取り押さえていくように稽古してみることも大事だ。



逆腕捕1



もちろん、流れの中にあっても、正確な動き、慌てずに正しい姿勢を保つことなど、形稽古において留意する点と何も変わらない。

こうした稽古を相互に繰り返して、古武術の神髄をつかんでいきたい。





Posted on 2020/10/18 Sun. 09:36 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  連動 
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其の三百二 下から崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術における当身の意味と、その使い方について前回、前々回の2回にわたって取り上げた。

では、それを使って具体的にはどういうことが出来るのか?



下から崩す4



まずは、シンプルに相手に向けて打突を入れることで体幹を崩していく動きを紹介しよう。







動画で取り上げた動きの前半は、いわゆる胸取の逆腕捕だが、最後の崩し落とす部分が違う。
本来は相手の手首を二か条にとって極め落とすが、今回はそれをせず、純粋に当身による崩しを「運ぶ」形で制している。



下から崩す1



動画を一見すると、肘に当てた手刀で関節の逆を取って押し倒しているように見えるかもしれないが、実際にやってみると、それだけでは相手の大きな抵抗を受けてしまう。なかなか簡単に倒せるものではない。



下から崩す3



受け手の足先に注目してほしい。

当身の直後、受けのかかとが浮き上がるようにつま先立ちになっている。
これが、相手を無力化した何よりのポイントで、こうなってしまうと反撃をすることもできず、ただ自分の体重を支えるのに手いっぱいになってしまう。



下から崩す



そのために必要なのが、下から攻め込むこと。さらに両手を一直線上に伸ばすように使うことだ。
このことが、自分の中心の力をもってして、受け手を崩す。

きわめて古武術的な、身体運用法といえる。

東京稽古会への問い合わせは、ブログ内のメールフォームからどうぞ。




Posted on 2020/08/23 Sun. 09:25 [edit]

category: 胸捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動  攻撃線  当身  中心線 
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其の二百九十四 居捕肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



 
大東流合気柔術では、関節や体の構造を研究し利用することで、通常では生み出せない力の伝達を行います。今回はここ数回にわたって取り上げてきた肘についての考え方を統合して、ひとつの形を習得していきます。



肘返6



一カ条の居捕肘返という形ですが、肘を利用して力を伝え崩す過程が分かり易くあらわれています。

動画を見ましょう。







胸倉をつかんでくる相手の手首に親指の付け根をあて、胸と密着させます。
前回、「挟んで斬る」や、前々回の「曲げて斬る」でやった考え方ですね。

足を進めて当身を打ちます。両手が一直線上に乗るように出ることで、威力を増します。



肘返1



続いて、相手の肘を曲げるように腕の方向を変え、さらに前進。
肘が曲がる方向に、身体全体で出ることで、無理なく相手に力を伝えます。



肘返3



ここまで崩したら、相手の肘と手首が一直線になるように手刀の峰側(親指の付け根)を引き寄せます。
相手の腕を挟んで、手刀が一直線上に乗っている状態です。「いただきますの形」を前後に分離させる考え方ですね(「其の二百九十三 挟んで斬る」)。



肘返2


わずかに身を沈め、構えた手刀を立てるようにすると、相手の腰が持ち上がります。
引き落とすのではなく、真下に沈むように。

相手はこれで無力化しますので、足を立て替え、180度転換して、投げます。



肘返5



複雑に見える動きの連続ですが、肘を攻めて力を伝えていく、ひとつ一つは単純な動きの複合体です。

東京稽古会では、こうした多岐にわたる考え方の習得を通じて、大東流そのものを理解していきます。積み上げた一つ一つの要素を、複合させ、派生させながらより深いところにある武術の神髄に迫っていきましょう。
 
 









Posted on 2020/06/28 Sun. 15:25 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  当身  転換 
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其の二百三十八、半身で詰める 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手のまっ直ぐに向かってくる攻撃をずらして、こちらの有利な状況にもっていく身体操作を数回にわたって解説してきました。

今回はその大東流合気柔術に特徴的な動きを使って、相手を制する具体的な技術に発展させていきます。

動画を見てください。







前回同様、相手が胸捕に取ってきます。
前襟を握って押し込んでくるところを、若干内側に捌きながら手首の小指球部分をつかんでください。
これは崩しの前の予備動作です。



半身で詰める3



自分の指がかかったら、攻撃線を外すように捌きましょう。
相手の腕に添うように、半身の姿勢になってください。
この時に、自分の中心が相手の方を向いているかを意識してくださいね。

どんなに攻撃線を外していても、自分の身体が相手に対して横向きになっていると力は届きません。



半身で詰める1



次に相手の腰を崩していきますが、ここで、相手の肩に届いた力が外れないようにすることが重要です。

具体的には、「引っ張り落とそうとしない」ことを心がけてみてください。
相手の身体から接点が離れると、上手くいきません。

また、動画でも言っているように、接点(手首)を極めることにこだわってしまうと、肩に届いた力は抜けていきます。



半身で詰める



少し前に解説した「其の二百三十一、届かせる」や「其の二百三十二、順に詰める」を参考にして、稽古してみましょう。










Posted on 2019/05/23 Thu. 18:39 [edit]

category: 胸捕

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其の百九十八、胸捕小手詰 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術では、相手との接点を手掛かりにして崩し、制する技がほとんどです。
で、人間の体の構造上、相手との接点になるのは手が多いんですね。当たり前ですが。

そのために、稽古ではどうしても手首に力が加えられることが多くなります。
今回の身体操作は、まさにその代表みたいなものです。


胸捕小手詰4


手首(小手)を詰めて、身体全体を崩します。
この相対稽古をすることで、手首の柔軟性を高めることにもつながりますよ。

いろいろ言いましたが、動画を見ましょう。





相手が胸倉をつかみに来ます。胸捕ですね。

こちらはその伸びてきた腕の内側に沿うようにして身体を捌きます。
しっかりと足を動かすことが大事ですよ。

相手の腕が伸びるように距離をとって、その手を捕ります。
逆腕捕のかたちですね。小指を小指丘に引っかけ、親指で拇指丘の外側を包むようにします。


胸捕小手詰3


今度は身体を逆の方、腕の外側に捌きます。
このとき、逆腕に捕った手は、縦に斬るようにして相手の方に向け、軽く自分の胸に当てます。

相手の手首を、軽く押さえます。少し肘が曲がるようにしてやりましょう。

この形が出来たら、お辞儀をするように身体を前に傾けます。
身体と連動するように、相手の接点も動かすと…相手はたまらず崩れます。


胸捕小手詰1


全身の力が、どっと手首に押し寄せ、それが腰(身体の中心)にまで伝わるからなんですね。

相手を痛めつけようとするのではなく、お互いに鍛錬をするつもりで稽古すると、上達が早いですよ!


Posted on 2018/08/16 Thu. 18:49 [edit]

category: 胸捕

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