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東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 6月26日(日)14時00分から17時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百八十六 胸取裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  




自然体でいることでこそ、本来自分が持っている力を発揮できるということを、大東流合気柔術の技法を通じて体感する。
東京稽古会の修練は、そうした実感をもとに本来日本人が有していた身体感覚を取り戻すことを一つの目的にしている。



裏落サムネ



今回取り上げたこの古武術特有の動きも、その実感を得るのにとても適した操作だ。







相手が掴みかかってくる動きに対して、手刀中心に差し出しつつ、すれちがうように側方へ捌く。
すると当然手刀が相手に接触するが、そこには意識を向けずただ自然体のまま身体を動かしていくことに集中する。



裏落1



この時に相手との接点である手刀に力が入ってしまうと、相手の身体との「つながり」が切れてしまう。

現代人には感覚的に腕の力で物事を進めようとする習性があるので、どうしても最初の内はそこで滞ってしまいがちだ。



裏落3



そこを乗り越え、手刀を身体全体のものとして使えたとき、つまり全身が一体となった時、相手の身体は苦も無く動く。

全身を一体化する、すなわち自然体で動くということだ。



裏落4



自然体については語るべきこと、伝えたいことがまだ多く残るが、それもまたおいおい稿を改めて述べていきたい。






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Posted on 2022/05/28 Sat. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心 
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其の三百七十五 胸取帯落 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手から胸倉をつかまれたら、通常であれば危険を感じることだろう。
少なくとも次に襲ってくるだろう殴打や引き倒しなどの動きに備えなければならないと考えて身を固くしてしまうはずだ。



胸取帯落サムネ



今回取り上げる大東流合気柔術の操作法は、相手が胸をつかんでくれたことを「あ、助かった」と思ってしまうような、そんな動きである。







掴むという動きを相手が選択する場合は、次の攻撃を確実に到達させるためである蓋然性が高い。
冒頭にも言ったように、突きや蹴り、などを想定しなければならない。



胸取帯落4



その場にいては、まともにその攻撃を食らってしまうので、相手のつかんできた腕を「盾」にするように体を動かす。
つまり、相手の腕の外側に立つ。



胸取帯落2



と同時に、自分の腕を柔らかく伸ばし相手の体に軽く触れる。触れる場所はつかんできた腕の反対側の肩のあたりだが、これはその状況に応じて微調整が必要となる。

いずれにしても、ここで重要なのは「同時に、柔らかく」という点である。
この要件を満たさないと、相手は無力化されない。



胸取帯落1



柔らかく軽く、自分の体を伸ばせば、不思議なほどに相手は次の攻撃を出せなくなる。
逆に力みが入ってしまうと、相手は嵩にかかって攻めこんでくる。

このあたりの操作の機微も、いずれ合気の概念につながっていくように感じている。





Posted on 2022/03/20 Sun. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術 
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其の三百七十四 半座脇挫 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手が攻撃しようとしてくる場所から「いなくなる」という動きについて考えてみたい。



脇挫2



大東流合気柔術では初動で相手の攻撃線を外し、自らを有利な位置に置くことを基本的な考え方としている。
今回取り上げた半座半立(自分は座位、相手は立ち)の形「脇挫」においても同様である。







ただその運用法として、ぎりぎりまで相手に攻撃対象としての自分の姿を認識させつつ、まさに相手が自分をつかもうとするその刹那に、あたかも本体が消失するように動くことで、技の効果が発揮される。



脇挫1



自分の胸をつかもうと伸びてくる相手の腕を上下の手刀で挟む、その腕に沿うように体を密着させるなど、初動に続く動きの中に様々な要素が含まれるが、それらも全部この「相手の前から消える=いなくなる」という操作によって可能となるのだ。



脇挫3



またこの「攻撃線上からいなくなる」という考え方の要素は、一本捕や逆腕捕などあらゆる形の崩しの際に利用される。
それは「相手が崩れることのできる空間をあける」というふうに解釈を変化させていくことによって運用されるのだが、それはまた項を改めて解説していくつもりだ。



脇挫4



大東流の思考法としての「いなくなる」を実現するには、相手の心理状態を読み、操る過程が必ず含まれる。
これを考究していく中に、いわゆる「合気」につながる動きが現れるのではないかと感じている。





Posted on 2022/03/13 Sun. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  攻撃線  一本捕 
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其の三百七十三 胸取一本捕 大東流合気柔術 東京稽古会  




胸をつかまれようとするところを大東流合気柔術の基本的な操作法である「一本捕」で崩していく要諦を解説してみる。



胸取一本捕4



一本捕は相手の腕を伸ばし、一本の棒のようにすることで肩~腰をコントロールする。
その際、腕の中間地点にある肘関節の構造を利用して、この「一本にする」動きを実現していくい。







初心者の場合は腕の力を使って無理やりに相手の体を処理しようとしがちだ。
陥りやすいところではあるが、いつも言うように相手との位置関係を適切にとった中で技を行わなければうまくいかない。



胸取一本捕2



体の末端である腕や手を直接使うのではなく、それらを体幹の付属物のように認識したうえで体全体の動きの中に追随させることが肝要だ。



胸取一本捕1



なおこの動きは、胸をつかまれてしまってからでは無効になる。
したがって相手がつかんでくる動きを察知するか、あるいは相手に胸をつかませるように誘いを入れるなどの工夫が必要となる。



胸取一本捕3



日常の稽古の中でも、そうした意識をもってお互いの動きの精度を上げていってほしい。









Posted on 2022/03/06 Sun. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  一本捕 
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其の三百七十二 外小手 大東流合気柔術 東京稽古会  




我々が取り組んでいる大東流合気柔術では、攻撃の方法を決めてそれに対応する「形の稽古」を行うことが中心になる。



外小手2



試合による勝負の決着をそのアウトプットとしている実戦武術の諸派の目から見ると、そこが悠長にも見え、また「実際には役に立たないもの」であるというような批判を目にすることがよくある。







「実際に役に立つ」ということが個別に何を指すのかは議論が分かれるところであろうから、そこを争うことにあまり意味を見いだせないが、「形の稽古」だから役に立たないということにはならない。

形の稽古を行いながらも、強度を上げ、精度を高めていくことは当然できるし、受け手も捕り手も当然そこを目指す意思が欠かせない。



外小手3



今回取り上げた「外小手」については、相手にしっかりと胸元をつかまれてしまった時と、相手につかませるように仕向けたときの技の内容は大きく異なる。

どちらの場合も接点を通じて相手とつながり、こちらの大きな力を伝えていくことに変わりはないのだが、その初動においてどのように相手と駆け引きをするかということに妙味が生まれる。



外小手4



言い換えれば、相手の攻撃が始まる前にすでに技に入れているかということにつながるのだ。
攻撃を受ける、と考えるか。攻撃させる、と考えるか。



外小手1



漫然と形稽古を行うにあらず、相手の攻撃を千載一遇、必勝の契機となしうるかどうか。
自戒を込めて、毎日をそうした思いで修練していきたい。





Posted on 2022/02/27 Sun. 18:00 [edit]

category: 胸捕

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