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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 9月23日(月) 12時半から14時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週1~2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百十六、抱締捕 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条にある後捕の形「抱締捕」です。
「だきしめ」ではなくて「だきじめ」ですので。どうでもいいですが。


抱締捕2


後捕は相手が見えない状況で、どうやって効率的に自分を有利にし、相手を崩すかというところがミソです。
動きを分解して考えていくと、とてもよく考えられていて感心しますよ。

動画を見てください。





後から、体ごと抱えられるように腕を回して締め付けられます。
身動きが取れないので、まずは相手の手を切ります

力任せにせず、相手が自分に近づいていることを利用して、当身をいれます。
後ろ頭で頭突き、かかとで足先を踏みつけ、手の甲を拳骨で打ち下ろします。
合計三発の当身のうちどれかが当たればラッキーです。

相手がひるんだすきに手の甲の「合谷」と呼ばれるツボを親指で掴んで、体ごと沈みます。これで相手は手を放します。
手で引っ張るのではなく、腰を落として体全体で切り離しましょう。


抱締捕4


身体ごと沈むことで、相手の重心は前にかかり、こちらの背中にくっつくようになっていますね。これが狙いです
さらに相手の出足とは逆の方の足を前に踏み出します。しっかりと踏み込んで重心を移動させると、相手の体勢はさらに崩れます。

こちらは相手の両手を掴んでいますが、その手も相手の崩れに応じて開きます。
すると相手は、あたかもその掴まれている接点にすがりつくように、そこでバランスを取ろうとします。


抱締捕3


踏み込んだ側の手だけを離し、相手の崩れを保持したまま、体を転換します。
接点の位置は引っ張るのでも、押し込むのでもなく、動かさないようにしましょう。
相手が体勢を戻さないように向き直ったら、逆腕捕の要領で斬り落として、固めます。

体を転換するときは、相手にとっての三角点(バランスを崩しやすい位置)を意識しましょう。相手からすれば、頼っていた杖が急に取り払われたようになって、たまらず倒れてしまうんですね。


抱締捕1


相手が自分の自由を奪おうと密着してきた。それを逆に利用して、どうにもならない状況に陥らせる…うまく考えたもんだと、思いませんか?





Posted on 2018/12/20 Thu. 19:10 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  重心  当身  転換  からだ 
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其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条、後捕の三回目です。

形の稽古は、相手の攻撃方法を定め、それに対応する身体操作で崩していく道筋を反復訓練するものです。


両肘返4


受け手はその前提で、正しく、またしっかりとした攻めの意識をもって形を始めることが大切ですよ。

動画を見てください。





受け手側が後ろから、肘のやや上を掴んで、持ち上げるようにします。
相手のかかとを上げ、つま先立ちにすることが目的です。
そうすることで、捕り手側は力を出せなくなります。連行術の一つですね。

そのままではマズいので、捕り手側は全身を沈めるようにして重心を下げます
この時に、肩から先は柔らかく脱力させることが重要です。
指を張り、しっかりと手刀を作ってください。
この操作がうまくできれば、相手はバランスを崩し、背中の方に引き付けられるはずです。


両肘返2


次に、相手を腰の上に乗せるように腕(かいな)を反し、肘を立てていきます
この操作も、肩から先の力だけで行ってしまうと相手との接点が切れてしまいます。

重心を低く置き、体全体で相手の下から攻める意識を持ってください。
また、持ち上げようとするあまり、姿勢を崩してしまう人が多いのですが、背中はまっすぐに伸ばすように。
そうすることで、相手に力が効率的に伝わります。

肘に乗せると同時に、相手の方を振り向くようにします。上半身だけでなく、しっかりと腰を切ることで、相手は大きく崩れるはずです。


両肘返1


さらに、外側の足に重心をかけ、内側の足を相手の裏側に踏み込みます。
この時、足だけではなく、上半身も一体にして攻めてくださいね。
前回の「両肩捻」でも出てきた全身の連動がポイントです。

上半身と下半身で挟むようにして崩したら、もう相手はどうにも身動きが取れません。後ろに投げ倒して、残心。


両肘返3


難易度の高い操作がいくつか出てきますが、これは稽古を積み重ねる中で、必ず克服できます
習得できるように、一緒に研究していきましょう!


Posted on 2018/11/08 Thu. 18:26 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  連動  重心 
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其の二百九、両肩捻 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回も後ろからの攻撃に対処する動きです。

大東流合気柔術には、初伝だけで118カ条の形が存在します。
最初は一カ条の30本の手順を覚えるだけでも大変です。
この両肩捻なども一見複雑な動きを見せますので、なおさら覚えにくく思えるかもしれません。


両肩捻2


ただ、形は「相手を崩す」ための動きのつながりであることを念頭に置いて整理していくことで、シンプルに技をとらえていくことができるようになるはずです。

さて、動画を見てみましょう。





受け手側が後ろから肩を掴み、押さえつけるようにします。
わざわざ「受け手側が」と書いたのは、この攻撃がちょっと肩に触れているだけだったり、道着を掴まずに手をのせているだけだったりすると、この形は成立しにくいからです。

もちろん武田惣角先生級の達人ならば、どう取られてもバンバン投げるんでしょうが、初心者同士の稽古の場合は、そんなことは起こりえません。

しっかりと道着を握って押さえられることで、捕り手は力を伝えやすくなります。


両肩捻4


肩を取られたら、相手の出足の方に身体を回転させます。
この時、軸となる足を千鳥に切って腰を回してください。

相手が掴んでいる肩の接点を通じて、力を伝え、崩していくわけですが、やってしまいがちなのが、相手の手を肩で引っ張ること。
すると、逆に自分の上半身が前傾して崩れてしまい、相手に引き倒されてしまいます。

いつも言うように、全身を連動させて動きましょう。腰の動きに全身を追随させる意識ですね。


両肩捻


回転して相手のほうを向いたら、相手の顎を下から斬り上げるようにして腕を伸ばします。
それと同時に相手の裏側に踏み込むように足を出しましょう。

ここでも、連動が大事になってきます。
上半身と、下半身で相手を挟み込むようにして崩していきます
この崩しは、立ち合い技の「切返」と同じ原理ですね。


両肩捻1


上半身が腰の上にしっかりと乗っていることが成功の秘訣ですよ。



Posted on 2018/11/01 Thu. 18:08 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  連動  武田惣角  転換 
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其の二百八、立襟捕 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術には、後捕という後ろからの攻撃に対処する技の体系があります。
以前にも少しだけお伝えしたことがありましたね。


立襟捕1


今回からは、初伝一カ条の形の中にある後捕の技を取り上げていきます。
東京稽古会の昇級審査では、2級から、この後捕が審査項目に入ってきますよ。

まずは、動画を見ましょう。





相手が後から、首の裏側にある襟(立襟)をつかんできます。
敵の出足と逆の方向、つまり、相手の内に入るように、半円を描いて向き直ります。

これが相手の外側に向くように捌くと、別の技になります(「突倒」という二カ条の形)。

一つ目のポイントとしては、この時、相手を自分の方に引き込んでバランスを崩させることです。
しっかりと腰を落として動き、自分の身体の軸を安定させておく必要があります。



立襟捕4


次に自分の首を、相手の腕の外側に出すようにします。
当然、頭を下げて腕をくぐらせるようにするのですが、この時、前傾しすぎてしまうと、相手がバランスを取り戻してしまいます。
体軸を保ったまま首の位置を入れ替えるような意識で動いてください。


立襟捕3


相手の外側に出たら、襟を掴まれている手首を逆腕に捕り、お辞儀をするようにして崩します。
ここは逆腕捕の要領と同じですね。
肩から先の力で操作しないことを心がけてください。

慣れるまでは、かなり複雑な手順を踏まなければならないように感じますが、後ろから掴まれると同時に、一気呵成にこの動きを行うことで、あっという間に相手を制圧することができます。


立襟捕2


稽古を重ねて、少しづつ、熟成していきましょう!



Posted on 2018/10/25 Thu. 16:48 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢 
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其の百八十四、抜ける 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回の「其の百八十三、腰に乗せる」と同じく後捕(うしろどり)の身体操作です。
今度はさらに密着度の高い攻撃を受けた時の対処法になりますね。


抜ける1


「腰に乗せる」の動画や解説を見て気付いた方もいると思いますが、初動で相手との接点をつなげた後に、ある部分を攻め続けることによって、相手の自由を奪っているんです。
今回の操作も、同じところを攻めます。

動画を見てみましょう。





後から腕を回されて、グッと絞められます。これだけなら何ということはありませんが、他の人間から攻撃を受けたり、また何よりも身動きが取れないのは気持ちが悪いですからね。
さっさと抜けてしまうに越したことはありません。

さて、絞められてはいますが、相手の手は自分の顔の下で交差しています。
まずはここを何とかします。
「いただきます」をするように手刀中心に摺り上げて、親指の外側で相手の手を持ち上げます。


抜ける2


小指(小指丘)を攻めることで、相手の掌を外側に向けることが出来ます。
これは相手の肘関節が曲がりにくい方向に刺激していることになり、それによって相手の肘から肩がひらきます。

すると、密着していた相手の腕と自分の間に隙間が出来ます。
そこを抜けるんですね。


抜ける3


抜けるときには、腰を引いてはいけません。軸足を中心に内側に回転しつつ、やや沈むような形で隙間の下側に身体を持っていきましょう。

この時、相手の小指丘を攻めている手刀は離さずにいてください。
身体が相手から抜けた後も、その接点を利用することで、相手を制していきます。


抜ける4


動画では、小指丘を攻めつつ肘関節を伸ばして、肩の近くを斬り落としています。
小指の攻めはこれまでにも何度か出てきていますが、非常に効果的です。
繰り返し稽古して身につけていきましょう。

Posted on 2018/05/10 Thu. 18:57 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  重心 
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