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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月17日(日)16時30分から19時30分まで
開催場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百四十六 反して投げる 大東流合気柔術 東京稽古会  




不意に視界の外から悪意ある攻撃を受けたとき、平常心で対処すればそれを切り抜けられるか、否か?
今回は古武術の思考法でそうした問いに答える試みである。



反して投げる3



動画で取り上げた操作は、前回解説した「腕の反し」を使って相手を腰の動きに乗せて投げ倒すもの。







肩から先に力がこもってしまうと相手は全く動かない。
正しく脱力し、相手に十分手刀を掴ませたまま、自分は骨盤の上にまっすぐに乗って動くことで力を伝えていく。



反して投げる5



冒頭の問いに武術的に答えるなら、可である。
平常心、自然体をもって、攻撃を受けた個所にこだわらず、自分の体幹からの力を発揮すること。
それによって攻撃してきた相手を制することは、出来る。



反して投げる1



さて、この思考法を日常に置き換えてみる。
不意の災害が発生した場合。あるいは偶然の大きな事故で危急の状態に陥った場合。

この時に、取り乱すことなく、粛々と普段の訓練通りに動き遂せることが出来る人は、強い。
そしてそうした人が多いほど、その集団は生き残る確率が高い。



反して投げる7



大東流合気柔術は古流の体術であるが、そこに現代を包摂する普遍性がある。
我々修行者は、その境地を目指して日々の稽古に取り組んでいることを、忘れてはならないだろう。




Posted on 2021/08/29 Sun. 10:00 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  手刀 
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其の三百三十五 両肩捻 大東流合気柔術 東京稽古会  




後から掴みかかられたとき、まったく手を触れずに投げ飛ばす。
大東流の後捕「両肩捻」という形である。



両肩捻4



「まったく手を触れず」という表現をしたが、実はこの「手を触れない」というところにこの技の真髄が含まれる。







相手の掴み手は両肩である。これを後ろから強く保持している。
対してこちらは上体を脱力し、骨盤にまっすぐ上体を乗せた姿勢をとる。



両肩捻1



このまま後ろ向きに身体を転換させる。この時に先ほど構えた姿勢を維持することが重要だ。



両肩捻3



相手は強くつかんだ手を離すことが出来ず、こちらの体幹の作用をまともに受けて、大きく崩される。
こちらの手、つまり末端部分で操作しない代わりに、もっとも強力な体幹の力を使えるのだ。



両肩捻2



いかにして腰の回転力を相手に伝えるかという点が問われるが、その際に「千鳥足」の捌きを使う。
「千鳥足」についてはこのブログでも再三取り上げているので、そちらも参考にしてみていただきたい。



両肩捻5





Posted on 2021/04/25 Sun. 09:43 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  転換 
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其の三百十六 縦の意識 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術一本捕は、初級者が初めに取り組む型だが、そこには古武術の要素がふんだんに含まれている。

シンプルだが、探求すればするほど奥深い技術が必要になる技だ。



縦の意識3



一本捕」の「一本」とは何を指すかとよく言われるが、これもまた多種多様な答えができる。







受け手の腕を一本に伸ばして制することから、という考え方もあれば、自分の重心一本の足に乗せて崩すので、という説もある。

どれが正しく、どれが間違いということはなく、術者の習熟度に合わせて何を「一本」ととらえるかは変化していっていい。



縦の意識1



今回の動きは、この一本捕を後ろから腕をつかまれたときの対処法として使っている。

自分の手刀縦に上下させることで、相手の抵抗を受けずに肩を反し、肘を制する。



縦の意識2



振り返りざまに肘を取り、腕の自由を奪うためには、相手がこちらに対して力を出せない状態にする必要がある。

そのために、この縦の動き、つまり自分の身体の中心手刀を使う操作法が効果を発揮する。



縦の意識4



どのような状態で攻撃を受けたとしても、その対処法にある要素には共通性がある。

後捕もまた、一本捕の奥深さを知るには、よい鍛錬法と言える。


Posted on 2020/11/29 Sun. 09:34 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  重心  一本捕 
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其の二百九十九 背後を攻める 大東流合気柔術 東京稽古会  





千鳥足を使った動きを続けて取り上げていきます。

大東流合気柔術では、後ろからの攻撃に対処する技法群があり、それらを後捕と呼びます。



背後を攻める4



今回は千鳥足を使って、後ろから攻撃してくる相手を崩し、制していきます。

まずは動画を見てください。







両肩を後ろから掴んでくる相手に対して、千鳥足で腰を切って肘を打ち込みます。

前回やった切返と同様に、後捕の場合も攻撃を受けた軸上で方向を変えることで大きな効果を生むんですね。



背後を攻める2



やはり、引っ張ろうとして相手から離れる方へ腰を回してみたりしがちですが、それでは力が伝わりません。

まずは、肩を取られた瞬間に、両方の手刀を構え、自分の中心を意識してください。
この中心軸上で回転するつもりで腰を回してみましょう。



背後を攻める3



上半身を脱力して骨盤の上に乗った姿勢を取ることは、いつの場合も同じく重要です。相手に攻撃を続けさせるような感覚をもって、接点に力みを及ぼさないようにしてみてください。

千鳥足の操作で相手が自分の軸上に巻き込まれ、体勢が崩れたら、自分の姿勢は正しく保ったまま、肩をつかんでいる相手の手を取ります。



背後を攻める5



相手の小指丘に自分の四趾を引っかけ、その腕をまっすぐ伸ばしましょう。
三カ条の形に腕を極めたら、そのまま静かに相手の背中に掌をくっつけるようにして、制します。
指に力を込めると、上手くいきません。



背後を攻める1



千鳥足の操作も、三ヶ条極めも、上達のためには脱力が重要なポイントになってきますよ。

東京稽古会へのお問い合わせはブログ内に設置のメールフォームまでどうぞ。






Posted on 2020/08/02 Sun. 10:41 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動 
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其の二百六十二、巻き込む 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手との接点を自分の中心で操作する、大東流合気柔術の思考法を取り上げてきました。



巻き込む1



これまでは自分の正面からの攻撃への対応でした。
今回は、後ろからの攻撃です。

動画を見てみましょう。







後ろから、両手首を掴まれます。
これを振りほどこうとして腕に力を入れて引っ張ると、相手との力比べになってしまいます。

ここは、接点を通じて相手を崩していく考え方に立ちましょう。
すなわち、脱力と連動です。



巻き込む3



取られた手首にこだわらず、肩から先の力を抜きます。
そうして軸足に重心を乗せ、腰を回転させます

全身の連動が出来ていれば、相手は自分の重心に巻き込まれるようになって、体幹部分から崩れてきます。

そこを捉え、小手返の形で倒し、制します。



巻き込む2



後ろから攻撃を受けた場合でも、やはり自分の中心で相手に対応することで、崩しをかけ、打開していけるということを稽古の中で体感してください。

初めは小手返に取る時の手の操作が、難しいかもしれません。
腰を回転させながら、相手の腕の外側に手刀をひっかけるようにして見ましょう。
自然と相手の小手が、自分の手のひらの中に入ってくるようになれば、流れるように倒すことができるはずです。



巻き込む5



古武術的な身体の使い方、考え方が含まれた、面白い動きです。
東京稽古会で、体験してみてください。お問合わせは、ブログ内のメールフォームからどうぞ。





Posted on 2019/11/17 Sun. 10:37 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  連動  重心  小手返 
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