扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の三百五十六 搦めて投げる 大東流合気柔術 東京稽古会 
攻撃線の考え方はいろいろな角度から考察することが出来るが、今回は「相手の攻撃を止めない」ことから得られる効果について考えてみたい。

胸取り正面打ちは片手で胸倉を捕まえたうえで手刀による攻撃を指す。
現代では顔面に拳による打撃を試みることの方が一般的であろうから、今回は正面打ちではなく顔面突きとした。
さて、正面打ちでも顔面突きでも同じことなのだが、このように攻撃側が相手を片方の手で固定してかかってきた場合、捕り手は防御が取りにくいと考えるのではなく、攻撃側との接点を有利に活用できると捉える。

すなわち、攻撃側は胸倉をつかむことによって自ら可動域を狭くしてしまっているのだ。
捕り手はそこを見込んで、相手に攻撃「させる」。

顔面突きが来た場合、その打撃の軌道上にできる限り相手の腕を伸ばさせるのだ。
こうすることによって、攻撃側の両肩は必然的に詰まっていく。
正面打ちの場合にも、同じ考え方が成立する。

試しにやってみてもらえれば良く理解できるが、相手の腕をつかんで引き伸ばそうとしても上手くいかない。
抵抗を受けて、相手の腕はあるところで止まってしまう。
しかし、自らの意志で伸びようとする腕は、攻撃側が容易く自縄自縛に陥ってしまうほど良く伸びる。

脱力して攻撃線を外し、敵に攻撃させることで我が方を有利にする。
これもまた、大東流合気柔術の興味深い思考法であって、現代処世術としても含蓄を含んだものであると感じられる。
其の百六十六、搦投 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回は搦投(からめなげ)です。
この型は大東流合気柔術の中でも特徴的な、「大東流らしい」技だと思います。あくまで個人的にですが。

関節や身体の構造を利用して技をかけることで、相手はひとりでに固まっていくんです。
「自縄自縛(じじょうじばく)」という言葉がありますが、そんな感じですね。
まずは動画を見てください。
受け手側の攻撃は「胸捕正面打」です。
前襟をつかんだ状態から、正面打ちを打ちこみます。
捕り手側は、通常の正面打ちの時と同じく、相手の攻撃線を外して手刀を受けます。
ただ、胸倉を掴まれていますから、大きく動くというよりは、わずかに「太刀筋をかわす」くらいの捌きが良いでしょう。
ここで、前々回解説した「重心の移動」が活きてきます。

大事なことは、胸を掴んだ相手の腕と、正面打ちを打ってきた相手の腕を深く交叉させることで、相手の肩を詰めてしまう操作です。
この時に大きく自分の位置を動かしてしまうと、ピシャッとハマらなくなるんですね。
これは私自身の稽古から来る感覚なので、人によっては違うと思われる方がいるかもしれません。
しっかり相手の肩を詰められたら、正面打ちを打ってきた腕を、相手の下腹部に向けてくっつけます。
動画で先生が言っているように、「相手の手刀で斬りこんでいく」イメージです。
腕を横に振り回さず、縦に斬ること。
自分の中心で操作することを心がけてください。

相手の両腕が、肘の上、二の腕の中間部分で交差しているような状態になっていれば、相手は自分から腕を絡みつけていくような状態になります。
肩関節を詰められて、そこから逃れようとして、さらに行き場を失っていくような状態ですね。
その交差部分を弛めないように、倒し、固めます。
固め方については…ちょっと文章にはしづらいですね。
ということで、この続きは道場でお伝えします!。
東京稽古会で、お待ちしていますよ。
この型は大東流合気柔術の中でも特徴的な、「大東流らしい」技だと思います。あくまで個人的にですが。

関節や身体の構造を利用して技をかけることで、相手はひとりでに固まっていくんです。
「自縄自縛(じじょうじばく)」という言葉がありますが、そんな感じですね。
まずは動画を見てください。
受け手側の攻撃は「胸捕正面打」です。
前襟をつかんだ状態から、正面打ちを打ちこみます。
捕り手側は、通常の正面打ちの時と同じく、相手の攻撃線を外して手刀を受けます。
ただ、胸倉を掴まれていますから、大きく動くというよりは、わずかに「太刀筋をかわす」くらいの捌きが良いでしょう。
ここで、前々回解説した「重心の移動」が活きてきます。

大事なことは、胸を掴んだ相手の腕と、正面打ちを打ってきた相手の腕を深く交叉させることで、相手の肩を詰めてしまう操作です。
この時に大きく自分の位置を動かしてしまうと、ピシャッとハマらなくなるんですね。
これは私自身の稽古から来る感覚なので、人によっては違うと思われる方がいるかもしれません。
しっかり相手の肩を詰められたら、正面打ちを打ってきた腕を、相手の下腹部に向けてくっつけます。
動画で先生が言っているように、「相手の手刀で斬りこんでいく」イメージです。
腕を横に振り回さず、縦に斬ること。
自分の中心で操作することを心がけてください。

相手の両腕が、肘の上、二の腕の中間部分で交差しているような状態になっていれば、相手は自分から腕を絡みつけていくような状態になります。
肩関節を詰められて、そこから逃れようとして、さらに行き場を失っていくような状態ですね。
その交差部分を弛めないように、倒し、固めます。
固め方については…ちょっと文章にはしづらいですね。
ということで、この続きは道場でお伝えします!。
東京稽古会で、お待ちしていますよ。
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