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東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 6月26日(日)14時00分から17時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百八十三 腰で捌く 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回も大東流合気柔術の身体操法の根幹に与る「自然体」について述べていく。



腰で捌くサムネ3



なお動画の中で実技している動きについては、実際の剣での攻撃に対する回避法を展示しているわけではない。
あくまで体捌きの練習法の一環として行っている「約束稽古」であるのでご承知いただきたい。







さてこの動きについて特筆したいのは、上半身と下半身への意識の向け方の違いだ。
前回も解説した通り、下半身は股関節、膝、踝を緩めて沈み、上半身は天井から吊り上げられるようなつもりで立つ。



腰で捌く2



すると一つの身体の中で、二つの力が拮抗するところが現れる。
それが身体の中心であり、骨盤周りである。古武術丹田と呼ばれる領域もそこに存在する。



腰で捌く1



この身体の中心は、上半身と下半身のバランスによって生まれるのであるから、自ずと全身は一体となる。
「身体の中心を移動させる」という概念はこの意識によって修練しやすくなる、というのが現在われわれ東京稽古会が採用している思考法だ。



腰で捌く3



腰で動く、中心で動くということは自然体による体捌きの核心でもある。
決して一朝一夕に成ることではないが、さりとて鍛錬を始めなければたどり着かない境地でもある。

倦まず稽古を続けていきたい。





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Posted on 2022/05/08 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  丹田 
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其の三百八十一 摺足 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回からは大東流合気柔術の根幹ともいえる考え方を取り上げる。
それは、「自然体のまま動く」という思考要素だ。




摺足サムネ2



東京稽古会では、毎日の稽古の冒頭に必ず10分程度をかけて基本稽古を行う。
その基本稽古では、最初に自然体を作り、その自然体を維持したまま十数種類の身体操法に取り組む。







自然体の作り方を端的に言うと、重力を最も自然に受ける姿勢となり、身体の力みをとることである。
下半身を脱力することで、重みが自分の真下にかかる状態に入る。



摺足2



同時に上半身を真上から吊り上げられているような意識で骨盤の上に乗せ、上半身と下半身が丹田を中心に均衡するように立つ。

これで自分の中心軸が地球にかかる重力と一致する感覚を知り、様々な姿勢に身体が変化しても、その感覚を保ったままで動くのだ。



摺足3



「自然体を維持したまま」と言葉にすれば簡単なことのように聞こえるが、単独での身体操法であっても、厳密にそれを行うのは大変難しい。まして相手をつけたうえでの相対稽古においてはなおさらだ。

大東流に限らず、相手とのやり取りの中で自然体を維持することが本当にできたならば、その術者は達人と呼ばれる領域に達しているだろう。



摺足1



我々東京稽古会では日々の稽古の中でその訓練に勤しんでいる。
自然体の維持は、古武術修行の大きな目標であると同時に、日常生活の中でいかに生きていくかという問題にも深くかかわっていくテーマなのだが、そのことについてはまた稿を改めて述べてみたい。




Posted on 2022/05/01 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  丹田 
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其の三百一 相対当身 大東流合気柔術 東京稽古会  




当身について、前回から引きつづき。



相対当身6



大東流合気柔術における当身は、打突によってダメージを与えることが目的ではないのだけれども、
それ以上に大きく戦意を喪失させる動きの予備的な操作。

即ち、投げ、固め、身動きできなくするために当身を繰り出していくということ。







今回は、そうした当身の運用について相手と対面しながら、訓練してみよう。



相対当身1



相手と向き合うと、どうしても遠慮して打突を外してしまいがちだが、それでは当身を打つ意味がない。
自分の中心線上にまっすぐ腕を伸ばすこと。そしてその時につま先、膝が当身と一直線上に乗っていることが重要。

さらに、後ろに引いた足が半身の状態で45度に近い角度で相手の方に向いていることにも留意してほしい。
これで、自分の中心が相手に向く。



相対当身4



向き合った体勢をとったら、リズムを合わせながら互いに打ち合ってみよう。

前回やったように、下から振り上げて打つこと。
このときに力を込めて打つのではなく、柔らかく上体を使って腕を操作したい。



相対当身5



力が入ると、筋肉が固まってしまい、動きを察知されてしまう。
相手をけん制し動きを止める、当身の所期の目的がはたせない。

大東流とは、柔(やはら)の術

そこを心がけて、稽古してください。
東京稽古会への参加申し込みはブログ内に設置のメールフォームからどうぞ。




Posted on 2020/08/16 Sun. 09:11 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  中心  中心線  当身  連動 
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其の三百 当身 大東流合気柔術 東京稽古会  




三百回目を迎えた東京稽古会の動画ブログ。これからも精進してまいります。

今回は大東流合気柔術の技法である当身です。
読んで字のごとく、相手の身体に拳や手刀、または足などを当てる操作ですが、他流の武術のようにこの打撃そのもので相手にダメージを与えるという狙いのものではありません。



当身1



では、何のための技法なのでしょうか?

動画を見てください。







初めにも書きましたが、大東流当身は、相手に苦痛を与えて状況を打開するものではなく、相手をけん制し、動きを止めるために使うことが多いんです。

この技を効果的に使うことによって、自分が動きやすい、相手を崩しやすい体勢を作り出します。

初心者の方に当身を指導するときは、これはいわゆるパンチとは似て異なるものだということを繰り返し教えます。

はじめはボクシングのストレート、フック、空手の突きをイメージした打撃になってしまいがちですが、先述した通り、これは相手の動きを止めるための操作です。



当身2



まず、手を腰のあたりから振り上げるようにして、相手の目、もしくは鼻のあたりに差し出してください。腕は曲げず、力を抜いて伸ばしてください。
慣れないうちは拳を握らず、指を開いて掌底を打つようにしてもかまいません。

こうすることで、相手は視界の外から突然手が出てきたと感じ、思わず動きを止めます。



当身3



もう一つ重要な点として、手を振り上げる際に肩から先の操作にならないようにすることです。
腕と連動して、足を踏み出し、腰を相手に近づけましょう。全身の連動で当身を打ってください。膝の向いている方向に、腕が伸びているかどうかもチェックしてください。



キャプチャ



これらのことに注意しながら、まずはひとりでフォームの確認をしてみましょう。
身体の中心をしっかりと相手の方に向けることも忘れずに、練習してみてください。

次回は、相手をつけた状態で当身を打つ訓練をやってみますよ。



Posted on 2020/08/09 Sun. 09:04 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動  当身 
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其の二百九十 四方投裏 独習法 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回も東京稽古会が取り入れている一人稽古法です。

大東流一カ条両手取の四方投には、手刀を使って真っすぐ前に出たのち体を転換させる「表」技と、反転して手刀で相手を攻めたのちに転換する「裏」の二種類の崩し方があります。



四方投裏5



どちらも、相手に近い方の手刀を主に使うことで、相手に力を伝えていくところは同じです。剣を相手に向けて、外さないところも共通して重要な点です。

今回はそれに加えて、特に意識したい点を中心に解説していきます。

まずは動画を見てください。







両手を取ってきた相手の掌を、斬り上げるようにして喉元に短刀の切っ先を向けます。
これは「表」技と同じ。

次に相手の隣に並ぶように足を差し出します。
脚の小指と小指を合わせるようにして、反転する準備をします。



四方投裏4



実際の相対稽古においては、ここは一瞬の流れのうちに通り過ぎる過程ですが、あえてこれを一つの動きとして抽出しているのには理由があります。

反転する過程において、短刀が相手から外れてしまうことが多いんですね。
実際に相対稽古では、この部分で引っかかり力技に陥ってしまうことが多く見られます。



四方投裏7



丁寧に、正確に相手を狙って動きましょう。
反転して隣に並んだ時も同様です。構えた短刀はあくまでも相手に力を伝えるための道具であることを意識してください。



四方投裏1



剣を構える際に重要なのが、自分の軸上で剣を操作することです。重心を乗せて、剣を身体全体の力を集中させる道具としてつかいましょう。



四方投裏3



そして、それとほぼ同義になりますが、骨盤の上に垂直に上半身を乗せた正しい姿勢を維持しつつ動くことも重要です。



四方投げ裏サムネ



この二つのポイントを意識して四方投の裏を修練してみましょう。
剣の使い方のエッセンスが含まれた、非常に効果的な鍛練法になります。






Posted on 2020/06/02 Tue. 15:20 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  姿勢  中心  重心  剣の理合 
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