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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 

入会希望者が参加可能な公開稽古は  10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿)  です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
【関連商品】 縦に使う1 扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク   
【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
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古来の日本人の考え方  










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「まっすぐ立つ」ものは美しい













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環境と調和することに価値を見出していた日本人













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Posted on 2023/02/24 Fri. 21:41 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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日本人の身体には希望がある  






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米俵は一つ60kg!







米俵を運ぶ女性

山形県庄内地方の「女丁持」という職業の女性たち





子どもを担ぐ女性

どうやって持ち上げた??







飛脚2

飛脚(ひきゃく) 一日270km走った者もいた







飛脚1

若者が走ったとは限らない?








歌川国芳

江戸庶民の昼食









一汁一菜

一汁一菜









Posted on 2023/02/22 Wed. 20:52 [edit]

category: 基本動作

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其の四百十五 脱力とは? 大東流合気柔術 扶桑会  




<当ブログをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 
 令和5年より、我々は東京稽古会から
 「大東流合気柔術 扶桑会」と改称して活動してまいります。
 今後ともよろしくお願いいたします>



今年最初の動画解説では、「大東流合気柔術 扶桑会」の命名についてご説明します。



脱力とは?サムネ



古来、扶桑(ふそう)という語には「日本」という意味があります。







また私たちが日ごろ稽古させていただいているのは神道扶桑教 世田谷太祠(扶桑教大教庁)の神前です。

扶桑教は、江戸期の富士講に源を発する全国の冨士山岳信仰の一拠点でありますが、そこでは「扶桑」を日本国の象徴でもある「富士山」に擬していると伺っています。



脱力とは?



我々扶桑会では、神代から継承されてきた日本の身体操法と思考法を「現代社会を生きるための知恵」として活かすべく、日々修練を行っています。



脱力とは?2



自然体の感覚、身体の全体性を感じながら動く意識、ぶつからず滞らない考え方。

大東流合気柔術の中には、日本固有の文化といってもいいこうした財産が豊富に含まれているというのが、私の持論です。



脱力とは?1



古の日本文化を古武術を通して学び身につけ、冨士の頂のように高みを仰ぎ目指しながら修行の道を進んでいきたい。
「扶桑会」という新しい会の名称には、そうした思いが込められています。








Posted on 2023/01/04 Wed. 18:00 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  連動 
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其の三百九十七 座礼 大東流合気柔術 東京稽古会  




自然体に適った所作の美しさについて述べてきたが、それはただ単に美しいから是であるということではない。



座礼2



所作として美しいこと、自然体に適った動きというのは「強い」のだということも、この古武術の修行の中でとらえるべき考え方である。







一例としてここでは正座をした状態からお辞儀をする、いわゆる「座礼」を取り上げたが、稽古の中で扱う様々な形においても、それは等しく当てはまる。



座礼4



また同時に、自然体であるということがそうした動きの中のある一時点にとどまるものではなく、全体を通して維持されていなければならないということにも注意してほしい。



座礼3



たとえばこの座礼で相手に力を伝える場合において、一見すると体を前に折り曲げるその時に背筋を伸ばしているようにとらえる人もいるかもしれないが、実は一番重要なのは、相手が肩に手を置くその瞬間に自然体をとれているかということが最も大事なのである。



座礼1



この時に相手の重心を自分の持つ重力の軸の上に合致させ、自分の腰に乗せてしまう。

そうして相手との一体がなされたときにはじめて、動画にみられるような大きな力の発揮が実現するのだ。







Posted on 2022/08/13 Sat. 18:00 [edit]

category: 基本動作

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tag: 古武術  重心  大東流  合気柔術  中心  正座 
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其の三百九十六 自然体とは 大東流合気柔術 東京稽古会  




昔の日本人の写真などをみると、それが市井に生きる一般の人であったとしても、そのたたずまいを「美しい」と感じられる。
武士階級や芸道などに通じる職業、あるいは肉体労働の従事者などであればなおさらのことだ。



自然体とはサムネ2



ただ、立ったり座ったりするだけの所作であっても、そこに美しさを内包した振る舞いができることは素晴らしいことだ。

私たち大東流合気柔術 東京稽古会では、所作の美しさを取り戻すことが武術者としての一つの務めであると考えている。







その美しさの発する源はどこかといえば、地球が運行する法則に合致していることである。

言い換えればすなわち、「自然体であること」。



自然体とは2



地球上にあるあらゆるものが、引力の影響を受けている。
私たちは自分の生活においてそれをどのように受け入れ、恩恵を得るかということを念頭に、人生を営んできたはずだった。



自然体とは3



今ここでは地球の引力一つを取り上げたが、それだけではなく、己を取り巻く環境そのものを深く洞察して認識し、その真理に対して合致していくということが、古来から日本人が選び取ってきた生活態度であったはずなのだ。



自然体とは1



「自然を征服する」という思想のもとに機械化を押しすすめてきたこの百年余りの日本。
西洋文明の受入によって失われた日本人古来の身体感覚を、古武術の身体操作の修行を通じて取り戻していきたい。








Posted on 2022/08/06 Sat. 18:00 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  重心  正座 
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其の三百八十三 腰で捌く 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回も大東流合気柔術の身体操法の根幹に与る「自然体」について述べていく。



腰で捌くサムネ3



なお動画の中で実技している動きについては、実際の剣での攻撃に対する回避法を展示しているわけではない。
あくまで体捌きの練習法の一環として行っている「約束稽古」であるのでご承知いただきたい。







さてこの動きについて特筆したいのは、上半身と下半身への意識の向け方の違いだ。
前回も解説した通り、下半身は股関節、膝、踝を緩めて沈み、上半身は天井から吊り上げられるようなつもりで立つ。



腰で捌く2



すると一つの身体の中で、二つの力が拮抗するところが現れる。
それが身体の中心であり、骨盤周りである。古武術丹田と呼ばれる領域もそこに存在する。



腰で捌く1



この身体の中心は、上半身と下半身のバランスによって生まれるのであるから、自ずと全身は一体となる。
「身体の中心を移動させる」という概念はこの意識によって修練しやすくなる、というのが現在われわれ東京稽古会が採用している思考法だ。



腰で捌く3



腰で動く、中心で動くということは自然体による体捌きの核心でもある。
決して一朝一夕に成ることではないが、さりとて鍛錬を始めなければたどり着かない境地でもある。

倦まず稽古を続けていきたい。





Posted on 2022/05/08 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  丹田 
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其の三百八十一 摺足 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回からは大東流合気柔術の根幹ともいえる考え方を取り上げる。
それは、「自然体のまま動く」という思考要素だ。




摺足サムネ2



東京稽古会では、毎日の稽古の冒頭に必ず10分程度をかけて基本稽古を行う。
その基本稽古では、最初に自然体を作り、その自然体を維持したまま十数種類の身体操法に取り組む。







自然体の作り方を端的に言うと、重力を最も自然に受ける姿勢となり、身体の力みをとることである。
下半身を脱力することで、重みが自分の真下にかかる状態に入る。



摺足2



同時に上半身を真上から吊り上げられているような意識で骨盤の上に乗せ、上半身と下半身が丹田を中心に均衡するように立つ。

これで自分の中心軸が地球にかかる重力と一致する感覚を知り、様々な姿勢に身体が変化しても、その感覚を保ったままで動くのだ。



摺足3



「自然体を維持したまま」と言葉にすれば簡単なことのように聞こえるが、単独での身体操法であっても、厳密にそれを行うのは大変難しい。まして相手をつけたうえでの相対稽古においてはなおさらだ。

大東流に限らず、相手とのやり取りの中で自然体を維持することが本当にできたならば、その術者は達人と呼ばれる領域に達しているだろう。



摺足1



我々東京稽古会では日々の稽古の中でその訓練に勤しんでいる。
自然体の維持は、古武術修行の大きな目標であると同時に、日常生活の中でいかに生きていくかという問題にも深くかかわっていくテーマなのだが、そのことについてはまた稿を改めて述べてみたい。




Posted on 2022/05/01 Sun. 18:00 [edit]

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tag: 大東流  合気柔術  姿勢  丹田 
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其の三百一 相対当身 大東流合気柔術 東京稽古会  




当身について、前回から引きつづき。



相対当身6



大東流合気柔術における当身は、打突によってダメージを与えることが目的ではないのだけれども、
それ以上に大きく戦意を喪失させる動きの予備的な操作。

即ち、投げ、固め、身動きできなくするために当身を繰り出していくということ。







今回は、そうした当身の運用について相手と対面しながら、訓練してみよう。



相対当身1



相手と向き合うと、どうしても遠慮して打突を外してしまいがちだが、それでは当身を打つ意味がない。
自分の中心線上にまっすぐ腕を伸ばすこと。そしてその時につま先、膝が当身と一直線上に乗っていることが重要。

さらに、後ろに引いた足が半身の状態で45度に近い角度で相手の方に向いていることにも留意してほしい。
これで、自分の中心が相手に向く。



相対当身4



向き合った体勢をとったら、リズムを合わせながら互いに打ち合ってみよう。

前回やったように、下から振り上げて打つこと。
このときに力を込めて打つのではなく、柔らかく上体を使って腕を操作したい。



相対当身5



力が入ると、筋肉が固まってしまい、動きを察知されてしまう。
相手をけん制し動きを止める、当身の所期の目的がはたせない。

大東流とは、柔(やはら)の術

そこを心がけて、稽古してください。
東京稽古会への参加申し込みはブログ内に設置のメールフォームからどうぞ。




Posted on 2020/08/16 Sun. 09:11 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  姿勢  中心  中心線  当身  連動 
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其の三百 当身 大東流合気柔術 東京稽古会  




三百回目を迎えた東京稽古会の動画ブログ。これからも精進してまいります。

今回は大東流合気柔術の技法である当身です。
読んで字のごとく、相手の身体に拳や手刀、または足などを当てる操作ですが、他流の武術のようにこの打撃そのもので相手にダメージを与えるという狙いのものではありません。



当身1



では、何のための技法なのでしょうか?

動画を見てください。







初めにも書きましたが、大東流当身は、相手に苦痛を与えて状況を打開するものではなく、相手をけん制し、動きを止めるために使うことが多いんです。

この技を効果的に使うことによって、自分が動きやすい、相手を崩しやすい体勢を作り出します。

初心者の方に当身を指導するときは、これはいわゆるパンチとは似て異なるものだということを繰り返し教えます。

はじめはボクシングのストレート、フック、空手の突きをイメージした打撃になってしまいがちですが、先述した通り、これは相手の動きを止めるための操作です。



当身2



まず、手を腰のあたりから振り上げるようにして、相手の目、もしくは鼻のあたりに差し出してください。腕は曲げず、力を抜いて伸ばしてください。
慣れないうちは拳を握らず、指を開いて掌底を打つようにしてもかまいません。

こうすることで、相手は視界の外から突然手が出てきたと感じ、思わず動きを止めます。



当身3



もう一つ重要な点として、手を振り上げる際に肩から先の操作にならないようにすることです。
腕と連動して、足を踏み出し、腰を相手に近づけましょう。全身の連動で当身を打ってください。膝の向いている方向に、腕が伸びているかどうかもチェックしてください。



キャプチャ



これらのことに注意しながら、まずはひとりでフォームの確認をしてみましょう。
身体の中心をしっかりと相手の方に向けることも忘れずに、練習してみてください。

次回は、相手をつけた状態で当身を打つ訓練をやってみますよ。



Posted on 2020/08/09 Sun. 09:04 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  連動  当身 
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其の二百九十 四方投裏 独習法 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回も東京稽古会が取り入れている一人稽古法です。

大東流一カ条両手取の四方投には、手刀を使って真っすぐ前に出たのち体を転換させる「表」技と、反転して手刀で相手を攻めたのちに転換する「裏」の二種類の崩し方があります。



四方投裏5



どちらも、相手に近い方の手刀を主に使うことで、相手に力を伝えていくところは同じです。剣を相手に向けて、外さないところも共通して重要な点です。

今回はそれに加えて、特に意識したい点を中心に解説していきます。

まずは動画を見てください。







両手を取ってきた相手の掌を、斬り上げるようにして喉元に短刀の切っ先を向けます。
これは「表」技と同じ。

次に相手の隣に並ぶように足を差し出します。
脚の小指と小指を合わせるようにして、反転する準備をします。



四方投裏4



実際の相対稽古においては、ここは一瞬の流れのうちに通り過ぎる過程ですが、あえてこれを一つの動きとして抽出しているのには理由があります。

反転する過程において、短刀が相手から外れてしまうことが多いんですね。
実際に相対稽古では、この部分で引っかかり力技に陥ってしまうことが多く見られます。



四方投裏7



丁寧に、正確に相手を狙って動きましょう。
反転して隣に並んだ時も同様です。構えた短刀はあくまでも相手に力を伝えるための道具であることを意識してください。



四方投裏1



剣を構える際に重要なのが、自分の軸上で剣を操作することです。重心を乗せて、剣を身体全体の力を集中させる道具としてつかいましょう。



四方投裏3



そして、それとほぼ同義になりますが、骨盤の上に垂直に上半身を乗せた正しい姿勢を維持しつつ動くことも重要です。



四方投げ裏サムネ



この二つのポイントを意識して四方投の裏を修練してみましょう。
剣の使い方のエッセンスが含まれた、非常に効果的な鍛練法になります。






Posted on 2020/06/02 Tue. 15:20 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  手刀  姿勢  中心  重心  剣の理合 
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