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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 1月26日(日) 9時30分から11時30分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週1~2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百七十一、縦に外す 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回に引き続き、相手から掴まれた手首をほどく動きについて考えていきます。

掴み手の切れ目に、手刀の峰、すなわち親指側を当て、剣を使う要領で斬り込むようにして外していくというのがその第一段階でした。



縦に外す3



ただ、それだけではなかなか上手くいかないという人も多いと思います。
力が入って押したり引いたり、相手とのぶつかり合いになってしまう場合が多いんですね。

そういう時に、身体の構造からみた、合理的な動きを加味してみます。

動画を見ましょう。







剣の使い方を意識して、自分の手刀を動かしていくのですが、最初はそこが理解しにくいかもしれません。

これまでにも何度か剣の使い方を取り上げてきましたが、その中に「縦に使う」ということがあったのを覚えているでしょうか?

これは簡単に言うと、肘が曲がる方向に合わせて手刀を動かす、ということです。



縦に外す1



人間の肘は一方向にしか曲がりません。
動画でも言っているように、剣は肘の曲がる方向に振り上げ、伸びる方向に振り下ろします
親指側が曲がる方向、小指側が伸びる方向です。

単純な考え方ですが、手刀の曲げ伸ばしを、この肘関節の自然な動きに合致するよう、角度を合わせてみてください。

無駄な力を使うことなく、相手との無用の衝突を避けながら操作することができるはずです。



縦に外す2



さらに、角度を変える時に相手との引っ掛かりを感じてしまうことがあると思います。
その時は、腕だけで操作しようとするのではなく、身体の向きを含めた、全身の連動を使うことを意識してみましょう。

これもいつも言っていることですが、剣を使うときには、肩から先だけで動かしません。
全身で操作すること。これは手刀の場合にも当てはまりますよ。



縦に外す5



古武術の身体操法を、東京稽古会で体感してみませんか?
参加お問い合わせはブログ内に設置のメールフォームまでどうぞ。













Posted on 2020/01/19 Sun. 17:28 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  剣の理合 
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其の二百七十、握りをはずす 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手に強くつかまれた手首を、するりと外してしまう身体操作法です。

古武術ではこれを「手ほどき」と言ったりしますが、力に対して力ではなく、身体の構造を利用したり合理的な動きを使うことによって対処していきます。



握りをはずす3




また、この操作法中にはこれまでに取り上げてきた手刀の使い方、剣の理合が含まれます。

それでは、動画を見てみましょう。






相手が片手を握ってきます。
本来大東流合気柔術では通常、この接点を利用して相手に崩しをかけていきますが、今回は訓練のひとつとして、この掴み手を離し、逃れる方法を探ります。

逃れる、といっても力いっぱい握ってきている相手に対して、力任せに引っ張ってしまうと、これはどうにもなりません。
自分が力で対応すると、相手はさらに力を入れてくるでしょう。
お互いに力比べの泥仕合になってしまいます。



握りをはずす7



そうならないために、手刀を使って打開していくんですね。

まずは、掴まれた手の手刀を生かします。
指を柔らかく張り、肘から先が剣になったと仮想してみてください。

相手の掴み手の上に、自由になっている方の手を、そっと当てがいます。
その状態で、相手の掴み手の切れ目、親指と人差し指の間に自分の手刀の「峰」、つまり親指側を当てます。
力任せに回すのではなく、剣で相手の手のひらの中を斬り込んで行くようなイメージでやってみましょう。



握りをはずす4



斬り込みながら、親指側を切れ目を破るように引き斬ります。

どうですか?
上手くいくと、あっけないほど簡単にはずれてくれます。

先ほど、相手の手のひらを斬り込んでいくと説明しましたが、峰(親指側)だけを使うのではなく刃(小指側)を同時に使う必要があります。
刃と峰、双方のバランスが取れていないと掴み手は切れません。



握りをはずす2
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ここも、実際に剣を使って感じをつかんでみるとわかりやすいですね。

次回は、この操作法における手刀の動かし方について、さらに深く考えてみます。
お楽しみに。



Posted on 2020/01/12 Sun. 17:53 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  剣の理合  古武術 
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其の二百六十九、動いて斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  




 令和二年、新年の慶びを申し上げます。
 今年も大東流合気柔術東京稽古会は、古武術の身体運用法を現代に活かすことを目指し、学びを深めていく所存です。ご支援よろしくお願いいたします。



剣の理合」を用い、相手との接点を刀を使うように操作して崩していく考え方の続きです。



動いて斬る2



今回は、居捕の片手取に対応していきます。

動画を見てください。







双方が正座したままの状態で、相手に手首を掴まれます。攻撃線を外すように外側に膝行して捌きます。

それと同時に手刀を斬り上げるようにして、相手の肘を操作します。
この操作によって、腕だけでなく体幹部分まで浮き上がるようにすることが重要なのですが、接点にこだわってしまうと、相手の身体には力が伝わりません。



動いて斬る3



むしろ、膝行による捌きと、手刀の動きを連動させて、接点にはほとんど圧をかけないようにすることを目指します。

文字面を読むと、まったく理解しにくいのですが、このことが剣を使うことをイメージしながら修練することによって、可能になります。



動いて斬る4



次に、相手の手首を刀の柄のように握ります。
これまでに見てきたように親指側と小指側を「峰と刃」と考え、刀を構えるように握ってみてください。

腕だけを動かすのではなく、これもまた足を動かし、腰に乗せるようにして操作してください。



動いて斬る5



はじめは木刀や、模擬刀など、刀をイメージしやすいものを手に持って感覚をつかんでみるのもよいでしょう。

この一連の動きで、相手の腰を浮かせることで技が成立します。

最後に斬り落とすときも同様です。
手先で動かさずに、腰の上に乗り、胸を張るようにしましょう。剣を振り下ろすように…。



動いて斬る6



同じことばかりを繰り返し言っているようですが、この基本的な考え方の積み重ねが大事です。

東京稽古会で、修練してみませんか?










Posted on 2020/01/05 Sun. 13:36 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  古武術  中心  連動  攻撃線  居捕  剣の理合 
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其の二百六十六、縦に使う 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回の考え方を、さらに深めて見ていきましょう。

大東流合気柔術では、自分の手(腕)を剣に見立てて使い、相手に力を伝えていきます。これが「手刀」の概念でしたね。



縦に使う2



ただ、実際の操作では、なかなか思ったように相手を動かしていくことができないと感じるかもしれません。

いくつかの注意点がありますので、それを解説していきます。

動画を見てください。







上手くいかない要因の一つに、手刀を回すように横の動きをしてしまうということがあります。
こうして相手との接点を横から押すようにすると、身体の中心部へと力が届かなくなり、結局力技で押していくことになってしまいます。

まず、刀を縦に斬り上げるイメージをもって使ってみましょう。これが第一点。



縦に使う1



それに付随して、刀を使うという場合には、刃の方だけではなく、刀全体を活用することが重要という点も忘れてはいけません。
すなわち、親指(峰)の方も意識して、相手に力を届けてください。

これは先ほど述べた剣を「縦に使う」という操作法と表裏一体をなしているんですね。



縦に使う5



次に、相手の腕を制するために、手首と肘の2か所に当てている手刀を、バラバラに使わないことが重要です。

二つの手刀が離れて操作されるために、別のものと認識しがちですが、ここは一本の剣を操作するがごとく同時に動かしてください。



縦に使う7



この一本の剣をもって、相手の体幹部に斬り込んでいくイメージを持ってください。
引っ張るように刀を使うと、身体の中心は崩れてくれませんよ。



縦に使う4



東京稽古会では古武術の核心的な考え方を分かりやすく学んでいます。
参加希望の方は、ブログ内に設置のメールフォームでお問い合わせください。



Posted on 2019/12/15 Sun. 10:32 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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其の二百六十五、刃を向ける 大東流合気柔術 東京稽古会  



 
今回からは、大東流合気柔術の考え方のひとつである剣の理合を取り上げていきます。



刃を向ける2



相手に対した時、どう力を伝えていくか。
剣を使うように自分の身体を使い、さらに相手の身体を操作していくことによって、古武術独特の動きが成立します。

動画を見てください。







まずは、手刀の概念をおさらいしておきましょう。
肘から手の先までを小手と呼びますが、その部分を「手刀」、つまり自分の体の一部が剣と化したという風に仮想します。(肩から先を剣とみなす場合もあります)

動画で言っているように、小指側が「刃」すなわち切れる方、親指側が「峰」でしたね。



刃を向ける1



これを念頭に、力の伝え方を考えると、やはり一番力が発揮されるのは切れる方、「刃」の部分です。これを、相手に向けて斬るように操作することが必要になってきます。

相手に片手を取られます。相手の外側に捌きつつ、自分の手刀の小指側を相手に向けます。
この時に相手の親指を手刀で斬り上げるようにしてください。



刃を向ける3



自分の目の前に接点が来ますので、それを逆腕捕に取りつつ、もう片方の手刀を肘に当て、両方の手刀を同時に使いながら斬り落とします。

この時、相手を引っ張り下ろすように腕を動かしてはいけません。
剣を使うように、刀を振るように相手に向かって斬り込むこと。まずはそれを意識しましょう。



刃を向ける4



どうしても最初は、掌で相手の腕をつかんで引きずり回すようになると思いますが、その時に「手刀」の概念を思い出してください。刀が切れるのは「刃」の方です。
それを、相手に向けることが重要です。



刃を向ける5



次回も、この考え方についてさらに深く取り上げていきます。

東京稽古会では、こうした古武術の基礎的思考法を分かりやすく修練しています。
ブログ内に設置のメールフォームにてお問い合わせください。





Posted on 2019/12/08 Sun. 17:30 [edit]

category: 片手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  剣の理合 
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