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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月17日(日)16時30分から19時30分まで
開催場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百五十一 つなげる 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手の身体の自由をうばい、反対にこちらの意志通りに動かしていく。
突き詰めれば合気柔術の目指すところはそういう境地に至ることだが、その端緒となるような動きが今回の技法だ。



つなげる1



攻撃を向けてきた相手に対して、手刀で動きを止める。
これは前回までに続けて考察してきたところであるのでそちらも併せて参照してほしい。







さらに手刀を相手の掌に「くっつける」ようにして使い、相手の身体の中心と自分の体幹部分を「つなげる」。



つなげる3



動画内で紹介しているように、これも「剣の動き」を元に理解できる。
相手の身体に向けた剣先を外さず、自分の中心で構え続けたまま操作するのだ。



つなげる6



剣による相手への力の伝達は一定の強度を保って維持される必要がある。
つまり押しすぎても、引き込んでも、「つながり」は切れてしまうと心得なければならない。



つなげる5



大東流合気柔術は古くから「やわら」と呼ばれていた古流の柔術にその源流がある。
この「つながり」を作る技術についてはまさに、柔らかく相手の力をからめとる秘伝が含まれている。

そうした思考法の体系についても、今後の稽古において研究していくつもりである。




Posted on 2021/10/03 Sun. 10:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  手刀 
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其の三百五十 引きつける 大東流合気柔術 東京稽古会  




片手取に対してその初動をどのように行うか。
大東流合気柔術中心にある「剣の理合」の考え方を用いていくつかの動きを紹介してきた。



引きつける4



全身の連動で剣を構えるように肩を詰めて動きを止め、さらに重心を下げることで攻撃の下に潜り込んで優位に立つ。
これらを一瞬のうちに行うことで相手を制する動きに繋げていく。







今回はそれに加えて、重要な概念を導きいれたい。
それは「縦」の考え方だ。



引きつける1



刀を操作することをイメージすると分かり易いが、刀身を寝かした状態で上下に振ることは無意味であることがわかる。
「その方向には斬れない」からだ。



引きつける3



だが、これが手刀になると、どうしても捻ったり、持ち上げたりという動きになってしまう。
剣の理合」とは刀が効果を発揮する方向、すなわち「縦」に手刀を操作することが含まれる思考法だ。



引きつける2



常に剣を使っていることを念頭に置いて大東流の動きを解釈することで、相手への力の伝達が高まることを体感してほしい。




Posted on 2021/09/26 Sun. 10:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  連動  重心  剣の理合 
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其の三百四十九 手刀で乗せる 大東流合気柔術 東京稽古会  




「乗せる」という考え方を使うと、無理なく相手に自分の力を伝えることが出来る。今回は小手返の初動を通じてそんなことを考察してみたい。



手刀で乗せる1



前回の動画では、片手取に対処するために手刀を使って相手の動きを止めた。
この時に剣を構えるようにして全身を連動させると、相手は身体を自由に動かせない。







ただこの時、相手に力を届けようとするあまり、手刀で相手を押すようにして反発が起きてしまうことが多い。



手刀で乗せる2



なぜそうなるか。
それは、相手が攻撃してきた力を、自分の体の表面、もしくは接点に近い位置だけで受けていることに起因する。
そうではなく、相手の力を一旦自分の中心に通すようなイメージで「受け入れる」ことが必要になってくる。



手刀で乗せる4



その上でさらに接点の下に自分の重心を潜らせるようにする。
膝を柔らかく使い、沈み込むように体を使うのだ。

この操作で、相手を「乗せて」しまう。



手刀で乗せる3



手刀で突き込むだけでなく、同時に相手の重心を捉えてしまうことで自由をうばう。
「相手の下に立つ」とは、現代では否定的なニュアンスを持つ言葉だが、古武術においては奥義につながる思考方法なのだ。





Posted on 2021/09/19 Sun. 10:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  重心  攻撃線  小手返  逆襷 
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其の三百四十八 対片手取 大東流合気柔術 東京稽古会  




小手返は武術を知らない人にとっても比較的ポピュラーな技だろう。
アクション映画などでも、手首を捻るようにして痛みを与えて取り押さえるような場面を何度か見た記憶があると思う。



対方手取サムネ



大東流合気柔術にも当然その技の体系があり、手首関節をとって倒すというところは変わらない。

ただ私個人としては小手返の操作法そのものよりも、その技をかけるに至るまでの過程大東流の特徴なり優位性を感じている。
以降、何回かに亘ってそうした観点から解説してみたい。







対峙した相手の圧力をどのように無力化するかということが最初の課題になる。
ここでは片手を掴んできた相手の攻撃にどう対処するか、その方法が問われる。



対片手取4



この時に大東流が使うのが剣の理合い」だ。
腕の力を使わず、剣を構えるように手刀を張り、相手の肩口から詰め込んで、腰の動きを止める。



対方手取3



瞬時にこれを行い、相手が次の攻撃を仕掛けられない状態にしておいてから、小手返しの操作へと移っていく。

剣を使うように全身を動かすということの本義についてはこれまでにも何度も言及している。
「脱力」「姿勢」「中心力の発揮」など、基本的な要素の複合であるが、これを体得するのが至難の業でもある。



対片手取2



次回以降もそうした剣の動きにまつわる私個人の見解を述べるつもりだ。
東京稽古会での修練で大東流の技術に対する認識は日々改まるが、現時点での到達点を記すことに、いくばくかの意義があると信じたい。





Posted on 2021/09/12 Sun. 10:00 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  小手返  剣の理合 
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其の三百四十五 腕の反し 大東流合気柔術 東京稽古会  




攻撃を受けたその一点にばかり気をとられ、そこに意識を集中してしまうと自分はますます不利になり、全体の防御がおろそかになってしまい、やがて無力化されてしまう。



腕の反し4



大東流合気柔術は相手との接点を敢えて意識から取り去ることで、危機的な情況を打開することを教えてくれる。







今回取り上げる「腕の反し」もまた、そうした思考法をよく表す操作法だ。



腕の反し3



掴まれた部分、ここでは手首ということになるが、これを意識的に「放っておく」ことで、相手は攻撃の意志をより強めることが出来る。
言い換えるならそれは、相手にとって手首への執着を生むことにつながる。



腕の反し5



そこで、こちらは手首ではなく接点からより遠いところ、ここでは肩甲骨を含めた背中、さらには腰から下半身を連動させた全身の力を使って相手に力を伝える。

それは、思いもかけない大きな力となって相手に還流していく。



腕の反し1



こうした考え方が古武術一般に通底するものかは諸説あるとは思うが、日本文化の古層にこの思考法を嗅ぎ取ることが出来る。
先人の知恵は、近代化の中で衰退したように見えるが、少なくとも大東流の中にはその一端が残存している。

そうした古流武術を現代に修練していることの意味を改めて考えていきたい。




Posted on 2021/08/22 Sun. 10:00 [edit]

category: 片手捕

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  連動 
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