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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 8月12日(月) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週1~2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百四十、一カ条居捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、一カ条小手返の居捕の解説です。

前回の立合い技では、小手(手首から肘)の関節を逆に取ることで体幹を崩していくというところに重点を置きましたが、今回は双方が座ったままの状態で行う居捕です。



一カ条居捕小手返2



その場合の動き方について見ていきましょう。

まずは動画から。







相手が両手首をつかんでくるところを全身で受け止めます。
さらに手刀を喉元に向け、力を返しながら肘に相手の重心を乗せるようにしていきます。

前回同様、ここが一番わかりにくく、かつ難しい操作だと思います。
重要な点は、相手の攻撃を跳ね返さず受け止めること、さらには柔らかく手刀を使って相手に力を返していくようにすることです。

これは、合気上の鍛錬などを重ねる中で会得する必要がありますよ。



一カ条居捕小手返4



ここから先、手首を小手返にとって、小手を斬り落としていく動きについては、前回解説したことと同様の過程ですが、大きく異なるところがあります。

それは、双方が座ったままで技を行っている点です。



一カ条居捕小手返1



立合の場合は、全身を連動させる際に足を動かして、腰を切ることが比較的容易です。
ですが、居捕においては重心の移動、膝行を使って細かく適正な位置に自分の身体を置かなければなりません。



一カ条居捕小手返5



手刀を動かすときには、膝を進め、腰を回して下半身の動きと連動した操作を行います。上半身だけで行うと、小手先の動きとなり、相手の体幹部には届きません。
突き込むとき、斬り下ろすとき、すべて同様です。



一カ条居捕小手返3



この操作が身についてくると、どの技においても全身の連動が効くようになります。
稽古を重ねて、古武術的な体の使いかたを修得しましょう。




Posted on 2019/06/06 Thu. 20:31 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  重心  居捕  合気上  体重移動  正座 
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其の二百三十九、一カ条立合小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  




一カ条立合、小手返(こてがえし)の動画解説です。大東流合気柔術に限らず、同じく「小手返」の名がつく動きが合気道や他流派にもありますので、聞いたことがあるという人もいるかもしれません。

手首から肩甲骨にかけて関節を逆にとり、体幹を崩していきます。
同じ小手返でも、相手の攻撃の仕方によって動きがかなり違うんですが、今回は両手を掴まれた時の型を解説していきます。

動画を見てください。








両手を掴んでくる相手の力を受け止めます。腰を沈め、手刀を相手に向けてください。
腕の力で押し返すと、次の動きがうまくいきません。
肩から先は脱力して、体幹で受け止めましょう。

相手の身体を突き込むようにしながら、肘を出し、手刀を立てていきます。
自分の肘に相手の重みを乗せるような意識でやってみてください。



一カ条立合小手返2



相手のかかとが浮いたら、腰を切り、相手の出足と逆側に体をずらします。
全身で攻めることで相手の身体が崩れたら、出足側の手首をつかみます。



一カ条立合小手返4




小手返の基本形は、掌の母指球側と手の甲の小指球側に内向きのひねりを加えることで関節を極めて行きます。
ここでは相手の母指球に自分の小指を、相手の手の甲、薬指と小指の付け根のあたりに自分の親指を当てます。



一カ条立合小手返5



次に相手につかまれている手刀で、相手の親指を腰に向かって斬り込んでいきます。
ここも、手の力ではなく、腰を切って全身で動かしてください。

ここまでの操作で相手の腰は大きく崩れるはずです。



一カ条立合小手返1



指の付け根「手根骨(しゅこんこつ)」手刀を当て、斬り下ろしましょう。
肩甲骨まで逃げられない力を受けた相手は、回転しながら倒れます。

相手の崩れ方に応じて、固めて、残心。

次回はこの動きを「居捕」で行う型を解説します。







Posted on 2019/05/30 Thu. 20:22 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  からだ  連動  小手返  居捕 
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其の二百三十七、ずらして崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回まで、相手の攻撃を受け止めつつ、その攻撃をずらして打開していく操作について見てきました。

正面で受けるのではなく、相手の攻撃線に沿うように体を捌くことがその主要部分でしたね。



ずらして崩す1



ここまでは両手捕への対処法でしたが、今回はより体に近い場所への攻撃について考えてみましょう。

動画を見てください。







まずは胸捕に取ってきた相手の攻撃を受け止めます。
まっすぐに押してきた力に対して、真下に沈んでください。

次に攻撃線をなぞるように体を外側に捌きます。
大きく横に開くのではなく、相手の攻撃にできるだけ近い動線をたどってください。



ずらして崩す2



前回も解説したように、この操作のキモは、「半身になって相手に対する」ことです。

外側に捌きながらも、自分の中心は必ず相手の方へと向けるようにしておいてください。
この半身の捌きが決まれば、接点を通して相手の肩が詰まっているはずです。



ずらして崩す4



そうしたら、相手の手首を軽くおさえ、腕を柔らかく伸ばして相手の顎を撫でるように斬り落としてください。
手だけの操作で行わず、足で踏み込み、腰を使って斬り落としましょう。

前回(其の二百三十六、ずらして止める)の操作と同じく、全身の連動に留意して行うことで、相手を大きく崩すことができます。





ずらして崩す3



最初は、相手に引っかかるようになってしまうかもしれません。うまくいかないときは、相手の攻撃線から自分の身体が外れているかどうかを確かめてください。
捌いて半身になるということは、相手の攻撃を外しつつ、自分の力は中心で発揮できるということです。

いくつかのポイントが同時に決まれば、驚くほど簡単に相手を倒すことができます。
じっくりと稽古してみてください!






Posted on 2019/05/16 Thu. 18:35 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  連動  攻撃線  中心線  中心 
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其の二百三十六、ずらして止める 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回、相手が両手を掴んできたときに、それを止める方法を解説しました。
ただ、そのままでは状況は打開できません
相手は押してくる。自分はそれを止めている…とはいえ、やっぱり力比べの様相ですよね。

では次に何をすればいいのか。
今回はそれを考えてみましょう。

動画を見てください。







両手を掴んできた相手を止めていますが、この状態というのは、とても力を必要とします。
つまり、相手の攻撃を正面からまともに受けてしまっているんですね。

そのままでは、相手側が有利な状態です。
形の稽古の時にいつも言うとおり、相手の攻撃線を外すように捌く必要があります。

ただ、この時に考慮しなければならないことがいくつかあります。



ずらして止める1



一つは、掴まれている手首(腕)で相手を操作しないことです。
もちろん、手首は相手とつながっている大事な接点ですから、ここを通じて力を伝えるんですが、それが腕力だけになってしまうと、相手は動いてくれません。

手刀を構えた状態で、全身の連動で動くことが必要になってきます。

次に、ここが最初はわかりにくいところだと思うのですが、相手の攻撃線に沿うように動くこと。
そうすることで、初めて相手の体勢を崩すことができます。



ずらして止める



動画にもある通りよくやってしまうのが、「相手の攻撃線を外す」という言葉を聞いて、真横にステップを踏むように動くことなんですね。

そうではなくて、相手が攻撃してくる力を矢印のようにイメージして、その矢印をなでるように自分の体を動かしてみてください。
体の軸を回すようにして、相手に近づく、というほうが理解しやすいかもしれません。

映像を見ればわかる通り、これは相手に対して半身になって構えるということと同じ意味です。



ずらして止める2



この操作で、相手の体勢は崩れます。
今回は、練習のために大きな動きでやって見せていますが、実際には微妙な動きで崩しをかけていくんですね。

これも、大東流の核心につながる考え方です。
次回も、これを発展させた動きを取り上げますよ。




Posted on 2019/05/09 Thu. 19:32 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  中心  連動  攻撃線 
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其の二百三十五、手刀で止める 大東流合気柔術 東京稽古会  




どんなことでも、まず最初の一歩が大事ということが言えると思うんですが、大東流合気柔術でも、「初動」がとても重要なんです。

今回取り上げるのも、その「初動」の一つです。正面から両手を掴まれたときの対応の仕方を取り上げてみます。



手刀で止める



改めて見てみると単純な動きですし、ごく当然のことを言っているようですが、大東流の核心ともいえる考え方です。

動画を見てください。







相手が両手首をとってきます。
これに対して、腕の力で押し返すのはあまりいい考えではありません。
どんなに腕の力が強かったとしても、体全体で押してくる相手に対しては分が悪い。

また、全身で押し返したとしても、しょせん力比べにしかなりません。
そのまま押し合いへし合いしていても、事態は打開できませんよね。

大東流ではこういう時、まず真下に沈みます
若干膝を緩め、歩幅を開いて相手の力を受け止めてください。



手刀で止める2



同時に、掴まれた手の指を柔らかく開き、指先を相手の喉元のあたりに向けます。
これを手刀を生かす」と言います。

自分の肘から先が、刀になったという風にイメージしてみてください。
その刀を相手の体の中心に向け、ピタリと構えてみましょう。

このとき脇を絞め、肩を落としてください。
そう、まさに刀を正眼に構えているような意識です。

こうすることで、相手の重心の下に入り、とにもかくにも押してくる力を止めるんですね



手刀で止める1



最初はなかなかうまく止められないと思います。
その場合は相手の重心前足に乗り切ってしまう前に、手刀を構えてみてください。
少し早めのタイミングで、上記の操作をしてみましょう。

ただ、この操作で相手を止められたからと言って、問題が解決するわけではありません。
次回から、止めた後の動きについても解説していきますので、お楽しみに。


Posted on 2019/05/02 Thu. 19:26 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  重心 
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