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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 新型コロナウィルス感染症拡大による外出自粛要請のため、未定です
詳細はお問い合わせください

其の二百九十五 掛け手 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術では、ほとんどの場合、相手の攻撃に対して反応し、技を発していきます。
これとは異なり、自分の方から相手に働きかけ、打つ、掴むなどの攻撃を仕掛けていく場合があります。

これを、掛け手といいます。



掛け手4



相手からの攻撃を受けて技を発する場合と同様に、この掛け手においても相手の体勢を崩し、自分を有利な状態におくことをその目的とします。

動画を見てみましょう。







今回の場合は、相手に手首を取らせるように働きかけ、そこをつかんできた相手の手を逆に取り返すことで、コントロールしていきます。

座った状態で手首を取りに来るわけですから、相手は必然的に前のめりになってきます。



掛け手6



その動きを止めずに、体勢の崩れを延長させるような意識で手首を掴みます。
この時に、押し返してしまったり、伸びてくる腕の軌道を変えないように操作することが重要です。



掛け手2



また、相手の重心を自分の中心に乗せ、十分な姿勢で施術することも大事です。
そのために、骨盤の上に上半身をまっすぐに乗せた強い姿勢を維持してください。

自分から相手の手首を取りに行ったり、相手に押されてしまっては、正しい姿勢が崩れてしまいます。
そうなってしまうと、自分の方が不利になります。



掛け手5



こちらから故意に相手に攻撃をさせる意図は、相手の体勢を崩すためです。
そこを押さえたうえで動くことで、操作の要点が理解できるはずです。

相手に誘いをかけ、体勢が崩れるまで十分に引きつけてから、落ち着いて技をかけてみてください。



掛け手1



古武術の基礎となる考え方です。一朝一夕にはできません。
東京稽古会では、週に2~3回の修練で、大東流合気柔術の思考法、操作法を学んでいます。

お問い合わせは、ブログ内に設置のメールフォームでどうぞ。




Posted on 2020/07/06 Mon. 13:12 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  中心  重心  掛け手 
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其の二百七十七、沈む 大東流合気柔術 東京稽古会  




攻めてきた相手を無力化する際に、目安となる操作法があります。
今回取り上げる、相手の重心を乗せて浮かせてしまう大東流合気柔術の動きもその一つです。



沈む2



こうすることで相手のかかとが浮き上がり、踏ん張りがきかない状態を作り出すことができます。

動画を見てみましょう。







両手をつかんできた相手の力を中心で受け止めます。
この時に腕で押し返したり、上体をそらして押し負けてはいけません。

体幹部分で相手を受け止め、下半身で力を吸収するようにしてください。



沈む5



次に、手刀を活かして相手の肩に切っ先を向けます。
これも手で押し込んでは、だめです。相手の力を跳ね返した時点で、この操作は失敗します。

ここで相手の肩に力が伝わったら、手刀を立てます。
手首の動きだけで操作するのではなく、これまでにやってきた剣の理合を意識してください。

相手の身体を斬るつもりで、手刀縦にすり上げるようにしてみましょう。
こうすれば、相手の身体は浮き上がり、無力化されます。



沈む4



・・・上手く行きませんか?
おそらく、最初はなかなか力が伝わりづらいと思います。

どうしても、腕の力が先行してしまうんですね。
剣の理合を意識する、と書きましたが、そのためには全身の連動が必要になってきます。



沈む3



なかでも、今回特に意識してほしいのが沈む動きです。
膝の緊張を抜き、真下に沈むことで、相手の重心を乗せ、手刀の力を十分に届けることができるんですね。

相手の動きを受け止めたら、わずかに沈みます。と同時に手刀を摺り上げてみてください。



沈む6



次回も、この動きを使って相手を崩す動きを研究してみます。










Posted on 2020/03/01 Sun. 14:52 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動  重心  剣の理合 
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其の二百七十四、腰で運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回は、古武術の考え方を分かりやすく体感できる操作法をやってみましょう。
筋肉を使った力に頼らないで、軽々と人を運んでいく、そんな動きです。



腰で運ぶ6



主な構成要素としては、手刀の概念と、なんばです。

動画を見てください。







両手をつかんできた相手の手首の外側に手刀を向け、縦に斬り上げるようにして肩を詰めます。

この時に相手の力に対抗するようにしてぶつかってしまうと、いけません。
その時点で腕力に頼った技になってしまいますね。

身体の向きを相手の攻撃線の外にはずします。
膝の方向と手刀の方向を合わせてください。



腰で運ぶ4



刀を構えるように手刀を操作すると、相手の肩が動きます。
さらに身体の向きを相手の中心に合わせると、手刀によって相手の腕~肩にロックがかかります。

つまり、手首で相手を極めている状態です。これを両手に対して行います。



腰で運ぶ5



ここまで、手刀の使い方で相手の上半身を詰めました。
次に、この状態の相手を腰に乗せて運んでいきます。

動画で再三言っているように、この時に腕を伸ばして相手を動かそうとすると、せっかく作った肩の詰めが外れます。

そうするともう、あとは腕力で動かしていくほかありません。

そうではなく、肩から先を全く動かさないまま、腰に相手を乗せるようにしてみましょう。
いわゆる「なんば」の動きを使って、腰と肩の位置をそろえるようにして前に出ていってください。



腰で運ぶ7



こうすることで、相手の体幹がうまく腰に乗って、無理なく運んでいくことができますよ。

東京稽古会では、こうした古武術の核心的な操作法を、分かりやすく修練しています。
興味のある方は、ブログ内に設置したメールフォームからお問い合わせください。




Posted on 2020/02/09 Sun. 12:52 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  剣の理合  中心  攻撃線 
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其の二百七十二、手刀で崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




強く掴まれた手首をはずす「手ほどき」から、流れを切らずに手刀を使って相手を崩し、制していきます。

大東流合気柔術では一カ条の居捕、抜手捕という形になりますが、この動きも手刀の考え方をもとに整理していくことで、核心が見えてきます。



手刀で崩す4



動画を見てみましょう。







双方が座った状態で受け手が両手首を掴んできます。
取られた方は、腕で押し返さず、手刀を活かしてください。相手の肩を詰めるように剣の先を向けましょう。

この手刀を効かせたまま、片方の掴まれた手首をはずしていきます。
前回前々回と解説した通り、刀で相手の掌を斬り込むように、また、肘の曲がる方向を調節して縦に剣を使いながら操作してみましょう。



手刀で崩す1



この時に注意したいのが、手をほどく操作に気を取られて、もう一方の手刀が死んでしまう(活かされない)ことです。
相手に向けた手刀は技の最後まで、攻めの意識を保ち続けなくてはいけません。

片手が外れたら、その手刀で相手の首筋に向けて当身を打ちます。
同時に、掴まれている腕を柔らかく伸ばし、相手の身体に張りを作ります



手刀で崩す2



この手を引っ張ったり、あるいは当身のために前のめりになったりしてしまいがちですが、これも剣を使うように、腰を安定させた状態で操作することが重要です。

続いて、自分の身体の中心で手刀を使いつつ、掴まれた手刀を峰が下になるように振り上げます。
同じく首に当てた手刀を斬り込むように下に向け、体を転換

相手を逆腕捕にとって制します。



手刀で崩す6



と、最後を端折って書きましたが、やはり実際に身体の動きは体感することによってしか伝えずらいですね。

一点だけ。
大きく体を動かしているその時に、手刀を横に回すのではなく、縦に使うこと。
ここが最も大事なところです。



手刀で崩す7



これはつまり、腕の力(膂力)で制するのではなく、剣の理合いで脱力する中で大きな力を伝えていくという、古武術的身体操作法の核心となります。

東京稽古会で、体感してみませんか。
問い合わせはブログ内に設置のメールフォームにてどうぞ。



Posted on 2020/01/26 Sun. 10:09 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  居捕  剣の理合  転換 
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其の二百六十四、並んで崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回の操作法を形に応用していきます。
大東流合気柔術、一ヵ条の四方投です。四方投には表と裏がありますが、こちらは裏となります。



並んで崩す2



攻撃を受けたら、相手の隣に並ぶように踏み込んで転換しつつ手刀を振りかぶり、相手の裏(背中)側を斬り落とします。これが四方投の裏ですが、複雑に見える操作のなかでも、初動にそのもっとも重要なポイントがあります

まずは、動画を見てください。







両手首を掴んできた相手の力を受け止めます。前回も言いましたが、ここで力んで撥ね返すようにしては、技はかかりません。
小手先で反発するのではなく、しっかりと全身の力を使って相手の肩を詰めてください。



並んで崩す4



攻撃を中心で受け止めたら、それを維持しながら相手の横に体捌きします。
このときに、手刀で肩を詰めたときの感覚を失わないように、中心で構え続けます。



並んで崩す6



こうすることで、相手の肩がさらに詰まります。
動画では最初から相手のかかとが浮いていますが、初めはそうなっていなくても、うまく横に捌きを入れることで、相手の自由を奪うように崩していくことが出来ます。

意識してほしいのは、相手の肩を詰めることです。
足を捌くこと、あるいは手首の接点に気を取られるあまりに、「崩しをかける」という一番大事な点が忘れられがちです。



並んで崩す3



崩しが出来たら、これも中心手刀を振りかぶりながら、転換します。
腕をくぐるようにするのではなく、あくまでも手刀相手を攻め続ける意識で操作してください。

最後に、相手の裏(背中)を斬り落として、倒します。
初動で詰めた相手の肩を、最後まで緩めないようにすること。



並んで崩す1



この動きが、躊躇なくできるようになると、古武術の操作法にかなり精通出来てると言えますよ。
東京稽古会への参加お問い合わせは、ブログ内のメールフォームへどうぞ。




Posted on 2019/12/01 Sun. 10:57 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  重心  転換 
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