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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月17日(日)16時30分から19時30分まで
開催場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百五十二 担いで投げる 大当流合気柔術 東京稽古会  




両腕を掴んできた相手のその腕を自分の肩に担ぎあげて、大きく振り落とすように投げ倒す。



担いで投げるサムネ



柔道や少林寺拳法などにも相手を投げる技法は数多くあるが、今回の動きは大東流合気柔術の独特の考え方に基づく。







相手の攻撃を受け止めるようにして手刀でつながりを作る。これは前回まで繰り返し述べたところ。
そのつながりを維持しながら相手と並ぶように転換する。



担いで投げる4



この動きで相手は肘を逆にとられ、肩が詰まって身動きできなくなる。
その場で真下に沈むと、支えを失った相手はなすすべなく前方に投げ落とされる。



担いで投げる3



剣の使い方などを利用する技の詳細は動画の解説に譲るが、特徴的なのはこの一連の操作の中で、捕り手側は一切力づくの押引きを使った崩しをかけないことだ。



担いで投げる1



最初に受けた攻撃の圧力を極力維持するように、自分の体の位置と手刀によって形づくられた接点を移動させる。

それだけで敵を制しうるとする、合気柔術の奥深い思考法である。






Posted on 2021/10/10 Sun. 10:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術 
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其の三百三十四 交叉極め 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術には、相手の身体に恰も金縛りをかけたように動けなくしてしまう技術があり、これを見る人の中には不思議な魔術であるような印象を持ったり、あるいは捕り手と受け手が示し合わせて行う「茶番」だと断じられることもある。



交叉極め1



そうした技術のなかのひとつが、「搦め」と呼んでいるものだ。
先ほど述べたような魔術でも、茶番でもなく、人間の身体構造と力の伝え方によって物理的に身動きをとれないようにする。







ただ、その際に、現代のスポーツで追及されるようなパワーやスピードとは別のロジックで身体を使うことが要求されるために、その実態を経験したことがない人から、いわゆる「インチキ」だとみなされがちなのだ。



交叉極め2



相手からの攻撃線を外し、柔らかく脱力した手刀を使って、相手の肩を詰めながら、自分の身体を伸ばしていく。
急所の掴み方や、力の伝え方に極意があるとはいえ、ごく単純化すると、やっていることはそれだけなのだ。



交叉極め3



筋肉量に頼った身体の使い方では、相手をこのような状態にすることは難しい。



交叉極め4



攻撃の意識を持った相手に対して、それに抵抗するように動いていては、この合気柔術の真髄ともいえる技術に至る道は遠い。



交叉極め5



斯く言う私自身もまだまだ技が荒く、これからの修行で動きの精度を上げる必要があるが、目指すべきところはすでに明確だ。
東京稽古会では、基礎的操作法から、大東流の深奥まで、幅広い内容を修練していく。

参加申し込みは、ブログ内に設置のメールフォームにて受け付けています。



Posted on 2021/04/04 Sun. 09:40 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  攻撃線 
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其の三百三十一 膝詰合気上 大東流合気柔術 東京稽古会  




これは現時点の東京稽古会としての考え方だが、合気上げ」という技があるわけではない



膝詰合気上4



相手の攻撃を無力化する操作の一環として、両手刀を使って体幹を崩していく、その鍛練法として「合気上げ」を行う。
あくまでも、相手を崩すための動きのひとつなのだ。






そして、その鍛練には幾通りもの方法があり、どの道筋をとってもいい。



膝詰合気上2



今回は相手の肩と繋げるために、膝を操作して接点を動かしてみた。
鍛練する際に重要なことは、肩から先の筋力を使わずに体幹の力を相手に伝えること。



膝詰合気上1



膝を使って肩との繋がりを作った後は、さらに相手の重心を自分の腰に乗せていくという難関が控えている。



膝詰合気上3



いずれはそこをも克服していく必要があるが、まずはこの修練法で、合気上げの前段をクリアしていってほしい。










Posted on 2021/03/14 Sun. 09:02 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  重心  合気上 
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其の三百三十 四方投 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術の技術体系のなかでも、今回取りあげる四方投げは多くの核心的な思考法を内包している。



四方投2



手刀の使い方、体幹の運用法、脱力など、細かく上げていけばキリがないが、今回の動画では特に剣の理合に基づいて、相手の身体に斬り込んでいくことに焦点を当てた。







すなわち、剣を構えるように差し出した両腕で、相手の肩を詰め続けて斬り倒す方法だ。



四方投3



実際には、この動画で示したよりもややコンパクトに操作する。



四方投4



言わば受け手の身体の真横で鋭く体を転換するようなイメージだ。



四方投1



また、腕を足捌きと連動させて動かすことを強調するために手刀の振りも大き目にしている。



四方投5



剣で斬り込むように入っていく、その要素を分かりやすく修練するために、本来のキレを弱めているのだが、そこはまた、機会を改めて取りあげてみたい。



Posted on 2021/03/07 Sun. 09:40 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  剣の理合  転換 
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其の三百二十九 転換 大東流合気柔術 東京稽古会  




合気柔術の稽古において難しいのが、動きの正確性と連続性を両立させることだ。



転換3



正確性を求めれば、技における一つ一つの動きを分解して、その始点と終点を意識することになりがちだ。
一方、術そのものはそうしたパーツの寄せ集めではなく、あくまで一続きの動きの総体である。







つまり、技は流れるように用いることが本来的な姿であり、そこに区切りを入れるべきではない。
ただそれでは、習熟していない修行者にとっては、ただ形を真似るだけの「効いていない」動きにしか過ぎなくなるきらいもある。



転換4



我々の取り組んでいる大東流においては、柔術的な段階を「楷書」、合気柔術の過程を「行書」、合気術に至っては「草書」となる、というような教えを受けたことがある。



転換2



言ってみれば、「楷書」的に技を分解して取り組む段階から、「草書」のように一筆書きで技を行うレベルに自ずと修練の方法が進むということだろう。



転換1



今回の動きは、「楷書」と「行書」の感覚を比較的分かり易く示したものだ。
どちらの方法でも出来るよう、稽古してみることをお勧めする。




Posted on 2021/02/28 Sun. 09:21 [edit]

category: 両手捕

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