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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月25日(日)16時00分から19時00分まで
開催場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百九 小指で落とす 大東流合気柔術 東京稽古会  



小指というのは単体では非常に弱い。

大東流合気柔術には、その弱い小指を使って、体幹全体を崩していく考え方がある。



小指で落とす2



もちろん、小指だけを使うわけではなく、効果的に全身を連動させる必要があるのだが、小指の持つ特性が、優れて古武術的な身体運用法に適っているところを実感してほしい。







今回の技法において、肘の急所を攻めることは必須の条件だが、その急所の捉え方にこそ古武術の思考法が要求される。

簡単に言ってしまえば肘関節の裏がその急所なのではあるが、そこを通常のやり方で攻めても、相手の身体は動かない。



小指で落とす3



そこで、大東流合気柔術では肘の急所を小指を使って操作していく。



小指で落とす1



小指は、押しこんだり、力を強くかけていくことには向いていない半面、引き込んでいくように使うと、全身の力をよく伝えてくれる。

さらに言えば、小指で操作することで、背中から腕にかけての連動性が強く生じる効果もある。



小指で落とす4



微妙な力の掛け具合、動かし方については極意につながる部分もあり、ここでは触れない。興味のある方は稽古会に参加したうえで実際に体感してみることをお勧めする。



Posted on 2020/10/11 Sun. 09:32 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  連動  重心 
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其の三百四 裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  




相手の攻撃をテコとし、無力化して制する。
連綿と続く日本古武術の継承者であり、合気道の源流としても知られる大東流合気柔術の精髄といえる思考法。



裏落4



今回取り上げる「裏落(うらおとし)」という形は、いろいろな要素を持つが、その中でも崩しにかかわる動きに焦点を当てる。
鍵となるのは「張り」を作って無力化する操作だ。







動画の中にあらわれているのを見て取った諸兄もあるかとも思うが、この「張る」という考え方を成立させるのは、筋力に頼ったパワーではない。
試しに相手との接点を、掴ませている状態から、こちらが掴んでいるように変更して同じ技を行ってみればよくわかる。



裏落3



体幹部分が動くほどに崩せるのは、技の掛け手の身体が程よく脱力し、受け手の体が硬直していないことが前提となる。
相当程度に体格の差があっても、、相手の体の筋肉がこわばり、いわゆる力の入った状態では、かんたんに崩すことは至難の業だ。



裏落2



そのために、大東流では相手に掴ませている部分を脱力し、力の入れどころをあいまいにする戦略をとる。
そうすることで、接点と当身によってできた物理的な距離感が「張り」として作用し、無力化することが可能になる。



裏落5



筋力に頼らず、相手の攻撃を利用することで体幹を崩し、制圧していく。
古武術ではあるがむしろ革新的ともいえる考え方が、今もなお大東流が武術各派の関心を集める理由ではないだろうか?

東京稽古会では、大東流の身体操作法を初心者にもわかりやすく習得できる稽古を行っている。
参加方法はブログ内に設置のメールフォームから問い合わせください。


Posted on 2020/09/06 Sun. 10:03 [edit]

category: 袖捕

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  丹田  当身 
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其の二百九十八 切返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、一カ条の形である「切返」です。

相手に正面から掴みかかられたときに、体幹の動きによって手を触れることなく崩し、投げ落として制する技術です。



切返サムネ2



前回取り上げた操作法である「千鳥足」をつかう代表的な技でもあります。
今回は、前回は触れなかった重要なポイントである「脱力」についても取り上げていきます。

動画を見てください。







相手が両腕を押さえつけるように攻撃してきます。
両手の手刀を活かして、喉元に切っ先を向けるように突き込みます。
同時に相手の出足とは逆の方の足を出し、千鳥足を使って腰を切ります。



切返2



重要なことは、この時、接点で相手を引っ張ったり、押し込んだりしようとするのではなく、真下に沈むように腰を切ることです。

軸となる方の足(先ほど前に進めた側です)に重心を乗せ、その軸上に真直ぐ沈み込んでください。



切返1



言葉で書くと単純なようですが、この「真下に沈む」という動きが慣れないうちはなかなか大変です。

相手の攻撃を受け止めることに精一杯で、そちらに意識を取られてしまうことが多くなりがちです。
また、初級修行者にとっては自分の軸を守って動くことも難易度が高いと思います。



切返4



まずは、脱力を心がけてください。
さらに可能ならば、骨盤の上に上半身を垂直に乗せた正しい姿勢を保って修練してみましょう。

胸を張って、強い姿勢を維持できれば、相手は千鳥足の回転に巻き込まれるように崩れてくれます。



切返3



東京稽古会では、日々の修練で基本動作を反復して身につけていきます。
お問い合わせはブログ内に設置のメールフォームからどうぞ。



Posted on 2020/07/26 Sun. 10:34 [edit]

category: 袖捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  連動  重心  古武術 
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其の二百九十二 曲げて斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回につづいて、肘の関節を利用して相手の動きを制していく考え方です。



曲げて斬るサムネ2



一方向にしか曲がらない関節である肘を、伸ばしてしまうことで動きを制限したのが前回「其の二百九十一 肘を斬る」)の方法ですが、今度はその特性を逆に使います。

動画を見てください。







袖を捕ってきた相手の肘に、親指の付け根を当てて腰を切ります。
手刀の「峰」側を使って斬り込む意識で行ってください。
相手の身体が前に泳ぐように崩れたら、手刀をかえして斬り落とすように体勢を低くします。



曲げて斬る1



肘を伸ばす方法と、曲げる方法。
時に応じて二つのやり方を使い分けますが、これは相手との距離感や、身体の状態によって選択します。
この場合は、近接したところで押し込まれているので、すでに相手の肘は曲がっており、それを利用するわけですね。



曲げて斬る3



さて、肘が曲がる方向に力を加えることで、抵抗なく相手を崩していくことが初めの動きの目的ですが、その時に力で押し込むと、相手は身体を固めてしまいます。



曲げて斬る6



腕の力で斬り込もうとせず、当てた手刀を脱力した状態で使うことが重要です。
また、手刀は手首から先だけを意識せずに操作しなければなりませんが、これについては実際に手を取ってやってみた方が理解しやすいでしょう。



曲げて斬る2



今回の動きには、脱力した状態で相手との接点にかかわるという極意が含まれています。

東京稽古会では、こうした古武術の核心技法を分かり易く解説しながら修練しています。
お問い合わせはブログ上部の「メールフォーム」からどうぞ。











Posted on 2020/06/14 Sun. 12:14 [edit]

category: 袖捕

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其の二百九十一 肘を斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流は、合気柔術と呼ばれる通り、柔術の流れをくむ武術です。
昔から日本では柔(やわら)と呼ばれるように、相手の身体の急所を取り、関節の逆をついて制していく技法の体系といっていいでしょう。



肘を斬る2



これから数回にわたって取り上げる動きは、その急所・関節のひとつである「肘」を扱う考え方です。

動画を見てください。







相手が二の腕のあたりを押し込むように掴んでくるところを、外に捌き、腕を伸ばします。
手刀を活かして、剣で斬り下ろすように操作すると、相手の腰が崩れ、倒れます。

たったこれだけのことですが、実際に袖を取られて圧力を受けると、力みが入ってしまい、容易に崩すことはできません。



肘を斬る3



考え方のひとつとして、「身体を伸ばす」という点に注目してください。
肘を斬り落とすという目的にこだわって、力任せに手刀で押し込もうとすると、相手から大きな抵抗を受けます。
肘は逆には曲がらない関節ですから、そこに大きな力を加えられると、受けた方は必死になってそれを防ごうとします。結果、力のぶつかりあいが起き、膠着してしまいます。



肘を斬る5



まずは、斬り落とすことは先におき、肘を攻めることで相手の肩を動かしていくことを目指してください。

肘を攻める際には、その急所を的確に狙うことも重要です。
肘関節の裏、頬杖をついたときに当たる部分が急所です。腕を伸ばして肘の裏を触ると突起がありますが、その高手側(肩に近い方)を狙います。



肘を斬る4



ここに手刀を柔らかく当て、操作していきます。
くれぐれも力任せに攻めないこと。相手の身体が固まってしまいます。
柔(やわら)の思考法で、動いて下さい。





Posted on 2020/06/07 Sun. 20:04 [edit]

category: 袖捕

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