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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 8月30日(日)10時30分から13時30分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
また、会員のみが参加可能な通常稽古は週二回開催しています。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の二百九十八 切返 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術、一カ条の形である「切返」です。

相手に正面から掴みかかられたときに、体幹の動きによって手を触れることなく崩し、投げ落として制する技術です。



切返サムネ2



前回取り上げた操作法である「千鳥足」をつかう代表的な技でもあります。
今回は、前回は触れなかった重要なポイントである「脱力」についても取り上げていきます。

動画を見てください。







相手が両腕を押さえつけるように攻撃してきます。
両手の手刀を活かして、喉元に切っ先を向けるように突き込みます。
同時に相手の出足とは逆の方の足を出し、千鳥足を使って腰を切ります。



切返2



重要なことは、この時、接点で相手を引っ張ったり、押し込んだりしようとするのではなく、真下に沈むように腰を切ることです。

軸となる方の足(先ほど前に進めた側です)に重心を乗せ、その軸上に真直ぐ沈み込んでください。



切返1



言葉で書くと単純なようですが、この「真下に沈む」という動きが慣れないうちはなかなか大変です。

相手の攻撃を受け止めることに精一杯で、そちらに意識を取られてしまうことが多くなりがちです。
また、初級修行者にとっては自分の軸を守って動くことも難易度が高いと思います。



切返4



まずは、脱力を心がけてください。
さらに可能ならば、骨盤の上に上半身を垂直に乗せた正しい姿勢を保って修練してみましょう。

胸を張って、強い姿勢を維持できれば、相手は千鳥足の回転に巻き込まれるように崩れてくれます。



切返3



東京稽古会では、日々の修練で基本動作を反復して身につけていきます。
お問い合わせはブログ内に設置のメールフォームからどうぞ。



Posted on 2020/07/26 Sun. 10:34 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  連動  重心  古武術 
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其の二百九十二 曲げて斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  




前回につづいて、肘の関節を利用して相手の動きを制していく考え方です。



曲げて斬るサムネ2



一方向にしか曲がらない関節である肘を、伸ばしてしまうことで動きを制限したのが前回「其の二百九十一 肘を斬る」)の方法ですが、今度はその特性を逆に使います。

動画を見てください。







袖を捕ってきた相手の肘に、親指の付け根を当てて腰を切ります。
手刀の「峰」側を使って斬り込む意識で行ってください。
相手の身体が前に泳ぐように崩れたら、手刀をかえして斬り落とすように体勢を低くします。



曲げて斬る1



肘を伸ばす方法と、曲げる方法。
時に応じて二つのやり方を使い分けますが、これは相手との距離感や、身体の状態によって選択します。
この場合は、近接したところで押し込まれているので、すでに相手の肘は曲がっており、それを利用するわけですね。



曲げて斬る3



さて、肘が曲がる方向に力を加えることで、抵抗なく相手を崩していくことが初めの動きの目的ですが、その時に力で押し込むと、相手は身体を固めてしまいます。



曲げて斬る6



腕の力で斬り込もうとせず、当てた手刀を脱力した状態で使うことが重要です。
また、手刀は手首から先だけを意識せずに操作しなければなりませんが、これについては実際に手を取ってやってみた方が理解しやすいでしょう。



曲げて斬る2



今回の動きには、脱力した状態で相手との接点にかかわるという極意が含まれています。

東京稽古会では、こうした古武術の核心技法を分かり易く解説しながら修練しています。
お問い合わせはブログ上部の「メールフォーム」からどうぞ。











Posted on 2020/06/14 Sun. 12:14 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術 
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其の二百九十一 肘を斬る 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流は、合気柔術と呼ばれる通り、柔術の流れをくむ武術です。
昔から日本では柔(やわら)と呼ばれるように、相手の身体の急所を取り、関節の逆をついて制していく技法の体系といっていいでしょう。



肘を斬る2



これから数回にわたって取り上げる動きは、その急所・関節のひとつである「肘」を扱う考え方です。

動画を見てください。







相手が二の腕のあたりを押し込むように掴んでくるところを、外に捌き、腕を伸ばします。
手刀を活かして、剣で斬り下ろすように操作すると、相手の腰が崩れ、倒れます。

たったこれだけのことですが、実際に袖を取られて圧力を受けると、力みが入ってしまい、容易に崩すことはできません。



肘を斬る3



考え方のひとつとして、「身体を伸ばす」という点に注目してください。
肘を斬り落とすという目的にこだわって、力任せに手刀で押し込もうとすると、相手から大きな抵抗を受けます。
肘は逆には曲がらない関節ですから、そこに大きな力を加えられると、受けた方は必死になってそれを防ごうとします。結果、力のぶつかりあいが起き、膠着してしまいます。



肘を斬る5



まずは、斬り落とすことは先におき、肘を攻めることで相手の肩を動かしていくことを目指してください。

肘を攻める際には、その急所を的確に狙うことも重要です。
肘関節の裏、頬杖をついたときに当たる部分が急所です。腕を伸ばして肘の裏を触ると突起がありますが、その高手側(肩に近い方)を狙います。



肘を斬る4



ここに手刀を柔らかく当て、操作していきます。
くれぐれも力任せに攻めないこと。相手の身体が固まってしまいます。
柔(やわら)の思考法で、動いて下さい。





Posted on 2020/06/07 Sun. 20:04 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  連動 
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其の二百六十七、峰で入る 大東流合気柔術 東京稽古会  




自分の腕から手までを剣に見たてて操作する考え方の続きです。

ここまでは主に、手の小指側を「刃」と考え、その部分をどう相手に向けていくか、あるいはどの方向に動かしていくかなどを見てきました。



峰で突く1



今回は、「刃」の部分と対をなす「峰」の使い方中心に見ていきましょう。

まずは動画から。







これは大東流合気柔術の裾払(すそばらい)という形ですが、攻撃を受けた際にとる初動の中に、今回のメインテーマとなる操作が入ってきます。

受け手側の攻撃は袖捕です。腕の根元を押さえ、剣が抜けないように固定します。
それに対して捕り手は力で対抗するのではなく、相手の攻撃の軸を外すように捌いてください。



峰で突く3



相手の外側に身体を持っていきながら、手刀を操作します。
この時に、自分の腕を刀と仮想してください。そして、親指側すなわち「峰」の部分を使って相手の肘を目がけて突き込むように動かしましょう。

この操作の目的は、相手の自由な手(袖をつかんでいない方の)からの攻撃を無力化することだと心得てください。

その方向に剣を動かすことで、相手の身体は崩れます。



峰で突く2



この時に気を付けたいのは、峰を意識することと、相手の腕そのものを斬りつけることは異なるということです。

動画を見てもらえばわかりますが、必ずしも「峰」の部分で相手の腕を押してはいません。むしろ、そこに触れずに突き込む方が効果的に崩せる場合の方が多いんですね。
(もちろん、彼我の体勢によって接触させた方がよい場合もあります)



峰で突くサムネ



重要なことは手刀の峰側を使うという意識です。このことが相手との接点に作用して体幹部分から崩していくことにつながるんですね。

相手が崩れたら、再び手刀を相手の身体を撫でるように斬り上げて肩をひきつけ、足を払うようにして倒します。

いずれにしても、初動の崩しがうまくかからないと、技にはなりません。



峰で突く4



「刃」と、「峰」。刀の構造を自分の身体に当てはめた興味深い考え方です。
東京稽古会では、こうした術技を平易に解説しながら修練しています。

参加お問い合わせは、ブログ内に設置のメールフォームにてどうぞ。




Posted on 2019/12/22 Sun. 11:18 [edit]

category: 袖捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  中心  剣の理合 
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其の二百四十九、伸ばして合わせる 大東流合気柔術東京稽古会  



肘を合わせる操作の更なる応用編です。
大東流合気柔術の基本でもある、「脱力」の考え方が入ってきます。



伸ばして合わせる5



前回までは肘を曲げての操作でしたが、今回は互いの腕を伸ばすように意識していきます。

では、動画を見てください。







相手が高手部分(二の腕)を押さえてきます。袖捕(そでどり)ですね。

それに力で対抗せずに、外側に捌きながら腕を大きく回し、相手の腕に、自分の腕を密着させます。
この時、自分の肘と相手の肘が一直線上に並んでいることを確認してください。


肘が合わせられていることが確認出来たら、その形を崩さないように自分の腕の角度を変え、相手の身体が自分の身体の真下に来るように操作していきます。




伸ばして合わせる1



理論上は肘が一直線上にあるわけですから、その角度を変えれば相手の身体も同じように追随してくるはずです。

ですが、その状態を維持することができなくなると、ひっかかりができてしまって力づくで相手の腕をねじ伏せようとしてしまうんですね。



伸ばして合わせる2



ここで、意識してほしいのが、脱力です。
一連の操作のなかで、自分の腕を柔らかく伸ばしてください。

そうすることによって、相手の肘との密着度が増します。
力を入れてしまうと、この密着が失われます。
つまり、「肘を合わせる」状態ではなくなってなってしまうんですね。



伸ばして合わせる3



古武術の独特な考え方で、最初は難しいかもしれませんが、継続して稽古していきましょう。



Posted on 2019/08/18 Sun. 10:16 [edit]

category: 袖捕

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