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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 3月21日(火・祝)14時から17時まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の五十、足の捌き  

前回紹介した「すり足」は平行に移動するときの身体操法でした。
次はそれに上下の動きを加えてみます。


横田 捌き


上段突きを横に移動して捌き、さらにその腕の下を通って相手の正面に出ます。

「くぐる」、というより「しゃがむ」「沈む」というような動きです。


動画を見てください。



<「足の捌き」動画は上の画像をクリック!>


上体が腰の上にしっかりと乗っている姿勢が、基本的には望ましい姿勢です。
前傾したり後傾したりしないように、膝を使って上下動します。


鈴木 捌き


前回のすり足もそうですが、大東流合気柔術では膝が緩んだ状態でからだを使うことが重要です。

一見単純な基本動作の稽古ですが、秘伝、極意につながる大切な身体操法です。


優子 捌き


この日の稽古に来られた方は、得したかも!?



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Posted on 2015/07/28 Tue. 15:15 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  からだ 
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其の四十九、すり足  

今回は基本動作の「すり足」です。

相手の中段突きに沿うように入身する動きです。
そのときに足裏を地面につけたまま移動します。


すり足 詞葉


これも日本古来の身体の使い方です。
重心がぶれないように足を動かし、体重移動します。


動画を見ましょう。



<「すり足」動画は上の画像をクリック!>


前回の自主稽古では逆腕捕をやりました。
上半身の動きに気を取られるあまり、足が浮いてることを先生に指摘されました。

すり足の稽古はその修正のためでもありました。


永島 すり足


また、膝を「柔らかく使う」ことで、「力を抜く」意識付けにもなります。
普段の生活から、意識してみましょう!

Posted on 2015/07/23 Thu. 11:38 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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其の四十八、逆腕捕 自主稽古  

自主稽古です。

前回の稽古会で習った逆腕捕をやりました。

ことは710


2時間、ひたすら同じ技を繰り返す稽古で、かなり上達したと思います。



<「逆腕捕 自主稽古」動画は上の画像をクリック!>

大事なことは、「脱力」。(過去記事 「其の三、力を抜く」「 其の三十、手首の鍛錬(二)」
そして、「姿勢」。(過去記事「 其の四、姿勢」「 其の二十九、手首の鍛錬(一)」
全部つながっています。


稽古710


少しずつでも、技が身に付いていく実感が持てると、さらにやりがいが出てきますよ。

Posted on 2015/07/11 Sat. 21:27 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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其の四十七、一本捕 個人稽古  

東京稽古会では、稽古生が声をかけあって集まり、大東流合気柔術を研究する個人稽古を行っています。


IMG_20150704_012802.jpg


先生の指導はありませんが、その分お互いが技を深く考えることが出来て、中身の濃い稽古になります。

今回は、正面打ちの受け方に重点をおいて、一本捕をひたすらにやりました。



<「一本捕 個人稽古」動画は上の画像をクリック!>


個人稽古するにあたり、事前に先生から指導をいただいたのは、相手の攻撃を見極めて低く受ける意識。

前傾姿勢にならないこと。

受ける瞬間の小指の意識にも、注意して取り組みました。


IMG_20150704_090009.jpg


おっさん二人で・・・。マニアックですね。

Posted on 2015/07/06 Mon. 12:15 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  正面打  一本捕  姿勢 
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其の四十六、居捕一本捕  

一本捕は、大東流合気柔術の入門者がまず最初に教わる技だと、以前の記事(「其の十四、一本捕」)に書きました。
その時は短刀で中段を突いてくる相手への対応でしたね。


ことは 一本捕


今回は正面打ちです。

一本捕とは、攻撃してきた相手の腕、肘を捕り、崩して制する技です。


ゆみ 一本捕


最初に教わる技だから、簡単なのかと思った方、大きな間違いです。
やればやるほど、自分の技の未熟さが思い知らされるという奥の深い技、それが一本捕なんです。

先生の技を動画で見ましょう。



<「居捕一本捕」動画は上の画像をクリック!>


正面打ちを受け、微妙に捌きつつ、全身を「一本にして」前に出ます。
手で押してはいけません。むしろ、腹が先行するような意識のほうがうまくいきます。


芙実子 一本捕2


そして、大事なのは前に出るその方向です。
前回の記事(「其の四十六、立合逆腕捕」)で書いたように、相手の中心を攻めます。
相手の腰が崩れていく方向です。


なな子 一本捕


再三言うようですが、自分の中心を意識するよりも、相手の中心を捉えるのは困難です(「其の三十四、中心」)
悔しいけれど、これは稽古を重ねるしかありません。


堤 一本捕


焦らず、お互いの身体を通して研究しましょう。


Posted on 2015/07/02 Thu. 22:31 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  一本捕  古武術  中心  正面打  合気柔術 
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其の四十五、立合逆腕捕  

前回までは、座って行う居捕(いどり)でした。
今度は同じ逆腕捕を双方が立って行います。立合(たちあい)といいます。


芙実子 立合逆腕捕


居捕の時と違って、簡単に動けます。立っていることの自由さを満喫してください。
ただ、忘れてはいけないのは、自分が動けるのと同様に相手も動くことです。


谷口 立合逆腕捕


居捕の時に比較的簡単に相手を崩せた人も、立合では相手が動いてしまって、なかなかうまくいかなかったかもしれません。


利恵 立合逆腕


大東流合気柔術では居捕と立合を交互に行うことで、技を効かせていくツボのようなものを探っていくことが出来ます。

動画を見ましょう。



<「立合逆腕捕」動画は上の画像をクリック!>


相手の攻撃線を外すために外側に捌きます。立っているので、これは簡単。

その後、居捕と同じように逆腕にとって相手を制しますが、ここで重要なのは相手の中心を攻めることです。


亜里沙 立合逆腕捕1


以前の記事(「其の三十四、中心」)で解説したように、自分の中心は把握しやすいのですが、相手の中心がどこにあるかというのはなかなか掴みにくいんです。


真之介 立合逆腕捕


目安としては、相手の腰に体重がかかっている状態にあるときが、中心に向かって攻めていると思ってよいでしょう。
実際に技をかけてみて、相手のどちらか一方の足に体重がかかっていると、崩せずに動いてしまったはずです。

それともうひとつ。逆腕捕の場合、相手の手を取った自分の手刀がしっかりと相手の中心に向いているかが、非常に重要です。


心音 立合逆腕捕


その時に、小指の使い方を意識すること(過去記事「其の三十二、小指を使う」。強く握らず、柔らかく、小指を使います。
ここは、実際に手を取って稽古しないと感じにくいところです。


立合逆腕捕 


次の稽古で、やってみましょう!




Posted on 2015/07/01 Wed. 09:45 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀   
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