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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 9月23日(月) 12時半から14時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。


 
また、自主稽古はおおむね週1~2回開催しています。(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加できます)
詳細はお問い合わせください

其の二百十三、外から入る 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回(其の二百二、当身で伸ばす)に引き続き、相手を「伸ばして」崩しを入れていく大東流合気柔術の特徴的な操作です。
相手との接点を二つ作り、そこに張りを作ることで身動きの取れない状態にします。


外から入る1


ただ、はじめのうちはその操作がなかなか理解しづらいと思います。
どうやったら相手を伸ばせるのか、そのあたりを中心に解説していきますね。

まずは動画を見てください。





相手が片手の手首をつかんできます。
その力をまともに受けるのではなく、外側に捌いていなしながら、手刀相手の手首を斬りこむようにして前に出ます。

小手先をこね回してしまいがちですが、しっかりと体の中心で、手刀を縦に使うことを意識してください。

相手にぶつからないように手刀を使うことができたなら、腕が相手の顔面に向かって伸びているはずです。
全身で前に出ることで、相手は自分の手で顔のあたりを押さえられ、のけぞるような格好になっています。


外から入る2


これで一つ目の接点の位置が決まりました。
次に相手の帯を掴みます。

この時、帯を掴む場所が第二の接点となるんですが、二つの接点でできる直線を、まっすぐ両側に引き延ばすことで、相手の体には抵抗できない張りが生まれます。
ここがポイントです。

相手の顔に伸ばした手刀、そして相手の帯を掴んだ手。この二つをバラバラに動かすのではなく、同時に、また、均等な力で方向を合わせて動かしてみましょう。


外から入る3


動画でも触れていますが、直線を一本の棒であるとイメージして、その棒を傾けるようなイメージです。棒の両端を同時に、均等に動かします。
シーソーを動かすようなイメージといってもいいかもしれませんね。

こればっかりは、実際に動いてみないと伝えにくいんですが…。

次回はこの考え方を使った初伝一カ条の技「帯落」を解説します。



Posted on 2018/11/29 Thu. 18:34 [edit]

category: 衣紋締

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心 
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其の二百十二、当身で伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術では、身体構造の仕組みを利用して相手を崩していくという術理が使われます。
今回は、相手の身体を「伸ばす」ことで不自由な状態を作り、倒していきます。


当身で伸ばす4


その際に使われる、当身についても併せて解説していきますね。

動画を見てください。





相手が片手を掴んできます。
捕り手側はがっつり掴まれる前に外側に体を捌いてください。足で捌くと同時に手刀を相手の手首にかぶせるように操作します。
そうすると、親指が相手の小指球あたりに引っかかるような状態になります。
ここで力を入れて握りこむのではなく、そのまま引っかかった感じを保って手刀をやや外側に斬り払います。

そして、この手刀の動きと同時に反対側の腕で当身を打ちます。
相手の顔面に向けてまっすぐ腕を突き出してください。


当身で伸ばす6


この当身は、打撃によってダメージを与えるものではありません。
あくまでも相手の体勢を崩すためのものです。

ただ、だからと言って打つ方向が相手から外れていたり、当たっても痛みが全くないように打ったのでは意味がありませんよ。

稽古中はお互いが適度な緊張感をもってやり取りをすることが大事です。
捕り手側はしっかり「当てる」。受けるほうは当然、それをちゃんと「防ぐ」
その意識をもって稽古してくださいね。


当身で伸ばす3


この当身を打つことによって、手刀で斬り払った手首と顔の間の線が伸びます。
ただし、本当に伸ばしたいのはそこではなく、腰から脇腹にかけての線です。
これを伸ばされることによって、相手の体勢を崩すことができるんです。

そのために必要なのが、当身を自分の体の中心で打つことです。
コツとしては、拳を伸びていく相手の腕に沿うような軌道を描くように、さらに自分の正面が相手に向くように操作してください。


当身で伸ばす2


相手の体勢が崩れたら、裏(後ろ側)に踏み込んで倒します。

次回も、この「伸ばす」操作を使って相手を制していく動きを取り上げます。



Posted on 2018/11/22 Thu. 19:06 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  当身  中心 
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其の二百十一、置く 大東流合気柔術 東京稽古会  



また難易度の高い操作が出てきました。
大東流合気柔術の不思議な術技といえる身体操作ですね。

「置く」とありますが、これは相手に対して自分の体の一部を乗せ、脱力することです。
すると、相手に伝わるのは重力(手の重み)だけということになります。理論上は。


置く1


そうすることで、相手が抵抗できなくなる。そんなことがあるんですね。
うまく解説できればいいのですが。

さて、動画を見てください。





両手を掴んできた相手の肩を詰めるように手刀を使います。
手を外側から回すようにして、相手の肘を少し曲げるようにしてみましょう。

次に刀を構えるように両手を合わせ、相手の腰が崩れるように力を伝えていきます。


置く4


この時に自分の腕で相手を押し下げるようにしてしまいがちですが、そうすると崩すことはできません。力は相手の肩のあたりで止まってしまい、腰には届かないんですね。

そのまま、自分の手をそこに「置く」ようにします。
相手の肩が、しっかりと詰まっていることが重要です。
上手く力が相手の腰に伝われば、体勢を低くしてその接点を下げていくことで、相手はたまらず膝を折ってしまいます。


置く3


さて、この手を「置く」という操作ですが、最初はその意味が分からないと思います。

まずは「自分の肩から先の力を使わない」という風に考えてみましょう。
いわゆる「脱力」ですね。
ただ、単純に力を抜いてしまったのでは当然相手を崩すには至りません。
動画の中にもありますが、身体の芯は通したまま、筋肉の緊張を緩めるんですね。
肩から先に力を入れると、どうしても筋肉の力に頼ることになります。
筋肉の力ではなく、姿勢を含めた体全体の力を使うようにすることが、秘訣です。


置く2


力を入れずに、力を届かせる。

この感覚がなかなかつかみづらいのですが、ここは稽古が必要です。
東京稽古会では、毎回この「芯を通して脱力する」ための修練を行っていますよ。
稽古に参加してみませんか!?

Posted on 2018/11/15 Thu. 19:21 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢 
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其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条、後捕の三回目です。

形の稽古は、相手の攻撃方法を定め、それに対応する身体操作で崩していく道筋を反復訓練するものです。


両肘返4


受け手はその前提で、正しく、またしっかりとした攻めの意識をもって形を始めることが大切ですよ。

動画を見てください。





受け手側が後ろから、肘のやや上を掴んで、持ち上げるようにします。
相手のかかとを上げ、つま先立ちにすることが目的です。
そうすることで、捕り手側は力を出せなくなります。連行術の一つですね。

そのままではマズいので、捕り手側は全身を沈めるようにして重心を下げます
この時に、肩から先は柔らかく脱力させることが重要です。
指を張り、しっかりと手刀を作ってください。
この操作がうまくできれば、相手はバランスを崩し、背中の方に引き付けられるはずです。


両肘返2


次に、相手を腰の上に乗せるように腕(かいな)を反し、肘を立てていきます
この操作も、肩から先の力だけで行ってしまうと相手との接点が切れてしまいます。

重心を低く置き、体全体で相手の下から攻める意識を持ってください。
また、持ち上げようとするあまり、姿勢を崩してしまう人が多いのですが、背中はまっすぐに伸ばすように。
そうすることで、相手に力が効率的に伝わります。

肘に乗せると同時に、相手の方を振り向くようにします。上半身だけでなく、しっかりと腰を切ることで、相手は大きく崩れるはずです。


両肘返1


さらに、外側の足に重心をかけ、内側の足を相手の裏側に踏み込みます。
この時、足だけではなく、上半身も一体にして攻めてくださいね。
前回の「両肩捻」でも出てきた全身の連動がポイントです。

上半身と下半身で挟むようにして崩したら、もう相手はどうにも身動きが取れません。後ろに投げ倒して、残心。


両肘返3


難易度の高い操作がいくつか出てきますが、これは稽古を積み重ねる中で、必ず克服できます
習得できるように、一緒に研究していきましょう!


Posted on 2018/11/08 Thu. 18:26 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  連動  重心 
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其の二百九、両肩捻 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回も後ろからの攻撃に対処する動きです。

大東流合気柔術には、初伝だけで118カ条の形が存在します。
最初は一カ条の30本の手順を覚えるだけでも大変です。
この両肩捻なども一見複雑な動きを見せますので、なおさら覚えにくく思えるかもしれません。


両肩捻2


ただ、形は「相手を崩す」ための動きのつながりであることを念頭に置いて整理していくことで、シンプルに技をとらえていくことができるようになるはずです。

さて、動画を見てみましょう。





受け手側が後ろから肩を掴み、押さえつけるようにします。
わざわざ「受け手側が」と書いたのは、この攻撃がちょっと肩に触れているだけだったり、道着を掴まずに手をのせているだけだったりすると、この形は成立しにくいからです。

もちろん武田惣角先生級の達人ならば、どう取られてもバンバン投げるんでしょうが、初心者同士の稽古の場合は、そんなことは起こりえません。

しっかりと道着を握って押さえられることで、捕り手は力を伝えやすくなります。


両肩捻4


肩を取られたら、相手の出足の方に身体を回転させます。
この時、軸となる足を千鳥に切って腰を回してください。

相手が掴んでいる肩の接点を通じて、力を伝え、崩していくわけですが、やってしまいがちなのが、相手の手を肩で引っ張ること。
すると、逆に自分の上半身が前傾して崩れてしまい、相手に引き倒されてしまいます。

いつも言うように、全身を連動させて動きましょう。腰の動きに全身を追随させる意識ですね。


両肩捻


回転して相手のほうを向いたら、相手の顎を下から斬り上げるようにして腕を伸ばします。
それと同時に相手の裏側に踏み込むように足を出しましょう。

ここでも、連動が大事になってきます。
上半身と、下半身で相手を挟み込むようにして崩していきます
この崩しは、立ち合い技の「切返」と同じ原理ですね。


両肩捻1


上半身が腰の上にしっかりと乗っていることが成功の秘訣ですよ。



Posted on 2018/11/01 Thu. 18:08 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  連動  武田惣角  転換 
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