扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
【関連商品】扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
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稽古日誌 令和元年 6月20日、24日、27日 自主稽古 
6月後半の東京稽古会は、いつも通り週二日の自主稽古を敢行。
まずは6月20日(木)。
私の参加が危ぶまれましたが、無事仕事のやりくりがつき・・・。

「剣の動き」をテーマに、両手取に対処する操作法にじっくり取り組みました。
合気上、四方投げ(表・裏)、岩石落、半座の入身投。
それぞれの習熟度に合わせて、実のある稽古ができましたね。

続いては、6月24日(日)、自主稽古。
日曜の夜とあって、10人の参加者で、活気ある時間を過ごしました。

この日は、「基本動作を数多く」をテーマに、とにかくたくさんの動きを次から次へと…。
合気上、正面打とその捌き、横面打の受け、四カ条詰、片手取から小手詰、車倒、肘返、搦投。

短い時間で、集中して反復練習するのも、たまにはいいですね。

少し疲れたけど、充実した!という表情???

最後は、6月27日(木)。
初心者の方が多かったこともあって
少しづつ積み重ねて、一本捕の習得に一時間ほどを費やしました。

基本の「乗せる」動きをじっくり研究しましたね。

そのあとは、片手取を崩す操作を3本。

肩を詰めたり、裏に入ったり・・・。

自主稽古では、いろんな形で、大東流の考え方に迫っていますよ。
東京稽古会に参加してみたいという人は、上のメールフォームからどうぞ!
其の二百四十二、詰めて崩す 大東流合気柔術東京稽古会 
手首に攻撃を受けたとき、逆に相手の体幹部分を崩してしまう操作法です。
掴まれた手首は体の中心からは離れたところにあるにもかかわらず、腰を折って倒してしまう…大東流合気柔術独特の考え方といっていいと思います。

これを実現するために、いくつか重要な点があるんですね。
動画を見てください。
相手が手首をつかんできます。
捕り手は自分の手のひらを上に向け、相手の肘に向かって手刀を突き込むようにします。
肘を相手の裏、すなわちかかとの後ろ側に向かって動かすことで、相手は体勢を崩し、倒れます。

仕組みは単純ですが、最初のうちは相手の肘を動かすというところがなかなか上手くできないと思います。
前回の「其の二百四十一、詰めて下ろす」でも解説したように、手首にだけ力がかかっていても、相手の身体を動かすことはできません。

この場合、まずは相手の肩に力を届かせることが必要です。
そのためには、体全体で手刀を操作しなければいけません。
初動で相手の攻撃線を外すように、外側に体を捌いてください。

その動きと、手刀の動きを合わせていくうちに、相手の肩に力が到達する感覚が掴めてくると思います。
この動きに、剣を使う意識や、動画でも言っているように、相手の肩を「撫でる」動きなどを加味していくことで、さらに威力が増していきます。

東京稽古会では、毎回行う基本動作の中で、こうした操作法につながる動きを修練しています。
興味のある方は上のメールフォームよりお問い合わせください。
稽古日誌 令和元年6月6日、9日、13日、16日 自主稽古・本稽古 大東流合気柔術東京稽古会 
大東流合気柔術東京稽古会では、6月の前半も週2回の稽古を開催しました。
まずは6月6日(木)の自主稽古。

五級審査を受ける会員さんの総仕上げと、三カ条、一カ条半座半立の訓練で、休む間もなく密度の濃い稽古でした。

続いては6月9日(日)の本稽古。
この日は審査を行い、無事に五級に合格。
今後も精進してくださいね。

さらに6月13日(木)は自主稽古。

正面打ちを受けて捌く鍛錬、同じく横面打ちを受けての捌き、両手首を取っての四カ条詰め鍛錬と、基本動作をたっぷり行ったのち…。

切返、半座裏落の研究を行いました。

最後は、6月16日(日)の自主稽古。
手刀詰、両手捕から逆腕捕、四方投、巻詰、入身投…。
基本動作から派生する動きを丁寧に練り込みましたよ。

このところの東京稽古会は、基本動作にこだわって鍛錬しています。
参加希望の方は、上のメールフォームにてお問い合わせください!
其の二百四十一、詰めて下ろす 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回は手刀詰(しゅとうづめ)の鍛錬法を少し変則的な形でやってみます。
掴まれた手首を通して、相手の身体を崩していくのが手刀詰の目的ですが、そのために必要なことがあります。

接点は体の中心から離れたところなのにもかかわらず、相手の体幹部を崩してしまうんですから、とても不思議に感じられると思います。
それも、大東流の古武術としての魅力ですよね。
動画を見ましょう。
手首を掴まれたら、体を捌いて手刀を上げます。
次に相手の手首に手刀を当て、少し腕を伸ばすようにしてみてください。
この時に、手刀を下に向けて押し斬るような動きをしてしまう人が大半だと思います。
ただ、そうすると上手くいきません。
これまで何度か取り上げてきたことですが、その動きをすると、相手の体幹部分を崩せないんです。

体幹を崩すためには、相手の肩に力を届かせるようにしなければいけないんですね。
掴まれた手首の部分に過剰な力がかからないように注意しながら、相手の肩に力を通すように手刀を伸ばしましょう。相手を押すのではないですよ。

相手の身体が動いたら、力が届いたしるしです。
ここで、本来の手刀詰では、手刀の先を下に向けて崩しをかけますが、今回はあえてそれをせず、そのままの体勢で自分自身が低くなっていきます。
膝を緩めて、徐々にしゃがむようにしてみてください。
しっかりと相手の肩、腰に力が届いていれば、相手はたまらず崩れていくはずです。

手刀に力が入って、小手先の力で斬り落としてしまうと、上手くいきませんよ。
実際にこの手刀詰、ビシッと決まると非常に痛いんです。
大東流は古武術ですので、その修行には痛みが伴うのも、まあしょうがないんですが。

今回のやり方だと、痛みはそれほどでもありません。
ただ、その分微妙な詰めの感覚がないと技がかからないんですが。
東京稽古会では、普段こんな稽古もやっています。
お問い合わせは、上のメールフォームまでどうぞ。
其の二百四十、一カ条居捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術、一カ条小手返の居捕の解説です。
前回の立合い技では、小手(手首から肘)の関節を逆に取ることで体幹を崩していくというところに重点を置きましたが、今回は双方が座ったままの状態で行う居捕です。

その場合の動き方について見ていきましょう。
まずは動画から。
相手が両手首をつかんでくるところを全身で受け止めます。
さらに手刀を喉元に向け、力を返しながら肘に相手の重心を乗せるようにしていきます。
前回同様、ここが一番わかりにくく、かつ難しい操作だと思います。
重要な点は、相手の攻撃を跳ね返さず受け止めること、さらには柔らかく手刀を使って相手に力を返していくようにすることです。
これは、合気上の鍛錬などを重ねる中で会得する必要がありますよ。

ここから先、手首を小手返にとって、小手を斬り落としていく動きについては、前回解説したことと同様の過程ですが、大きく異なるところがあります。
それは、双方が座ったままで技を行っている点です。

立合の場合は、全身を連動させる際に足を動かして、腰を切ることが比較的容易です。
ですが、居捕においては重心の移動、膝行を使って細かく適正な位置に自分の身体を置かなければなりません。

手刀を動かすときには、膝を進め、腰を回して下半身の動きと連動した操作を行います。上半身だけで行うと、小手先の動きとなり、相手の体幹部には届きません。
突き込むとき、斬り下ろすとき、すべて同様です。

この操作が身についてくると、どの技においても全身の連動が効くようになります。
稽古を重ねて、古武術的な体の使いかたを修得しましょう。
稽古日誌 令和元年5月30日、6月2日 自主稽古 
大東流合気柔術 東京稽古会では、先週も2回の自主稽古を行いました。
まずは、5月30日(木)の自主稽古。

合気上で肘を合わせる操作、四方投、半座裏落と全体で行った後、

昇級審査を控えた組は5級技、上級者は一カ条の半座半立の技を中心に研究しました。

月が替わって6月2日(日)の自主稽古。
休日の夜ということもあって、参加者も多く充実した稽古でした。

「乗せる」考え方を使って、合気上げ鍛錬、小手返、木葉返、切返の4種目をじっくり研究した2時間でした。

充実しすぎて稽古風景の写真を撮る暇がありませんでした。
集合写真前のカオスな感じを一枚

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