扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
【関連商品】
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
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場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
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稽古日誌 令和元年7月25日・28日 自主稽古 
梅雨寒の空が一変し、蒸し暑い毎日が続く中、東京稽古会は週に二回の自主稽古を敢行中です。

7月25日(木)の夜は、いつもの道場で。
手刀の使い方、なんばの動き、半身の構えなどを中心に稽古しました。
研究の成果が下の写真に( ^ω^)・・・

続いて7月28日(日)は変則的ですが、事情があってヨガスタジオでの稽古となりました。

手刀詰、中段突きを捌いての小手返、小手詰、後捕の切羽と、立ちの姿勢でできる修練を中心に。

環境が変わったからか、稽古後に写真撮影が始まったりして、妙なテンションでした。
東京稽古会に参加してみたい方は、上のメールフォームからお問い合わせください。
其の二百四十六 夏合宿 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術 東京稽古会は、普段の稽古に加えて、年に数回、特別なイベントも開催しています。
この夏は7月中旬に合宿を行い、多数の参加者と一緒に充実した稽古を行いました。

夏合宿は昨年に続いて二回目。
例年、テーマを決めて集中訓練をするのが恒例になっています。といってもまだ二回目ですが。
今年のテーマは「合気上げ」と「四方投げ」です。
立ち方、座り方、攻撃を受け止める、手刀の使い方、なんばの動き…と、たくさんの基本動作を積み上げながらのアプローチに、会員の皆さんも真剣に取り組んでくれました。
宿舎は千葉県の海沿いにある、とある民宿。武道場を備えた小粋な宿です。
稽古の合間には、地元の魚料理やお酒で親睦を深めました。
あまりにも深めすぎて、翌日の稽古が辛いと感じたのは私だけではないはずです。

楽しい仲間たちと、いい時間を過ごせること。
そこに古武術という、ともに追い求める目標があること。
稽古会を主宰する私にとって、そのことが大きな幸せです。

東京稽古会はこれからも技術の向上と、より充実した修練の場を目指していきます。
参加してみたいという方は、上のメールフォームからお問い合わせください。
稽古日誌 令和元年7月18日 自主稽古 
7月18日(木)の自主稽古。
いつもの道場に緑帯(2級)の3人が集まりました。

この3人は東京稽古会の中でも最古参のメンバー。
大東流合気柔術 一カ条の立合、居捕、後捕、半座と一通りの形を習得しています。
もちろん、技の精度はこれから練り上げていくのですが。

この日も、細かい部分にこだわりながらじっくりと練り込みました。
近い将来、東京稽古会初の黒帯(有段者)となることを目指して、励んでほしいものです。

もちろん私も、皆さんの力になれるよう一層努力します!
其の二百四十五、曲げて崩す 大東流合気柔術東京稽古 
相手の肘を曲げることで、体幹部分をコントロールする動きです。
前回やった手首の接点を通じて全身を崩す操作法のバリエーションでもあります。

手首からの入力を相手の身体の中心に届けるには、肩に通った力が抜けてしまわないように動かしていくことが重要でしたね。
今回の動きは、その部分に注目してみましょう。
まずは動画を見てください。
交叉取に取ってきた相手の手首に、外側から手刀を絡めます。
手刀を自分の中心で動かしていくと、相手の肘が自分の目の前に来るはずです。

そこで、相手の肘関節のやや高手(肩の方)側をつかんでください。
必要以上に力を入れないでください。関節のすぐそばに、痛みを感じる点がありますので、正確にそこを挟むようにしてみましょう。
これが決まれば、相手のかかとを浮かせることができます。

次に、手首と肘の接点を相手の中心線をなぞるように操作して斬り落としていきます。
誘導していく所は相手が重心を保つことのできない「三角点」。相手のつま先を底辺とした二等辺三角形の頂点です。

このとき、接点を引っ張るように動かすと、たちまち肩に通っていた力は抜けてしまいます。
また、手首と肘をバラバラに操作すると、これも相手の体幹に力を及ぼすことができなくなるんですね。

いずれの操作も、やはり実際に対人稽古を行うなかでしか感得できない部分があります。
東京稽古会で、一緒に修練してみませんか?
其の二百四十四、伸ばして崩す 大東流合気柔術東京稽古会 
手首の接点を通じて、体幹部分を崩していく操作法のひとつです。
大東流合気柔術の特徴的な考え方として、このところ継続的に取り上げていますね。

今回はこれまでに出てきていない着眼点についても話してみようと思います。
動画を見てください。
相手が対角の手で手首をつかんできます。交叉取です。
手刀を縦に操作して、外側から巻くように相手の手首を攻めます。
この時に、しっかり相手の肘が伸びるようにしてください。
そのためには、自分の腕もまた、伸びている必要があります。

相手の肩を通じて体幹部分にこちらの力が届いていることがわかるでしょうか。
これまで何度かその操作をやってきましたね。
相手の身体に力が届いていれば、そのまま手刀を斬り落として下さい。
腰が崩れ、倒すことができます。
手刀の動きが小さく、相手の手首を上から押さえつけるようにしてしまうと、相手の身体は崩れません。
こうすると、肩に力が届かないんですね。

手刀を下から伸ばし、相手の手首に手刀の「刃」の部分が当たるようにしてみましょう。
さらに重要なことは、手刀の操作によって、相手の身体が動いているかどうか見極めることです。
肩から先しか動いていない場合、体幹部分には力が届いていません。
ひとつの目安として、自分の手刀の操作で、相手の腰が動くかどうかを見てください。
そのためには、これまでに繰り返し修練してきた全身の連動や、中心の意識が必要になってきます。

東京稽古会では、継続して古武術的な身体操作法を稽古することができますよ。
本稽古に参加してみたい方は、上のメールフォームからお問い合わせください。
稽古日誌 令和元年7月4日自主稽古、7日本稽古 大東流合気柔術 東京稽古会 
7月4日の木曜日、東京稽古会は自主稽古を行いました。
平日の夜、雨模様とあってか出足が悪く、最初は木刀を使っての一人稽古・・・。

一時間後に参戦した二人とともに、片手取を崩す動きをいくつか研究しました。
相手の身体をいかに自分から離さずに操作できるかに重点を置いて稽古しましたよ。

続いては7月7日(日)の本稽古。
七夕でしたがこの日も雨…。そんな中、総勢11人が集まりました。

本稽古のテーマは「剣の理合」。
手刀の概念に始まり、どのように剣を使うか、その効果はどうか、様々な角度から体感しました。

いつもは苦戦する合気上の鍛錬でも、ちょっとした動きを剣の理合でとらえなおすことで簡単にできるようなったりと、皆さん興味しんしんで稽古してくれたようです。

さらにこの日は二部稽古も行いました。
後半戦は、剣の動きに加えて、相手との位置の取り方、重心の動かし方に力点を置いて研究。

いくつかの型に落とし込んで稽古してみました。

充実した稽古になりました。
次は、待望の夏合宿です。楽しみ。
其の二百四十三、当てずに崩す 大東流合気柔術 東京稽古会 
手首という、相手の身体の中心から離れたところを接点にして、そこを通じて体幹を崩してしまう…。
分かりづらく難しいのですが、古武術である大東流合気柔術の独特な考え方です。

今回も、相手の手首を通じて崩し倒してしまう操作ですが、さらにもう一つ、できるだけ「相手に当たらないように」崩す、という考え方が入ってきます。
動画を見てください。
相手が高手部分の胴着を握ってきます。袖取(そでどり)ですね。
攻撃線を外すように、外側に捌きながら、大きく腕を回します。
同時に相手の小指球側をつかむように手を当てます。強く握らずに、四指をひっかけるくらいの気持ちで掴んでください。
さらに、相手の肘を若干曲げるようにします。

続いて、相手との接点、つまり自分の高手(二の腕)と相手の手首ですが、この角度を変えるように腕を動かします。
この接点の動きを通じて、相手の腰が崩れれば成功です。
上手くいかないときは、力任せに手首を引き下げようとしていることが多いんですね。

ここ何回か、手首から肩に力を届かせるということを主眼に、いくつかの動きを解説してきましたが、これも同様です。
肩に力を伝えるためには、腕の力で相手を押し込んではうまくいきません。
手首の接点を大事に「運び」、相手の肩から腰が崩れるように稽古してみてください。

力任せではなく、相手に触れないようにして崩していく。
古武術独特の力の使い方を、東京稽古会で体験してみませんか?
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