東京稽古会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 6月26日(日)14時00分から17時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 6月26日(日)14時00分から17時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
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稽古日誌 令和元年7月25日・28日 自主稽古 
梅雨寒の空が一変し、蒸し暑い毎日が続く中、東京稽古会は週に二回の自主稽古を敢行中です。

7月25日(木)の夜は、いつもの道場で。
手刀の使い方、なんばの動き、半身の構えなどを中心に稽古しました。
研究の成果が下の写真に( ^ω^)・・・

続いて7月28日(日)は変則的ですが、事情があってヨガスタジオでの稽古となりました。

手刀詰、中段突きを捌いての小手返、小手詰、後捕の切羽と、立ちの姿勢でできる修練を中心に。

環境が変わったからか、稽古後に写真撮影が始まったりして、妙なテンションでした。
東京稽古会に参加してみたい方は、上のメールフォームからお問い合わせください。
其の二百四十六 夏合宿 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術 東京稽古会は、普段の稽古に加えて、年に数回、特別なイベントも開催しています。
この夏は7月中旬に合宿を行い、多数の参加者と一緒に充実した稽古を行いました。

夏合宿は昨年に続いて二回目。
例年、テーマを決めて集中訓練をするのが恒例になっています。といってもまだ二回目ですが。
今年のテーマは「合気上げ」と「四方投げ」です。
立ち方、座り方、攻撃を受け止める、手刀の使い方、なんばの動き…と、たくさんの基本動作を積み上げながらのアプローチに、会員の皆さんも真剣に取り組んでくれました。
宿舎は千葉県の海沿いにある、とある民宿。武道場を備えた小粋な宿です。
稽古の合間には、地元の魚料理やお酒で親睦を深めました。
あまりにも深めすぎて、翌日の稽古が辛いと感じたのは私だけではないはずです。

楽しい仲間たちと、いい時間を過ごせること。
そこに古武術という、ともに追い求める目標があること。
稽古会を主宰する私にとって、そのことが大きな幸せです。

東京稽古会はこれからも技術の向上と、より充実した修練の場を目指していきます。
参加してみたいという方は、上のメールフォームからお問い合わせください。
稽古日誌 令和元年7月18日 自主稽古 
7月18日(木)の自主稽古。
いつもの道場に緑帯(2級)の3人が集まりました。

この3人は東京稽古会の中でも最古参のメンバー。
大東流合気柔術 一カ条の立合、居捕、後捕、半座と一通りの形を習得しています。
もちろん、技の精度はこれから練り上げていくのですが。

この日も、細かい部分にこだわりながらじっくりと練り込みました。
近い将来、東京稽古会初の黒帯(有段者)となることを目指して、励んでほしいものです。

もちろん私も、皆さんの力になれるよう一層努力します!
其の二百四十五、曲げて崩す 大東流合気柔術東京稽古 
相手の肘を曲げることで、体幹部分をコントロールする動きです。
前回やった手首の接点を通じて全身を崩す操作法のバリエーションでもあります。

手首からの入力を相手の身体の中心に届けるには、肩に通った力が抜けてしまわないように動かしていくことが重要でしたね。
今回の動きは、その部分に注目してみましょう。
まずは動画を見てください。
交叉取に取ってきた相手の手首に、外側から手刀を絡めます。
手刀を自分の中心で動かしていくと、相手の肘が自分の目の前に来るはずです。

そこで、相手の肘関節のやや高手(肩の方)側をつかんでください。
必要以上に力を入れないでください。関節のすぐそばに、痛みを感じる点がありますので、正確にそこを挟むようにしてみましょう。
これが決まれば、相手のかかとを浮かせることができます。

次に、手首と肘の接点を相手の中心線をなぞるように操作して斬り落としていきます。
誘導していく所は相手が重心を保つことのできない「三角点」。相手のつま先を底辺とした二等辺三角形の頂点です。

このとき、接点を引っ張るように動かすと、たちまち肩に通っていた力は抜けてしまいます。
また、手首と肘をバラバラに操作すると、これも相手の体幹に力を及ぼすことができなくなるんですね。

いずれの操作も、やはり実際に対人稽古を行うなかでしか感得できない部分があります。
東京稽古会で、一緒に修練してみませんか?
其の二百四十四、伸ばして崩す 大東流合気柔術東京稽古会 
手首の接点を通じて、体幹部分を崩していく操作法のひとつです。
大東流合気柔術の特徴的な考え方として、このところ継続的に取り上げていますね。

今回はこれまでに出てきていない着眼点についても話してみようと思います。
動画を見てください。
相手が対角の手で手首をつかんできます。交叉取です。
手刀を縦に操作して、外側から巻くように相手の手首を攻めます。
この時に、しっかり相手の肘が伸びるようにしてください。
そのためには、自分の腕もまた、伸びている必要があります。

相手の肩を通じて体幹部分にこちらの力が届いていることがわかるでしょうか。
これまで何度かその操作をやってきましたね。
相手の身体に力が届いていれば、そのまま手刀を斬り落として下さい。
腰が崩れ、倒すことができます。
手刀の動きが小さく、相手の手首を上から押さえつけるようにしてしまうと、相手の身体は崩れません。
こうすると、肩に力が届かないんですね。

手刀を下から伸ばし、相手の手首に手刀の「刃」の部分が当たるようにしてみましょう。
さらに重要なことは、手刀の操作によって、相手の身体が動いているかどうか見極めることです。
肩から先しか動いていない場合、体幹部分には力が届いていません。
ひとつの目安として、自分の手刀の操作で、相手の腰が動くかどうかを見てください。
そのためには、これまでに繰り返し修練してきた全身の連動や、中心の意識が必要になってきます。

東京稽古会では、継続して古武術的な身体操作法を稽古することができますよ。
本稽古に参加してみたい方は、上のメールフォームからお問い合わせください。