扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
【関連商品】
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
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場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
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其の二百六十三、真中を保つ 大東流合気柔術 東京稽古会 
相手との接点を自分の中心で操作する考え方をこれまで継続して取り上げてきました。
前々回は自分の前で取られた場合、前回は後ろから掴まれた場合でしたね。

今回はさらに複雑な考え方になります。
相手の横に並んだ場合にどうなるか?そこでも中心で操作するとはどういうことでしょうか?
動画を見てみましょう。
正面から両手取で手首を掴まれます。
これに対して肩から先の力で対抗してしまいがちですが、それはいけません。
相手の力をいったん受け入れるようにして、体の中心で止めます。
同時に手刀を立て、相手の肩を詰めるようにしてみましょう。
相手に力を返すような意識です。

このとき、相手の体重が自分の手刀に乗っかって来る感覚があります。
その感覚を大事にしてください。
次に、体を捌いて相手の体の隣に並びます。
相手の足の外側に、自分の足の外側をくっつけるような対捌きです。

さて、今回の要点はここからです。
相手が掴んできている両腕は、体の捌きに応じて交差するようになります。
その時、先ほど言った自分の手刀に相手を乗せている感覚、これを維持するように、自分の中心に手刀を構えたまま動かなくてはなりません。
そうすることで、相手の肩はさらに詰まり、身動きが取れなくなります。

構えた手刀が、真中から少しでもずれると、相手は生き返ります。
肩を詰めた感覚を維持することと、自分の中心を維持すること。
古武術ならではの繊細な操作、東京稽古会で体感してみませんか?
稽古日誌 令和元年11月10日、12日自主稽古、17日本稽古 
東京稽古会は、概ね週に2回のペースで稽古を行っています。
11月もやや変則的ながら、継続して修練出来ていますよ。
まずは、11月10日(日)の自主稽古。
この日は多くの形に取り組みました。片手取、両手取の手刀詰め。衣紋締の訓練から帯落、車倒、後捕の両肘返。

続いて、11月12日(火)の自主稽古。
肩を詰めて相手をコントロールする動きを、居捕の両手取と立合の交叉取で・・・。

そこからおなじみの一本捕を研究。立合、居捕と続けてやってみました。
何かヒントを掴んでもらえたでしょうか?


11月17日(日)は本稽古でした。
この日のテーマは、剣の使い方。

自分の手刀をどう使うか?

相手との接点を剣の動きでどうやって操作するか?

大東流の基本の考え方に時間をかけて取り組める本稽古は、とても貴重な時間です。
初めて稽古会に参加される方でも分かるように、平易に解説しています。
お問い合わせは、ブログ内のメールフォームよりどうぞ。
其の二百六十二、巻き込む 大東流合気柔術 東京稽古会 
相手との接点を自分の中心で操作する、大東流合気柔術の思考法を取り上げてきました。

これまでは自分の正面からの攻撃への対応でした。
今回は、後ろからの攻撃です。
動画を見てみましょう。
後ろから、両手首を掴まれます。
これを振りほどこうとして腕に力を入れて引っ張ると、相手との力比べになってしまいます。
ここは、接点を通じて相手を崩していく考え方に立ちましょう。
すなわち、脱力と連動です。

取られた手首にこだわらず、肩から先の力を抜きます。
そうして軸足に重心を乗せ、腰を回転させます。
全身の連動が出来ていれば、相手は自分の重心に巻き込まれるようになって、体幹部分から崩れてきます。
そこを捉え、小手返の形で倒し、制します。

後ろから攻撃を受けた場合でも、やはり自分の中心で相手に対応することで、崩しをかけ、打開していけるということを稽古の中で体感してください。
初めは小手返に取る時の手の操作が、難しいかもしれません。
腰を回転させながら、相手の腕の外側に手刀をひっかけるようにして見ましょう。
自然と相手の小手が、自分の手のひらの中に入ってくるようになれば、流れるように倒すことができるはずです。

古武術的な身体の使い方、考え方が含まれた、面白い動きです。
東京稽古会で、体験してみてください。お問合わせは、ブログ内のメールフォームからどうぞ。
稽古日誌 令和元年10月24日、27日、11月1日、4日、7日自主稽古 
10月下旬から11月上旬にかけても週に二日のペースで自主稽古です。
まずは10月24日。

長く休んでいた会員さんが久しぶりに参加。
基本の動きをやってみました。すっかり忘れていたようですが・・・。

また、稽古再開できるといいですね~
継続は力ですよ


10月27日は日曜日の夜稽古。

居捕の鍛錬法から、立合の崩し、胸捕と正面打を逆腕捕で制する操作…

その後は、習熟度に応じて個別練習を行いました。
居捕の膝締。

基本の逆腕捕。丁寧に反復です。

続いて11月1日(木)の自主稽古。

手を掴まれたとき、どう打開して、崩しをかけていくのか…。
このところ重点的に取り組んでいるテーマです。
稽古が終わった後も、熱心に意見交換してますね。

まだ続きますよ

11月4日(月・祝)は2部稽古を行いました。

午後12時半からの一部稽古では、身体全体で相手を受け止める鍛錬から。
片手取、一本捕、手鏡に応用して古武術の基本の考え方を研究した2時間でした。

続いて15時からも2時間。
1部の内容に積み重ねる形で、胸捕への対処を小手返、四方投、小手詰を研究。

こちらの大東流の基本的な考え方、「攻撃線に沿う」を意識して修練しました。
計4時間の稽古。
長く取り組むことで見えてくるものもありますね


最後は11月7日(木)。

「ぶつからずに伝える」をテーマに小手詰、袖捕を手刀で返す操作。
、

さらに応用して裏落をかかり稽古で。
動きの中で稽古すると、またいろんな気づきがありますね。

東京稽古会に参加してみたい方は、ブログ内に設置のメールフォームまでお問い合わせください。
其の二百六十一、腰で倒す 大東流合気柔術 東京稽古会 
相手の崩れに乗じて全身を連動させ、倒していく操作法の発展形です。
大東流合気柔術では、一カ条の腰車という形がありますが、この考え方を使って制していく技になっています。

そこでも、前回までと同様に肩から先の脱力、中心で接点を扱うなどの点は共通します。
まずは動画を見てみましょう。
胴着の二の腕あたりをつかんで押し込んでくる相手に対して、押し返さず、受け止めます。
腕を柔らかく曲げ、相手の肘に触れるように手刀を当てます。
試しに力を入れて、相手の腕を掴んでみてください。途端に相手は力んでしまって、その先の操作が力比べのようになってしまいます。
まずは、脱力。相手の力を受け入れるような意識で技に入ります。

つづいて、身体全体を連動させるようにして腰を外側に開きます。
もちろん相手の肘に当たっている手刀もそれに追随して動いていきます。
ここで、脱力がうまくかかっていれば、相手の身体は崩れます。
腕力で崩そうとしないことが大事です。

最初のうちは腰を動かしたときに、相手の腕に引っかかるような感覚が出ると思います。それに対抗して力を込めてしまい、さらに引っ掛かりが強くなる…、という悪循環にはまってしまいがちです。
前回までやってきた修練を思い出して、相手との接点を自分の中心で扱うようにしてみましょう。

丁寧に、相手を運んでいく意識で。
古武術独特の難しさがありますが、稽古しがいのある操作法です。
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稽古日誌 令和元年10月17日、20日自主稽古 22日本稽古 
長く滞っていた稽古日誌を再開します

まずは10月17日の自主稽古。

私(東京稽古会代表)の本業が繁忙で二週間ほど稽古の間隔があいてしまいましたが、久しぶりに集まった面々。

この日は脱力と連動をテーマに手刀詰と切返の二本をたっぷり二時間研究しました。

続いて10月20日(日)の自主稽古。

脱力を意識しながら合気上げ鍛錬、逆腕捕、搦投、腰車。

初心者も交えながら、少し難しい形にも取り組みました



そして、10月22日(火・祝)は本稽古。
天皇陛下の即位礼につき、祝日となったこの日。平和な国情の中、稽古できる幸せをかみしめながら…

大東流合気柔術の基本的な考え方、「剣の理合」について学びました。
また、このブログでも触れていくつもりです。
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其の二百六十、開いて崩す 大東流合気柔術 東京稽古会 
前回座ったまま(居捕)でやった操作を、今度は立って行います。
同じく、全身の連動と脱力が重要になります。
動画を見ましょう。
両手首を握って押し込んでくる相手の力を受けとめます。
腕の力で押し返さず、肩から先は脱力して、手刀を張ります。
次に、腰を開くようにして身体の向きを変えます。
この時、下半身の動きに追随するように上半身を動かします。
つまり、接点である手首も同じように腰と一緒に開きます。

この動きが、腕の力で行われた場合、相手の身体は動きません。正確に言うと、腕が引っ張られるようになり、体幹部分は動かないんですね。
相手と接点でつながりを作ったうえで、身体全体で操作していくことが大事です。
連動と、脱力ですね。

身体を開く動きで、相手の身体が少しでも崩れたならば、それを追うように、さらに全身を動かしていきます。
初めは膝~腰~肩の線をそろえるような意識で動かしてみると、分かりやすいかもしれません。
手だけで押し込んでみたり、腰の動きに遅れてからが出たりすると、引っかかるような感覚が出てくると思います。

稽古を重ねるうちに、そのあたりが敏感に感じられてくるはずです。
常に意識して修練していくことで、徐々に体感出来てきますよ。
古武術独特の感覚を、味わってみませんか?
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