扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
【関連商品】
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
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場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
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稽古日誌 令和2年2月16日、18日、20日自主稽古、24日本稽古 
2月後半も大東流合気柔術 東京稽古会では週に2回の稽古を開催しています。
まずは2月16日(日)の自主稽古。

手刀詰鍛錬から、骨盤の上に垂直に乗る意識を中心に…

片手取・袖取の裏落、半座肘挫、居捕小手返、半座入身投と積み重ねました。

2月18日(火)の自主稽古。
平日稽古を火曜日に行うのは珍しいんですが、

肩を詰めることを主題に、居捕の両手取、立合の片手取、両手取といろいろなパターンで研究…

さらに衣紋締への対処を、抱締、背挫でやってみました。
形の稽古は、プロセスを完成していくのが楽しいですね。

さらに2月20日(木)の自主稽古。
この日は3人で少数精鋭でした。

片手取の対処を小手返と四方投。正面打ちを間合いで崩していく動きなどを。
稽古が終わったら、粛々とマットの上げ下ろしです。

2月24日(月・祝)は明大前、扶桑会館で初の本稽古でした。

天気もよく、熱のこもった修練となりました。

手刀について、初歩の考え方を確認した後、手刀詰。

基本中の基本だけに、理解していたつもりでも目からウロコだった人もいたようです。

その手刀の使い方をベースにして、小手返・・・

さらに応用して腕(かいな)の返しから裏落。

正面打一本捕、逆腕捕などを3時間にわたって反復練習しました。

感染症などの不安もありますが、正しい姿勢で日常を送りながら、着実に身を処していきましょう。
東京稽古会に参加希望の方は、ブログ内に設置のメールフォームにてお問い合わせください。
其の二百七十六、内から斬る 大東流合気柔術 東京稽古会 
相手に掴まれた手首を接点として、そこを利用しながら崩していく大東流合気柔術の操作法を続けて取り上げていきましょう。

前回は、相手の腕を手刀を使って外側から斬り込んでいきました。
では、内側から斬るときにはどうするのか。
まずは動画を見てください。
相手が片手をつかんできます。
通常であれば、もう片方の手で攻撃を受けることを警戒して外側に捌きますが、今は相手の身体を開いてしまった方が有利だと考えます。
そのために、相手の手首に手刀を絡みつけるようにして外から内に巻いていきます。
この表現をつかうと、どうしても手を回すように動かしてしまうことが多いのですが、手を回転させるように動かすと、相手の身体は動きません。

いつも言うように、剣の動きは身体全体で行うことが肝心です。
腰を動かし、膝の上で手刀を操作するようにしてみてください。
動画でも言及していますが、この時に手刀の峰の方、つまり親指側を意識して操作すると感覚が掴みやすくなるでしょう。

あくまでも、この手刀の操作は相手の体を崩すことが本筋です。
そのために必要なのは、肩の詰めを意識すること。
手首を引っ張ってしまうと、肩に届く力はすべて外れてしまいます。

手首、もしくは腕を斬ることにこだわるのではなく、相手の身体を斬る意識を持ちましょう。
手刀の操作で相手の身体が崩れたら、当身を使って身体に張りを作って三カ条に極めます。

この操作については、また日を改めて考察しましょう。
手刀の使い方は、大東流の多種多様な術技の、至る所に出てきます。
今後も稽古のなかで様々に修練しながら練り込んでいきたいと考えてます

稽古日誌 令和2年2月11日二部稽古 新年会、13日自主稽古 大東流合気柔術 東京稽古会 
2月というのに、穏やかで暖かい日が続く東京です。
大東流合気柔術 東京稽古会では2月11日(月・祝)に二部稽古、さらに遅ればせながらの新年会を行いました


世田谷区総合運動公園は、抜けるような快晴でした

まずは午前中の一部稽古。

両手取の手刀詰で鍛錬したのちに、居捕逆腕捕、車倒をじっくりと。

休憩をはさんで午後から二部稽古です。

合気上鍛錬から、片手取四方投、小手返、肘返と・・・

接点を通じて体幹を崩すことを主題に研究しました。

稽古後は新年会

今回は先日の演武の反省会もかねて盛り上がりました。

毎回のことながら、楽しく食べ、飲み・・・
古武術を志す仲間たちと話の尽きない時間を過ごしました。

2日後の2月13日(木)は自主稽古。
明大前の扶桑会館(神社)にて修練です。

手刀の使い方を片手取、両手取、半座とバリエーションをつけて研究しました。

形だけでなく、じっくりと基本動作に取り組めるのも自主稽古の良さです。

2月後半も稽古に励みましょう

其の二百七十五、剣で突く 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流の基礎概念となる、手刀の使い方を繰り返し取り上げていますが、今回はその応用として、自分の腕ではなく、相手の身体を剣に見たてて操作していく考え方です。

これもやはり手刀を使うときの基本を踏襲することが必要です。
特に肩から先を動かさずに操作する点は重要です。
まずは、動画を見てください。
片手を捕ってきた相手の手首を外側から斬り込むように、手刀で制します。
いつも言うことですが、小手先で動かさず、剣を使う意識で斬りましょう。
すると相手の小手が自然と自分の手の内に入ってきますので、それを剣の柄を握るように両手で保持します。
これが、相手の腕を剣と見立てる、という考え方ですね。

ここまでの操作を、間違いなく行うことが出来ていれば、相手の腰が崩れているはずです。
手刀を手先で回したり、剣の握りを力任せに行うと、崩れは起きず、その後の動作が力づくのものになってしまいます。

次に握った剣の先を仮想します。
小手の先端、つまり肘ということになりますが、その延長上に刀の切っ先があるイメージを持ってください。
そして、その切っ先を地面に突き込むように動かしていきます。

剣を突き込むときの形を思い浮かべてください。
決して手先で突くのでなく、身体全体が前に出るはずです。
最初に述べた、肩から先を動かさずに操作する、という考え方がここに生きてきます。

剣の使い方を体術に応用する大東流合気柔術の考え方、次回もその動きを取り上げていきますよ。
令和二年2月8日(土) 富士山大賞 演武展示 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術東京稽古会では去る2月8日(土)、日本橋公会堂で開催された第4回富士山大賞において、演武展示を行いました。

富士山大賞とは、富士山をテーマに詠まれた短歌作品に対して創設された賞です。

日本全国にとどまらず、世界各地からプロ、アマ問わず1千首以上の短歌が応募されました。

今年は小池百合子都知事も臨席し、表彰式が挙行されました。

東京稽古会は、式典の最後に登場。

公の場で演武を行うことが初めてという会員も多い中、大東流の技を落ち着いて披露しました。

小手先の動きに走らず、

身体をのびやかに使い、

全体を連動させながら、

中心の力を発揮する・・・

演武の後には、古武術の身体運用法と、その現代的な意義について話をさせていただきました。

短時間ではありましたが、我々が稽古を通じて目指すところの一端をお伝えすることができたと感じています。
皆さん、お疲れさまでした。
また、日々の修練にいそしみましょう!
稽古日誌 令和二年1月30日、2月2日、6日自主稽古 
大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌です。
一月の終わりになって突然演武展示の話をいただき、その準備であわただしくなりました。
まずは1月30日(木)の自主稽古です。

中段突きの小手返、胸捕の逆腕捕。正面打を捌いて肩を詰め、爪先立ちにさせる大東流らしい技…。

いつもよりも大きく動くことで、身体の崩しを分かりやすく見せていきます。

続いて2月2日(日)の自主稽古。

集まったメンバーで演武技の研究です。
やはりいつもより大きく動き、崩しの流れをゆったりと見せること…

関節の極めを分かりやすく見せることを心がけます。

さらに2月6日(木)の自主稽古。
この日は初の稽古場となる明大前の扶桑会館での稽古でした。

御縁があってこちらの本殿を使わせていただくことになりました。感謝です

この稽古場については、また日を改めてこのブログでもご紹介します。

稽古後は神社の管長さんを囲んでの茶話会。
今後ともよろしくお願いします


東京稽古会はこれからもより一層精進していきますよ

お問い合わせはメールフォームまでどうぞ。
其の二百七十四、腰で運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回は、古武術の考え方を分かりやすく体感できる操作法をやってみましょう。
筋肉を使った力に頼らないで、軽々と人を運んでいく、そんな動きです。

主な構成要素としては、手刀の概念と、なんばです。
動画を見てください。
両手をつかんできた相手の手首の外側に手刀を向け、縦に斬り上げるようにして肩を詰めます。
この時に相手の力に対抗するようにしてぶつかってしまうと、いけません。
その時点で腕力に頼った技になってしまいますね。
身体の向きを相手の攻撃線の外にはずします。
膝の方向と手刀の方向を合わせてください。

刀を構えるように手刀を操作すると、相手の肩が動きます。
さらに身体の向きを相手の中心に合わせると、手刀によって相手の腕~肩にロックがかかります。
つまり、手首で相手を極めている状態です。これを両手に対して行います。

ここまで、手刀の使い方で相手の上半身を詰めました。
次に、この状態の相手を腰に乗せて運んでいきます。
動画で再三言っているように、この時に腕を伸ばして相手を動かそうとすると、せっかく作った肩の詰めが外れます。
そうするともう、あとは腕力で動かしていくほかありません。
そうではなく、肩から先を全く動かさないまま、腰に相手を乗せるようにしてみましょう。
いわゆる「なんば」の動きを使って、腰と肩の位置をそろえるようにして前に出ていってください。

こうすることで、相手の体幹がうまく腰に乗って、無理なく運んでいくことができますよ。
東京稽古会では、こうした古武術の核心的な操作法を、分かりやすく修練しています。
興味のある方は、ブログ内に設置したメールフォームからお問い合わせください。
其の二百七十三、固めて崩す 大東流合気柔術 東京稽古会 
攻撃してきた接点を取り返し、関節を固めたまま崩していく技法を取り上げます。
大東流合気柔術では小手詰と呼ばれる固めかたですが、この中には前回まで数回にわたって注目してきた手刀の操作法、また、接点における脱力の要素が含まれています。

ほかにも多くの考え方が必要になる動きではありますが、今回は上記の2点を中心に修練してみましょう。
動画を見てください。
相手が片手をつかんで攻撃をしてきます。
この手を接点としてつながりを作るために、まずは手刀を活かし、攻撃線をはずすようにやや外側に身体を向けます。
同時に手刀を縦に使って斬り上げるように相手の肩を詰めます。
力任せにならず、膝の上で操作してください。
手刀の刃、つまり小指部分は相手の方に向けましょう。

ここで相手の手首が曲がったら、小指をひっかけるようにして接点を握りなおします。
ここも、刀の柄を握るような意識です。力任せにならないように注意してください。
握った手首を軽く自分の胸につけてください。
手首を曲げ、肘を曲げ、さらに肩を詰めます。ここで注意したいのが、手元に力を込めて、強引に相手を押し込んでいこうとしないことです。

この一連の操作は、接点を脱力したうえで、むしろ自分の身体の向きを細かく変えていくことで行ってみましょう。
そうすることで、相手の身体は崩れていきます。
小手先の接点にこだわらず、身体全体を使って相手に力を伝えるんですね。
これが古武術の核心的な考え方である、脱力の意識です。

手首、肘、肩の固定が出来たら、その詰めを崩さずに、相手の腰に向けてお辞儀してみてください。
しっかりと力が伝われば、相手はたまらず腰を折ってくれます。

東京稽古会では、大東流の核心技法を日常の稽古の中で無理なく習得していきます。
参加してみたいという方は、ブログ内に設置のメールフォームにてお問い合わせください。
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