FC2ブログ

東京稽古会への入会について

通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 11月23日(水・祝)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。

東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

其の三百八十三 腰で捌く 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回も大東流合気柔術の身体操法の根幹に与る「自然体」について述べていく。



腰で捌くサムネ3



なお動画の中で実技している動きについては、実際の剣での攻撃に対する回避法を展示しているわけではない。
あくまで体捌きの練習法の一環として行っている「約束稽古」であるのでご承知いただきたい。







さてこの動きについて特筆したいのは、上半身と下半身への意識の向け方の違いだ。
前回も解説した通り、下半身は股関節、膝、踝を緩めて沈み、上半身は天井から吊り上げられるようなつもりで立つ。



腰で捌く2



すると一つの身体の中で、二つの力が拮抗するところが現れる。
それが身体の中心であり、骨盤周りである。古武術丹田と呼ばれる領域もそこに存在する。



腰で捌く1



この身体の中心は、上半身と下半身のバランスによって生まれるのであるから、自ずと全身は一体となる。
「身体の中心を移動させる」という概念はこの意識によって修練しやすくなる、というのが現在われわれ東京稽古会が採用している思考法だ。



腰で捌く3



腰で動く、中心で動くということは自然体による体捌きの核心でもある。
決して一朝一夕に成ることではないが、さりとて鍛錬を始めなければたどり着かない境地でもある。

倦まず稽古を続けていきたい。





Posted on 2022/05/08 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心  丹田 
tb: 0   cm: 0

其の三百八十二 痴漢から逃げる 大東流合気柔術 東京稽古会  




【動画を公開しているYouTubeでのチャンネル登録者数が4月末に1万人を超え、現在2万人に迫ろうとする勢いです。
東京稽古会では今後も日本古武術の継承発展を目標に研鑽を続けていきますので変わらず御支援をよろしくお願いいたします】


今回は少し毛色の変わった動画の内容について若干解説を加えたい。
女性や、力の比較的弱い人のための護身術、というようなつもりで作った動画だが、案外古武術の面目をよく表している。



痴漢から逃げるサムネ4



後ろから抱きつかれた場合に、これを手の力で引きはがそうとしても決して逃れられない。
腕を固定して、体全体の力を伝えるように相手に密着し、腰を回す。







こうすることで相手の腕はかなり容易に動く。
そこに出来た隙間から、後ろに抜けていくという設計になっている。



痴漢から逃げる1



これは大東流合気柔術 二ヶ条後捕の逆小手という形を応用した動きだが、手先の力を使わず、腕を脱力して体幹部分と一体化する操作を抽出すると、簡易的な護身術となる。



痴漢から逃げるサムネ2



さらには、攻撃を受けている相手の身体にくっつくように密着するというところが古武術的であって面白い。



痴漢から逃げるサムネ3



とはいえ、実際にこのような仕儀に陥ってしまった場合、修練を積んでいない女性などはまず精神的に平常ではいられないことと思う。その意味でも、武術的な素養や訓練をお勧めしたいというのが、今回の動画の本旨でもある。



Posted on 2022/05/07 Sat. 10:53 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術 
tb: 0   cm: 0

稽古日誌 令和4年4月21日、24日本稽古、29日 大東流合気柔術 東京稽古会  




大東流合気柔術 東京稽古会の稽古日誌です。
今回は4月後半の記録です。

まずは4月21日(木)の稽古から。



_20220421_224703.jpg



二ヶ条に手首を取る基本操作を修練しつつ、脱力と手刀で相手の肘を攻める動きへと…。




_20220421_224252.jpg



脱力の考え方で、さらに全身を崩していきます。



_20220421_223737.jpg



この日は通常受けを取っている有段者が欠席でしたが、代わりに手本に立った会員が十分にその役目を果たしました。
最初の演武展示はどういう技が出て出てくるかわからないので非常に難しいものですが、日ごろの修練の成果が現れたと思います。



IMG_20220422_233837_640.jpg



稽古後に、お世話になっている扶桑教太祠さんから日向夏蜜柑の差し入れをいただき、皆でおいしくいただきました。
いつもありがとうございます。



_20220421_230608.jpg



稽古が終わってからのひと時、会員同士の懇親も楽しみの一つです。



_20220421_230821.jpg













続いて4月24日(日)。この日は4月の本稽古でした。



_20220426_222118.jpg



この日のテーマは「中心の力を使う」。



_20220426_221906.jpg



両手取、片手取、袖捕、正面打と、様々な状況に応じて身体の使い方を学びました。



_20220426_221649.jpg



この日は3人の新入会者を迎えました。
今年に入ってから、感染症の状況が落ち着いたこともあってか入会者が増えています。



_20220426_221805.jpg



日本古武術の継承発展を目指す我が稽古会としては大変喜ばしいことですが、会場のキャパシティなど物理的な制約も出てくるかもしれません。今後の動向を見て本稽古参加については制限をかけることもありますので、ご了承ください。



_20220424_225433.jpg












最後は4月29日(金)、扶桑教太祠 本殿での稽古。



_20220429_190315.jpg



手首を柔らかく使って手刀詰、片手取を腕の反しで崩す基本動作。



_20220429_190622.jpg



これらはどちらも「接点を意識せずに動く」という身体感覚を養成する修練です。



_20220429_190500.jpg



掴まれたところ、せめぎ合っているところを敢えて意識の埒外に追いやって、相手の本体である体幹部分を攻める。
そのためには小手先の力に頼ることなく、全身を一体化させた運用が必要になります。

日々の稽古でどこまで思考を転換することが出来るか。難易度は高いですが、楽しみながら取り組んでいきます。



_20220429_191144.jpg











Posted on 2022/05/03 Tue. 16:00 [edit]

category: 稽古日誌

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心 
tb: 0   cm: 0

其の三百八十一 摺足 大東流合気柔術 東京稽古会  




今回からは大東流合気柔術の根幹ともいえる考え方を取り上げる。
それは、「自然体のまま動く」という思考要素だ。




摺足サムネ2



東京稽古会では、毎日の稽古の冒頭に必ず10分程度をかけて基本稽古を行う。
その基本稽古では、最初に自然体を作り、その自然体を維持したまま十数種類の身体操法に取り組む。







自然体の作り方を端的に言うと、重力を最も自然に受ける姿勢となり、身体の力みをとることである。
下半身を脱力することで、重みが自分の真下にかかる状態に入る。



摺足2



同時に上半身を真上から吊り上げられているような意識で骨盤の上に乗せ、上半身と下半身が丹田を中心に均衡するように立つ。

これで自分の中心軸が地球にかかる重力と一致する感覚を知り、様々な姿勢に身体が変化しても、その感覚を保ったままで動くのだ。



摺足3



「自然体を維持したまま」と言葉にすれば簡単なことのように聞こえるが、単独での身体操法であっても、厳密にそれを行うのは大変難しい。まして相手をつけたうえでの相対稽古においてはなおさらだ。

大東流に限らず、相手とのやり取りの中で自然体を維持することが本当にできたならば、その術者は達人と呼ばれる領域に達しているだろう。



摺足1



我々東京稽古会では日々の稽古の中でその訓練に勤しんでいる。
自然体の維持は、古武術修行の大きな目標であると同時に、日常生活の中でいかに生きていくかという問題にも深くかかわっていくテーマなのだが、そのことについてはまた稿を改めて述べてみたい。




Posted on 2022/05/01 Sun. 18:00 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  丹田 
tb: 0   cm: 0

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top