扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の百五、四方投げ 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術の数ある型の中でも、割と有名な技「四方投げ」です。
どうして有名なのか、ちょっと考えてみたのですが、やっぱり合気道の技になっているからでしょうか・・・。
合気道のほうも元々は大東流の四方投げから派生していったものだと思うんですが。まあ、あちらの方が大分メジャーですからね。

この「四方投げ」は、剣を使う動きが分かりやすく含まれていて、それも大東流の代表的な技たらしめている所以でしょう。
今回も、先生が剣を使った「四方投げ」の考え方を動画の中で解説してくれています。
早速動画を見てみましょう。
両手捕りで押してくる相手を、「手を開いて」止めます。(「其の百二、手を開く」)。
自分の手を手刀に見立て、相手に切っ先を向けるようにして前に出ます。この時、斜めに剣を突き出すようにします(「其の百三、連動する(一)」)。
前に進めた足に、残った足を「寄せ足」して、さらに一歩進みます。身体の中心に手刀を構えつつ出ることで、相手の体は大きく崩れているはずです。(「其の百四、連動する(二)」)。

あざとく過去記事のリンクを貼りつけているのでもうお分かりと思いますが、四方投げの殆どの部分は、ここ何回か解説した身体操作法をマスターすれば出来るようになります。
一言でいってしまえば、身体の動きと相手と接触している手の動きを連動させることです。これがすべてと言っても過言ではありません。
と、ここで終わるわけにはいきませんので、型の解説を続けますが。

相手との接点となっている手刀を前に構えつつ、相手の裏に足をすすめました。
手刀を摺り上げるように振りかぶりながら、180度身体を転換します。
あわてる必要はありません。自分の元いた方向に、しっかり振り返るイメージです。
この時も、剣を構えた(と仮定した)手刀は、自分の正面、中心にあります。全身が連動しているわけですから当然ですよね。

でも、それがなかなか上手くいかない・・・分かります。
どうしても、相手に握られているところに「こだわって」しまって力が入るんですよ。
そうすると、連動が崩れて腕が残ってしまいがちになります。
ここを克服するにはやはり稽古しかありません。
剣を振りかぶって身体を転換すると相手は腰を折られるような形になってつま先立ちしている状態です。
こうなったら、構えた剣を振り下ろすように手刀を斬り下げるだけです。

この一連の流れを剣の動きだけで抽出してみると、
中段に構えた剣で、相手の胴を斬る。
相手とすれ違いざまに、振り返って後ろにいる敵に向かい、剣を斬り下ろす。
これだけです。
どうですか?「四方投げ」って、言ってみれば、これだけをやる技なんです。

面白いでしょ。次の稽古で試してみてください。
どうして有名なのか、ちょっと考えてみたのですが、やっぱり合気道の技になっているからでしょうか・・・。
合気道のほうも元々は大東流の四方投げから派生していったものだと思うんですが。まあ、あちらの方が大分メジャーですからね。

この「四方投げ」は、剣を使う動きが分かりやすく含まれていて、それも大東流の代表的な技たらしめている所以でしょう。
今回も、先生が剣を使った「四方投げ」の考え方を動画の中で解説してくれています。
早速動画を見てみましょう。
両手捕りで押してくる相手を、「手を開いて」止めます。(「其の百二、手を開く」)。
自分の手を手刀に見立て、相手に切っ先を向けるようにして前に出ます。この時、斜めに剣を突き出すようにします(「其の百三、連動する(一)」)。
前に進めた足に、残った足を「寄せ足」して、さらに一歩進みます。身体の中心に手刀を構えつつ出ることで、相手の体は大きく崩れているはずです。(「其の百四、連動する(二)」)。

あざとく過去記事のリンクを貼りつけているのでもうお分かりと思いますが、四方投げの殆どの部分は、ここ何回か解説した身体操作法をマスターすれば出来るようになります。
一言でいってしまえば、身体の動きと相手と接触している手の動きを連動させることです。これがすべてと言っても過言ではありません。
と、ここで終わるわけにはいきませんので、型の解説を続けますが。

相手との接点となっている手刀を前に構えつつ、相手の裏に足をすすめました。
手刀を摺り上げるように振りかぶりながら、180度身体を転換します。
あわてる必要はありません。自分の元いた方向に、しっかり振り返るイメージです。
この時も、剣を構えた(と仮定した)手刀は、自分の正面、中心にあります。全身が連動しているわけですから当然ですよね。

でも、それがなかなか上手くいかない・・・分かります。
どうしても、相手に握られているところに「こだわって」しまって力が入るんですよ。
そうすると、連動が崩れて腕が残ってしまいがちになります。
ここを克服するにはやはり稽古しかありません。
剣を振りかぶって身体を転換すると相手は腰を折られるような形になってつま先立ちしている状態です。
こうなったら、構えた剣を振り下ろすように手刀を斬り下げるだけです。

この一連の流れを剣の動きだけで抽出してみると、
中段に構えた剣で、相手の胴を斬る。
相手とすれ違いざまに、振り返って後ろにいる敵に向かい、剣を斬り下ろす。
これだけです。
どうですか?「四方投げ」って、言ってみれば、これだけをやる技なんです。

面白いでしょ。次の稽古で試してみてください。
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