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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 3月21日(火・祝)14時から17時まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の百十四、はさむ 大東流合気柔術 東京稽古会  

相手に掴まれているところを利用して、逆に制してしまう操作法です。

一見、大きく動かしている腕で相手に力を伝えているように思いますが、そうではなくて身体全体の力を相手の手首の一点に集中させています。


はさむ1


その分、かなり痛いんですが。

動画を見ましょう。





相手が肩のあたりを掴んできます。
身体を開くように外に踏み出しながら(この時フェイント的に当身を入れても良い)、掴まれた腕の上に自分の手を巻き付けるようにかざします。

同時に空いた方の手で、掴んできている相手の手の甲を包むようにします

かざした手を伸ばすようにして下ろします。
相手の腰が崩れたら、そのまま体勢を低くしましょう。


はさむ2


相手の腕を斬り落とすようにしているところで、肘を逆関節にとって極めているように見えるかもしれませんが、そうではありません。

一番効いているのは、肩をつかみに来た手首です。
ここを、肩と手ではさんで操作しているんですね。


はさむ3


肩と手ではさむ、と書いてますが、実際には相手の手首に伝わっているのは全身の力です。それが手首の関節に集中しますから、相手はとても抵抗できません。

この時に、焦って肘を押し下げようとすると、手首への力の集中が切れて、途端に相手は楽になります。


受け手からすれば、伸びてきた腕からの攻撃を警戒した途端に、掴んでいたはずの自分の手首が極められてしまうわけですから、心理的にも虚を突かれてダメージが大きいんです。


はさむ4


もう一つ大事なのが、その場で立ったままやらないこと。
しっかりと身体を開いて、相手の崩れるスペースを作ることが必要です。
さらに足を捌いて位置を変えながら、全身の力をうまく相手に伝えましょう。

「技は足でかける」。これ、大事です。
テンパると、すぐ忘れてしまうんですけどね。


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Posted on 2016/07/26 Tue. 09:42 [edit]

category: 肩捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  手刀 
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