扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の百十五、腰車 大東流合気柔術 東京稽古会 
初伝一ヶ条の型、腰車です。
掴んできた相手を身体を開いて崩し、腰に乗せるようにして投げ、倒します。
新しい身体の操作法がいくつか出てきているので、初めての人には戸惑いがあったかも知れませんね。

これ、恒例の「詳解」シリーズに入れようかと思ったんですが、稽古の様子を見ていると少し難易度が高そうに見えました。
なのでまた、機会を改めて「詳解」しますね。
動画を見てみましょう。
受け側の攻撃は「衣紋締(えもんじめ)」。
相手の奥襟と前襟をそれぞれ掴んで、押し込むようにして頸動脈を締めます。
分かりづらいですか?
もう少し詳しく説明しましょう。
奥襟をつかんだ方(上の手)の足を前に出して体重をかけ、肘を張ります。小手が相手の首に密着します。
同時に前襟をつかんだ方(下の手)を、上の手とクロスするように引きます。すると、前襟も引っ張られて、相手の首が小手と襟の両方で締まるんです。

捕り手側も、ボーっとしていては死んでしまいますので、自分の顎を相手の小手に当てて、頸動脈を守ります。
顎を当てたまま、それとは反対の方へ身体を捌いて、締めてくる力を逃がします。
次に身体を開きます。
この時に使うのが「千鳥足(ちどりあし)」という操作法です。

右足を一足分前に進めて、かかとを支点にして外側につま先を向けます。
向けると同時に、つま先と同じ方向に身体の中心を向けます。
腰が大きく回転するのが分かりますか?
「千鳥足」という言葉に惑わされて、足先を動かす操作法だと思ってはいけません。
でも、ほとんどの人はそう勘違いするんですね。
無理もないと思います。
だってこんな動き、普通に生活してたら絶対出てこんもん!

さて、千鳥足で身体を開く操作を行ったら、相手は体勢を大きく崩しているはずです。
この時に、襟をつかんできている相手の両肘を、腰の動きに合わせて上下に分けるように導いてやります。
ここも、腕力で力任せに押し広げようとしないでください。
軽く手刀をあてて、「導く」ように動かせば十分です。その方が相手の崩れは大きくなります。

そのまま一歩前に出ると、自然と相手の腰が自分の腰のあたりにあるはずです。
180度体を転換しつつ、手刀を斬り下ろすようにすると、相手は腰の上を転がるようにして、倒れていきます。
この時の様子が、腰を車輪が通るように転がるので「腰車」と言いま・・・いや、知らんけど。
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