扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の百三十六、合気上げと受身の鍛錬 大東流合気柔術 
東京稽古会ではこれまでに、繰り返し合気上げの鍛錬を行っています。
また、それと並行して毎回基礎鍛錬として、受身の稽古も必ず行います。
今回解説するのは、合気上げと受身の鍛錬を同時にやってしまおうという、便利な稽古法です。

まずは、動画を見てみましょう。
はじめは双方座った状態からです。膝に置いた手を相手に押さえてもらいます。
いつもやっている通り、腕の力で上げるのではなく、相手の重心の下にはいるように腕を伸ばします。
さらに、相手を手刀で掬い上げるような感覚で、肘の上に乗せていきます。
姿勢をまっすぐ伸ばすことが肝心ですよ。
上手くいくと、相手の腰が浮いてきますので、倒したい方向に身体を向け、腕を伸ばしてください。そうすると、相手は体勢を崩して倒れていきます。
最初のころは、腕の力だけで振り回そうとしがちですが、それでは力を使う割に相手に伝わっていきません。
全身で、且つ、自分の身体の中心で操作するようにしましょう。

受ける側は、横受身です。相手からの力に逆らわず、身体を丸くして転がりましょう。
直線的に床に身体を打ち付けないように、柔らかく着地する鍛錬です。
この受身は比較的簡単ですね。
合気上げの方は、文字で書くのは簡単ですが、なかなかこの通りに出来るものではありません。
ただ、出来ないからと言って投げやりにならないこと。稽古を続けていけば、少しづつ理解できるようになります。

とは言え、やはり座った状態からの合気上げは初心者には難しいものです。
次に、受け側が立った状態で行う「半座半立」で同じ動きを行ってみましょう。
こうすると、かなり楽に相手の重心の下に入ることが出来るのではないでしょうか?
特に、相手が体勢を崩している状態で手首をつかみに来ていることで、自分のお腹(丹田)に相手を乗せる感覚を体感し易いと思います。
受ける側は、今度は少し難しいですね。
前回り受身です。回転したい方向に足を差し出すと転がり易いですよ。
いたずらに恐怖心を持たずに、「丸~く丸~く」と頭の中で声を出しながらやってみましょう。
座れば合気上げが難しく、受ける側は簡単。立てば合気上げは簡単ですが、受身の難易度が上がります。

こうした鍛錬を繰り返していくことで、大東流の基本がだんだんと身についてきます。
出来るようになった人も、基礎鍛錬と見くびらずに、真摯に取り組んでもらいたいと思います。
次の稽古でも、やってみましょう!
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