扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の百五十三、両手捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回は大東流合気柔術初伝の一ヶ条にある、小手返(立合)の解説を試みます。
形としては、相手(受け手)が両手捕で攻撃してくるところから入ります。
小手返はこれまで何度かこのブログで取り上げてきたように、受け側の攻撃が正面打ちであったり、片手捕であったり、交叉捕であったり、どんなパターンからでも移行できます。

捕り手(技をかける側)も、本来の考え方としては、相手の攻撃に応じて、またその時の状況に応じて、一番崩しやすい手法を選択し、制するわけです。
形稽古といえども、そうした心構えを持ちながら行うようにしたいものです。
前置きが長くなってしまいました。動画を見てみましょう。
両手を捕ってきた相手の肘を伸ばし肩を詰めるようにします。その状態で相手をやや持ち上げるようにすると、相手の踵が浮きつま先立ちになります。
そのまま、両手を合わせるように重ね、相手の拇指丘に小指をかけるように捕ります。
この捕り方が「小手返」です。
小手返に捕ったら、反対側の手刀で、相手の親指を斬りこむようにします。
相手の体勢が崩れたら、さらに手の甲の指の付け根辺りに手刀をあてがうようにして斬りこみ、倒して制します。

段取りをざっというと以上のようになりますが、この通りやれば出来るというわけではないですよね。
まず、相手の踵を浮かすというところで行き詰ってしまうと思います。
これは、前回「其の百五十二、くっつける」でやった身体操作が必要になります。
力の方向をしっかりと相手に向け、手首が「切れて」しまわないように攻め続けましょう。

自分の中心に相手の力を乗せることも大事です。
手先ではなく、身体全体で相手に対処することを忘れないでください。
身体全体で動かすという操作は、その後の小手返に捕り、斬りこむときも同様です。
動画を見ればわかると思いますが、腕の動きと、腰の動き、足の捌きは常に連動しています。

難しいと思いますが、形は一連の流れでとらえることも大事です。
ここに上げたポイントをひとつひとつ修練しながら、技をトータルで考えることを意識して稽古していきましょう。
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