扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の百五十五、両手捕四方投(表) 大東流合気柔術 東京稽古会 
これも、大東流合気柔術初伝の一ヶ条にある形「両手捕四方投(表)」です。
一ヶ条とはいえ、この技も非常に奥が深く、初めのうちは動きの流れを覚えるのが精いっぱいなところだと思います。
その動きをベースに、大東流ならではの身体の使い方を磨きこんで、少しづつバージョンアップしていく、そんなイメージでしょうか?

私は数年前、大阪の住吉神社で川辺武史師範の四方投げを受けた時の衝撃が今も忘れられません。
師範の手をとった瞬間、あっという間にひっくり返されてましたから。
物凄く柔らかいんですが、有無を言わせない力がどっと押し寄せた、あの感じ。
ハンパなかったです。
前置きはこのぐらいにして、動画を見てみましょう。
相手が両手を掴んできます。
捕り手(技をかける側)はその攻撃を柔らかく身体の中心で受け止めます。
これは前回(「其の百五十四、腰で動く」)も書きましたので、そちらも参考にしてくださいね。
正直に言うと、この部分が最も重要なポイントなんです。それだけに難しいんですが。

さて、相手の攻撃力を受け止めると同時に、自分の体勢を有利に運ばなければなりません。
そうです。攻撃線を外すように捌きを入れるんでしたよね。
その場にとどまって相手の攻撃をまともに受けると、力がぶつかります。
そうすると、どうしてもお互い力任せになってしまいます。
このとき、足を捌いて重心を移動しつつ、自分の手を中心に伸ばすようにします。
ちょうど刀を構えるようなイメージですね。

すると自然に相手の手が交差します。
動画でも先生が言っているように、相手の手を掴みに行こうとするのではなく、自ずと相手の手首が入ってくる意識で操作してください。
掴みに行こうとすると、どうしても肩から先の力で動かしてしまいがちです。
本当に何度も言いますが、全身の連動で崩すことを忘れないでください。
相手の側面に前進して手刀を振りかぶるようにします。
この時、相手の肩が詰まり、腰が崩れているようであれば、あなたはもう上級者です。
なかなかそうはいきませんが。

体を転換して、手刀を斬り落とします。
腰の動きと、上半身の動きを連動させてくださいね。
相手の腕の下をくぐろうとしてはダメですよ、姿勢を崩してしまいますから。
ただ、粛々と全身を一体化して動きます。
いや~、文字でこう書いてはいますが、なかなかできないんです、これが。
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