扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の百六十五、抜手捕 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回も居捕です。
両手を捕られた状態から相手を崩し、最後は逆腕捕のかたちで制していきます。
最初に相手が掴んでいる手を外すのですが、これは自分の手首でも訓練出来るのでやってみましょう。
手解き(てほどき)というれっきとした技術です。

まずは右手で左手首を強く握ってみてください。
その状態で一所懸命に左手を外そうと思ってもなかなか外れませんね。
そこで、左手を少し回転させて、小指側(尺骨)を右手の親指と人差し指の隙間に合わせます。
そのまま、左腕を水平に開くようにして伸ばすと…あっけなく外れましたね。
この抜手捕では、小指側ではなく親指側を使いますが、相手の掴み手の切れ目に小指側か親指側を合わせ、肘を伸ばすか曲げるかすると、比較的簡単に切ることが出来ます。
簡単な護身術として覚えておいてくださいね。
前置きが長くなってしまいました。
動画を見ましょう。
両手を捕られたところで、脇を締め、相手に向けて指を立てます。
手刀で相手の喉元を突くようなイメージを持つとよいでしょう。
やや身体をずらすようにして、片手を突き出します。
先ほどの要領で抜手を行い、手が外れると同時に、首筋に手刀で当身を打ちます。
この時、手だけで打っては効果がありません。
しっかりと膝を立てて踏み込んでください。
さらに同時に、相手が掴んでいる手を上方に伸ばし、親指で相手の肩を突くように攻めます。

ここまでの動作を一挙に行うことで相手を崩します。
ただ、慌ててはいけませんよ。
重要なことは、踏み込む方向、当身を打つ方向、さらに掴まれている腕を制する方向が一致することです。
両手と踏み込んだ膝、つま先の方向が一直線上に乗っていることを意識してください。

ここまで来たら、逆腕捕にとって制していきます。
攻め手をゆるめずに、しっかりと全身で押さえましょう。
前回(「其の百六十四、居捕逆腕捕」)同様、重心の掛け方で技の成否が決まります。
少しづつでもいいですから、継続して稽古を積みたいですね。
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