FC2ブログ

扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 3月21日(火・祝)14時から17時まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
【関連商品】扶桑会DVD「柔(やわら)の力の完成」←Amazonへリンク

其の百七十二、崩す(両手捕) 大東流合気柔術東京稽古会  

攻撃を受けながらも相手を崩して制する身体操法の第2弾です。
前回は片手捕でした。今度は両手首を捕られます。


崩す(両手捕)1


両手を押さえられているわけですから、より不利になると考えるのが自然ですが、
大東流では必ずしもそうではありません。
相手との接点を利用して力を伝えていくという思考法をもつこの古武術では、接点が多くなるほど有利に転じさせることが可能なんですね。

まず、動画を見てみましょう。





受け手側が両手捕で攻撃してきます。

捕り手(技をかける方)は真正面からぶつからずに、相手の攻撃線をずらしながら両手の接点を上下に操作していきます。
動画にあるように、相手の力と当たらず、且つ自分の力が逃げないところを探りましょう。これは稽古を積むことが一番の近道ですが、少しだけコツをお教えしますね。


崩す(両手捕)2


それは、腕に力を入れて操作しないことです。
これも実際に試してみればわかりますが、上下に動かす腕を肩から先の力で動かした途端、相手は抵抗してきます。
相手からしてみれば、動きを封じようとして掴んできているわけですから当然の反応ですよね。
そのために、肩から先の腕部分は脱力させながら動かさなければなりません。

「脱力」とは力がなくなってフニャフニャになることではありません。指先までしっかりと張りを作りながら、腕の中に力の芯を通すような感覚が必要です。
これは以前「其の百六十七、真下に沈む」で解説した思考法に通じます。そちらも参照してください。

その腕の状態を作れたら、今度は全身の動きと連動させながら上下に分けていきます。腕だけ、足だけを動かさないでくださいね。上半身と下半身が一体となれば、あっさりと技がかかりますよ。


崩す(両手捕)3


それでも出来ないという方のために、さらに秘訣があります。手刀を動かす軌道を相手の体のむにゃむにゃもにゃ・・・
これ以上言うと怒られそうなので(誰に?)続きは道場でお伝えしますね。
東京稽古会で、お会いしましょう。

関連記事
スポンサーサイト



Posted on 2018/02/16 Fri. 18:51 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  連動  攻撃線  手刀 
tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kobujutsu.jp/tb.php/176-006fc890
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

入会はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top