扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の百八十四、抜ける 大東流合気柔術 東京稽古会 
前回の「其の百八十三、腰に乗せる」と同じく後捕(うしろどり)の身体操作です。
今度はさらに密着度の高い攻撃を受けた時の対処法になりますね。

「腰に乗せる」の動画や解説を見て気付いた方もいると思いますが、初動で相手との接点をつなげた後に、ある部分を攻め続けることによって、相手の自由を奪っているんです。
今回の操作も、同じところを攻めます。
動画を見てみましょう。
後から腕を回されて、グッと絞められます。これだけなら何ということはありませんが、他の人間から攻撃を受けたり、また何よりも身動きが取れないのは気持ちが悪いですからね。
さっさと抜けてしまうに越したことはありません。
さて、絞められてはいますが、相手の手は自分の顔の下で交差しています。
まずはここを何とかします。
「いただきます」をするように手刀を中心に摺り上げて、親指の外側で相手の手を持ち上げます。

小指(小指丘)を攻めることで、相手の掌を外側に向けることが出来ます。
これは相手の肘関節が曲がりにくい方向に刺激していることになり、それによって相手の肘から肩がひらきます。
すると、密着していた相手の腕と自分の間に隙間が出来ます。
そこを抜けるんですね。

抜けるときには、腰を引いてはいけません。軸足を中心に内側に回転しつつ、やや沈むような形で隙間の下側に身体を持っていきましょう。
この時、相手の小指丘を攻めている手刀は離さずにいてください。
身体が相手から抜けた後も、その接点を利用することで、相手を制していきます。

動画では、小指丘を攻めつつ肘関節を伸ばして、肩の近くを斬り落としています。
小指の攻めはこれまでにも何度か出てきていますが、非常に効果的です。
繰り返し稽古して身につけていきましょう。
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