扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
其の二百九、両肩捻 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回も後ろからの攻撃に対処する動きです。
大東流合気柔術には、初伝だけで118カ条の形が存在します。
最初は一カ条の30本の手順を覚えるだけでも大変です。
この両肩捻なども一見複雑な動きを見せますので、なおさら覚えにくく思えるかもしれません。

ただ、形は「相手を崩す」ための動きのつながりであることを念頭に置いて整理していくことで、シンプルに技をとらえていくことができるようになるはずです。
さて、動画を見てみましょう。
受け手側が後ろから肩を掴み、押さえつけるようにします。
わざわざ「受け手側が」と書いたのは、この攻撃がちょっと肩に触れているだけだったり、道着を掴まずに手をのせているだけだったりすると、この形は成立しにくいからです。
もちろん武田惣角先生級の達人ならば、どう取られてもバンバン投げるんでしょうが、初心者同士の稽古の場合は、そんなことは起こりえません。
しっかりと道着を握って押さえられることで、捕り手は力を伝えやすくなります。

肩を取られたら、相手の出足の方に身体を回転させます。
この時、軸となる足を千鳥に切って腰を回してください。
相手が掴んでいる肩の接点を通じて、力を伝え、崩していくわけですが、やってしまいがちなのが、相手の手を肩で引っ張ること。
すると、逆に自分の上半身が前傾して崩れてしまい、相手に引き倒されてしまいます。
いつも言うように、全身を連動させて動きましょう。腰の動きに全身を追随させる意識ですね。

回転して相手のほうを向いたら、相手の顎を下から斬り上げるようにして腕を伸ばします。
それと同時に相手の裏側に踏み込むように足を出しましょう。
ここでも、連動が大事になってきます。
上半身と、下半身で相手を挟み込むようにして崩していきます。
この崩しは、立ち合い技の「切返」と同じ原理ですね。

上半身が腰の上にしっかりと乗っていることが成功の秘訣ですよ。
- 関連記事
-
-
其の二百六十二、巻き込む 大東流合気柔術 東京稽古会 2019/11/17
-
其の二百十六、抱締捕 大東流合気柔術 東京稽古会 2018/12/20
-
其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会 2018/11/08
-
其の二百九、両肩捻 大東流合気柔術 東京稽古会 2018/11/01
-
其の二百八、立襟捕 大東流合気柔術 東京稽古会 2018/10/25
-
其の百八十四、抜ける 大東流合気柔術 東京稽古会 2018/05/10
-
其の百八十三、腰に乗せる 大東流合気柔術 東京稽古会 2018/05/03
-
スポンサーサイト
« 其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会
其の二百八、立襟捕 大東流合気柔術 東京稽古会 »
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL
→http://kobujutsu.jp/tb.php/214-4f877524
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |