扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
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其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術の初伝一カ条、後捕の三回目です。
形の稽古は、相手の攻撃方法を定め、それに対応する身体操作で崩していく道筋を反復訓練するものです。

受け手はその前提で、正しく、またしっかりとした攻めの意識をもって形を始めることが大切ですよ。
動画を見てください。
受け手側が後ろから、肘のやや上を掴んで、持ち上げるようにします。
相手のかかとを上げ、つま先立ちにすることが目的です。
そうすることで、捕り手側は力を出せなくなります。連行術の一つですね。
そのままではマズいので、捕り手側は全身を沈めるようにして重心を下げます。
この時に、肩から先は柔らかく脱力させることが重要です。
指を張り、しっかりと手刀を作ってください。
この操作がうまくできれば、相手はバランスを崩し、背中の方に引き付けられるはずです。

次に、相手を腰の上に乗せるように腕(かいな)を反し、肘を立てていきます。
この操作も、肩から先の力だけで行ってしまうと相手との接点が切れてしまいます。
重心を低く置き、体全体で相手の下から攻める意識を持ってください。
また、持ち上げようとするあまり、姿勢を崩してしまう人が多いのですが、背中はまっすぐに伸ばすように。
そうすることで、相手に力が効率的に伝わります。
肘に乗せると同時に、相手の方を振り向くようにします。上半身だけでなく、しっかりと腰を切ることで、相手は大きく崩れるはずです。

さらに、外側の足に重心をかけ、内側の足を相手の裏側に踏み込みます。
この時、足だけではなく、上半身も一体にして攻めてくださいね。
前回の「両肩捻」でも出てきた全身の連動がポイントです。
上半身と下半身で挟むようにして崩したら、もう相手はどうにも身動きが取れません。後ろに投げ倒して、残心。

難易度の高い操作がいくつか出てきますが、これは稽古を積み重ねる中で、必ず克服できます。
習得できるように、一緒に研究していきましょう!
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