扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
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其の二百十四、伸ばして張る 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術の初伝一カ条に帯落(おびおとし)という技があります。
相手が奥襟をつかんで首を絞めに来たところを、掴まれた接点を利用して身体を「伸ばして」しまい、仰向けに倒します。

前回まで2回にわたり、「伸ばす」ことで相手の自由を奪うという操作を取り上げました。
その操作法を生かして、形に応用させていきます。
早速、動画を見ましょう。
冒頭に書いた通り、相手が奥襟をつかんで頸動脈を絞めに来ます。
注意してほしいのは、受け側の攻撃は相手を押し込むように肘が伸びた状態になっていることです。
これが受け側が肘を曲げ、引き込むように攻撃してきた場合は、対処法が変わり「腰車」で肘を攻めていくことになります。
複雑になるので深くは立ち入りませんが、ここは、受け側は肘を伸ばして押し込むようにするということを覚えてください。
相手の攻撃に対して、真正面から受けずに体を捌きます。
千鳥足を使って腰を切り、半身になってください。この時に当身を入れることで相手の腰を引けさせます。

半身になったら、相手に近いほうの腕を、顎につけていくように伸ばします。
最初のうちは、相手の腰から顎までの線をなぞるように、相手の体に沿って伸ばすようにしてみましょう。
この時、腕を伸ばすと同時に、身を沈めるように低くなります。
ちょうど、天秤が振れるように、同じバランスで操作してください。
ここが、相手を「伸ばす」ための重要ポイントです。

相手の顎に当てた手を、力づくで押し込んでしまいがちですが、そうするとうまくいきません。
大事なことは、相手が掴んでいる自分の奥襟と、手が当たっている顎の間の線を伸ばし、「張り」を作ることです。
うまく張りを作れたら、先ほど沈んだ分、体勢を元に戻します。この時自分の腕の角度は変えないことに留意してくださいね。

身体の中心線を伸ばされた相手は、つま先立ちになります。
さらに帯を掴んで、顎との接点の間を均等な力で張ります。この操作は前回(其の二百十三、外から入る)解説したことと同じですよ。
伸ばして張りを作ることで、相手を制する。
東京稽古会で、大東流合気柔術の独特な身体操作を体験してみませんか?
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