扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 3月21日(火・祝)14時から17時まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 3月21日(火・祝)14時から17時まで開催します。
場所は 高津スポーツセンター 第二武道場です。
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其の二百十六、抱締捕 大東流合気柔術 東京稽古会 
大東流合気柔術の初伝一カ条にある後捕の形「抱締捕」です。
「だきしめ」ではなくて「だきじめ」ですので。どうでもいいですが。

後捕は相手が見えない状況で、どうやって効率的に自分を有利にし、相手を崩すかというところがミソです。
動きを分解して考えていくと、とてもよく考えられていて感心しますよ。
動画を見てください。
後から、体ごと抱えられるように腕を回して締め付けられます。
身動きが取れないので、まずは相手の手を切ります。
力任せにせず、相手が自分に近づいていることを利用して、当身をいれます。
後ろ頭で頭突き、かかとで足先を踏みつけ、手の甲を拳骨で打ち下ろします。
合計三発の当身のうちどれかが当たればラッキーです。
相手がひるんだすきに手の甲の「合谷」と呼ばれるツボを親指で掴んで、体ごと沈みます。これで相手は手を放します。
手で引っ張るのではなく、腰を落として体全体で切り離しましょう。

身体ごと沈むことで、相手の重心は前にかかり、こちらの背中にくっつくようになっていますね。これが狙いです。
さらに相手の出足とは逆の方の足を前に踏み出します。しっかりと踏み込んで重心を移動させると、相手の体勢はさらに崩れます。
こちらは相手の両手を掴んでいますが、その手も相手の崩れに応じて開きます。
すると相手は、あたかもその掴まれている接点にすがりつくように、そこでバランスを取ろうとします。

踏み込んだ側の手だけを離し、相手の崩れを保持したまま、体を転換します。
接点の位置は引っ張るのでも、押し込むのでもなく、動かさないようにしましょう。
相手が体勢を戻さないように向き直ったら、逆腕捕の要領で斬り落として、固めます。
体を転換するときは、相手にとっての三角点(バランスを崩しやすい位置)を意識しましょう。相手からすれば、頼っていた杖が急に取り払われたようになって、たまらず倒れてしまうんですね。

相手が自分の自由を奪おうと密着してきた。それを逆に利用して、どうにもならない状況に陥らせる…うまく考えたもんだと、思いませんか?
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