大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 3月20日(土・祝)11時00分から14時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の二百三十六、ずらして止める 大東流合気柔術 東京稽古会 
前回、相手が両手を掴んできたときに、それを止める方法を解説しました。
ただ、そのままでは状況は打開できません。
相手は押してくる。自分はそれを止めている…とはいえ、やっぱり力比べの様相ですよね。
では次に何をすればいいのか。
今回はそれを考えてみましょう。
動画を見てください。
両手を掴んできた相手を止めていますが、この状態というのは、とても力を必要とします。
つまり、相手の攻撃を正面からまともに受けてしまっているんですね。
そのままでは、相手側が有利な状態です。
形の稽古の時にいつも言うとおり、相手の攻撃線を外すように捌く必要があります。
ただ、この時に考慮しなければならないことがいくつかあります。

一つは、掴まれている手首(腕)で相手を操作しないことです。
もちろん、手首は相手とつながっている大事な接点ですから、ここを通じて力を伝えるんですが、それが腕力だけになってしまうと、相手は動いてくれません。
手刀を構えた状態で、全身の連動で動くことが必要になってきます。
次に、ここが最初はわかりにくいところだと思うのですが、相手の攻撃線に沿うように動くこと。
そうすることで、初めて相手の体勢を崩すことができます。

動画にもある通りよくやってしまうのが、「相手の攻撃線を外す」という言葉を聞いて、真横にステップを踏むように動くことなんですね。
そうではなくて、相手が攻撃してくる力を矢印のようにイメージして、その矢印をなでるように自分の体を動かしてみてください。
体の軸を回すようにして、相手に近づく、というほうが理解しやすいかもしれません。
映像を見ればわかる通り、これは相手に対して半身になって構えるということと同じ意味です。

この操作で、相手の体勢は崩れます。
今回は、練習のために大きな動きでやって見せていますが、実際には微妙な動きで崩しをかけていくんですね。
これも、大東流の核心につながる考え方です。
次回も、これを発展させた動きを取り上げますよ。
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