大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール
次の本稽古は 1月24日(日)14時00分から17時00分まで
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
東京稽古会への参加を希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
開催場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)に開催しています。通常稽古は会員限定です。
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其の二百五十四、膝で乗せる 大東流合気柔術 東京稽古会 
なんばの動き、膝と接点の方向をそろえる考え方を継続して取り上げています。
これまでは双方が立っている場合でしたが、大東流ではお互いが座った状態で行う技もあります。居捕(いどり)ですね。

居捕は動きが制限される分、大東流合気柔術の思考法がより明確になります。
動画を見てみましょう。
相手の正面打ちを受けます。この時自分の手刀で相手を弾き返さないようにしてください。意識としては、相手をすくい上げるように手刀を使います。
次に膝行して、外に開くようにします。この操作で相手の体勢がやや前のめりになるよう、崩していきます。

相手の身体が崩れたら、掌の小指球側に手刀を滑らせます。
この時に、ぐっと握り込んでしまうと相手に力が伝わらなくなります。
平らなもの、例えば文庫本を手に取る時のように、親指とその他の四指で挟むように保持するのがコツです。
さて、今回の肝となるのはここからです。
保持した相手の掌を使って、肘を持ち上げるようにし、腰を浮かせます。
やってみるとわかると思いますが、最初は力任せに掌をねじったり、腕の力で突き上げようとしてしまいます。

ただ、そうすると相手の手首が折れてしまうばかりで、身体の中心部分を動かすことはできません。
そこで重要になってくるのが、接点と膝の方向を合わせる操作です。
掌を挟んで、持ち上げていく動きの最初から、膝の上で行ってみてください。
焦らず、丁寧に身体全体を使って、膝の上に相手の重心を乗せていく感覚を探りましょう。

これがうまくいくと、抵抗を感じることなく、自然に相手の腰が浮き上がってきます。
これも、なんばの動きの効用です。
東京稽古会では、大東流合気柔術の思考法を、身体操作の習得を通じて学んでいます。
興味のある方はブログ上に記載のメールフォームからお問い合わせください。
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