扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
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其の二百六十八、肘を突く 大東流合気柔術 東京稽古会 
ここまで自分の身体を「手刀」として使っていく考え方を見てきました。
今回からは、相手の身体を刀と考えて対応することで力を伝えていきます。

言葉だけ聞いてもちょっとピンとこないかもしれません。
剣の使い方を相手との接点に応用することで大きな力を出すことができるんですね。
動画を見てみましょう。
相手が水月(みぞおち)を突いてきます。中段突きですね。
これに沿うように捌きながら、相手の手首を両手で握ります。
相手の身体側に近い方の手が前になります。
この時に、刀の柄(つか)を握るような意識を持ってください。
そのまま、足を踏み込むようにしながら腕を前に突き込みます。

とはいうものの、この動きを文字に書かれたとおりにやってみてもなかなか相手を倒すまでには至らないと思います。
おそらく、相手の腕は動くが、体幹部分は崩れない…という状態だと思います。
この時に重要なのが、刀を使うように相手との接点を動かしていく意識です。

先ほども少し書きましたが、相手の腕が刀だと仮想します。
すなわち、手首が柄で、腕そのものを刀身と見立てるんですね。
柄である手首を強く握っても力は伝わりません。
むしろ小指を締め込むようにして、親指と人差し指の部分は緩めるような意識です。

木刀などを握ってイメージするとわかりますが、相手の手首を縦に握ってください。
これまで解説してきたように、小指側が刃、親指側が峰でしたね。
斬り込むときに、身体が前傾すると力が伝わりません。
実際に刀を振る時のように、胸を張りましょう。

さらに今回の場合は、肘を切っ先と考え、地面に突き込むのですが、その際に手首だけを動かすのではなく、重心の移動を含む身体全体の動きで斬り込みます。
相手の身体を刀と見立てる、革新的な発想ですが、これも古武術独特の思考法なんですね。

東京稽古会では、大東流合気柔術のこうした考え方を日々の鍛錬で修得していきます。
参加お問い合わせは、ブログ内に設置のメールフォームからどうぞ。
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