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扶桑会について

指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】 
  
入会希望者が参加可能な公開稽古は 6月25日(日)12時30分から14時30分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
  
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其の二百七十三、固めて崩す 大東流合気柔術 東京稽古会  



攻撃してきた接点を取り返し、関節を固めたまま崩していく技法を取り上げます。
大東流合気柔術では小手詰と呼ばれる固めかたですが、この中には前回まで数回にわたって注目してきた手刀の操作法、また、接点における脱力の要素が含まれています。



固めて崩す2



ほかにも多くの考え方が必要になる動きではありますが、今回は上記の2点を中心に修練してみましょう。

動画を見てください。







相手が片手をつかんで攻撃をしてきます。
この手を接点としてつながりを作るために、まずは手刀を活かし、攻撃線をはずすようにやや外側に身体を向けます。

同時に手刀を縦に使って斬り上げるように相手の肩を詰めます。
力任せにならず、膝の上で操作してください。
手刀の刃、つまり小指部分は相手の方に向けましょう。



固めて崩す3



ここで相手の手首が曲がったら、小指をひっかけるようにして接点を握りなおします。
ここも、刀の柄を握るような意識です。力任せにならないように注意してください。

握った手首を軽く自分の胸につけてください。
手首を曲げ、肘を曲げ、さらに肩を詰めます。ここで注意したいのが、手元に力を込めて、強引に相手を押し込んでいこうとしないことです。



固めて崩す1



この一連の操作は、接点を脱力したうえで、むしろ自分の身体の向きを細かく変えていくことで行ってみましょう。

そうすることで、相手の身体は崩れていきます。
小手先の接点にこだわらず、身体全体を使って相手に力を伝えるんですね。
これが古武術の核心的な考え方である、脱力の意識です。



固めて崩す4



手首、肘、肩の固定が出来たら、その詰めを崩さずに、相手の腰に向けてお辞儀してみてください。
しっかりと力が伝われば、相手はたまらず腰を折ってくれます。



固めて崩す5



東京稽古会では、大東流の核心技法を日常の稽古の中で無理なく習得していきます。
参加してみたいという方は、ブログ内に設置のメールフォームにてお問い合わせください。




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Posted on 2020/02/02 Sun. 12:08 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  古武術  姿勢  中心  攻撃線 
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