扶桑会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 2月12日(日)14時から17時まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
其の二百七十三、固めて崩す 大東流合気柔術 東京稽古会 
攻撃してきた接点を取り返し、関節を固めたまま崩していく技法を取り上げます。
大東流合気柔術では小手詰と呼ばれる固めかたですが、この中には前回まで数回にわたって注目してきた手刀の操作法、また、接点における脱力の要素が含まれています。

ほかにも多くの考え方が必要になる動きではありますが、今回は上記の2点を中心に修練してみましょう。
動画を見てください。
相手が片手をつかんで攻撃をしてきます。
この手を接点としてつながりを作るために、まずは手刀を活かし、攻撃線をはずすようにやや外側に身体を向けます。
同時に手刀を縦に使って斬り上げるように相手の肩を詰めます。
力任せにならず、膝の上で操作してください。
手刀の刃、つまり小指部分は相手の方に向けましょう。

ここで相手の手首が曲がったら、小指をひっかけるようにして接点を握りなおします。
ここも、刀の柄を握るような意識です。力任せにならないように注意してください。
握った手首を軽く自分の胸につけてください。
手首を曲げ、肘を曲げ、さらに肩を詰めます。ここで注意したいのが、手元に力を込めて、強引に相手を押し込んでいこうとしないことです。

この一連の操作は、接点を脱力したうえで、むしろ自分の身体の向きを細かく変えていくことで行ってみましょう。
そうすることで、相手の身体は崩れていきます。
小手先の接点にこだわらず、身体全体を使って相手に力を伝えるんですね。
これが古武術の核心的な考え方である、脱力の意識です。

手首、肘、肩の固定が出来たら、その詰めを崩さずに、相手の腰に向けてお辞儀してみてください。
しっかりと力が伝われば、相手はたまらず腰を折ってくれます。

東京稽古会では、大東流の核心技法を日常の稽古の中で無理なく習得していきます。
参加してみたいという方は、ブログ内に設置のメールフォームにてお問い合わせください。
- 関連記事
-
-
其の二百八十四 真中を守る 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/04/12
-
其の二百七十六、内から斬る 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/02/23
-
其の二百七十五、剣で突く 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/02/16
-
其の二百七十三、固めて崩す 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/02/02
-
其の二百七十一、縦に外す 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/01/19
-
其の二百七十、握りをはずす 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/01/12
-
其の二百六十九、動いて斬る 大東流合気柔術 東京稽古会 2020/01/05
-
スポンサーサイト
« 其の二百七十四、腰で運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会
稽古日誌 令和二年1月16日、19日、23日自主稽古、26日本稽古 »
コメント
コメントの投稿
トラックバック
トラックバックURL
→http://kobujutsu.jp/tb.php/323-06df4a8d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| h o m e |