東京稽古会への入会について
通常稽古は毎週木曜・日曜(または祝日)の2回行っています。通常稽古は会員限定です。
入会希望者が参加可能な本稽古は 7月31日(日)17時00分から20時00分まで開催します。
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
東京稽古会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
入会希望者が参加可能な本稽古は 7月31日(日)17時00分から20時00分まで開催します。
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其の二百七十四、腰で運ぶ 大東流合気柔術 東京稽古会 
今回は、古武術の考え方を分かりやすく体感できる操作法をやってみましょう。
筋肉を使った力に頼らないで、軽々と人を運んでいく、そんな動きです。

主な構成要素としては、手刀の概念と、なんばです。
動画を見てください。
両手をつかんできた相手の手首の外側に手刀を向け、縦に斬り上げるようにして肩を詰めます。
この時に相手の力に対抗するようにしてぶつかってしまうと、いけません。
その時点で腕力に頼った技になってしまいますね。
身体の向きを相手の攻撃線の外にはずします。
膝の方向と手刀の方向を合わせてください。

刀を構えるように手刀を操作すると、相手の肩が動きます。
さらに身体の向きを相手の中心に合わせると、手刀によって相手の腕~肩にロックがかかります。
つまり、手首で相手を極めている状態です。これを両手に対して行います。

ここまで、手刀の使い方で相手の上半身を詰めました。
次に、この状態の相手を腰に乗せて運んでいきます。
動画で再三言っているように、この時に腕を伸ばして相手を動かそうとすると、せっかく作った肩の詰めが外れます。
そうするともう、あとは腕力で動かしていくほかありません。
そうではなく、肩から先を全く動かさないまま、腰に相手を乗せるようにしてみましょう。
いわゆる「なんば」の動きを使って、腰と肩の位置をそろえるようにして前に出ていってください。

こうすることで、相手の体幹がうまく腰に乗って、無理なく運んでいくことができますよ。
東京稽古会では、こうした古武術の核心的な操作法を、分かりやすく修練しています。
興味のある方は、ブログ内に設置したメールフォームからお問い合わせください。
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