扶桑会について
指導者: 石塚嘉 【達人・名人・秘伝の師範たち】
稽古日時:日曜14時半~16時半 / 木曜19時~21時
稽古場所:神道扶桑教 世田谷太祠 東京都世田谷区松原1丁目7−20 【道場紹介】
入会希望者が参加可能な公開稽古は 10月22日(日)14時30分から16時30分まで開催します。
場所は 明大前 扶桑会館(神道扶桑教太祠 本殿) です。
扶桑会への入会を希望される方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。
【関連商品】
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【Twitter】https://twitter.com/aiki_fusoukai
【Instagram】https://www.instagram.com/aiki_kobujutsu/
【Facebook】https://fb.com/kobujutsu
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其の二百八十八 逆腕捕独習法 大東流合気柔術 東京稽古会 
東京稽古会が行っている、一人でもできる古武術の修練法を紹介しています。

今回は、逆腕捕をマスターするための要素を織り込んだ体操です。前回の一本捕と同じように、短刀を使うことで、その効果が高まります。

ひとりで行う体操ではありますが、相手を想定しながら行うことで、古武術全般に応用の効く身体の動きを練り込んで行きます。
また、相対稽古とは違って抵抗がないので、力を入れずに正しい操作の道筋を反復できることもメリットの一つと考えられます。
では、さっそく動画を見てください。
1、相手が胸倉をつかんできたことを想定して、攻撃線を外しつつ、相手の肘に手刀を当て制します。
2、短刀を持った腕を、前方に伸ばし当身を入れます。この時、腕だけを伸ばすのではなく、全身で前に出る意識で行います。
さらに肘に当てた手刀と、伸ばした短刀は一直線に並ぶように操作してください。これで相手の肩が詰まり、抵抗が出来なくなります。

3、胸をつかんでいる相手の手首を逆腕捕の掴み方で握ります。
小指を小指丘に引っかけ、親指の外側を包むように握ります。
これは、小指丘側を刃とし、親指側を峰と考えたとき、刀の柄を握り込んだ時の手の形と同様です。
つまり、短刀の柄の部分が相手の手であると仮想できるんですね。

4、この状態で、相手の手首を斬り上げます。
重心を移動させ、足を踏み込みながら短刀を操作しましょう。
同時に肘に当てた手刀も連動させてください。一人稽古ですが、相手の腕を操作していることを忘れずに行います。
5、短刀を斬り下げて、鼠径部(腰骨の下)に付けます。
この時も4と同様に両腕を連動させます。
相対稽古ではこの操作で相手の身体が崩れ、倒れます。

6、腰に短刀をつけたまま、身体を開きます。
相対稽古においては相手の肩がさらに地面近くに落ち、バランスが崩れます。
7、相手の脇に膝をつけるつもりで足を動かし、さらに脚幅を開いてスタンスを取ります。
身体を前傾させずに、相手を支えるためです。上半身は骨盤の上にまっすぐ乗せたままにしてください。

8、腰を相手に向けて切ります。
短刀はしっかりと腰骨につけたままです。この操作で全身を使って相手の身体を極めます。
9、肘をつかんでいた(と想定していた)手刀を外して、とどめを打ちます。

10、残心しながら、元の位置に戻り、自然体に。
動画の中でも言っていますが、これはあくまでも一人で行うためにアレンジした体操法です。
大東流の形としては、最終的には流れるように、一筆書きで相手を制するところを理想としますので、この細切れに動きを止めるやりかたは、あくまでも考え方の整理としてとらえてください。

ただ、こうして要点を意識化することで、あらためて技の理合いが見えてくることもあります。
特に短刀を使って、力の道筋を視覚化することは非常に有効な稽古法です。
ひとりで行う稽古の一環として活用することをお勧めします。
また、東京稽古会の自宅稽古では、初めに体幹トレーニングを行います。
以前このブログでも紹介した、
ストレッチ http://kobujutsu.jp/blog-entry-333.html
体軸バランス http://kobujutsu.jp/blog-entry-334.html
体幹トレーニング http://kobujutsu.jp/blog-entry-335.html
この三種を組み合わせることで古武術に必要な身体感覚を養成します。
脱力、軸の感覚、深層筋の活用など、古武術の動きに対してもメリットが大きい鍛錬法ですので、ぜひ取り入れてみてください。
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